312 【突発R18】グロリアさん家の無礼講
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、囁き狂人が5人、人狼が1人いるようだ。
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ちょっと! そこの貴方、何をしているの! 聞いたでしょう人狼がいるのよ、はやく見つけて処刑なさい!
(0) 2022/06/28(Tue) 21時頃
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─回想:パーティ会場─
残念。 せやったら仕方ないわぁ。
[>>0:114彼女の言葉には 眉を下げつつも大人しく下がる。 頂いたチェリーワインを舌の上で転がしながら 話をいくばかりか交わして それから彼女を見送った。]*
(1) 2022/06/28(Tue) 21時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2022/06/28(Tue) 21時半頃
銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2022/06/28(Tue) 21時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2022/06/28(Tue) 21時半頃
師範棋士 千早は、メモを貼った。
2022/06/28(Tue) 21時半頃
ー宵ー
[夕方に少しだけ見えた晴れ間は、日が落ちて夜になれば雲に隠れて
またしとしと雨が振り始める。
屋敷の片隅に設けられた会場には、屋敷に残っている人間が少なからず集まっていた頃だろうか。やがて企画者のグロリアが昨年と同じように現れる]
「お疲れ様。今夜は主のいない夜、今年もささやかながら一席用意させてもらったわ。
皆、今夜は無礼講。
他言無用、それだけ忘れずに日頃の立場を忘れて存分に楽しんでちょうだいね。」
[ごく簡潔な一言の後、経験のある者には恒例の、そうでない者には新鮮かもしれない、一夜の無礼講の幕が上がった**]
(#0) 2022/06/28(Tue) 21時半頃
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お見合いタイムやねぇ
(-0) 2022/06/28(Tue) 21時半頃
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─会場─>>#0
[主催であるグロリア様の言葉が終わると 私は飲みかけのワインをしように渡す。 あまり強くないけれど、少し酔っていた方が この場の雰囲気にも馴染みやすいと思ったから。]
(2) 2022/06/28(Tue) 22時頃
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こんばんわ、ザーゴ様。 先日の件はほんまにありがとうございました。
[おそらく会場に集まっていただろう男に声をかける。 もしも居なければ彼の自室の扉を叩いていただろう。 先日の件、と言うと 私が危うく投資で騙され掛けた時の話だ。 「今この土地を買うと1年後には2倍で売れますよ」 なんていう言葉に、そういうもんなんやねぇ、と 私はすっかり信じてしまった。 投資家で、なんだか凄い人なのだとか。
お金を支払う前に、そういえばと 屋敷には銀行から出向している男が居ることに気づき 一度相談することとした。 勿論、その後は私は私の無知に気付かされるのだけれど。]
(3) 2022/06/28(Tue) 22時頃
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……私が言うのも変ですけど ザーゴ様が今日こちらにいらっしゃるのは 驚きました。
[そのように思ったことを言う。 首を傾げたのは、本当は知らないまま来てるのでは? なんて思ったから。]*
(4) 2022/06/28(Tue) 22時頃
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―館内― VIPルームでの支度を終えて、しばらく。 パーティ会場の方から、僅かに歓声が聞こえた。 「無礼講」が始まったのだろう。
さて、自分も相手を探しに行くべきか。 何より、アイリスとの約束がある。
共に戯れるとしたら、誰とが良いだろう。 やはり、下剋上の背徳感という意味では、コリーンが一番であろうか。 それとも、たおやかな仕草で、なんとも言えぬ色香を持つ千早だろうか。 ミステリアスなロイエが感情を曝け出す瞬間にも、興味がそそられる。
この後の展望を思い描きながら、相手を探して歩き始めた。*
(5) 2022/06/28(Tue) 22時頃
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>>3 守らなきゃ… 先生を守らなきゃ…
(-1) 2022/06/28(Tue) 22時半頃
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んー、どうしよう 意外と人がいない
(-2) 2022/06/28(Tue) 22時半頃
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─ 宵 ─
[しばし前のこと、自室でワインを開けようとしたそのときにここへ来るように言われた。 呼びに来たのが誰だったかなんてことは些事でしかない。 一体何が起きるのか。 説明を求めた男に小間使いは毎年この時期に行われることを事細かに男に説明した。
「馬鹿な……グロリアさんは、 このことを知っているのか?」
狼狽え、混乱した男は足早に会場へと向かったが、そこにあったのは開催を宣言するグロリアの姿だった。 そこに居るのは誰も彼も顔の知った者ばかり。 どいつもこいつも男の目には好色に目を光らせているように思えた。]
(6) 2022/06/28(Tue) 22時半頃
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(……まさか、しかし……)
[主人の居ないこの家の今、主の代わりを務めるのはグロリア嬢だ。 そのグロリアに知られずにこんなことができるわけがないと理解している。それどころか男はたった今その目で当の令嬢が”首謀者”であることを見たばかりだった。
文字通り血の気が引いていく。
清らかであるとは男も思っていなかった。 自分とてその妖艶な佇まいにいざなわれたことは否定できない。 それでもこれは余りにも男の常識と倫理観と、そして想像力を遥かに逸脱していた。]
馬鹿な……
[立ち竦むとはまさに今の男のことを言うのだろう。]
(7) 2022/06/28(Tue) 22時半頃
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え……あ……ドクター?
[声を掛けられ有に二拍ほどの間を空けて、男は漸く千早へと振り返った。 女が目にした男の顔はひどく蒼白で、ひどく苦々しい貌をしていただろう。
女が「驚いた」と言うのは至極当然だった。 この銀行屋の男といえば真面目で固く、享楽というものに縁があるとは思う者はいないだろう。 そしてそれをまさに証明するように、会場の光景に男は驚愕の表情を浮かべていた。それは想い人への幻想を粉々に砕かれたということが大きくはあったが。]
そうですね……ええ、私も驚いていますよ。
[男は足元が崩れ落ちていくような感覚に襲われていた。 目の前が暗く、今の自分が真っすぐ立てているのかも男にはわからなかった。*]
(8) 2022/06/28(Tue) 22時半頃
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んー、振っちゃっていいのかな
(-3) 2022/06/28(Tue) 22時半頃
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あ、よかった 居た
(-4) 2022/06/28(Tue) 22時半頃
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……あら。
[>>8私の問いかけに男が答える前から その白い顔を見れば今の状況を彼が知らなかっただろう事は 想像に固くない。 血の気が引くって初めに言い始めた人間は 実は医者だったり……する訳は無いんだけど。]
ザーゴ様、随分と体調が悪いようです。 少しお部屋かどこかで休まれては? [目を離すと彼が倒れてしまいそうだから 私はさっと彼に近付くとその身体が地面に崩れないように 下から軽く支えることにした。]
(9) 2022/06/28(Tue) 22時半頃
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……びっくりするんは分かるけど。 なんや、他にも色々あるんかなぁ。
[>>8実直な人間とは思っていたけれど 嫌悪感とはまた違う感情に苛まれているような気がして なんぞ、そないにびっくりする事 ありましたか?なんて聞きながら 彼が休める場所を探そう。お部屋でも。 近くの座れる場所でも良い。]*
(10) 2022/06/28(Tue) 23時頃
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[それは彼女が医者だからだろうか、それとも自分の様子は目に見えておかしいのだろうか。 血の気の引いた真白な顔で男はぼんやりそんなことを考える。]
……少し気分が。
[華奢で小柄な女に身体を支えられた。 もしかするとそれが彼女でなければ、男は嫌悪を目と向け、そしてそれは態度にも現れていたかもしれない。 彼女が医者であると思うからか、男は素直に支えられていた。彼女もまた”ここ”にいたのだというのに。]
少々……ショックが大きくて。
[それが例え淡い恋心であったとしても、想いを寄せた人がこんなことをしているなんて思いもしなし、あまりにも男にとっては理解しがたく異質すぎた。 。 そんな風に受け答えはできているが、相変わらず足元はおぼつかず、まるで眩暈のように世界が揺れている。 だからきっと男は千早に支えられ導かれるままになっていただろう。*]
(11) 2022/06/28(Tue) 23時頃
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―会場―
「おや、めずらしい組み合わせだ。」
千早とザーゴが語り合う姿を、手近なソファに腰かけながら見守る。
日頃、ぴしゃりと身に着けた燕尾服は、粗雑に丸められて脇に放られている。 皺ひとつなく伸ばされて、きっちりとスラックスに収まっていたシャツは、乱暴に肘まで捲り上げられて、だらしなくスラックスの外へとはみ出していた。
(12) 2022/06/28(Tue) 23時頃
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「先日…、あぁ、あの。 千早先生に無茶な話を掛けた奴か。」
先生とザーゴ氏は知らないだろうが、酔っぱらったウチの使用人が、千早先生に声を掛ける口実に、とでたらめを吹っ掛けたのだ。 当然、あとでこっぴどく叱られるハメになったが、顛末を知った時には目がしらを抑えたものだ。
――酔っ払いの言葉を信じてしまう先生に、館から目付け役を付けるよう、旦那様に直談判すべきか、という意味で。
(13) 2022/06/28(Tue) 23時頃
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「…あのままでは、流石に放っておけないか。」
覚束ない様子の二人へ手を振り、ソファの存在をアピールする。 ――もし気付かなければ、それはそれ。
気付いたならば、特に手伝いでも必要ない限り、席を立ってその場を後にしよう。*
(14) 2022/06/28(Tue) 23時頃
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……そやの? 場所も時間も兄さんには合わんかったんやねぇ。
[>>11ショックを受けているのは間違いなさそうで >>0:46そういえば自分も使用人に 初めは心配されとったなぁ、と思う。]
あ。 おおきになぁ、使用人さん。
[>>14使用人の彼が優しく声をかけてくれたけど 会場にいること自体が男には辛いかもしれないと
自分より大柄な彼を何とか支えながら 会場から出ていくと一番近いお部屋を使わせてもらうことに。 小さめの客間のようで ゆったりとした2人掛けぐらいのソファがあったから 彼をそこに座らせることにした。]
(15) 2022/06/28(Tue) 23時半頃
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はひ…… つ、疲れた……
[男を支えながら 勿論彼も自分で歩いてくれてはいたと思うけど 単純な力仕事だと、非力な私には幾分辛かった。 肩を上下させて、なんとか息を整えようとしていた。]*
(16) 2022/06/28(Tue) 23時半頃
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[男の視界にそれは入り込んだ。 衣服を乱しひどくだらしない姿の彼はこの狂宴の象徴にも思えた。
彼を見る男の目には嫌悪以外の何も浮かんでいない。
それはきっと主催者であるグロリアにに向けられないもの。 だからその視線の半分は八つ当たりだったのかもしれない。
彼がソファの存在をアピールすれば、男は却ってそれを利用する気になれなかった。 いいや、この会場そのものが男にとっては最早我慢ならなかった。 もしも、千早がソファに男を導こうとするのなら、男はそれをやんわりと断るだろうし、きっと抗ってでもこの場を後にしようとするだろう。]
こんなところには…居たくない……
[もしもそれが許されるのならば、きっとこの館からさえ逃げ出してしまいそうだった。*]
(17) 2022/06/28(Tue) 23時半頃
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―館内―
[アイリスを自室に誘って、ベッドの上に置かれていた>>0:20ドレスをいくらか見てもらったりしているうちに、日は落ちる。
会場にそのまま顔は出していなかった。いかにも期待しているみたいに思われてもいけない。無礼講とは言え、そのあたりの見栄は多少あるのだ。つまらないことという気はするけれども]
少し大胆すぎるかしらね?
[選んだのはホルターネックの、首から臍まで深々と切れ込みの入った黒いドレス。下も、かなり腰のあたりまでくっきり切れ込みが入っている。質感も体にぴたりと合わさるもの。その内側に黒レースのインナーを添えた。もちろんドレスだから上は下着をつけていない。
かなり際どい衣装ではある]
(18) 2022/06/28(Tue) 23時半頃
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[だから彼女のその気づかいは男にとってはとても有難いことだった。 医者というのは弱っている人間の心を読むことができるのだろうか、そんなことを思う。]
ありがとう……ドクター
[本当に、今は彼女がとても頼もしく思えるし、この異質な空気のなかで唯一真っ当な人間とさえ思えた。 それほどまでに男の心は弱っていた。 彼女がなぜこの館にいるのかなんて想像すらもできないほどに。 いつもの冷静な男とは打って変わっていると言ってもいいだろう。]
まさかこんなことをあの人が ……グロリアさんがするなんて。
[それは愛と言うには淡い想いであった。 だけど、ショックを受けるほどには彼女に惹かれていたのだろう。 彼女の本質さえも知らないままというのは男の愚かさなのかもしれないが。]
(19) 2022/06/28(Tue) 23時半頃
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さて。それじゃあ。
[廊下で身だしなみを確認すると、階段を降りていく。 普段と変わらないように優美に。
普段は使用人達の口にはなかなか入らない上等な肉やワインも会場にはあるだろう。
そちら目当てで参加している者達もきっと多い。 使用人同士で楽しんだってもちろんいい。
ただ、自分の目当てはそれらとは違うというだけ。 声をかける相手がいるか、かけられるか。まずはそこから*]
(20) 2022/06/28(Tue) 23時半頃
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