[自分を抱き上げていたであろう青年を見て]
(…書店の若亭主)
[ヨーランダは余り村へ来ないが、数少ない村への来訪時、必ず寄る所が書店である]
(えーと、べ、べなんとか…)
[書店に行ったときは必ず見かけるし何度か言葉を交わしたこともあるが、なんとなくぼんやりとした記憶しかない。自分の記憶と格闘していると青年が名乗る>>187]
(あー、そうだったベネットさんだった。うん、多分憶えた)
[などと多少失礼なことを考えているとベネットから声がかかった>>198]
(影は薄いけど良い人だよね。心配してくれるし、書店でも面白い本を丁寧に教えてくれるし…ただ)
…はい体に異常は無いと言いますか…ただ疲れただけと言いますか…油断してたと言いますか、だからその話題は避けてくれるとありがたいです…
[心配してくれるベネットにありがたさ半分恥ずかしさ半分を感じる彼女は顔を赤くしうつむきながら呟いた]
(219) 2013/06/27(Thu) 02時半頃