298 終わらない僕らの夏休み!
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……澪先輩たちもそうなら、
[ からかっている素振りのない言葉に、 深まるのは「何かがおかしい」という疑念だ。]
尚更、おかしいと思うんです。 こんなの現実的じゃないって、 わかってるけど、絶対……何かが……
[ そう、深まるのは疑念。 違和感が確かなものになるばかりで、 結局のところ、一体何が起こっているのか──なんて、 これっぽっちも分かっちゃいないのだ。
顔をぐしゃりとゆがめて、 お祭りムード漂う神社に視線を漂わせる。]
(205) 2019/09/03(Tue) 19時頃
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なんで、昨日のこと覚えてる人と、 当たり前みたいに9月1日”してる”人がいるのか。
そもそも、なんでこんな状況なのか、 ぜんっぜん思いつかないし……
[ 仲間が増えたのは心強いけれど、 何か状況が変わるわけでもなく。
どこかで探されている>>191とも知らず、 結局、ううんと呻って腕組みをするばかりだ。*]
(206) 2019/09/03(Tue) 19時頃
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千早は、ヒナコ先輩たちはあのあとどうしたのだろう、とふと思った。*
2019/09/03(Tue) 19時頃
師範棋士 千早は、メモを貼った。
2019/09/03(Tue) 19時頃
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──神社──
[ 今日って9月1日だし。>>210 なんて言葉を受けて、千早は顔を顰めた。
その後の続いた言葉>>211で、 どうやらやたらの順応性が高いというか、 そういうふうに解釈をしたけれど、
それにつられて、そういえば。と思い出す。]
竜太も学校は明日からって言ってたんだよね。 認識でも記憶がバラバラって……
[ 謎は深まるばかりである。
まだ夢>>219なんて説が出たもので、 自分の頬をつねってみる。普通に痛い。 ついでに、大須賀の頬にも指先を伸ばした。]
(222) 2019/09/03(Tue) 21時頃
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ゆめ。なんでしょうか。 確かに、到底説明つかないんですけど。
[ ううむ。と腕組みをした>>211ところで、 ひとまず受け入れる>>220という提案がなされ、 さらに──、]
あっ、はーい! きしでーす。
[ ちょっぴり離れたところから、 祭りに相応しくない制服姿が見えた>>218。 とっさに手を振り上げて答える。
しかし、手に持った串焼きのおかげで、 少なくとも千早よりはお祭りムードを出せている。]
(223) 2019/09/03(Tue) 21時頃
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[ ちょっとだけ羨ましい! ということはさておいて、 ひとまず投げかけられた問い>>218に答えよう。]
……もしかするんです、これが。
[ 神妙な顔で頷いて、 指先を揃えて掌を上に。
澪先輩と大須賀を順に示してから、 改めて澪先輩のほうへと向き直った。
明日は多分ちゃんと9月2日。 それでいいんだろうか。とも思うけれど、 きっと正解なんて導き出しようがない。]
(224) 2019/09/03(Tue) 21時頃
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……それで、いいんですかね。 1日長い夏休みだってことにしちゃえば──、
[ 明日は本当に来るんだろうか。 ……千早は、本当に明日になってほしいんだろうか。
ちりりと胸の中でざわめくような、 嫌な予感じみたものを覚えながらも、
もしそうなら、お祭りを楽しもうかな。 なんて、少しでも前向きに考える努力を。*]
(225) 2019/09/03(Tue) 21時頃
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師範棋士 千早は、メモを貼った。
2019/09/03(Tue) 21時頃
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/* 千早の片思い相手、「岸千早は明日を迎えたい」に最終的に行き着きたいので、ループを共有できない人、村内で会えない人=村PCじゃないモブ想定で最初から書いているのですが、 それはさておき根岸先輩のきしーがかわいくて微笑みました。
(-104) 2019/09/03(Tue) 21時頃
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師範棋士 千早は、メモを貼った。
2019/09/03(Tue) 22時頃
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──神社──
[ たぶん、考えたってどうしようもない。 ──ってことは、薄々分かっていて。
だって千早は、天才科学者でも、 物理学者でもなく、ただの高校生だ。
この奇妙な状況に気が付いている、 この場にいる全員が、ただの中高生で、
きっと、話を重ねたって、 謎が解けるわけじゃない。
……ということを、 澪先輩が根岸先輩と鹿崎先輩に、 現状を説明してるのを聞きながら考えた。>>231]
(242) 2019/09/03(Tue) 22時頃
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……あっ。 私、そういえば昨日、 おみくじ引き損ねたんでした。
せっかくだから、探してきます。 屋台もりんご飴しか食べられなかったし。
[ 気分を切り替えようとするみたいに、 努めて明るく手を叩いてそう言った。
よしっとわざとらしいくらいに、 くるんと身体の向きを変えて──、
言い訳をするみたいだけれど、 鹿崎先輩>>236とはまた別ベクトルに、 気を遣ったつもりでさえいたのだ。]
(243) 2019/09/03(Tue) 22時頃
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[ そうして屋台の並ぶ方へと。
駆け出すわけじゃないけれど、 ひらりと歩き出してしまったので、 つくづく気の短い後輩と思われても仕方なかろう。*]
(244) 2019/09/03(Tue) 22時頃
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/* 1(おみくじの結果用です)
(-121) 2019/09/03(Tue) 23時頃
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──神社──
[ 輪を外れたとき>>243、 他の誰かがついてくるとか、 或いは別の場所に行くだとか、 千早はあまり意識していなかった。
だからこそ、澪先輩の声>>261にも、 気づかずその場を離れてしまったんだろう。
さらに、ちょっと離れたとこから響いた声>>248に、 神さまでもないくせ、ビクッと驚く羽目になる。
これが塾とかでの出来事なら、 千早だって生意気な後輩らしく、 鹿崎先輩、声大きいですよ。とか、 余計な一言も添えたんだろうけど。]
(263) 2019/09/03(Tue) 23時頃
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[ そのとき、千早は神妙な顔して、 おみくじ筒を両手で持ち上げたとこだったので、 生憎、一声吠えてやることは叶わなかった。
……ええっと、これはただの運試し。 願掛け。おまじない。ジンクス。的な。
そんな言い訳をしっかり心の中でしてから、 えいっと数度大きく筒を振って。
……引き換えてもらった紙切れの、 てっぺんからおしりまで目を通して、
目を、通して。]
(264) 2019/09/03(Tue) 23時頃
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[ 実のところ、そこに書かれた結果に、 大した意味なんてないってわかってる。
おみくじの結果が良くても悪くても、 人の心が変わるなんてことないし、
千早を待ち受ける運命だなんて、 7月のあの日に確定してるに決まってるのだ。
ただ、ほんの少し安心したかっただけ。 明日にはやってくるはずのその日を、 すこぅしだけ、楽に迎えたかっただけ。]
(265) 2019/09/03(Tue) 23時頃
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[ ……だから、目を細めて覗いた先に見えたのが、 素気のない一文字だけだったとしても、 その一文字が中心にメみたいなパーツを持ってても、
……なあんの意味もない。 って、心の中で唱えてる、 きっと傍から見れば肩を落とした千早は、
それでも、その紙片を丁寧に、 結び場の隅っこに結びつけたのだった。*]
(266) 2019/09/03(Tue) 23時頃
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師範棋士 千早は、メモを貼った。
2019/09/04(Wed) 00時頃
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