………………………………………。
[驚いた。
なんということだ全く理解が出来ない。
猫くんの物音もしない。彼もきっと驚いているのだろう。
美を美と扱うことのできる者ならこの私にこのようなこと
が出来るはずがなくそれを解せぬこの男はやはり品性下劣
でまったく相容れない存在であるということがわかる。
全く理解が出来ない。
そう、謂わばこれは名だたる画伯達の名画に泥をぶちまける行為となにも変わりはせず、つまりそれは冒涜である。若気の至りというものであれば可愛げもある。笑って見過ごすこともしよう。いや、待てよ。敢えてこの美しき英会話講師クラウザー剛志をこのように扱うというのであればそれは逆に美を理解するものだとも言えるのではないだろうか。嫉妬やっかみの類には慣れたものである。つまり彼は美を理解した上で、このような冒涜を行う確信犯であり、その品性の下劣さにはやはり付き合いきれないものがある。
しかしなにはともあれ]
(72) 2018/09/18(Tue) 17時頃