126 生贄と救済の果てに〜雨尽きぬ廃村・ノア〜
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/* あ、それと。企画村予定表を修正してくれた方、ありがとうございました。 やばいっ!! って思っていたら、どなたかが編集してくださっていて、助かりましたよ! 読まれていかどうか分かりませんが、お礼までに。
(-21) 2013/06/14(Fri) 00時頃
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―回想/森にて緑の魔法使いと出会う―
[いや。悪いが、私にも、分からん。
「大丈夫」と問いかける>>27魔法使いに、反応せぬまま、心で答えた。 轢かれた足は痺れたまま。打ちつけた背中の痛みに、呼吸もままならなくなっている。 致死に至る負傷かどうかは、ヴェラ自身にも分からない。 分からないまま、ただ、頼む>>0:202、と。 見知らぬ、されど群の仲間と思しき魔法使いへ。何を求めているのかも分からないまま。もし……で、あれば、頼む、と。
ヴェラよりも小柄な体が、己のことを担ぎあげる。 お前、女だな。今更ながらに、どうでもいいことに着目する。 発動する、ヴェラには馴染みのない魔法。 空間を超えた、と頭を過った時にはもう、体を幹に預けていた>>31。
「治す」の言葉。ありがたい。が。 しばし休めば治癒する類の怪我ではないと、その位の事はヴェラにも分かる。 だから、顔に手が添えられ、ヴェラなりに理解する。 なるほど。末期のナデナデか。「治す」の言葉は、せめて逝き際安らかにと……]
(60) 2013/06/14(Fri) 00時半頃
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[……? っ!!!
一瞬、久しく触れていなかった類の声質>>31を耳にしキョトンとなるも。 触れられた背より走る激痛に、うつろながらも眉をしかめる。 痛いではないか。何をする。狼だったら噛んでるぞ。
けれど、それも長いこと続く恨み節ではなくて……。
青い輝きがヴェラを包む>>32。 体の中に、魔力のこもった何かが滑りこんでくるのが分かる。 足に。背に。 固定する何かが軋みを防ぎ、痛みを和らげ、妨げてられていた呼吸を取り返す。
珍しいな。お前は癒し手か。 眼に映る微笑みに、すまぬな、と、こちらも笑みを浮かべようとするも、形になったかどうかは分からない。 そこで、安心し、心が脱力したせいだろう。 救い手がどこかへと飛び去って>>33、訪れた1人の時間>>6。
答えの出ない問いかけを放棄し、傷の癒えた、されど、精神的なものかもしれないが、疲労した肉体を休めようと、瞼を……]
(61) 2013/06/14(Fri) 00時半頃
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うむ。了解した。
[救い手の叫び>>34に、首肯した。両の目を、きっ、と見開き彼女を見返す]
お前も要請を受けた魔法使いだな。 私はヴェラだ。こんなんだが、強い。 礼を言う。……お前に救われたぞ。
[体はまだ動かず、遅まきにきたであろう魔法使いにも、起こった出来事は伝えねばならない。仮にヴェスパタインの通信>>4を耳にしていたとしても、その場に留まったのはそんな事由か。 事情を聞かれれば、拒むことはない。 表す感情は持ち合せているが、こんな口調とこんな調子のため。 おそらくは、ただ淡々と語る形になったはずだ。 自分を送り届けようとし魔に落ちた、弱く、されど勇猛だった、一人の男の物語>>0:187を。 『魔物との戦闘』が行われていたことは、少し後のことにはなる>>41が。 ……ヴェラがまきこんでしまったがゆえに犠牲になった者の顛末は、きっと彼女に刻まれている]
(62) 2013/06/14(Fri) 00時半頃
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ヴェラは、これよりしばしの時間、体力の回復を図る>>37ことだろう……
2013/06/14(Fri) 00時半頃
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/* おおっ!! ソウサクと人狼が融合したっ!!
と言いつつ、書き書き(遅筆でごめんなさい。
(-27) 2013/06/14(Fri) 01時頃
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―回想/体力の回復を待つなかで―
[馴染んだ毛皮を肩にかけ、しばしの間、瞼を閉ざしていた。 白狼の毛皮は首に巻いているのは、剣術で言えば鞘に収めた剣を腰に携えている状態。 異なる型に多少の不安はあったが、今は1人ではないために、体力の回復を優先した。
降り止まない雨の音の奥で、再び救い手の声がする>>37。 うむ。おかげで濡れ狼だ。『内側』>>0:99が濡れた以上、供物の消耗にも影響するな。
ソフィアは眠っていると勘違いしたかもしれないが、返答するほどのものではないと思い、声を出さなかっただけだ。 だから、そのまま語り続けられる言葉>>38>>39……。
目を閉じたまま、受け入れる。 ヴェラの上で、さらに上へと語られる言葉が、ヴェラの眉を締めさせる。 そして、巨木から、自分へと向けられた声に、ようやく目蓋を押し上げた]
(72) 2013/06/14(Fri) 01時頃
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いや、もう無理ではない。お前のおかげで、十分すぎるほど回復した。
[移動魔法の力は、もう先ほど体感している。 それゆえ「一緒に移動」>>40の申し出には、ありがたく甘えることとしたものの。 一つの懸念が頭に過る]
ありがたい……が、大丈夫か? 先ほどの回復といい、移動といい、私と会ってからだけでも、だいぶ使っているように思えたが。
[供物により、その消耗には差があることは理解している。 使用者が大丈夫だと言うのなら、問題ないが……]
まあ、いい。私は臭いと恩は忘れない。 礼だ。後で適当な獲物を生け捕りにして、お前にやろう。 遠慮なく『喰って』くれ。
(73) 2013/06/14(Fri) 01時頃
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[『生贄』に言及したところで、先ほどソフィアが周囲に語り掛けていた言葉が思い起こされた。 胸に過る、小さな疑念。ツェツィーリヤに問いかけた時と同じように、遠回しをせず問いかける]
村に着く前に、教えて欲しいことがある。
[ソフィアの右手と、レイピア(これは服の内側にあれば、何かしらの武器と認識しただろうが)に視線を送る。 武器には、供物のような魔力は備わっていないように感じる]
お前の右手は、これまでどれくらい『喰って』きた? その武器で……魔物を殺害したことはあるか?
[どんな返答しろ、それが質問の答えと呼べる範囲である限り、ヴェラは「そうか」としか答えなかっただろうが。 びしょ濡れた体で、首に毛皮を巻き直す。動ける今なら長居は無用だ。 ソフィアと共にノアへと向かえば、『対となる片手』>>0:156とも再会できることだろう>>42]
(75) 2013/06/14(Fri) 01時頃
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ヴェラは、飛びながら「それと、ワンちゃん>>25ではない。大人狼だ」
2013/06/14(Fri) 01時頃
ヴェラは、ノアについた時>>42には、けっこうキューンとなっていたそうだ。だから多分、すぐ休でたと思う。
2013/06/14(Fri) 01時半頃
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―村の入り口にて―
[十分すぎるほど回復した>>73。そこには、確かに嘘はない。 ただ、魔法を駆使した、人体の自然修復力を大幅に超えた変化が、作用していたせいだろう。 体が変化に戸惑い、健常な状態に馴染み切れていない。 正常に近いはずなのに、体の発する信号が、偽りに疲労と軋みをあげている。 あの御者のなれの果てを目にし、その顛末を悟って>>64も、すぐには反応ができなかった。 思わず、がくりと膝に手をついた時、聞こえてきた馴染みの声>>42]
うむ。大丈夫だ。お前も知っている通り、私は強い。 が。すまんが、手を貸してくれるとありがたい。 一言礼を言いに行くつもりが、残念な結果になってな。
[廃村を離れる際に、イアンが伝えてくれた声かけ>>20は叶わなかった、と暗に告げ。 促されるままに進んでいく。そのため、ソフィアが何をしていた>>65のかまでは分からなかったが、2人の会話>>44>>65に、一言挟んだ]
(86) 2013/06/14(Fri) 02時半頃
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癒し手だ。回復魔法を使う。
[体に残った違和感ゆえか多くは語れず、廃屋へ入る前に告げた。 ツェツィーリヤに聞こえる範囲の外だったのかもしれない>>84が。 焚き火の傍にいるのは、ツェツィーリヤか。 雨を凌げる上に、火のたかれた家屋の中は、たとえそれがボロ屋であろうと外よりはるかにましに思えた]
ふむ。お前たちは、ちゃんとぬくぬくしていたようだな。 ありがたい。私もぬくぬく……させて、くれ。
[イアンとツェツィーリヤにそう告げて、言われた通りに焚き火に当たる。 びしょびしょのローブは脱ぎ捨てて、上半身を肌着(いわゆるタンクトップの類だ)に毛皮の姿になる。 当然だが、胸はない。が、ヴェラは男であるから関係ないが、胸のない女もいるという事だけは、あえて注記しておこう。 布が少ない方が動きやすい。そう言ったのはコリーンだったか。 すでに本体が濡れてしまった以上、もはやローブは邪魔なだけだ。 差し出された布>>58の臭いをくんくん嗅いで、やがてはこきゅこきゅを身を拭きだした]
(87) 2013/06/14(Fri) 02時半頃
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―暖かい廃屋―
[お座りの姿勢で、炎に当たる。冷えた体が温まり、まどろみの種子が体内で芽吹く。 うとり、うとり、としているさなか。 イアンの問いかけ>>48がヴェラの鼓膜にそよいでくる]
これだけ大きな群れにいるのは、私も初めてだ。 だが、私があいつ(ヴェスパタイン)から聞いたのは、すでに話したことだけだ。
[ヴェスパタインを除き、これまで見てきた魔法使いの他にも、ヤニクがいることは通信>>0:@1で知っている。 うとり、うとりに耐えきれず、ヴェラは『伏せ』へと姿勢を変えた。 交されている声>>77の中に自分のことも混ざっていたが、うまくは反応できなかった。 そして、ツェツィーリヤの言葉>>81に、よく分からぬまま頷いた時には、ヴェラは狼に変化している。 扉が開く音に、一度耳をぴくりとさせて、まどろみへ。
次に目が覚めるのは、何事かを告げるリーダーの声>>80を耳にして、だっただろうか?**]
(88) 2013/06/14(Fri) 02時半頃
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ヴェラは、まだ把握しきれていない事態もあるけど、暖かいから尻尾ぱたぱた**。
2013/06/14(Fri) 02時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/14(Fri) 02時半頃
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/* 後半恐ろしく低速になって戦慄した……。 もうちょっと早ければ絡めたかもなのにっ!! あと灰使えてないのもちょっとモッタイナイ。
寝るっ!! わぉーんっ!!
(-30) 2013/06/14(Fri) 02時半頃
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―回想/暖かい廃屋で―
[これは、ヴェラがまどろみに落ちる時>>88のこと。 体を拭き終えた布を>>87鼻先へと当て、すんすんすんと、一途に臭い嗅いでいた。 髪に加えて手足も胴も拭いたため、自分の臭いがほとんどではあったけど。 不潔に思われるかもしれないが、馴染んだこの香気が落ち着く。 そんなヴェラを見守りながら、脱ぎ捨てたローブを絞ってくれるなど>>95、いったいどこの良くできた女房を貰ったのかと思われそうだが。 そんなイアンの優しさには、だいぶ前から自然と甘えきっている]
……ふごむ。
[「休みな」の言葉に、素直に「うむ」と返した。 体制を『伏せ』に変え、変わらず、すんすんと嗅いでいるうちに、寝ぼけて狼に変身する。 ただの狼だから、供物の力はほとんど消耗しない>>0:57し。 だから、伏せた姿勢のまま。ひと時の安らぎ。 すんすん、くぅー、っと。
そして…………]
(106) 2013/06/14(Fri) 19時半頃
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―ヴェスパタインからの知らせ―
[その通信>>80が届くと同時に、まどろみのヴェールがはがされた。 ゆっくりと薄眼を開けて、語られる内容>>59をかみ砕いていく。 驚くイアンの声>>91、いや、他にもその場にいた者の声を耳にしたかもしれないけれど。 狼は、彼のように驚くことはしなかった。
ただ、内容とともに、実感として受け入れる。 2つの意味で、私は信頼に足る存在ではなかったのだな、と。
1つは鼻に対する信頼。 しかたがない。実際人型魔物の臭いは、魔物としての力が放出されるまで、ヴェラには嗅ぎ取ることができない>>0:186。
もう1つは当然、魔物への嫌疑。 他の者と同様に、信頼に足らない自らの存在。
……まぁ、逆の立場なら、私もそうしただろうがな。 もっとも、もう少し早めに、伝えただろうと思いはする、が。
鼻先の布の臭いを思いっきり吸いこんでから、ぶーっ、と吐き出し、はためかせた]
(107) 2013/06/14(Fri) 19時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/14(Fri) 19時半頃
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―廃屋で、3人の帰還―
[コリーン>>85、ヤニク>>93、ホレーショー>>101が廃屋へと入ってくる。 コリーンには狼のまま頷きを返し、ホレーショーには対しては、ちょっと根に持っている>>0:78から、ツーン…… と、いうのは、さすがに大人げないかと思いなおし、魔法を解除し人間へと戻った]
御者の魔物に対しては、すまなかった。 あれは私のせいだ。この不始末は要請を終え次第、アヴァロンに報告し、咎めを受けるつもりだ。
[状況が一変していることを考え、多少意味は伝わらずとも、多くは語らない。 目にした状況>>64と、たとえ色は見えない状態だったとしてもコリーンの残された生臭さ>>45で、ことの顛末は察しが付く。 要請を終え次第……というのは当然、生きて終えたらの話だが]
ヴェラだ。さっきちょっとくたばりかけたが、強いぞ。
[存在は知れていたかもしれないが、ヤニクには、手短に名乗りを上げておいた ここは、どれも語るに値しないやりとりだったかもしれない]
(108) 2013/06/14(Fri) 19時半頃
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―廃屋、語られるやりとりの中で―
[焚火の傍でお座りをして、その場で行われる会話を耳にしていた。 ヤニクの負傷には気づいていたが、特に口出しはしなかった。 怪我がどの程度のものか分からなくなること>>60はあれ、その状態で何ができるかは、本人が一番わかっているだろうと思ってのこと。 イアンが問いかけ>>92、ヤニクが答え>>93。再び飛び交った>>96>>97後の呟き>>98を耳にし、常と変らぬ口調で差し込む]
あいつはただ、おいしいところを持っていこうとしているだけだ。 抜け目のないヤツめ。
[まったく、業突く張りだな、と、ことさら呆れたように呟いてやる。 本心かどうかはともかく、そうゆうことにしておいてやればいいだろう。
炎にかざされたむき出しの>>87右腕が、ちりちりと赤黒く照らされる。 それは、数多の魂によって変色されてはいるものの、どこかでホレーショーが見せた腕>>99と比べれば、より人間らしくはあっただろう]
(109) 2013/06/14(Fri) 20時頃
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ヴェラは、ホレーショーの腕>>99を、ヴェラが直接見たかどうかは、ともかくとして。
2013/06/14(Fri) 20時頃
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―廃屋から、2人が外へと―
[やがて、イアンが拳を握りしめて、外へと飛び出そうとする>>100。 まったく。甲斐甲斐しくも、強情だ。止めても無駄だと思っているから、直接引き留めることはしない]
冷静に話した後で、2発だけ殴っていいぞ。 勝手にしょいこんだ罰だ。左右一発ずつ決めてこい。
[ホレーショーの懸念>>104をよそに、間逆のベクトルで焚きつけた。 イアン続き、ホレーショー>>105も表へ向かう]
安心しろ。心配などせん。 ゆっくり外の空気とやらを、ハアハアして楽しんでこい。
[お座りのまま片足を上げ、しっしっ、とも見える形で、首を掻く。 ……なんだかんだで、まだちょっとだけ根に持っていた>>108のかもしれない]
(110) 2013/06/14(Fri) 20時頃
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―やがて、ヴェラも立ち上がる―
……何もない状況からは、随分と前進したな。
[それから、何かやりとりはあったか。 服も乾ききったころ、ヴェラもすくりと立ち上がった]
群れの内側に相手がいると知らんままでは、不覚を取られる可能性もあったが。 冷静に考えれば、知ってさえいれば、やるべきことは普段とそう変わらん。
[2本の足で立ち、人間らしい伸びを大きく1つ]
要は、『魔物を見つけたら食えばいい』。それだけだ。 私たちも魔法使いとはいえ、人間だからな。 『謎の魔物』とやらも、そのうち衝動に駆られて、食いついてきてくれるだろう。
[「返り討ちにしてやればいいだけのことだ」と、抵抗もなく、口にする。 ヴェラの立場から見てみれば、『食いついて』くるのはこの場にいる誰か、なのかもしれないのに]
(111) 2013/06/14(Fri) 20時半頃
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まぁ、疑わしき相手には先手を打つのも、ありではあるか。 私ならそうする。まだ誰かは、見当もつかんが。
[出入り口の方へと、すたすたと歩き出し]
餌の調達をしてきたい。供物が多少は、消耗しているようでな。 それに……要請対象以外でも、『魔物は必ず殺害する』、が、私たちの掟でもある。
[まぁ、例外はあったにはあった>>0:5が。 ともあれ、赤黒さを帯びた右手を軽く掲げた。 ローブは絞ってもらったといえ、湿り気が邪魔になるため残したまま]
あぁ。それと。 腕に覚えのない者は、信頼できる相手か、3人以上で行動することをお勧めしよう。 ……腕に覚えのない者、はな。
[おそらくは、今回の要請でもとびきり重度の負傷をしたくせに。 1人で出ていく姿を見せつけつつ、にこりとほほ笑んだ]
(112) 2013/06/14(Fri) 20時半頃
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お前、あいつを『喰った』だろ?
[外へと出る前に、コリーンに近づき、囁いた。 おそらくは止めを刺した魔法使い>>43であると、鉄の残り臭>>108から推測できた。 それならば、『生贄』>>53には当然かかわっているのだろうと]
改めて、手間をかけたな。 手間かけついでに、暇な時にでも右手を貸してくれるとありがたい。
[理由は、これから語ること、ただそれだけ。 だから、さして重要なことではない、叶わなければ、それで構わないことなのかもしれないけれど]
言いそびれてしまってな。 ……ダイミに、礼を伝えたい。
[自身にとっても、初めて御者の名を口にして、そのまま表へと外へと向かっていく。 入口のところでホレーショーと出くわしたかもしれないが、ちらりと一瞥するだけで、こちらから声をかけることはなかった。 こうしてやがては、廃屋を後にする、白い狼の姿が見られただろう**]
(113) 2013/06/14(Fri) 21時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/14(Fri) 21時頃
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/* 大連投をしてしまった……っ。このコアズレめっ!! でも、人狼の形になって、ホント動きやすくなりましたねー。 ここは、コリーンさんとホレーショーさんの送りに感謝感謝なのです。
(-34) 2013/06/14(Fri) 21時頃
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/* あと、ヤニクさんツェツィーリヤさんとの個別の絡みをしてみたい……けど、そこは流れ次第! またーっ!!
(-35) 2013/06/14(Fri) 21時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/14(Fri) 23時半頃
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/* おぉっ!! これはイアンさん首無かっ!? 外に出た時、そうかなーって思ってたけど。
了解でーっす。 とりあえず、ヴェスさんキリングが終わるまでは外にイヨっ。
(-42) 2013/06/14(Fri) 23時半頃
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/* ぶっww ホレーショーさんもかいっ!! ありがとうございますぅーっ!! 盛り上がって参りましたっ!!
(-43) 2013/06/14(Fri) 23時半頃
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/* ロールなど止めてドキドキッ!!
(-45) 2013/06/14(Fri) 23時半頃
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/* ヴェッスぅー!! イアンさぁーんっ!!
そしてソフィアさーんっ!!、はご丁寧ありがとうございます! そろそろ更新時間だから、落そうかな、と。
(-47) 2013/06/15(Sat) 00時頃
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―回想/廃屋にいた頃に―
死んだら死んだで咎めはされんな。 御免被りたいのに変わりはないが。
[ホレーショー付け足し>>115に加えて、痛い問いかけ>>116。 とはならず、「うむ」と認めて、経緯を語った。 恥じる気持ちなど、何もない。ヴェラにとって、あの言葉の意味は]
うむ。あいつ(ソフィア)の力は群の役に立つ。 貴重なもんだぞ。 そんな群の仲間に恵まれることも、運が良かったのも。 総じて、私が強い証だ。
[こんなやり取りの後、やがては外へ……]
(152) 2013/06/15(Sat) 00時頃
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―現在/村の入り口辺り―
[あの後、「今でも」のコリーンの寛容なる受諾>>114には、困ったように眉を潜めて断った。 魂に対して呼びかけるのは、人と話すのとは、また違う。 だって、恥ずかしいではないか。 『宿り主』に聞かれるのさえもちょっと微妙なのに、あんな大勢の前でなど。 結局次回に持ち越しとしたわけだが……果たしてその機会が訪れるのか、訪れた時どんな状況になっているのか。 それは、ヴェラの予測の範囲外だ。
こうして今、この場所にいる。 ヴェラは見なかったものの、ソフィアがシャリの一部を拾いあげた>>65、激闘の後の地に。 鼻先で残骸をあさり、自分の荷物>>0:118を見つけ出すと、近くの木陰で魔法を解いた]
(153) 2013/06/15(Sat) 00時頃
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たいしたものは入っていないが、せっかくダイミが運んでくれたものだ。 大切に……む?
[感じたのは、遠くから漂ってくる奇妙な臭気>>132。 使用する魔法のためか、狼に近いヴェラには分かる。 魔力。それも、ヴェラがかつて感じたことがない類の]
参った。雨のせいで出所が分からん。 分からん、が……。
[村の入り口へと視線を、いや、鼻を向ける。 感じる。これまで経験してきた中でも稀なほどの、押し寄せる獲物の臭い]
(154) 2013/06/15(Sat) 00時頃
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無理、だな。
[素早く首から白狼の毛皮をほどく。手にした荷物も共にくるみ、魔法発動中のみではあるが、肉体の内側へと収めこむ。 無理だな、と改めて思う。これだけ豊富な魔物は、無理だ。 鼠。音子。烏。蜘蛛。毒蛾。蟻。蜂etc etc……。
入口へと向かってくる量だけでも、食い止めるのは至難、か。 おまけに、森のあちらこちらから、村内に押し寄せてくる。
狼は、遠吠える。危険を察知し、呼びかける。 それは、ツェツィーリヤがいれば不要なもの>>135ではあったかもしれないが。 警戒しろ。警戒しろ。
『この場所以外から入り込んでくる魔物を食い止める』のは、無理だ。 廃屋に残ったもの達が、どう対応するのかは分からないが。 白狼は単騎、魔物の群れへと飛び込んでいった]
(155) 2013/06/15(Sat) 00時頃
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