[蛾に毒された月を、男は果たしてどう取るだろうか――櫻と話すその横、近くの牢。冷たい籠の中にて咲く月は毒に侵され犯されて。月の口から紡がれる言葉はどんなものか、気にはなるけれど耳は届かず。先の蝶声にて囁かれた挑発>>=10には、思わずに大きく顔を瑜伽め口先から厭味に似た負けず口を、「――月は誰にでも優しい」と、優美な銀月を想って只々口先を切る。そう。花は誰にでも蜜を遣る。されとて月も、拒む術無く誰彼を照らす。ただ其の事実を櫻の唄を通して解ったならば――胸に燻らせる思いは、そう。怒りなどでは無い。妬みなどでも到底無い。ただ銀月を手中に収め切れずに居た自分への恥と、――僅かな寂寥。] …明日は蛾でも、愛でてみようかな。[ぺろり。口端に舌が這った。*]
(=12) 2014/09/19(Fri) 02時頃
sol・la
ななころび
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