44 【game〜ドコカノ町】
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──学生会館ラウンジ
カミジャー、いそう?
[飛んだはいいけれど、目の前に虫男が居たりしたら今度こそ立ち直れないので、ぎゅっと目をつぶったまま降り立った。]
居たら教えて!
[レティーシャに目をつぶって使える索敵の技はない。普通に考えてとても危険だと思うけれど判断力は鈍りっぱなし。]
(427) 2011/02/19(Sat) 12時半頃
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えええ、居たの!?
[まさか一発目で引き当てるなんて心の準備ができていない!]
っ……!
[手を掴まれれば、それがまた刺激になった。薄目をちらちら開けて、足下を確認しながら走るのもあって、歩みはのろい。]
(433) 2011/02/19(Sat) 12時半頃
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アシモフくん!
[何度か聞いた声。ぱっと目を開けた。]
ここ、なんか変なの、いるよね? 探しに来たんだよ。アシモフくん刺されてない?
[吐息が熱い。ばれませんようにと祈った。]
(436) 2011/02/19(Sat) 13時頃
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[何もなかったとの言葉に顔が曇る。]
さっきから、身体、変で……! 刺されたせいじゃなかったら、どうしよ、う。
[聞こえるのはドナルドの怒声。びくりと身体をすくませた。ハートマークを飛ばしてくれる彼に、もうそういう意味で頼りたい。めちゃくちゃにされたいとか思ってしまいそうだ。]
マツムラ……? 敵のなまえ? 補助、したほう、いい?
[あれじゃぁまるでデフォドナルドのような。絶叫に近づくのはためらわれた。]
(443) 2011/02/19(Sat) 13時頃
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……え。
[症状を問われて首を振る。レティーシャの口からそんなこと言わせられない!]
たぶん……手当とかできるものじゃないし……。
[うるんだ瞳に上気した頬で、言えない、と呟いた。]
(444) 2011/02/19(Sat) 13時半頃
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うひゃっ、ぁ!
[アシモフに額を触られて>>445、すべすべした毛皮の感触に背筋を電流が走る。嬌声が小さくこぼれた。]
うん、だいじょぶ。だいじょぶだから。
[全身に広がりかけた甘い感覚。これ以上触られたらたまらないと、ネズミさんをつかみあげてカミジャーの頭にのっけた。うん、可愛い。]
……わかった。ドナさんの獲物なんだね。お願いするんだよ。
[カミジャーに足手まといと言われて>>447唇をちょっと噛んで、荒い息をなるべく感づかれないように気遣いながら戦闘を見守った。]
(468) 2011/02/19(Sat) 17時頃
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レティーシャは、猫の声を聞いた気がして首をかしげた。
2011/02/19(Sat) 17時頃
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[大きな音がしてマツムラくんがべちゃりとなって、ドナルドの笑い声が響く。それがマクロ音声なのは、いろいろなドナルドから何度も聞いたことがあるからわかった。]
やっ、なんで……
[身体の熱さはすぐには消えてくれなくて、心臓がきゅっとなる。冷静に考えれば普通の毒や麻痺だってスイッチを切るようには治らないのだけれど。 あたふたした分、駆け寄るのはちみっこ二人のほうが早かった。]
ドナルドさん、お疲れ様♪
[ハートマークに応えて音符を飛ばすのは条件反射。心情にはそぐわない。]
(548) 2011/02/19(Sat) 22時頃
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……この敵、知り合いなの?
[首をかしげた。マクロも発動。]
検索でも出てこなかったからプレイヤーじゃないのわかったけど……ほんものと最初は見分けつかないモブも居るんだ。
[ドナルドの言っていること>>545に頷く。彼がどんなダメージを受けているのか推測できぬまま。]
(549) 2011/02/19(Sat) 22時頃
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トモダチ……。
[ドナルドの言葉を繰り返して。自分のゲーム仲間──ボリスや水着ホリーがこうなったところを想像して、ぎゅっと手を握りしめた。]
……カミジャー。
[自分とほとんど変わらない身長のしーさーを撫でる。]
さっきとか、ありがと。レティはドナさんにつくね。
[無表情と笑顔の中間くらい。丁度いいマクロがなかったから少し情けない素の表情になった。 カミジャーとのパーティを解除。ドナルドに招待を送る。ぴこん、とかわいらしい音。]
ドナさんのお願いの方がレティの願いに近いから。戦うならこうしてみるよ。
[たたっとドナルドの後ろに回った。]
(555) 2011/02/19(Sat) 22時半頃
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"ビスケットシールド!"
[慣れた防壁を発生させた、けれど。対象との相対位置を保ったまま宙に浮くシールドは、足下まではカバーしていない。]
(557) 2011/02/19(Sat) 22時半頃
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えへへ、甘いんだよっ!
[高く高く跳躍する。月ウサギのシューズ発動ダメージ6。このくらいなら保険の掛け金としては安いもの。ドナルドがいくつかたたき落としてくれたおかげもあって、喰らわずに済む。]
"綿菓子の雲!"
[続いて中空に足場を一個。リンゴ13個分の体重しかないカミジャーは使えるかも知れない。ジャンプ力さえあればだけど。]
まだまだいくよ! "ティアラシュガー!"
[ドナルドに反応速度向上の王冠。普段はこの次に愛すシュガーで攻撃力を上げるのだけれど、ためらってしまった。]
(565) 2011/02/19(Sat) 22時半頃
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[ドナルドに向け白い蝶が舞い上がる。先ほど自分を眠らせたそれ。]
"カラメリゼバーナー……は使えないんだった!
[小さな炎で焼き尽くそうとして、今日の装備では使えないことに気づく。舌打ちはマクロで不安げな表情に。]
ドナさんよけて!
[速度的にそれが叶わなさそうなのが見えたから、唱える呪文は睡眠解除のスパイスシュガー。まさか違う効果なんて気づかなかった。]
(586) 2011/02/19(Sat) 23時頃
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え、嘘、しびれごな!?
[ドナルドが固まった。けれどカミジャーは何故か動かない。そのおかげで間違った呪文をきちんと組み直す時間がとれた。]
"ジンジャーシュガー!"
[慌てて組んだ麻痺解除。発動までは14秒。]
つぎはどっしよっかな。
[いつもは二人相手に呪文をかけているから一人だけだとどんどん強化が進められる。進みすぎる。 ……倒してしまったらどうしよう? 少し不安になった。 カミジャーの願いがこのままこの世界に居ることなら、全員での帰還を望むレティーシャとは相容れないから。ドナルドとカミジャーならドナルドの願いの方がレティのものに近いから。それだけの理由。ゲームに乗るとも決めきれていないのに、戦闘があれば条件反射というか惰性のように参加してしまう。]
"……キャラメルウィング"
[やっぱり攻撃力がらみの呪文をかける気になれなくて、ドナルドに翼をつけた。]
(596) 2011/02/19(Sat) 23時半頃
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[カミジャーがいきなり踊り出した。何をするのかわからないけれど、封じるに越したことはないと詠唱開始。]
"ショコラフォンデュ!"
[けれど発動したときには。すでにそこには誰も居なかった。べちゃりとむなしくチョコレートが落ちる。]
(613) 2011/02/20(Sun) 00時頃
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