[これだけ一度に話すのは会ってから初めてだろうか。>>123
自分の影響で饒舌になったのならそれはそれで嬉しいし、言葉少なくても相手をしてもらえれば充分嬉しい。
はにかみながらも目を細めてにこにこと笑った。]
僕よりは二倍か三倍は生きてそうだけどね。
むう……そんなにたくさん褒められてもご飯好きな物を一杯出すくらいしか出来ないよ?
[ようやく気付いたらしく、ヤニクが辺りを見回し出す。]
ヴェスパタインさんならランタンの材料を買いに行ったよ。
ちゃんとヤニクさんのランタンは作って貰えるから安心してね。
それより買い物とかに行こうか。
帰って来るまでしばらくかかるだろうし。
[焦るヤニクを宥めようとそう言った。立ち上がろうとした時、手は掴まれたままだっただろうか。一声かけるとカップを片付けて財布を入れた鞄を肩に掛ける。食材の在庫を確認し、]
じゃあ、行こうか。
[ここに来た時のように手を差し伸べて外へと誘った。]
(138) 2014/05/12(Mon) 00時頃