94 眠る村
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―――そう。
ありがと。
[かける言葉はねぎらい。]
事態はいたってシンプルさ。 9人殺せば、食べられるモノがまた増える。
[女の子、と言われれば、目の前の光景に舌なめずり。]
いっそ、一気に食べちゃう?
[加護の力のほどは、まだ知らず。 ひとくちめには――― 含み笑い。]
(*36) 2012/06/15(Fri) 19時頃
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ふふ、
[仲間の労う言葉に柔らかな笑みを返す]
霧で眠らせて、 9人を順に殺していく。
…それで加護とやらも終いさ。
[そう出来ることが当然と、信じているが故の口調]
(*37) 2012/06/15(Fri) 19時半頃
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[帰されたソレに、瞬き。 ぺこりと頭を下げて、礼を添える。]
――おうちは、大丈夫 でした?
[と言っても、彼女を多く知るわけではないのだけれど。]
……なんだか、不思議。 宿として、人を泊めたのは、 ほとんどなかったのに。
ココが、 集まれる場所で、良かった。
[一人じゃない、という安堵。 不安に押しつぶされそうな自分の弱さを*笑うよう*]
(272) 2012/06/15(Fri) 19時半頃
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なんの意味もない――……
つくづく、無駄が好きだね、
人間、ってのは。
[徐々に日は、*落ちてゆく――*]
(*38) 2012/06/15(Fri) 19時半頃
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ええ……なにも、なかったわ。
[クラリッサに緩く頷き]
そう、ね…… 誰かが傍にいると、心強い、わ。
[小さく答えるのにヨーランダも同意して。
それを見て笑みを浮かべて、お茶を口にする**]
(273) 2012/06/15(Fri) 19時半頃
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─ 宿 ─
…どーうも、
[ただいま。とは、常の如く言わない。 ただ、こんばんはと言うわけでもなく少し半端な挨拶を口にした。 帰り着いた、宿にはクッキーの焼ける甘い香り。 それへ僅かに目を細め、真っ直ぐにカウンターへと向かう]
クラリッサ、そら。 これだけあれば、暫くもつだろ?
[目の前に置いてみせたのは、紅茶の袋。 彼女にはきっと、これが彼女の祖母の御用達と嗅ぎ分けられよう]
(274) 2012/06/15(Fri) 20時頃
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……お茶の香りってやつは、落ち着くもんサ。 馴染みのあるものなら、尚更ね。 代金は要らないから、好きに振舞ってやっとくれ。 どうもこの調子じゃあ、ここの世話になるかも知れないからサ。
[にい。と、唇の端を引き上げれば頬の刺青が共に歪む。 恐ろしげな笑顔で、小男は代金は要らぬと首を左右に*振った*]
(275) 2012/06/15(Fri) 20時頃
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―お宿―
とっとっとー。くっきー、くっきー。
[クッキー作りはお手伝いしましたが、 手伝っているのか邪魔しているのかわからない様子でした。
しかし出来上がったお菓子に、本人は満足げ]
(276) 2012/06/15(Fri) 20時半頃
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/* >>276 お宿!!おやどって。 ああん、もおう、ハナ可愛い…。
(-79) 2012/06/15(Fri) 20時半頃
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どうしたらいいのォ、 わたしが、わたしのままなのに
…わたしじゃないの。 ―― わたしは ここよ。
(-80) 2012/06/15(Fri) 20時半頃
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うー。うー。 クラちゃ、いいこいいこ、よ。
[何となく元気がない様子を察してか。 彼女の服の裾を引っ張り、撫でるようにぽふぽふと。 二人の少女のお茶会が始まれば、店の隅に座り込む。 その辺りに置いてある分厚い本を開いてみるが、 上下がさかさまになっている。
そうこうしているうちに、 ラディやブローリン、クリスが戻ってきた]
おかーなさー!
(277) 2012/06/15(Fri) 20時半頃
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クラリッサは、クリストファーに話の続きを促した。
2012/06/15(Fri) 20時半頃
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だからこそ、 ボクらが 人間に意味を与えるのさ。
ふふ、
[窓の外][陽が傾き始めるのがみえる]
(*39) 2012/06/15(Fri) 20時半頃
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あわあわ、いーにおい。
[並べられるラディの石鹸を、背伸びしながら眺めたり]
おちゃー、ちゃー。おいし。
[クリスが持ってきた紅茶の袋に感嘆したり。 …怖い笑顔には、ちょっとだけ怖がってみたり]
はうう。
[そして気が付いた]
うー。ハナ、だいきん、はらってなーの。
(278) 2012/06/15(Fri) 20時半頃
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やめて。 やめてよォ…
みんな、大切な人なの
(-81) 2012/06/15(Fri) 20時半頃
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/* そういえば、ご一緒するローズマリーが 大体赤いです。
…なんてこと。
あ、僕じつはおまかせじんろーなんだ、ぜ(*ノノ) グロリアで入村したむくいですか(滅)
(-82) 2012/06/15(Fri) 20時半頃
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― 宿 ―
[常のごとく訪れるクリストファーにぺこり、頭下げて。 あの時から、顔が見られない――という状態からは脱したようで。]
あの、 あ… ありがとうございます……
[代金はいらないと、たくさんのお茶を前にして瞬き。 何かお返しを、と想えども思いつくものがなく、せめて宿でゆっくりしてもらえれば、と頷いて。]
これ――、
[知ってる香り。 大切な人が、好きなお茶。
袋を ぎゅう、と抱きしめて―― その恐ろしげな顔へ、*微笑んだ*]
(279) 2012/06/15(Fri) 21時頃
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――フフ、とても、 しんせつだね。
[意味を与える。 わらうエイトに、くすくす笑う。]
もう少しだね―― 嗚呼、 待ち遠しいな。
[傾いてゆく太陽] [*もうすぐ――*]
(*40) 2012/06/15(Fri) 21時頃
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うー。うー。
[唸る様にしながら、店の中をとてとてとて。 やがて、台帳の傍のペンを発見した]
うー!
[台帳の一頁の裏側も拝借して、ぐりぐりと描き出す絵]
(280) 2012/06/15(Fri) 21時頃
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[人影というより、それは棒人間に近い。 けれど二人の人間が手を繋いでいる所だというのは分かるだろう]
みんな、なかよし。
こわーの。ないない。
[これが代金だとでもいうつもりか、 下手くそな絵をクラリッサに押し付けた]
(281) 2012/06/15(Fri) 21時頃
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[ハナと一緒にお菓子を作ったりすることなんて今迄したことはない。 のんびりした、小さな村ではほぼお互いの役割なんて決まっていたようなものだから。
いまは村のどこかをのんびり歩いている猫と遊ぶのを眺めていることが多かった。
その猫は、フィリップのトリを見つけてぴたりと足を止めたところ]
(282) 2012/06/15(Fri) 21時頃
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[紅茶の袋を持って戻ってきたクリストファーをみやり。 短い挨拶は口にしたけれど、クラリッサに話掛けるのを邪魔することはなく。
従兄弟やヨーランダのカップがからになればお変わりを注ぐぐらい。
ハナが何かを思いついたように台帳のほうへと向かうのには、 首を傾げて不思議そうな視線をむけた]
――ハナ?
(283) 2012/06/15(Fri) 21時頃
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ローズマリーは、ラディスラヴァに話の続きを促した。
2012/06/15(Fri) 21時頃
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うーうー。 ラディちゃー、も、だいきん、いるー?
[名前を呼ばれて、こてりと首を傾けた。 台帳の頁をもう一枚拝借して(たぶん後で怒られる)、 再び描き出したのは大きな猫の絵]
猫ちゃー。
[満足げ]
(284) 2012/06/15(Fri) 21時頃
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あら…… 私には、いいのに……
[静止する間もなく書き出したハナに小さく苦笑を浮かべ。
描き出された猫の絵を見る]
ありがとう……
[猫といわれればそう見える。 そんな絵を見詰めて、口元に笑みを浮かべた]
(285) 2012/06/15(Fri) 21時頃
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うー、うー。 ハナにも、こんど、あわあわ、ちょーだー。
[その"代金"にしては、 渡した絵はあまりにお粗末な代物だったが。 少女は邪気のない笑みを浮かべて、胸を張る]
あうう。
猫ちゃ、どこー。
[そして、猫の姿がないことに漸く気が付いた]
猫ちゃー。
[とてとてと、探しに行くように扉の方へ]
(286) 2012/06/15(Fri) 21時半頃
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―宿―
ちィーす……。
[ドアを開ける。足元に、ふわふわの毛玉?>>286]
……ハナ? どーした?
(287) 2012/06/15(Fri) 21時半頃
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ふふ。 ええ、あげるわ……
[少女の頼みに小さく頷き。
気紛れな猫が傍にいないことを気にしていなかった飼い主は、あら、と首をかしげ]
そのうち、来るとおもうけれど……
ハナ。
[扉に向かうのを呼び止めるように声を掛けるけれど。 引き止めるための手は伸ばさなかった]
(288) 2012/06/15(Fri) 21時半頃
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ひああ!?
[出ようとしたら、扉があいた。ぽふりとフィルの足元に突進]
あうー!猫ちゃ、いなーの。
[だから探しに行くのだと、扉の外を指さしてみる]
(289) 2012/06/15(Fri) 21時半頃
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猫?
[室内のラディスラヴァを見る。 確かに見当たらない。]
一人でどっか行ったらかなしいって言ったろ?
[困った顔で見下ろして、溜息を吐いた。]
トリもいねぇし、一緒に探しに行くか? 今なら肩車もできるぜー。
[店内にズタ袋を放り込み、鳥の止まっていない肩を指すと、ニヤリと笑みを浮かべた。]
(290) 2012/06/15(Fri) 21時半頃
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[ほぼ同時に入ってきたフィリップに小さく吐息を零す]
あら、フィリップ…… こんばんは、かしら。
[日が落ちて夜が来るまでにはまだもう少し時間がある。
夕焼けが村を染めはじめていたけれど、夜の帷はまだ来ない]
(291) 2012/06/15(Fri) 21時半頃
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うー…?
[かなしい、との言葉にきょとんと小首をかしげる。 分かっているのか、いないのか]
う! かざぐるま!
[肩車、の心算だろう]
かざぐるまー。 猫ちゃ、とりー、さがすの。
(292) 2012/06/15(Fri) 22時頃
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