[彼の手を取り、攫って仕舞った方が良かったのかもしれない。案外、堪え性のない男がそんな風に考えたのは、一度や二度では足りず、異国の秋はすっかりと深まっていた。風は鼻頭を掠めて冷たく抜けて、季節は冬が間近まで迫る。それでも、決して一時の気の迷いでなく、あの臆病な彼に踏み出す一歩を強いたのは、梢に留まった数多の蝶と別のものになる為だ。彼に己の死体は埋めさせない。残したたった一つの約束は遺品などではなかった。]
(29) momoten 2014/09/24(Wed) 21時半頃
sol・la
ななころび
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