[ドスンドスンと辺りに降り注ぐコンクリートや鉄筋の塊、それらをただ詰まらなさそうに見ていると赤と白の輝き>>3,>>7が目の端に映る]
なんだ……この不快な光……覚えがあるぞ。
[右目を庇うように異形と化した腕で光を遮り、改めてその場を見れば彼らの名乗りを耳にする>>14,>>19]
クク……。
こちらを先に見つけるとはな。
まあいい、アレも『破壊』対象だ。
[酷薄な笑みを浮かべながら人命救助を始めるその二人にゆっくりと近づく、歩みを進めると紫色のオーラを纏いながら本来の異形たる姿に変貌させる。
紫の毛並みを基調とした狼の頭部を象るフェイスガード、肩に同様の紫の毛並みの肩当てが浮かび、黒のラインが入った腕部の先には鈍色の獣爪。
胸には大きく穴が開いているかのような黒い丸が現れ、人狼族の長たる姿が紫のオーラから現れる。]
そんな小物に構っている暇があるのか、余裕があるな!
そら、早く助けなければ潰れてしまうぞ。
[人間を救助している二人に大声で語りかけながら、大型の獣爪を展開させた右腕を大きく降りかぶり手近なビルを袈裟斬りに払う、一拍遅れて払われた箇所からビルが崩れた**]
(29) 2011/12/16(Fri) 02時頃