― カフェ>>171 ―
[きょとんと、二つおかれたカップとクッキーに瞬きを繰り返す。
首をかしげて、向かいに座った人をみつめた。
この人が店長だということは知っているし、かっこいいとか騒ぐ声もたまに聞こえてくる。
ハンサムな女性だなあと眺めていることもあるから、思いがけない御節介に幾度も瞬きをして]
え、あ、ダイエットは、してないです。
ええっと、ありがとう、ございます?
倒れない程度には食べているので大丈夫だと思いますけど、ありがたくいただきます。
[次々発せられる言葉に目を白黒させつつこくりと頷き。
おいていかれたクッキーを見ながら注文を済ませて、店長が席を立つのを見た]
また、こちらにこれるので、多分大丈夫です。
[日常生活がひどく案じられるせりふをつぶやきつつ、料理が来るのを待っている。
まさかここがアヴァロンでつくられたカレーの元々のところだとかそういったことには気づかないまま。
のんびりしている]
(180) sinotaka 2014/06/08(Sun) 00時半頃