よろしくね。
[丁助の笑み>>149にこちらも笑みを返すが、少し硬かったかもしれない。些か緊張しているようだ。
昨晩はそんなことはなかったと思う。櫻子が相手であったからだろう。]
丁助さんは…身長は6フィートくらい?
僕より少し低いくらいだよね。
[白を纏った花の背格好を上から下まで眺め回して。
それでも櫻子よりかはよほど大きい。
丁助を手招きして自分の隣に座るように示すと、僕は話し始めた。]
少し恥ずかしいけれどね。
僕がこの館に来た理由というのを話すと、
女になる気持ちを識りたいからなんだ。
組み伏せられて、悦びを教えられる側の立場を。
[眉を下げて、少しも妖艶なところのない素朴な微笑みを隣の丁助に見せる。
昨日櫻子に見せたような妖しい笑みではなく、少年時代の面影を色濃く想起させるような幼い笑みを。]
(154) 2014/09/18(Thu) 22時半頃