[包丁の背で潰したニンニクをオリーブ油で炒めて香りが出てきたら玉ねぎと人参を入れる。
ケチャップは店独自配合のものが常備してあるからそれをおたまで掬い入れて。
トマトの酸味が濃いケチャップは客にも人気だけれど、コテコテの所謂「洋食屋さんのナポリタン」を目指すなら甘味が欲しい。
加熱で酸味を飛ばすと同時、お好みソースで甘味を足し算した。
お好み焼きを店で出すことは多分夜でもないとは思うが、このお好みソースは中濃ソースやウスターソースでは出せないフルーティな甘みを加えられる素晴らしい調味料だ。
二つのソースが玉ねぎに馴染んだら、ウインナーとマッシュルーム、ピーマンパプリカを入れて炒める。
横にもうひとつフライパンを用意し目玉焼きを焼いておいて、スキレット上で茹で上がったスパゲティを絡めた上にそっと乗せた。
黄味は半熟だから崩して絡めて食べても良いし、スキレット上でもう少し固く焼いても良い。]
熱いんで、気をつけてくださいね。
[木製のパンレストに乗せて金髪紳士の前に出した。*]
(68) 2019/11/22(Fri) 22時頃