20 Junky in the Paradise
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なんというらんだむ。 今日ーは、多少大人しくした方がいいかなあ。 スティーブンの末路を選ぶ的には、 投票はマーゴ一択かな、と思っている酷い中身。
でもまあ吊れなさそうな予感もしている。
(-2) 2010/07/10(Sat) 00時半頃
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[オリーブオイルの瓶を手に白衣の裾をピンクに染めた だらしない格好の男がふらふらと広間を歩く。]
う、わっ
[途中、ずるずるになった床に吐きちらされた 嘔吐物に足をとられ転ぶ。 ずれた眼鏡を直して、よろよろと立ち上がる。
飴色の箱の傍に、 横倒しの乳鉢と医学書。 ごとりと机の上に瓶を置いて蓋を開ける。]
へ、へクター ね、ねえ。
(2) 2010/07/10(Sat) 01時頃
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た、たしか、ら、ライター、 も、もって……ひっ
[周囲には狂ったような罵声と怒声、 それに、女王様の金切り声。それらに首を竦めて]
…ら、ライター、か、貸してくれない?
[恐る恐ると悪友に願い立てをする。 空のグラスにとぽとぽと注ぐのは、オリーブオイル。]
(3) 2010/07/10(Sat) 01時頃
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[酒の肴のように、机に零れた錠剤をつまみ ルークの駒と一緒に口内でころがす。 唾液を吸いぼろりと崩れて苦いような味が口腔に広がった。]
どう、しようか、な……。
[瓶から油をグラスに注いでと淵まで盛り上がり零れ、 とぷとぷと床にこぼし、油の道を作りながら歩く。]
(6) 2010/07/10(Sat) 01時頃
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…未だ…、ヤニクは駄目なの?
[床を見るフリをして倒れこむマーゴをみやり 届けると言うよりは不満そうに拗ねた独り言]
(*0) 2010/07/10(Sat) 01時頃
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[兎と恋人を捕まえたアリスの傍まで油の川は続く。 真っ直ぐな黒髪を黄色の油が濡らす。]
…むっ、む、ううん…
へクターぁ、 このライター、つきが悪いよ。
手が痛い…
[ポケットの肉きりナイフの刃のぎざぎざ、 ジッポの点火部と勘違いしてか、 何度か親指で擦るも火が点くことはなく 呼ばわるは一方的で、へクターが気づいていなくても、 話しかける声は止まる様子はない。]
(10) 2010/07/10(Sat) 01時半頃
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[幾度目かで親指に縦の赤い筋が入る]
あつッ!
[痛みを熱さと感じてか、 銀色のナイフを、反射的に放り投げる。]
…い、いまいち……。
[金切り声が少し遠くなった。 ナイフの落下地点が どこでも 高く放り投げたそれが──何に刺さっても。
男はそこまで気が回らず、それを気にする風もない。]
(11) 2010/07/10(Sat) 01時半頃
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… や、約束なら。し、しかたないね。
["私を食べて"と、伝えた言葉が 齎した波紋の結果はいかばかりか。 親指に息を吐きかけながら大人しく頷く。]
あ、あっちに、す、座ってるよ。
[ホリーのいる方を顔の向きで示して、 待つを気負いなく容れる。]
(*3) 2010/07/10(Sat) 02時頃
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[ヤニクとマーゴが離れるに、 ちらり上目遣いの──暗い視線を投げて]
……だ、大丈、夫?
[ふらと光る硝子手にして黒髪をなびかせる姿に 声をかけて]
あ。え、えとえ、えっと……
[何か、彼女に差し出せる贈り物はないか。と、 服をはたいたりじゃらりとポケットを鳴らすのは、 以前に染み付いた*習性か*。]
(13) 2010/07/10(Sat) 02時頃
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だ、大丈夫。
[短い問いには背中を押すように深く頷く>>*5。]
…だって、
皆、
す、好き勝手に──してる。
[サイモンをサイモンと、死を死と認識しているのか。 各々が見るモノは様々な幻想。]
(*7) 2010/07/10(Sat) 03時頃
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う、うん。
[心配の先は酩酊からのそれか事後のけだるさをか>>15 尋ねに問いが返されるなら頷いてならいいとひき、]
あ、
…う。…
[自分の身体をぱたぱたとまさぐっていた手がとまり そっぽを向いた頬を上目遣いの黒い瞳が情けなく眺める。 意味もなく差し出しただけのグラスから、 床にとろみがある黄色の油が零れて広がり川に合流した。]
…マ、マーゴ…
[名を呼んでみても、滲むのは縋るような情けない*響きだけ*]
(16) 2010/07/10(Sat) 03時頃
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[ 欲されることを欲して ] [ 与えることで縛ろうとする。 ]
[ 男が差し出す行為は、まるで強請る様。 ]
も、もっと…
(-6) 2010/07/10(Sat) 03時頃
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…マ……
[引きとめかけて口を噤む。受け取られぬ"贈り物"。囁かれる声に、 黒い目の光は、油のようにどろりと*暗く沈む*。]
(*8) 2010/07/10(Sat) 03時頃
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[ホリーの元まで歩いていくマーゴの背中を見送り 棒立ちでそこに立ちつくしたまま]
わあ
[細く白い首から吹き上がる赤>>20 照明まで塗れたか、目の充血のせいか。 部屋が赤くなったような錯覚。 片手に瓶を持ったままで、 赤い噴水の傍へ歩いていき]
あ。
あり、ありがとう。 …… ず、随分、あ、汗かいてるね?
[滑るへクターの手からライターを受け取る>>26。]
(29) 2010/07/11(Sun) 00時頃
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ば、バーベキューでも、し、しようか、と、 おも、思って。
[ かしゅっ、と、油で濡れた手で、 火をつけようとする。 ]
火、あ、赤い──… あかい、火。
… も、燃えたらきれいだ、だし。
家の中で燃やしたら、 ちょ、ちょっとわくわく──し、しそうじゃない?
[軽く同意を求めて、ぼ。と火が点き]
…あっ
(32) 2010/07/11(Sun) 00時頃
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[油の中に落下した火が、足元でぼう、と、燃え上がる。]
…… ナイ、フ?
[──何のことだろう。と、そんな風に不思議そうに 言葉に訛りのある青年を振り返る>>30]
な……なんのこと?
[顎を引いて口を曲げて、逆に尋ね返す。 上目遣いの目は、きょろきょろと周りを見回す。]
(33) 2010/07/11(Sun) 00時頃
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ク、クラッカーなら、 … あ、あった。と、思ったけど── ぱ、パーティだ、だからね。
[ヴェラの声が届いてか、 口にするのはお祭りにつきものの破裂音]
へクターは、 今日は、歌ったり、 ひいたり、 た、叩いたり し、しな── あちッ
[ぼ。と、足元の火が白衣に燃え移って、 踊るように、無様なステップを踏んだ。]
(36) 2010/07/11(Sun) 00時半頃
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[火が、油の川を伝っていく。じりじりと焼ける匂い。 焦げる匂い。アルコールの沁みた白衣は、易く燃える。]
ひあ、ちっ! あ あちちっ…!
[熱い。 痛い。 恐い。 だから、ばたばたと逃げ回るように 白衣を振り回して踊る]
うう、あ、ああ
[伸びてくる手、白い肌が火に照らされて薄紅。]
(40) 2010/07/11(Sun) 00時半頃
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[駄目、と繰り返される声は、] [けれど。男自身の、怯えた声に紛れて届かず]
あ、つ あついあつい あついあついあつい……!
(*12) 2010/07/11(Sun) 01時頃
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[怯えて振り回される白衣を焼く火は熱を持ち、 狂乱の踊りに紛れて相手を、
誰と認識する前に、伸びてくる腕を炙る。]
あつ、あつああああついあついあついあつい や 焼けちゃうやけやけやややけ
[火の粉が散り、油の海を走る火が、 赤く染まった兎の人形を。 誰かと手を繋ぐようなかたちで固まったままの、 手を飲み込む。たんぱく質の焼ける匂い。 ミルクを煮るときの柔らかい匂い。混じり合う異臭。]
(42) 2010/07/11(Sun) 01時頃
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髪まで燃え移ってアフロに!
(-19) 2010/07/11(Sun) 01時頃
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今日は赤落ちがいいのかなあと思えど あれよね。僕が落ちるより、マーゴが堕ちた方が。 というあたりではある気はしていてだな…ッ
アフロ白衣は新しいとか切羽詰った展開のときに限って 阿呆なことがあたまを過ぎるんだ。
(-20) 2010/07/11(Sun) 01時頃
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ぎ、ぎぅ
[猫背の首が猫のように抑えられる。 中腰の屈むような姿勢。 鋭い声に、言われるまま袖から腕を引き抜こうとはしても、 その動作は慌しくも効率悪くのろい。]
あっ
[脱ぎかけたところで──ぐい、と、 マーゴの腕に引っ張られ燃えたままの白衣が破れとれ、
白は黒く端を燃やし焦がしながら ──引けば揺らめく幽霊の様に、素裸の肌に纏わる。]
(43) 2010/07/11(Sun) 01時頃
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/*
逃げないともえちゃうよ。とかひどいはなしだ。 やや露骨にマーゴを燃そうとしてみる。
他は、どう動きたーい、か、な。 へクターは残すとして。 ヤニクはたぶん占いで、僕吊りたい感じかな。 どーーう、か、な。 サイラス吊りで襲撃なしでもいいか、なあは、 ちょっと思う部分。
(-23) 2010/07/11(Sun) 01時頃
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/* >>44
きらっていて くれて いいんだよ
自分の死亡フラグ立てつつ、 赤吊りの手も打ちつつ、あと悩むのは、襲撃 だ、な。
マーゴ吊りになるならサイラス襲撃。 マーゴ吊りにならなそうなら、 サイラス吊りが理想かなあ、現状だと。
(-25) 2010/07/11(Sun) 01時頃
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ひ あ、 は。
[頬が焦げる、ポケットに入れていたナイフが、 じいんと熱を持つ。ポケットに穴が開いて スプーンが抜け落ちて、じゅっ、と湯気と音を立てた。]
あは、あはは、 あははは、
あははは あは あはは
[目元に涙が浮く。けれど、立てる笑い声は、 空っぽであれどいっそ、響く音としては──明るく楽しげで]
(48) 2010/07/11(Sun) 01時半頃
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[痛みを得る回線もぷつんと切れたか突き抜けたか。]
あひ、 あははは!
[顔の涙目で、笑っているというよりはひきつった顔。 呼ばれるままべちゃぺちゃと油と火の中を走りぬけて]
ば、ばすばすたたた、 みみみみ あ…あはは!
[背中にひっついて離れない情熱的な炎に追われて、 >>45 マーゴの手が導く方向へ、勢いよく飛び込んだ。]
(50) 2010/07/11(Sun) 01時半頃
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─ 庭 ─
[涙目で口を開け高笑いながら疾走する様は滑稽で 道化演者がおどけて踊っているかにも見える。
窓を割り、草を踏み、 縺れる足は裸の娘を巻き込むようにして、 そのまま、水に飛び込んだ。]
ぷぷ ぁっ
[間抜けな声を上げて、水に飛び込むと、 熱と冷却にぴきりと眼鏡のフレームが歪み、 ──片目の硝子に皹が入る。]
(54) 2010/07/11(Sun) 02時頃
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[恐慌の中で耳にするは、 己の声と水の跳ねる音に、 掻き消されそうな呼び声。
幻聴か、妄想だ、と浮かれた頭に卑屈な声が囁く。]
(*14) 2010/07/11(Sun) 02時頃
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いだ、いだだ
[水面に強か顔を打ち付けて水を飲み、 咳き込みながら浮上する。 眼鏡が割れ髪も焦げ、ひりつく肌に水が沁みる。]
うあつ、か、かか…、……
[びしょぬれの濡れ鼠で隣を見て、 素裸の娘が隣にいるのに]
………
[まじまじとその顔を見つめて ── ぽかん。とした顔をした。]
(56) 2010/07/11(Sun) 02時頃
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