298 終わらない僕らの夏休み!
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/* 颯成くんんんんんんんんんんんんんん あああああああああああああああああああああああああああああああ このときの颯成くんの心境もっと もっとください
(-128) 2019/09/09(Mon) 22時半頃
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/* 颯成ありがとね・・・・・・・! この病気への色々とか、健康のおみくじのあれそれとか、これから立ち向かわないとならないものの多い颯成・・・
(-129) 2019/09/09(Mon) 22時半頃
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/* ハッピーになれない狂人ぽじ・・・・・・ッ
(-130) 2019/09/09(Mon) 22時半頃
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[恋をしている顔、なんてロマンチックなもの、まだ本格的には知らないけれど。 ふんわりと心の底から湧き上がるようにやわらかく笑ったレイ姉の笑顔は、きっとそういうやつなんだと思う。 2日が来るか来ないかは、レイ姉にはわからない、って感じだったけど、レイ姉の"未練"が果たされたなら、来るような気がしている。 というより、来てほしいのかもしれない。
だって、心残りすら果たされて、何も未練がなくなったのに、ずっとずっと囚われてばかりだなんて、そんなの悲しすぎるじゃないか、と思うのだ。]
(*59) 2019/09/09(Mon) 22時半頃
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/* これで明日がこなかったら、宍井澪の未練やらなんやらは、明確に夏休みが始まると死体が発見されちゃうので関連になることに、なる、かな。たぶんな。
(-131) 2019/09/09(Mon) 23時頃
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/* 寝ぼけて書いてたログ消し……ぅっうっ
(-132) 2019/09/09(Mon) 23時頃
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/* そっちに切り替えれば、ここは満了させても!だいじょぶ!の予定!
(-133) 2019/09/09(Mon) 23時頃
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俺も、覚悟決めなきゃなんだなぁ。
[願い川には、持ってきた紙を流そうと思った。 入院するのが怖いから明日が来てほしくないなんて子供じみたわがままで、幼馴染の恋が叶って満たされるのを願わないほど、野暮じゃないんだ。]
(*60) 2019/09/09(Mon) 23時頃
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/* 颯成にはさまっちゃったああああ
めっちゃいい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 レイちゃん杯で胴上げしよ
あら〜〜〜 今回ずっとわけあって、わかりにくいを狙ってるとこがあったので、すごい優しい形に落ち着けてくれてさ・・・! 感謝しきりだね・・・!
(-134) 2019/09/09(Mon) 23時頃
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/* 颯成くんいい男だな…少し前の自分の独り言の取り乱しっぷりが情けないな…
(-135) 2019/09/09(Mon) 23時頃
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[根良井川に紙を流す、というのは、さっき見た伝承のまとめから予想はしてた。 橋の上から落とす計画には賛成だ。 うまく落ちてくれればいいと思う。]
俺、荷物持つよ。
[>>122愛海先輩ですら誘うのが不自然でレンタルした道具を受け取りに行くというなら、見知らぬ中学生なんてもっとだ。 となれば出来る仕事は、男手としての荷物持ち。 それも出口先輩には負けるだろうけど、先輩にはお誘いの仕事があるはずだと、手伝いたがった。]
(136) 2019/09/09(Mon) 23時頃
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[目の前の網の上には肉、野菜、魚介が並べられ、煙がもくもくと上がっている。 肉や魚の脂や貝などの水分は、その身の上じゅわじゅわと泡立ち、時折炭の上に落ちてはジュッと小さく音を立てる。 それぞれがそれぞれのタイミングで美味しくなったところをトングでつまみ上げ、近くの者が持つ皿の上に乗せて、時折自分もつまむ。 颯成少年は体が肉を欲しているような発言をしていたので肉多め、出口くんはいっぱい食べるだろうという偏見のもと五人前ぐらい乗っけてやる。 澪ちゃんの皿の上には二人分乗っけた後、視線で秋山くんの方へと促したりなどした]
(137) 2019/09/09(Mon) 23時頃
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[いまは、8月のあたしも、9月1日のあたしも、次の9月1日の繰り返しのことを考えない。
あたしという人生が形成したあたしは、胸の奥がきゅっと痛むのを我慢してメッセージを打っている。 どんな顔をしてスマホに顔を向けていたかもわからない。
いつもそうだ。秋山先輩と話す時、あたしはいつも自分がどんな顔をしているかわからず――けれど、9月1日のあたしは、そんなことでどろどろの水たまりや、川を泳ぐ死、あるいはすえた汚泥に姿を変えてしまったりはしなかった。
メッセージを送り終えたあたしは、中学三年生……あと少しで高校生の颯成が、荷物持ちを手伝う姿を少し頼もしく思っている。少しの大人っぽくなってきた気配。未来のことをしらず、来年は、また背がのびるのかもしれないと思っている。]
(*61) 2019/09/09(Mon) 23時頃
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[そうしているうちに、お誘いは終わったみたいだった。 一発OK、って雰囲気じゃなかったのは、わーきゃー相談しあっていた様子から察してはいた。 だけど、結果がNGで終わらなかったのは、どこか穏やかな調子でいた"こっちの"レイ姉が、ゆっくりと薄くなっていくので勘付いた。]
…………待って!
[思わず呼び止めたけど、届いたろうか。]
(*62) 2019/09/09(Mon) 23時頃
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[消えかけの8月のあたしは、『宍井澪が幼馴染に待ってと呼び止められた時、きちんとそちらを振り向く女の子』だったから、そういう反応を行っていた。
だって、未練が終わってしまうのだから。 残された時間は僅か。 それでも、たしかに颯成の顔を見ていた。]
(*63) 2019/09/09(Mon) 23時頃
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[呼び止めて、どうするつもりなんてことはない。 ただ、逝ってしまうというのが見せつけられた気がして、急に不安になったんだと思う。]
……本当に、死んじゃってたんだね。
[未練がなくなって、薄れていく気配を見て、今更の確信を呟く。 なんだか、全然わからない。 泣くべきなのかもしれない。昔から一緒で、よく遊んでて、このループの中でも、ずっと一緒にいたんだ。 いなくなるなんて、考えられない。
けど、目の前のレイ姉は笑っていて、好きな人とのBBQを楽しんでいて、幸せそうにしながら、水もくれて、こっちを気遣ってくれて。 あまりにも、あまりにも生きているようだから、泣けない。]
(*64) 2019/09/09(Mon) 23時頃
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― 公園 ―
[もう網の上には色んな食材が置かれて、じゅうじゅう焼き始められている。
颯成や愛海先輩にも、あたしが勝手に好きな人を知られてしまった後だ。 どうやら愛海先輩は、ホントにこのループを青春として楽しもうとしている変わった人らしい。 空き地でどんぐりみたいに丸い目をすこし大きくしたあとは、その言葉通りにあたしの恋を応援してくれているようだった。
あたしのお皿には、二人分の食べ物が乗る。 どんぐりみたいに丸い目は、今度は秋山先輩のほうを視線で示していた。
どうやら、彼女なりに考えてくれたらしい『あたしと秋山先輩を二人きりにする方法』をためしてくれていたらしい。
あたしは愛海先輩にすこし顔をあかくして、どうにかぎくしゃく頷いて、秋山先輩に食べ物をすすめにいった。]
(138) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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……あのさ。 お、俺さぁ。
[だけど、いざ笑って言おうとしたことを言葉に乗せようとすると、声が震えた。 ぐぅっと熱いものが鼻から目から溢れてしまいそうにせり上がってきて、痛いくらいに唇を噛む。 それから、涙が滲んだのをぎゅっと目を閉じて、耐えて、笑った。]
レイ姉がそっちにいるんなら、もし死ぬとしても、怖くないや。
[そうして、笑って、嘘をついた。 眉毛がハの字に下がった、まるで情けない笑顔だったけど。 レイ姉が最後笑っていたから、笑っていたような感じがしたから、笑った。]
(*65) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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― 公園 ―
[バーベキューも終わりに近づき、炭と化してしまった哀れな破片達を集めて網から取り除く。 解散してそれぞれの無事を見届けたら、川に願いを流しに行く事になるだろう。 それで、9月1日が終わるかはわからないけれど。 なんだかんだで、毎日やりたかったことをやらせてもらえた。 行かなかったはずのお祭りも満喫したし、花火だってすることができた。 プールではとてもはしゃいでしまったし、今日のBBQだってみんなと楽しめた。 そのどれもが、繰り返しに巻き込まれなければやりたいとも思わなかったものだった。 だから、この夏にやり残した事も惜しむ事も私にはない。 初めから、そして今も]
[でも、今日も、もし、居てくれたなら。 デザートのチョコミントアイスを食べながら、*ここに居ない誰かを思う*]
(139) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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[正直、死ぬのなんて怖いに決まってる。 まだ、明日だって来てほしくない。
ただそれでも、ヒナコ先輩の、レイ姉の声が聞こえるのは、自分もその日が近いからなんだとどことなく感じていた。 まったく無関係な、つまらない思い込みかもしれなくとも、死者の声が聞こえるという事実は、病に向かう気持ちを弱らせるのに充分だった。
でも、逃げてるのももうおしまいだ。]
(*66) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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[笑って、笑って、明日を迎える覚悟をするしかない。]
(*67) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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先行ってさ、待っててよ。 レイ姉が待ってると思って、がんばるから、さ。
[ゆっくり、手を振った。 ばいばいのかたちに。]
(*68) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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/*
しんみり・・・・・てなってたら出口メモ愛しすぎてわろうてるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-136) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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[ふたり分の焼けた肉を持って、秋山先輩の方へ向かうレイ姉の背中に、かるく手を振って見送った。 がんばれ姉貴分。]
……ふは、
[その後ろで、肉多めの皿持って、少しずつ肉を胃に収めていた。 しっかし、山ほど量が積まれた出口先輩の皿を見てると、それだけで満腹になりそうなくらい。]
(140) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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― 空き地 ―
おいっすおいっす。
[結構時間がかかりながらもオレは願いを書いた紙を持って空き地にやってきた。 これまでの経緯もクソも正直真面目にこの『ループ』について調べてたと言うよりは普通に過ごしていただけであって。逆に感心するばかりであった。
むしろ、やり残しがあるんだったら花火の時点で満たされているワケであって。どうしてまだオレが『9月1日』を繰り返しているか聞きたいくらいである。]
(141) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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[8月のあたしは、ここまで颯成に「あたしが死んでいるかどうか」を聞かれていなかった。 もしかしたら彼は知りたいと思わなかったのかもしれないし、聞くのが嫌だったのかもしれないし、言い出せなかったのかもしれないし、何か少年なりの理由があって、そうしていたのだろう。
あたしは、――笑っている。
きっと、不明瞭になっていくあたしのことをはっきり見えたわけでは、ないだろう。 あたしが笑顔を選んでいた理由は不明だ。 どこかの機能とまって、それしか選べなかっただけかもしれない。
あたしは、しずかにポタポタと崩れながら颯成の顔を見ている。 弟みたいに思っている君が泣いた時に、あたしは安心させようとするような女の子だったから、そのようにしたほうがいいのかと、様子をうかがっていた。]
(*69) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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[けど、彼は気丈にいうのだ。
「もし、死ぬとしても、怖くないや。」と。
あたしが今日まで欲しがってきた勇気。 年下の男の子は、涙をこらえながら今自分の中からそれを取り出した。あたしはそれで、『安心した』。
小さい頃から遊んでいるから、颯成が転んだ時とか泣いてしまった時なんかに、颯成が勇気を出して頑張れた時は、いつだったて安心したものだから。
同時に、あの子はあたしの死に、意味までお土産に持たせてくれた。]
(*70) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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[あたしは、待っててといわれて、 手を振られていたから]
縺?▽縺倶シ壹♀縺
[いつか会おうね。
そう返事をした。 それはてんで、あぶくにまみれ、聞こえるような声ではなかったのだけど。**]
(*71) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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/* この良さを言葉で語ろうとするのがえぐい無粋な気がするんだけどどうなの… 噛み締めてる…
(-137) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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──公園へ──
[ 手分けして声をかけられる人に声をかけて、 みんなでBBQをするため公園に向かう。
千早にわかるのは、 塾の先輩達の連絡先くらいで、 根岸先輩なら強くお願いすればきっと。なんて、 失礼なことを澪先輩に提案してみたりもする。
とにかく、やれるだけのことはやった。 ……と思う。少なくとも千早はそう思う。
すこぅしメンバーが変わってるだけの、 なんだか充実した夏休みの一幕。
秋山先輩に食べ物を勧める姿を視界の隅に見て、 千早は笑いながら、トングを振りかざしたりして、 焼く係の交代を鹿崎先輩に訴えていた。]
(142) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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