126 生贄と救済の果てに〜雨尽きぬ廃村・ノア〜
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ヴェスパタインが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ホレーショー、ヴェラ、ツェツィーリヤ、コリーン、イアン、ヤニク、ソフィアの7名。
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/* イアンさんの〆の文章、ハサンダotz
(-0) 2013/06/15(Sat) 00時頃
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[長生きしろと言われた言葉] [焚火の前に蹲ったまま、胸へとあてる右手]
…ケッ、どいつもこいつも、そう言っていきやがる。
[思い出してしまったのは、その言葉と同じ遺言] [右手の下で動く心臓は、一度は動きを止めたものだから]
(0) 2013/06/15(Sat) 00時頃
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/* だ、大丈夫ですか? 何気にキリング初でして。余り傷負ってもいけないかなって一方的でしたが。(おろおろ)
ヴェスさんの魂、貰っちゃってもいい?
(-1) 2013/06/15(Sat) 00時頃
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[彼女はフードを脱ぎ、雨の中へと向かう。]
魔物が来ているようですね。 人型ではないようですが、数が多いようです。
[雨の音。 それに混ざる、周囲を囲むような多くの魔物の音。
彼女の耳にはまずそれだけが聞こえ ヴェスパタインが襲われた音>>1:151は 聞こえていなかった。]
(1) 2013/06/15(Sat) 00時頃
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よ。悪いな。
[村の外から姿を見せた魔物達に、まるで知り合いの様に 気安く声を掛ける。 だが声を掛けた右手には焔の剣が握られていて、 飛び込んで来た猫の化け物をカウンターで切り払った]
せいぜい混乱させてくれや。
[表情を変えずに数多い魔物達を屠り、隙を見て贄にする。 そうやって少しずつ不自然ではない様に廃屋から離れて行った]
(2) 2013/06/15(Sat) 00時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/06/15(Sat) 00時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2013/06/15(Sat) 00時頃
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[ヴェラの遠吠え>>1:155は雨に混ざり 彼女の耳に届く。 が、その意味は分からない故に、 彼女にとって雨音と同じ、排除される音。]
……参ります。
[音の反響が少ない場所へと移動し、 彼女は雷の矢尻を構える。]
(3) 2013/06/15(Sat) 00時頃
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…?
[ヴェスパタインの身体が床に倒れるのを見つつ、乱れた呼吸を整える。
自分に向けたホレーショーの声が聞こえたような気がしたが、それが耳に届く事はなかった。]
なぁ、ホレーショーさん。 ヴェスさん、生贄にしてもいい? 何か魔法に使うのなら待つけど。
[小屋は村の入り口からは離れているので、まだ魔物の来襲は知らない。]
(*0) 2013/06/15(Sat) 00時半頃
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…あぁ、来てんな。
[ツェツィーリアが聞きつけた魔物の気配に、うなづく] [雨の中飛び出せば、茂みに光る無数の瞳]
……行けぇッ!!
[右袖から飛び出す、無数の有刺鉄条網] [飛び掛かってくる小さな魔物たちを捉えて引き裂く] [贖罪の荊は、かの人が遺したもの] [犯した禁忌が遺したものは、この右手とこの左胸に]
(4) 2013/06/15(Sat) 00時半頃
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/* (>>1:155 ヴェラ) 音子ってなんだろう?(ノ)・ω・(ヾ)ムニムニ とか思ったけど ねこ か!
(-2) 2013/06/15(Sat) 00時半頃
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― 回想・廃屋へ ―
[>>1:148肩の力が少し抜けたようなソフィアの言葉に、少し安堵する。 魔物と間違えたという話には思わず吹き出して。]
―そうだったのか。 って、また魔物と間違われた? やっぱり狼の姿、使い過ぎは良くないんじゃない。
[>>1:149ヴェラが女性に間違われている上、自分達がお似合いなんて思われているとは想像もしていないので。こくりと頷く彼女には笑顔で応じておいた。*]
(5) 2013/06/15(Sat) 00時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/15(Sat) 00時半頃
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/* いやぁぁぁぁっ!! もう、一匹外いるのをいいことに、何度も読み返してしまった。 これまで見てきた村の中でも、ドラマチックさではダントツのダミーキリングだったと思います。 本当に、お疲れ様でした!
そして、メモのみなさんが優しい……(うるっ。
(-3) 2013/06/15(Sat) 00時半頃
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悪かったわね。
[気安く触るな>>1:128と言われれば、ぷぃっと視線を背けて。 そうして、今。
遠くで聞こえる声。>>1:155 ツェツィーリヤ>>3とヤニク>>4に小さく頷いて。 円月輪の破片の力を解放する。]
避けてよね!!
[投げた円月輪は、数体の魔物を一気に狩って、弧を描いて手に戻る。 共闘している時はあまり投げたくないのだが、数が多過ぎて、近接だけだと辛いので。]
(6) 2013/06/15(Sat) 00時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/06/15(Sat) 00時半頃
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生きるのに必要なら好きにしろ。
[後戻りは出来ないか、 とするつもりも無い言葉が漏れそうになって苦笑する。 代わりに出たのはやはり我関せずと言ったもの]
今、村魔物だらけだから。
[だから何なのかまでは口にはしなかった。 後は自分で考えろと何処までも不親切な声]
(*1) 2013/06/15(Sat) 00時半頃
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/* 長くてすみませぬ…。(土下座) どんどん挟んで下さい!
(-4) 2013/06/15(Sat) 01時頃
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[ダンスのステップを踏むように 最小限の動きで攻撃を繰り出すのは、 彼女が魔物と一定の距離を保とうとしているからだ。
彼女の間合いより内に飛び込んでくる猫の魔物は 少しだけ厄介だ。 ヤニクがその魔法で魔物を足止めしてくれるのは>>4 有難い。]
了解です。
[コリーンの声>>6に、彼女は頷く。 音に集中する為、目を閉じたまま それでも彼女は飛んでくる円月輪を避ける。]
(7) 2013/06/15(Sat) 01時頃
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ホレーショーッッ!!!!
まとめて、燃やしてよーッ!
[名を叫んだその人が、魔物を呼び寄せた本人だなんて知らない。 蜘蛛だの蛾だの蟻だの蜂だの。 小さいものは切りにくいので、まとめて燃やして欲しいと思うのだが。 扉の外にいたはずの彼は、姿が見えなくて。]
(8) 2013/06/15(Sat) 01時頃
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ん、了解。 それじゃ、遠慮なく。
[返ってきたのは自分の判断に委ねられるもの。 力を求める故に、ヴェスパタインの魂は喉から手が出る程欲しかった。
彼の口から出そうだった言葉には気付かない。 もし言われたとしても、もう遅いと答えただろう。
魔物の来襲で魔法使い達の気が逸らされていると分かれば]
そうなんだ。 あんたの手引き?だったらありがとう。
[それなら自分も助かるので、感謝の言葉がするりと出る。]
(*2) 2013/06/15(Sat) 01時頃
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よく声が通るな。
[コリーンの怒鳴る様な呼び声>>8は残念ながら届いていた]
あいつはもう少し…静か…。
[だったと記憶を辿り掛けて途方に暮れる。 あの女性はどんな声をしていただろう。 どんな声で、表情で、俺の右手を握ってくれただろう]
(9) 2013/06/15(Sat) 01時頃
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―村の入り口で―
[参ったな。と、狼は思う。 猫をかみ砕き、鼠を引き裂き、蟻を叩き潰しても、次から次へと押し寄せてくる魔物の群。 手加減ができず、思いあまって直接殺害してしまうこともしばしばで。
こんなには、いらないんだがな……。
自分を『弱い』と評した>>1:141、ソフィアとの会話を思い出す。 度々揺れ動いていた彼女の心情>>1:142はヴェラには分かりきらなかったが。 もごもごとくぐもった言葉>>1:143は、疑念ではなく自信のなさとして受け止めていた。 裏付けるのは、あの時の頷き>>1:144と、質問に対する回答>>1:145。
『嘘』>>1:146という言葉は過らなかったが、苦手なのだとは察することができた。 別に、それを非難するつもりは一切ない。 ただ、どんな相手なのかを知りたかっただけのこと。それゆえの、短い返答だった>>1:147。
狼の群れにだって、子供や弱ったもの、そうでなくても、狩りを苦手とするものがいる。 そのものに、餌を分け与えるのは当然のことなのだから]
(10) 2013/06/15(Sat) 01時頃
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[まして、狩りには不向きとも、回復魔法という長所がある。 さらばと、自分の供物の回復がてらにこうして表にでたものの>>1:112。
こんなには、持って帰れぬ。 いや、もはや持って帰る必要もないほど湧き出てはいるわけなのだが。
あの廃屋に集った魔法使い達はどうであろうか。 あれだけの数がいれば、『弱い』者がいても凌げる……と信じたいが。
ざりっ、と背を引っ掻くのは、鼠の爪。 皮が厚いゆえに負傷にはいたらないものの。
むしろ、危険なのは。 1人でいる自分。それと、ヴェスパタインやイアンの方か。
助けを呼んでいると勘違いされると困るのだが、廃屋に合流できていない場合を考慮し、味方はここだぞ! と一声した。 おそらく、ツェツィーリヤには排除され>>3、彼女の支障となることはないだろう]
(11) 2013/06/15(Sat) 01時頃
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別に。俺の為だ。お前の為じゃねえ。
[感謝の言葉に一瞬動きが止まる。 魔物から感謝の言葉を聞くとは思わなかった。 随分と人間らしいと、 ヴェスパタインの魔力が消えた方向に視線を向けて苦笑する。 が、苦笑するだけだ]
(*3) 2013/06/15(Sat) 01時頃
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/* ノープランばんざい! どーうごこうっ!! とりあえず、1人でいる首無(多分)のどちらかと接触かな? おいしそうだし。
(-5) 2013/06/15(Sat) 01時頃
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今度は狼か……。
[感傷に浸り掛けた俺を呼び戻したのは遠吠え>>11 煩いのが多いなと溜息を吐きながらも、 ここで合流しないのは不自然か。 それともヴェスパタインやイアンを探しにいくフリを した方がいいかと思いながらも足は声の方に]
(12) 2013/06/15(Sat) 01時頃
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/* いやーっ!! ホレーショーさんパニックイベントすごくいいと思うのに、ヴェラの立場で活かす動きが思いつかないーっ!! 多分、今は赤での相談中だろうし……ぬぬっ。
(-6) 2013/06/15(Sat) 01時頃
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− 崩れかけた小屋 −
−それじゃ、いただきます。
[まるで食事を行う時のような言葉を紡ぐと、ヴェスパタインの額に翳した右手に意識を集中させる。 まだそれ程多くの魂が宿されていないように見えるその手は、ひどく飢えていた。
やがてヴェスパタインの魂が宿った右手を満足げに撫でて。
術者が死に、魔法が解除された死神の指先をシャツのポケットに収めれば、何事もなかったように小屋を後にした。**]
(13) 2013/06/15(Sat) 01時頃
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/* 廃屋に戻って……いやいや!! ないないっ!!
あぁ、それとソフィアさん。ちょっとお返し雑になってすみませーんっ!!
(-7) 2013/06/15(Sat) 01時頃
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避けねえと丸焼きになるぞ!!
[自分で呼んでおきながら酷い奴だと口元に笑みを浮かべたまま 焔樹の根を放つ。 三匹の焔の蛇がそれぞれ狙いを定めた魔物へ向かい 燃え上がらせる。 その中に白い狼もいたが、それはそれ。 一応忠告はして放ったつもりだ]
(14) 2013/06/15(Sat) 01時頃
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