[彼を>>12目的に利用するため選ぼうとした理由が一つあった。だが、それは、口の中にも何処にも閉ざしたもので。
お蔵入りとなった。
>>8ドアを叩く音に気づけば、そちらを向き。]
……おや?ええ、構いませんよ。
こんな夜に一人では不安でしょう?
[浮かべた笑みは貴公子然とした微笑みで。
大丈夫ですよ。と返せばベッドの上より立ち上がり。]
それにちょうどよかった。少々お腹が空いていましてね。
[食堂車で軽く食事もいかがですか。とエスコートしようと彼女と共に。お手をと、手をとって。一等車両を歩いていくか。やはり、女性はよい、心洗われるようだと思いながら、ふと自分が持っていた切符の個室前で立ち止まり。>>7>>1居るのかと少し様子を伺おうとしては、彼女の手前、其れを諦め。
食堂車に向かえば、既にピークを過ぎた車内は、それほど混雑をしていなかったか。彼女へどうぞと席へエスコートすれば、好きなものを頼んでいいよ。と砕けた口調で微笑みを浮かべ。
自分もまた、食事を取り始めただろう**。]
(14) 2015/12/01(Tue) 01時頃