ー神都外>>158>>242ー
[二人の…英霊というのだろうか。彼らの話が終わった頃、近くの無人偵察機から声が響いた。彼らの前に、銀髪の中性的な顔立ちの人間のホログラフが映し出される]
お話はお済みですか?
本来ならば直接お会いすべきところ、このような形で突然のお声かけ、失礼します。
私はフェルゼ・ヴィシュヴァルマン。
あなた達が塔と呼んでいる、神都ディーヴァナーガの管理者、ローカパーラの一人。
もっとも、実際の都は下の部分で、塔に見えるのは、数ヵ月前に都を囲むように現れた、宇宙樹と私達が呼ぶものなのですが…
そちらの男性、貴方はラクシュマナ様ですね?
その名前とご活躍は存じております。
立ち聞きをしていたようで申し訳ありませんが、あなた方は何か、危機に乗じて聖杯と呼ばれるものに呼び出された、と今のお話で理解したのですが、お間違いないでしょうか?
(276) 2019/02/09(Sat) 13時半頃