3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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いっしょに しの う って
(*246) 2010/02/28(Sun) 20時半頃
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いったのは
(*247) 2010/02/28(Sun) 20時半頃
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>>=23
文化棟にも、でたんだ。 ……お疲れ。
[それでも笑う声に、言葉が出ず 保健室の扉が開くのはこの少し後の事か]
(=24) 2010/02/28(Sun) 20時半頃
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なに
[目を見開く。]
[探して、といわれた退職届を思い出した。]
(*248) 2010/02/28(Sun) 20時半頃
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…… は?
[一緒に 何て 今。]
(*249) 2010/02/28(Sun) 21時頃
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わすれてないよ
[そう言いたくなった。]
(*250) 2010/02/28(Sun) 21時頃
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[もう、化け物でもなんでも]
[いいと思った。]
(*251) 2010/02/28(Sun) 21時頃
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[複雑な空気、探した方がいいのか。
そうした所で―― 何も出来ないだろうに。]
(*252) 2010/02/28(Sun) 21時頃
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もうい や こわし て…
わたしをこわして**
(*253) 2010/02/28(Sun) 21時半頃
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かっこわりぃ な
(*254) 2010/02/28(Sun) 21時半頃
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…… な
[何があったのか、と、尋ねる のは――]
いやだよ、 こわ れ ないでよ。
[出来なくて。 生徒 はそう言った。 それは 少し 寂しそうな、響き。]
(*255) 2010/02/28(Sun) 21時半頃
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ばかじゃ ないの。
[呟いて聞こえた、低い声に。脳裡に過ぎるのは その人の顔。]
……かっこ つけて。
似合わないよ。
(*256) 2010/02/28(Sun) 21時半頃
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――……、
……壊れて欲しくなんか あるもんか
……なんで。
[莫迦じゃないの。――これも、聞いたことのある響きが 染む。ひどく、沁みた。]
(*257) 2010/02/28(Sun) 21時半頃
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>>*256
[ばかみたい、 似合わない。]
[そういわれて、もっともだと、]
そうだなぁ。かっこわりぃな
[女が走り去った方向を少し未練たらしくみてから]
かっこわりぃ な
[繰り返した]
(*258) 2010/02/28(Sun) 21時半頃
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……――
[かっこ わるい か]
[声にはならず気配だけが震える]
――……、… どうしようも、… ……ない、な。
[恐らくそれは、己にも向けて。]
(*259) 2010/02/28(Sun) 21時半頃
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壊れてほしくは ないな
[だけど、もう、自分には何もできない]
せめて、鬼をがんばるか。
[そしたら、彼女は、この世界から出れるかもしれないから]
(*260) 2010/02/28(Sun) 21時半頃
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そうだよ、壊れて ほしく ない。
[同意する 声を返して。 聴こえた繰り返す、低い声。]
―― …… ばか。
[でも。きっと、――と。思う。]
壊さないで ね。
[それは、誰を だろう か。]
(*261) 2010/02/28(Sun) 21時半頃
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[どうしようもない そんな響き]
なんだか
どうしようもねぇ
みたいだなぁ?はは
はは はは
[渇いた笑い]
(*262) 2010/02/28(Sun) 21時半頃
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[女が逃げた。ただ、それだけのことなのに]
[自分の中の何かがぼろぼろ砕けた。]
[それは、何かが、少し、壊れたのだろうか。]
(*263) 2010/02/28(Sun) 21時半頃
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なぁ
ノマセロよ
はは
嘘だ。冗談だ。
(*264) 2010/02/28(Sun) 22時頃
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…… ……――、
あのひとのじゃなきゃ
いいっていうなら。
…飲めばいいだろ
…まだ北か?
[どうしようも、ない、鬼未満の鬼が、 酷く、暗い響きで呟いた。]
(*265) 2010/02/28(Sun) 22時頃
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…… ヘドロでも飲んでろよ、ばか。
[渇きは 解らない。 ただ、憎まれ口で、返す。]
聞こえてくる言葉同じコトばっかだよ、おじさん。 頭悪そうなことばっかり言ってないで、ケイトを探そう。
[それか、誰かを ――裡に浮かんだ思考は隠したまま。 約束どおり 罵ることにした。]
(*266) 2010/02/28(Sun) 22時頃
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……おんなじ吸血鬼憑きの、
……血が、平気かどうかなんて、
……知らないけどな。
(*267) 2010/02/28(Sun) 22時頃
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はは
あの人のが 一番イヤだな。
でも、俺にはヘドロがお似合いか。
[ああ、なんだか、すべてが渇いた。]
(*268) 2010/02/28(Sun) 22時頃
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…は、ヘドロ…な……
――図書館か、
生徒会室か
――日誌は、量が
多すぎた。
わからない。
(*269) 2010/02/28(Sun) 22時頃
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お前な
きたねぇおっさんなんかまっぴらだって言えよ。
(*270) 2010/02/28(Sun) 22時頃
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…… 。
[厭味に かわいた 笑い。 眉根を寄せたのは異形が見えたから、だけじゃない。]
……日誌? 図書室はアルバムがあった、けど。
[卒業出来たのか。 それとも ―― 解らない。]
生徒会室に、名簿でも あるかな。
(*271) 2010/02/28(Sun) 22時頃
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「きたねぇおっさんなんかまっぴらだ」
……これでいいか。
[不機嫌そうな、声だった。 厭味も、人と距離をとるのも、いつもの、ことだ。]
……卒業できてないなら、…居ないかもな。
生徒会室の名簿のほうが、 確実かもしれない。
(*272) 2010/02/28(Sun) 22時頃
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ん、そうだよなぁ。
じゃあ、我慢すっか。
[いつもの調子で……]
[だけど、それまでになく]
[渇いていた。]
(*273) 2010/02/28(Sun) 22時頃
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…… 北の1階だったな?
[不機嫌な声は、続く]
(*274) 2010/02/28(Sun) 22時頃
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