295 突然キャラソンを歌い出す村3
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…………吸血鬼っていうのは、死ぬときに光って消えるものなの?
[コーちゃんの改めての答え>>117に、さっきの光景を思い出す。 吸血鬼九生屋シュウがこの場にいたかいないか、については眼鏡の追手さんに聞きはした>>5ものの、いたという確信自体はしている。 ただ、消えてしまったというのをまだ、呑み込みきれていないだけ。
答えはコーちゃんからでも官ちゃんからでも、どっちからもらえてもよかったので、とりあえずは二人がいるほうに誰向けともなし聞いてみた。]
(127) 2019/05/03(Fri) 00時半頃
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小鈴は、タカモトに心の中で感謝した…
2019/05/03(Fri) 00時半頃
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[八家本は各々の会話に口は挟まない。 特別、会話に混じる心算もない。 ただ、銃口だけは、六合から逸らさない。]
……
[コレ撃つと、貴重な戦力が減るなあ。とそう思う。 男にとっては六合は、同業の仕事仲間だった。
期待通りか期待以上の働きを求められる。 ありがたくて頼りになる戦力だ。
だから、惜しい。と思う気持ちがないではない。]
(128) 2019/05/03(Fri) 00時半頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2019/05/03(Fri) 00時半頃
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[同時に、六合攻芸には高校生としての生活があり、 普通の人間としての生活がある。
多少なりズレたところはあるにしろ、これまでの生活に未練がある程度には、そこも確かに彼にとっての居場所なのだろうと八家本は勝手に思っている。
ある意味で言えば、愛されているようにも思われて。 少し羨ましくもある話だ。]
(129) 2019/05/03(Fri) 00時半頃
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さあな。 殺し方にもよるだろうが 少なくとも、何らかの痕跡は残すものだ。
[>>127 飢えに耐える六合に語らせるのは酷かと、宇津木へ視線を向けないまま口を開く。逆に理性を引き止める手段になるのなら、まだしもなのだが、果たしてどうだろうか。六合の様子を監視している。]
(130) 2019/05/03(Fri) 00時半頃
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>>127
……? ひかって、きえる……? なにそれ?しらん……
[宇津木にアホの顔をした。 ハンター的にはそんな現象を観測したことはない。 しかし攻芸はアホなので、それ以上のこたえはもちあわせない。]
(131) 2019/05/03(Fri) 00時半頃
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>>121>>122 >>123
[九生屋の死は、攻芸にとっては納得できている唯一つ自分ができることだった。だからそれの後悔は一つもない。
パチン!と戸高から平手が入ると、唸るのがとまる。 少し頭がすっきりする。]
………、
……………、……
[そんなんで、バスケできんの?]
(132) 2019/05/03(Fri) 00時半頃
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[そんな風に聞かれると思っていなくて、攻芸はただ、ただただ呆然としていた。]
(133) 2019/05/03(Fri) 00時半頃
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………
[戸高はまだ、こんな自分を誘ってくれていた。 最初は何も知らないでそうしていると思っていた。
もう吸血鬼だの、最後の申し開きだの、後輩殺し疑惑だのいろんな要素があるっていうのに。
戸高はただただ、自分に我慢しろと言った。 攻芸はすう、と息をすった。]
(134) 2019/05/03(Fri) 00時半頃
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>>118
…………
[邪道院が『最期と』いってくれていたことで攻芸は心底安心をした。牙を剥いて笑った。 吸血鬼の始末のつけかたとは元来それしかない。]
……
おれにとって、 きゅうけつき、とは。 ころすもの、だ。
きゅうけつきで あるいじょうは れいがいは ない。
[においを深く嗅ぐのを堪える。 酸欠気味な時のように、脳がふわふわしていた。]
(135) 2019/05/03(Fri) 00時半頃
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……できれば……
これだけは、したくて……
あさ、まででいい。
だれもいないうちに たいいくかんだけ かしてほしいんだけど……
[本当はこんなな『すこぶるおいしそうなエサ』に出会う前に、こっそり体育館で思い切りボールを扱うつもりでいた。
だからヤマモトに『少しまって』と伝えてあったのだが]
(136) 2019/05/03(Fri) 00時半頃
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……まあ…… むりならいい。
[空腹感で研ぎ澄まされた神経が、ヤマモトに狙われていることも理解していた。 だから、やるならやってしまってくれと。 全て吐露し終わったから。 今はそれでいいやとも、思っていた。]
(137) 2019/05/03(Fri) 00時半頃
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……え。
[普通は、光って消えない。痕跡は残る>>130。 やっぱりそれは正しいらしい。追手さんも驚いてた。 でもまさか、今さっきまでそこにいて堂々と殺したとか言ってるコーちゃん>>131までもが、しらんって。]
いや、でも、シュウちゃん、さっき、光って消えたじゃない。 壊れてた海賊船とか、全部直って。アタシの傷も消えたし。
[見たよね? 見たよね?]
(138) 2019/05/03(Fri) 01時頃
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[期限切れは近そうだと判断しながら、銃を構えたまま、 邪道院に近づいていった六合との距離を詰めていく。
戸高や宇津木、邪道院からも、 銃を構えているこちらの姿は見えるだろう。
六合を殺そうとしていると思われても 特段構う心算はない。 貴重な一発を外さない距離だけを保つ。]
(139) 2019/05/03(Fri) 01時頃
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…………
[宇津木の混乱と解説と諸々。 おきたことの不思議な全て。 攻芸にとっては九生屋の心臓に杭を突き立てたことにかわりがないが、誰かにとっての足しになるなら。 自分にはわからないことが、誰かにはわかるならと、唐突に意味不明な単語を持ち出した。]
……、ふ。
――『マニャプィ』を のみにいくらしいぞ。
[聞いても誰にとっても意味不明なことを話すのだ。]
(140) 2019/05/03(Fri) 01時頃
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くしやの、さいごのことばだ。
[こんなバカげたことがあるか。 そうは思うが、事実だ。]
(141) 2019/05/03(Fri) 01時頃
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[きゅうけつきはころすもの。 きゅうけつきであるいじょうはれいがいはない。 途切れ途切れにコーちゃんが呟く言葉を聞きながら、様子を見守っている。 死ななくてもいいかも>>75と聞いているので、自殺とかはしないだろうと思っているけれど、不安は募って仕方なかった。]
体育館? あ、もしかしてバスケするの?
何それ、見たい見たい!
[ただ、願いごと>>136が聞こえたときは、期待もあってぱっと声が明るくなった。 バスケが超人級にうまいのは知ってたけど、部活にまでは見に行ったことがなかったから、結構興味あったのよね。]
(142) 2019/05/03(Fri) 01時頃
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[牙を生やして笑う顔>>135に、目を細める。 怒りではない。 失望でも、絶望でもない。 深く、暗く。それでも静かな色がそこに乗っている。]
…そうだな。
[震えも無ければ、声色が変わるわけでもない。 ただ答える言葉は短かった。]
(143) 2019/05/03(Fri) 01時頃
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― 市街地・夜 ―
えっ
[神森の遊園地までは市街地から深夜バスが運行している。
それに乗っていけば朝には――――と思っていた矢先。 確実に何かが聞こえた。
矯声にも近いような何かの悲鳴にも似たような声が(>>112 >>113 >>115 >>116)]
(144) 2019/05/03(Fri) 01時頃
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ああ。わかった。 用意しよう。
[六合の願い>>136に、確かにひとつ頷いた。 無理ならいい、という言葉には静かに首を振る。]
………。
[ふと、視界の端に八家本の姿>>139に気付いた。 ぎろ、と一度怒気の混ざった視線だけを送る。 邪魔をするな、とでも言いたげに。]
(145) 2019/05/03(Fri) 01時頃
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[ヤマモトの姿が見えると]
………
[『内緒にしてくれ』と言っていたのになと思う。]
……
[目を細める。 彼の方を見ておもうことには。 『俺は嘘が下手だぞ』ということ。]
(146) 2019/05/03(Fri) 01時頃
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えっ ちょっと どういうこと
[恐怖が先行しつつも、声がした方向に足を運んでみる。
ちょっとした好奇心。怜奈は声の方向へと――――]
(147) 2019/05/03(Fri) 01時頃
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……はい? ゴメンもう一回。
[体育館でのバスケ、にテンション上げたところで告げられた謎の言葉>>140は、流石に一発で意味を理解しきれなかった。 もう一回、が叶ったかどうか。叶わなくても、最後の言葉>>141と知れればほんの少し、口元で笑う。]
何それ。猫語? ……そっか。 またどっか行ったのかしらね、あの子。
[若干間抜けな語感に、くすくすと笑いがこみ上げてくる。 案外しぶとく生きてそうねぇ、なんて、幻想に縋るような気持ち。
体育館が用意される>>145と聞けば、また少し気分が浮上した。 人間ってのは現金なものね。]
(148) 2019/05/03(Fri) 01時頃
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[不可思議な九生屋の消失について、 六合にのみ聞こえていたことがあるようだ。 >>140 六合から発せられた耳慣れない響きは、似たような発音の言語を操る耳付きの少女を想起させる。 あちらにも会いにいかないとならないかもしれないとそう思う。]
……
[そうして姿を見せれば、飛んでくる怒気の籠った視線に 銃を下ろすことはないまま、男は諸々を隠しとおすことを諦めた。]
(149) 2019/05/03(Fri) 01時半頃
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ウツギは、ヤカモトの姿は気づいていない。気づいてたら騒ぎ立てるところだった。
2019/05/03(Fri) 01時半頃
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[部下に連絡を取って、学校近辺の人よけを頼む。 そっちの方が六合にもありがたいだろうと判断して。]
朝までは、学校に人は寄せないようにした。 体育館は好きに使え。
そう言ったからには、 耐えて見せろよ。六合攻芸。
[はしゃぐような声>>142に六合に問う。]
だそうだ。アレは入れていいのか。
[今も相当の吸血衝動を耐えているはずだ。それでも負担を背負う気なら、なおのこと耐えろ、と言うしかない。]
(150) 2019/05/03(Fri) 01時半頃
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[吸血鬼とは、殺すものだ。>>135 これもまた、六合の事情ってやつだろうか。 僕は、それがそんなに後生大事に守るような事情には思えなかった。]
ふーん…
[だ。 蚊でも潰しときゃいいのに。 僕はこの時の六合の顔は直視できなくて。 わざとらしく小さな声で不機嫌たらしい相槌を打つ。 六合は家の事情?とかより絶対バスケのが好きだと思う。知らんけど。 僕はちょっと無意味に張り合った。]
(151) 2019/05/03(Fri) 01時半頃
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[でも体育館を借りたいと聞いたら話は別だ。 ユキちゃんも喜んでる。>>142 もちろんそれは僕だって嬉しい。 ほらな、やっぱりバスケの方が好きなんじゃん!て思う。]
六合…
[僕は、喜色満面…とは、さっきの今では無理だったけど。 さっきからさいごだとか、なんとか 縁起でもない言葉ばっか聞こえてくるからなんでも素直には… …でもやっぱり、嬉しいものは嬉しいから。 僕は安心して、ついに表情が緩んでしまった。]
(152) 2019/05/03(Fri) 01時半頃
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…なあおっさん、それ向けんのやめてやってよ。>>149 大丈夫だよ、六合は我慢できるよ。 どうせ体育館にも見張りに来るんだろ? じゃあその時でもいいじゃん。 …今は大丈夫だよ。
邪道院もさ、いいだろ?
頼むよ。
[邪道院の六合に対する返事はイエス。>>145 それを見れば六合の方へ視線を移す。」
…やったな六合!
(153) 2019/05/03(Fri) 01時半頃
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[今、六合に向けている特別制の 人体の吸血鬼要素だけを『殺す』弾は、 いずれはこの怪異が跋扈している世を すっかり『ヒト』の世の中にするため、 神秘殺しのために、開発されたものだ。
だから、八家本としては、この土地を治め、 神をも造る邪道院家にはあまり、効用を知らせたいものではない。邪道院のいないところで撃てればベストだったが、こうなってはもう仕方ない。]
── 命令違反ばかりの駄犬ですみませんが、 危ないと判断したら、撃ちますよ。
[六合の望みを邪道院がどう扱うのかを待ちつつ、こちらの行動を伝える。邪道院の言葉が、六合を抑えられてるのならいい。 けれども、そうでないなら、即座に撃つつもりだった。]
(154) 2019/05/03(Fri) 01時半頃
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♪『黄金色の冒険譚 〜第四章〜』
見知らぬ土地での想定外(アクシデント) 笑わないでね お腹が鳴った故の過ち
お伽噺のカミナルモリでも 減るものは減るし 足りないものは足りない お腹が減ったら冒険できない 仕方ない
目の前に差し出された果実 そっと一口 舐め味わった 黄金色のそれに牙を立てるには まだ早いよね
それは不思議な世界の物語 至上の甘露は味見だけ 知らなかった世界の冒険譚 まだまだ歌は続くから
ねえ 本当は 本当はね 一緒に奏でたかったよ 故郷のキミと
今はまだ届かないけど どうかどうか 待っていて ♪
(155) 2019/05/03(Fri) 01時半頃
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― 夜 / 市街地 >>144>>147 ―
[怜奈が足を運んだ先。 グロリアはまだ起き上がれず。 ミタシュはまだ立ち去る前で。]
―――…、
……見た? それとも、聞いた?
[闖入者に、端的に訪ねる。 瞳の色は、昂った金色のまま。]
(156) 2019/05/03(Fri) 01時半頃
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