126 生贄と救済の果てに〜雨尽きぬ廃村・ノア〜
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[やがてランプを見つけて、呼びかけ>>108>>109を実行する。 実際、完全に目標を違わず伝えることができたかどうかは分からないが。 通じていたのだとしたら、彼女の言葉>>114により「うむ。ダメモトだな」と吹っ切れてやれたのが、理由の1つに挙げられたのかもしれない]
やるだけのことはやってみた。 ……と、言うわけでだ。 私はちょっと、行ってくる。
[イアンが負傷している可能性があることは言及していたものの。 特にコリーンに対しては、これで何度目になるだろうか。 その中でも、もっとも理由になっていない「行ってくる」を告げ、狼へと変貌し、雨の中へと飛び出していった]
(129) 2013/06/16(Sun) 16時頃
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ヴェラは、コリーンの小さな苦笑>>114には、全面的に何も言い返すことができない。
2013/06/16(Sun) 16時頃
ヴェラは、ホレーショーに、後でヘンジン>>77とドーテー>>88の意味を教えてもらおうと思っている。
2013/06/16(Sun) 16時頃
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知り合いだからって油断する様にも見えなかったけどな。
[知り合いが混じっていようが容疑者として集め、 監視役を勤めようとしていた男だ]
まぁ女とかなら少しは油断するかもしれないが。
[そう言ってコリーン>>113を見つめて]
あんたは普段でも隙を見せたら殴られそうだから、 油断してる暇はねえな。
[悪態を吐かれたり叩かれたりばかりいる気がする。 ほぼ原因が俺なんだろうが、そこは棚に上げた]
(130) 2013/06/16(Sun) 16時頃
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/* ちょっww ホレーショーさんww あんなact落とした後の、なんてタイミングで……っ!!
(-61) 2013/06/16(Sun) 16時頃
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/* ホレーショーがDT……(´∀`*)ポッ
(-62) 2013/06/16(Sun) 16時頃
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[そして会話の途中でぽつりと漏れた魔法使い>>111の 風貌に思い当たる様にヤニクに視線を投げた]
…そいつ。片方の耳にピアスとかしてなかったか?
[合っているのかどうか判らないが、 『刺青』と言うキーワードに、腕から覗く刺青を思い出した。 美味い酒が手に入ったと豪快な笑みを見せながら 無理矢理盃を渡して来る面倒臭い奴だった。
……いや、あの時は…イイ奴だった。
只人の女性の事を知った時も。
そんな珍しいのいないからしっかり捕まえとけ、と 否定もせずに喜んでくれた様な奴だった気がする]
(131) 2013/06/16(Sun) 16時頃
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/* おぉぉぉっ!!>>131 なるほどっ!! そうゆうアプローチの仕方がありましたね……。
たぶん、ヘクターさんのチップだろうとは思ったものの、そのやり方は思いつかなかったっ!!
(-63) 2013/06/16(Sun) 16時頃
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[途切れ途切れの思い出に浸っているうちに ヴェラがランプを見つけた様だった。 上手く届いているのかどうか判らないが、 イアンの名が出るのを聞くと>>109、僅かに片眉を上げる。
五感の鋭い奴はこれだから面倒だ。
ヴェラが何処まで嗅ぎ取ったか、 他の面々はそれにどう感じたか。
それを見極めようと鋭い視線を飛ばす]
…それだけ群れが大切なんだろうよ。
[1人駆け出したヴェラの後ろ姿に呟く様子>>114に そう投げて、あんたも大概だと付け加えた]
(132) 2013/06/16(Sun) 16時頃
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……ほんと、お前懐かれてんな。 多分ヴェラがそっち走ってったぞ。
[ランプの伝言の後、呆れたように声を掛ける。 先程の口調だと、ツェツィーリヤはまだ生きているようだった。
まさかソフィアまで向かっているとは知らないが、 厄介だぞと内心愚痴りながらも]
(*17) 2013/06/16(Sun) 16時頃
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俺は俺のやりたいようにやるだけだ。
[彼の願いには応とも否とも答えなかった]
(*18) 2013/06/16(Sun) 16時頃
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まぁ、そうね。
[ホレーショーの言葉>>130に、小さく頷く。 真面目で堅物で、表情筋もほぼ固定されている様な気がするヴェスパタインの、内心や想いはどうあれ。 彼は、任務は忠実かつ冷徹にこなす。]
[続く言葉に、向けられた視線に。]
今すぐや(殴)ってあげましょうか?
[頭にピキッと怒りマーク。唇がひくり。右手は握りこぶし。]
(133) 2013/06/16(Sun) 16時半頃
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[広場にもツェツィーリヤがいないことを確認し、どうしようかと悩む。 この先は村の終わり、再び暗い森が広がっているのみである。 魔物の群れに追われたのだとしても、ツェツィーリヤがわざわざ森へ踏み込んで行ったとは考えづらかった。]
どこかですれ違っちゃったのかな。 どうしよう、戻ろうか…?
[そんな時に。 ヴェスパタインのランプの感覚を察知する。 同時に、先程のコリーンの言葉>>79が脳裏に浮かぶ。 無事に会えたのだろう、そしてこれは、その連絡に違いない。
しかし聞こえてきたのは予想もしなかったヴェラの声で――ヴェスパタインが死んだ、と>>108。]
(134) 2013/06/16(Sun) 16時半頃
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…色男が台無しだから顔は止めろ。
[コリーンの怒りマークと握り拳>>133に それだろ、それ、と懲りずに付け加えて。
随分暫くぶりに、こんなにふざけた会話をしただろうかと 懐かしい感覚に口元を緩め掛ける。
1人で居過ぎて、話し方も忘れそうだったが。
だがこれを懐かしい、心地良いと思う前に、 突放さなければいけない。 こいつらは、俺にとっては殺害の対象なのだから]
(135) 2013/06/16(Sun) 16時半頃
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[二体居た烏は、彼女によって打ち落とされ 瀕死のまま転がっている。 それに群がる習性のある猫の魔物は イアンが切り裂いていた>>115。
水溜りを打つ、弱い羽音。 彼女は、後で『生贄』にすることを考える。]
……ヴェスパタインさんが、亡くなられていました。 何か、ご存知ですか?
[彼女が珍しく戦闘中に声を掛けたのは そんな瀕死の烏の音を聞いて、 ヴェスパタインのことを思い出しただけだろう。]
(136) 2013/06/16(Sun) 16時半頃
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[彼女が知りたいのは ヴェスパタインが死んだ原因ではなく、その後のこと。
生贄にすらならず、死んだのかと 彼女はそれだけを気にしている。
その質問によってイアンがどう思うかなど 彼女には関係ないのだ。]
(137) 2013/06/16(Sun) 16時半頃
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ふん。どーせ、可愛いとは程遠いですぅ。
[ぷいっと視線を逸らし、ヴェスパタインのもう一つの供物も探してみる。 背後で交わされる、『刺青の魔法使い』の話を聞きながら。]
[結局、『死神の指先』は見つからずに。 ヴェラが姿を消した後、ホレーショーの言葉>>132に、小さく頷くけれど。]
私? 私は、違う……。
[ぽつりと言って、少し視線を下げた。**]
(138) 2013/06/16(Sun) 16時半頃
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もっと、かっこ良くしてあげる。
[その時の私は、右手に握りこぶしを作ったまま、語尾にハートマークでも付きそうな口調、にっこり満面の笑顔でそう言った。>>135 彼の内心も、知らずに。*]
(139) 2013/06/16(Sun) 17時頃
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―ヴェラの心中―
[ヴェラの行動は、他の物たちには冷静に見えたかもしれないが。 その心中は外面とは異なり、荒いうねりを上げていた。
イアンの血の臭いがしたように感じたこと。 それだけならば、ヴェラをここまで混乱に陥れることはなかっただろう。 イアンはヴェスパタインを探しに出て行った>>1:100のは、誰もが承知のことなのだから。 うまく落ち合い、そこで襲撃を受けて、イアンはなんとか逃げ出して。 そんなストーリーは、すんなりと成り立ってしまう。
ただ、そこにヴェスパタインに残された傷が加わってしまうと……。
腹の傷>>1:136は、分らない。 しかし、あの胸の傷>>1:151は、ヤニクが持っていたナイフ>>100でつけられる類のものとは思えない。 恐らくは、これだけ強靭だった男を断ち切れるほどの、重厚な得物による。
例えば……イアンの扱う、鉄の塊>>0:69、のような]
(140) 2013/06/16(Sun) 17時頃
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[仮にそうであるならば、なぜイアンはヴェスパタインを裂いた? 傷ついたヴェスパタインが介錯を頼んだとも考えられる。 ソフィアの存在を知ってはいて>>1:94も、回復は間に合わないと判断して。
だとすれば、それは自身も傷つきながらも、介錯を行える隙のある状況だったはず。 ならばなぜ、通信を試みない? 他の者に伝えない? ヴェスパタインが事切れる前に、彼にランプを渡さない? 仮にすべてが間に合わず、魔法を発動できなかったとしても……なぜ『ランプを探さなければならない』状況のままにした?
確信が得られているわけではない。 窺い知れない状況が重なれば、他のストーリーも生まれ得る可能性はあるだろう。
それでも、色濃く脳裏に描かれるのは、鎌とフォシャールとの交錯>>1:140。 そして、もしかしたら、生贄として飲み込まれた魂……>>1:156]
(141) 2013/06/16(Sun) 17時頃
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[できれば、そうでなければ良いとは思っている。
背に乗せて走ってやった、あいつの感触>>0:130を思い出す。 ともにぬくぬくした>>0:176、イアンのぬくもりを思い出す。
夢中になってくんくん>>1:106した、あいつが渡してくれた布>>1:58。 ローブから流れた、甲斐甲斐しくもイアンが絞った水の音>>1:95。
できれば、そうでなければ良いとは思っている。 ただ、あいつが、イアンが、そうであるならば……]
(142) 2013/06/16(Sun) 17時頃
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[仮に通信が届いていたら、イアンは気がついていただろうか。 混乱ゆえの早計だったかもしれないが、あの時、呼んだ彼の名前>>109に。
狼は、名前を呼び合うことで、個体の識別を行ったりはしない。 狼に近いヴェラもまた、相手を名前で呼ぶことはない。
名前を口にするのは、狼では認識できない『魂』、死した相手へ向けるとき。 だから、波打つ心の中で、『そうであれば』彼を死へ送るとの意思を、無意識に口走っていたのかもしれない。
イアンが、ヴェラのそんな習性を、知っていたかどうかは分からないが。
「私のところに来い」と言いつつ、自ら駆けていく矛盾。 ヴェラには窺い知れないことではあるが、それは奇しくも、廃屋を出たイアンの心情>>47と、似通ったものであったのかもしれない。
もっとも。雨により妨げられるこの廃村の中で、本当に彼と出会えるかどうかは、まだ分らないことではあるが]
(143) 2013/06/16(Sun) 17時頃
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―そして村の広場で―
[かつて、伝承において儀式が行われていたという場所>>125。 崩れた祭壇>>126と生気のない巨木>>80が見える。 狼はその場所で、緑の魔法使い>>134の姿を見かけることができただろうか?
見かけたならば、いや、今は彼女よりもイアン…… なんてことはせず、立ち止ったことだろう。 冷静さは留めども、錯乱する心中ゆえに、彼女が感じる冷たさ>>126は感じ得ることができなかったかもしれないが]
(144) 2013/06/16(Sun) 17時頃
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[問い掛けに、返事がなくとも彼女は気にしない。 目を閉じたまま、残りの魔物を狙う。 二人でならば直ぐに排除出来る数だ。
彼女は、常に魔法使いであろうとする。 同行者にもそれを求める。 魔法使い――魔物の排除を優先すること。
だから、イアンが武器を振りかぶった>>121のは 彼の攻撃のスタイルなのだろうと。 魔物を狙う為だと。彼女は思っていた。
彼女自身が狙われているとは考えていない。]
(145) 2013/06/16(Sun) 17時頃
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[攻撃の延長線上に居るのなら、避けた方が良い。 彼女がそう判断する前。
イアンの武器が空気を切る音>>122が、 彼女の背後。直ぐ近くで聞こえる。
彼女は話しかけながらも、魔物へと集中していた。 つまり、魔物の位置は彼女には分かっている。
イアンの攻撃位置。 その先に、魔物は 居ない。]
(146) 2013/06/16(Sun) 17時頃
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かわいいかわいい、あんたはかわいい。
[拗ねる様な口調>>138と握り拳>>139に 火に油を注ぐ様に棒読みでフォローにならないフォローを入れてみた。 その後で拳が飛んで来ても甘んじて受け入れるだろう]
俺よりは大概だ。
[違うと否定したコリーンを否定する様に。 ヴェラの背を見送る視線に母親の様な温かな色を見たのは 俺の気のせいか、それとも途切れ途切れの記憶の中の 欠片がダブらせているのか]
(147) 2013/06/16(Sun) 17時半頃
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[彼女は振り返りながら、咄嗟に攻撃を避ける。 半瞬、彼女の反応が遅れた。
綺麗に纏められた彼女の髪が一筋切れた。
そして。 まるで攻撃を防ごうとするように 彼女とイアンの間にあった右腕から
血が、流れていた。**]
(148) 2013/06/16(Sun) 17時半頃
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/* バトル苦手なんですが やり始めると、負けること前提で動くし そのくせ、ねちっこくしてしまうので どうしようもないというか(ノ)・ω・(ヾ)ムニムニ
(-64) 2013/06/16(Sun) 17時半頃
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それにしても…ヴェラの仲間思いと言うか。 イアンを大事にしようとするのは魔法使いとしては 度が過ぎている気がして怖いな。
俺も単独行動が面倒が無くていいが。
こんな状況じゃ悪い推測の方が先に立って困る。
[記憶を振り切る様に話題を変える。 イアンがヴェスパタインに1人で逢いに行ったのは明白だ。 そして息絶えた魔法使いと、いない魔法使い。
魔物を追い掛けたとも言えるが。
その可能性を口にはせずに、この状況でも単騎で 動き続ける2人に疑惑を持つような口ぶり。
だがいきなり深刻な口調にはしない。 少し困惑気味に、浮かんだままを口にしたような素振りで まだ小屋に残っている面子に視線を投げてから]
(149) 2013/06/16(Sun) 17時半頃
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/* あぁ! よかったっ!! 復旧されてた! どうやって通報するんだろうって、ドキバクしてたワタクシメ。 毎度、運営の方お疲れ様です。 おかげさまで、楽しませていただいております。
と、一言。
(-65) 2013/06/16(Sun) 17時半頃
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取り敢えず魔物が集まる前に、ここから退避するか。
[魔力を帯びた血の臭いに誘われた魔物の気配が 増えて来ていた。
倒し続けるのも面倒だと外へ出ると、俺は一瞬ぎょっとなった]
赤い…雨……?
[止む事のない雨降る光景に色が加わっていた。 まだ全ての水溜りに色が付いていない事から 赤の色が混じり始めたのはついさっきの事だろう]
女が泣いてるって奴か…。
[聖杯に消えた女が憂えて天から落ちて来る時は 赤い雨だと伝え聞いた事がある。 その憂いは]
(150) 2013/06/16(Sun) 18時頃
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ヴェスパタインの死? それとも他の誰かの死?
[血が流される事を憂えた女から見れば。 俺達は招かれざる者だろう。 だが、俺達は…血を流さなければ生きていけない。
例え……あんたがどれだけ憂えても]
ヤバそうなのだけは判った…。 取り敢えず俺達は死ななそうだ…と思うから。 俺は他当たる。
[そう2人に告げると、紅い雨を蹴って消えていく**]
(151) 2013/06/16(Sun) 18時頃
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