人狼議事

25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―


【人】 手妻師 華月斎

―大広間―

[ヘーゼルが揺れるのを具に見やったからこそ、やはり問いを向けることができない。
ただ、表情が、ロビンを庇おうとしたときよりも柔らかくなっていることで、佳しと華月は想う。]

 わても、鵠さんの舞と笛、好きやよ。
 鵠さんの舞に合わすには、わての楽器の腕やと力不足やけど。

[手妻への賛美に、同じく賛美を返す顔は、常々多々を好きと云うのと変わらない。
共に酒宴へ降りる、りぃんと澄んだ鈴の音が響いた時の表情の方が、常と違うことなど、顔を合わせていなくば、相手は気づくまい。]


[>>254顔見えぬまま聴こえた呟き。
少しの間の沈黙。酌先を探すその人だけに聴こえるよう低く抑えた声音を紡ぐ表情は、どこか困った色が滲んでいた。]

(290) 2010/08/03(Tue) 16時頃

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