[革命のために消えるという彼>>3に対しては、若干困った様子を見せつつも]
……同志でもない者に託すとは。全く、無理難題を言ってくれる。
君も確かに言うとおり、文学を嗜む政治屋も、歴史の舞台に居ないわけではないけれど……
[そうすれば今度は軽く肩を竦めて、若干芝居めいた様子で]
全く面白い人生だ。
まさか革命の首謀者に祀り上げられることになるとは……いやあ全く、困ったものだよ。
[と言いつつも彼の言葉に否定はせず。暗に、承ったという意を示して]
……まあ、なんだ。「革命などどうでもいい」とは言ったが……
それならば、せめて少しでもマシな失敗をしなくてはね。そうでなくては、未来の同志に合わせる顔がない。
君の理想とは恐らく違うだろうが……まあ、バトンを預けた君の責任だ。爪でも噛みつつ見ているといい。
[という物騒な捨て台詞を吐いて。「消えねばならない」と言い残し去っていく彼を見送った]
(6) clock 2014/09/10(Wed) 21時頃