[真言唱える声>>39に、思わず目線は法泉への左腕へと。先とは違い、灰が溢れる事もなく。女は僅かに安堵の息を漏らしつ、失われてしまった左手を想う。右手のように、心地よい熱を持ってたのだろうかと。礼を告げる夕顔に視線を向ければ、両の目は違う色。不可思議な言葉、二人の気配があるようには思うも、やはり女に正確なところなど解る訳なく、問いかけようとして。それを呑み込んだのは、声>>46が聞こえたからで。女は一瞬身を固くしたけども、日向と対峙したときのように、衝動が湧き上がることがなく。息を緩め、沼太郎を見やる。]せんせい……。["沼太郎さん"ではなく、"せんせい"と。子供の時の様に呼んだ。]
(151) mooncalf 2014/02/26(Wed) 22時半頃
sol・la
ななころび
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