260 3日村
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[少年は確かに、其の聲>>77を聴いていた。 世界の未来≪judgment night≫を背負う唯一人の存在、救世主≪PERFECT HUMAN≫を望む彼女と、そして愛おしさに愛しむ彼>>106の叫びを──
だからこそ、目の前の約束されし者──トレイル=モンブラン=オルディス=ラフェリオ>>92の姿を双眸に映したなら、少年はフードの陰から静かに笑う。]
ご苦労様、案内人。
[過去を慈しみながら霞み、そして滲ませる様にして自らの姿を眩ませては遊ぶ猫王子≪チェシャ猫≫の輪郭>>100を見つめながら一言零し、その後>>132には咳払いを一つ落とした。]
…違う。世界の幸福ってやつ ……教えてもらわなきゃ、困る
[ルロイ修道士風挨拶≪握手≫>>132を見つめながら、瞳に未来を描く決意を宿していた。]
(135) 2016/12/03(Sat) 23時半頃
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[自分の記憶《Paradise Lost》 其れは幾度となく破壊されてきたもの。 此れは迄の世界は救世主を見つけられないまま──または、光≪正義≫が潰えてしまった、舞台だった。
しかし総ては此の 100万回目の世界 ≠ヨと繋がっていた。 少年を呼ぶ声>>137、其れは同胞の笑み。 だからこそ、少年は安堵を見せず だからこそ、少年は其処へ近寄ることもない。]
僕は…握手なんていらないから
[新たに動き出す足音≪時代の幕開け≫が耳に届いたのなら>>136、少年は静かに息を呑む。
────時間が、ない。]
(144) 2016/12/04(Sun) 10時頃
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[目の前の救世主>>138──トレイル=モンブラン=オルディス=ラフェリオに隠された<聖>属性≪エレメント≫※の開花準備さえもまだだというのに。 少年は唇から息を吐き出し、徐に魔道書≪グリモワール≫を開いた。
※属性≪エレメント≫とはこの世に存在する 法則 ≠ナある。 「地」、「水」、「火」、「風」の四大元素の他にも「光」、「闇」、または「無属性」といったものもある。 「聖」は彼の英雄"バルメロス=ラフェリオン=レイオス"≪Justice≫と同様、「幸福の象徴」であり「正義の執行者」が持つ特別な属性である。]
(145) 2016/12/04(Sun) 10時頃
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[其の希望を育成し、踏み躙る。
絶望への転換による悲劇は 多くの人の心に闇を齎すに違いないから
喜劇的な序曲へ、腕を伸ばす。]
(*29) 2016/12/04(Sun) 10時頃
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そ、見極めてあげなくちゃねぇ。
[頁を捲る指先は喜悦に塗れていた。]
(*30) 2016/12/04(Sun) 10時頃
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トレイル、…いや トレイル=モンブラン=オルディス=ラフェリオ
君の聖の属性≪エレメント≫を目醒めさせる為に、…手荒な真似はあまり好きじゃないんだけど……
[目的の色を持っていた指先は在る頁で捲る所作を止めた。 目を伏せる少年は其れを読む様にして見つめると唇を静かに動かす。]
── Steadfast Ward ≪壁よ 遮れ≫
[護符≪魔力耐性≫を此れから殻を破る雛鳥≪トレイル≫へと纏わせれば、少年の周りには颯々たる風の音が取り巻き、軈ては「闇」の属性≪エレメント≫を放つ。]
(146) 2016/12/04(Sun) 10時頃
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Call to Arms ≪誘え 戦場に≫
(147) 2016/12/04(Sun) 10時頃
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死霊術 ──── ── Necromancy ≪降霊せよ≫
(148) 2016/12/04(Sun) 10時頃
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[地から浮かび上がる影、其れは死者 だったもの ≠フ姿。 召喚者≪Summoner≫は其の光景を見れば、変わることのない眼差しを救世主≪希望≫へと向けたまま、──賽≪試練≫を投げた。]
これ、倒して 先ずは──闇に打ち勝つ 光 ≠フ属性≪エレメント≫の目醒めからだよ
…大丈夫、自分の記憶《Paradise Lost》を信じて
[100万回繰り返したなら其の魂は闘い方を覚えている筈、と賭けた希望を少年は紡ぐ。 死者≪Undead≫は朽ちた躰を揺らめかせながら彼を見つめ、少年は其の先の未来を見据えていた。]**
(149) 2016/12/04(Sun) 10時頃
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/* ごめんめっちゃ寝てたごめん コミットした
(-150) 2016/12/05(Mon) 06時頃
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…過激? ふん、文句ならコレに世界を救ってもらった後に聞くよ。聞かないけど。
[同胞>>172の激励≪GAN☆BARE≫と例の構え──二連銃を撃つ空気──を察すれば、残る意志を持った一瞥を送る。]
いってらっしゃい。 ちゃんとアレ、 救済 ≠オてね。
[銀の蔓を創造する彼に聞こえたかどうかは不明だが、彼ならば理解する事など容易いことだろう。]*
(217) 2016/12/05(Mon) 10時半頃
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[さて、少年は刹那のハジマリ≪光の属性の目醒め≫に目を奪われることとなる。
──彼の魂が、目覚めつつある。
上下に動く喉仏は圧倒によるものか。 其れとも──期待か。
閃光が駆ける世界から、僕《Undead》が消え失せる。 成る程、どうやら魔導書《グリモワール》の智識が頭の中に在る≪インプット≫されていることを無意識下には確実らしい。>>152 PERFEC HUMANの預言《アカデミック・スコア》もまた、同様に。
永劫の監獄《Azkaban》へと送られた僕共──ティラ・ミスは、罪を孕んだ過去さえも浄化《excution》されたのだろう。 首に繋がる銀色の鎖《Arkと呼ばれた物》に縛られながらも、胎動する雛鳥の騒めきは微かに其の殻に亀裂を走らせているのだから。]
(218) 2016/12/05(Mon) 10時半頃
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[「O」≪キング≫の居場所解析を行ったのか、其れとも辺りに散らばる光の属性≪エレメント≫を察知したのか。何方にせよ、宙から降り立つ殺人人形≪キリングドール≫>>203の姿を見つめていた。]
………。
[彼女が雛鳥>>210の手を取り、女神の元へと向かおうとする意志>>213が伝わってくる。 其れを映せば、溜息を一つ落とせざるを得なかった。]
取り敢えず、ソレ ちゃんと案内しておいて どうせ行き先は一緒でしょ? 僕も向かうから
[魔道書≪グリモワール≫を開いたなら少年は誰の手を借りる事もなく、目的へと足を運ぶ。]**
(219) 2016/12/05(Mon) 10時半頃
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ホッント、お前らって慌てん坊だよねぇ
死に急いでくれるのは、大歓迎だけど
[聴こえてくる者たちに、そしてこれから救済を捧げる者たちへ、細やかな独り言を落とした。]**
(*33) 2016/12/05(Mon) 10時半頃
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[バルメロス=ラフェリオン=レイオスの剣≪Lightning sunshine Excalibur≫
其れは希望の剣 そして────血に塗れた呪いの剣
死者の念、染み込んだ命、囚われたままの呻き────其の 総て ≠ェ背負われている。 剣を引き抜けば最後、その闇に捕らわれてしまうこともまた 哀しき事実 ≠ナある。
しかし、彼の英雄バルメロス=ラフェリオン=レイオスは聖の力によってその力に抗い、最期は其の身を世界へと捧げた。
雛鳥≪トレイル≫もまた、其れを振るうのなら 此の世界は────果たして。]*
(220) 2016/12/05(Mon) 11時半頃
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大丈夫だよ、デメテル様ぁ
使える物≪殺人人形≫は、使うから
(*35) 2016/12/05(Mon) 11時半頃
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──世界樹≪総ての始まりにして終わり≫で逢おうねぇ
(*36) 2016/12/05(Mon) 11時半頃
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