…──If you say that you can't, then I shall reply,
Parsley, sage, rosemary and thyme,
……Oh, Let me know that at least you will try,
Or you'll never be a true love of mine.
[薄い唇が、カーテン越しに同じ節を紡ぐ。
けれどもしかしたら、そこに込められた意味は、随分と違うかもしれなくて。]
…──不可能だろうが、妄言だろうが。なんもしねえよりはマシなんだよ。笑いたきゃ笑え、クソ野郎。
[それは彼が、この忘却の箱の中で何度も何度もなんども繰り返してきた、矛盾を孕む誓いのようで。
空気を揺らした声に滲むのは、自嘲と、笑える程に一途な決意。]
(47) 2014/09/07(Sun) 21時半頃