[右往左往と生徒の脚を避け、目指したのは黒板に近い座席。しかし、最中に鼻先へ些細な気配を覚えて、気が逸れた。] ―――…凄いな。 あんなに小さいソリもあるのか…。[呟いた先に居たのは、昏い金色の髪した青年で。彼の卓上にはプリントで折られたソリが在った。自分とて、サンタクロースに憧れを抱き、門戸を叩いた身だ。ソリの操縦に憧れが無いわけではない。当時から器用なサミュエルが、手隙に製作した折り紙に見惚れ、モニカに尻尾を踏まれたのも、それが原因。>>23ぢゅぅ!と、悲鳴諸共飛び上がって以来、なるべく尻尾を、ゆるりと持ち上げることにしている。――― 痛みよりも、暫く尻尾に巻いていた白い包帯が、なんだか、とても気恥かしく情けない気がしたのだ。まるで、空に夢見る、無謀者の象徴のようで。*]
(192) 2015/01/24(Sat) 22時頃
sol・la
ななころび
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