[レティーシャからの返答を聞いて、まず先にやらなければいけない事から話す事にした]
んーっとね、まずマリーさんの腕輪。アレは僕が盗ったんだよ。ただの興味本位でね。深い理由は無かったんだけど…ニハハ
やっぱり悪い事だからね
[申し訳なさそうにするが、やはり話してる間彼女等に失望されないかだけが不安だった。もしもこの場から離れられたらどうしよう。今後顔を合わせたりするのは気まずいなぁ。とか思いながら話を続けた]
それについてはマリーさんにも後で謝らなきゃね。それで、ここからは僕の話ーー
[自分が明日死ぬかもしれない事、自分の今の目の症状、そして今後色が無くなること。話せる事は全て話して朝顔にもわかりやすくしたつもりだった
自分の事を喋るのはあまり得意では無いが、それでも伝わっただろうか。最後の方は自分の声が届いていたかもわからない]
死ぬのは…嫌だよ
[小さく、はっきりと呟いた。それが聞こえていたかはわからない。俯いて、口元は最早笑っていなかった。逃げていた現実を話す事で見てしまったかのように。死ぬ現実を見てしまった]
(1) 2014/06/24(Tue) 12時頃