[娯楽室に適当に二組布団を敷く。
もしも、ねている人が何か言ってきたらおバカさんが二人増えるぞ、やったな、なんて返しただろう。]
カイル運ぶから、アキはシメオン頼む。
一人じゃ運べないなら、誰か捕まえてきて。
おーい、カイル、生きてるかー?…死んでるよなあ。
[そうして、急いで廊下に戻る。
誰か騒ぎを聞いて出て来た人がいれば、シメオンを運ぶのに手伝わせたかもしれない。
自身は、どうも歩けそうにないカイルを前に、深くため息。
それから意を決して、背中に背負った。
一人じゃ運べない>>@10とは言ったが…後輩にあんなに頑張られたら、ねえ。]
…っ!っれだから、筋肉、つけてる奴は…〜〜!
[そんな呟きを漏らしながら、なんとか娯楽室までたどり着く。
503室から近くてよかった、ほんとうによかった。カイルに布団をかぶせながら、そう思う。
全く、先輩ぶるのも楽じゃない。]
[アキは無事シメオンを運べただろうか。安心させるように、ぽんぽんとカイルの体を軽くたたいてから、また廊下に戻った。]
(@4) 2014/01/27(Mon) 04時半頃