304 【飛び入り歓迎】学園の七不思議2
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[ふと、どこからか風が吹いてくる。>>#0瞬間、木々の揺らぎから生まれる花嵐。
巻き込まれることを避けるようにコリーンとピスティオから離れたその時、辺りは暗闇に包まれた。
────聴こえる。>>#1 繊細に揺らぐ声は、しかし語り口に彼がまとめ役である信憑性と信頼出来る存在だと思わせられるものを感じた。]
やっぱり……
[自分たちと何も変わらず、非常に人間的だ。
走るノイズの後、再びの放送で流れた声の主も>>#2明之進とはガラリと印象が違うが、ある種彼より人間的な話をしてくれた。>>#3>>#4]
(1) 2020/05/23(Sat) 01時半頃
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愛しのあの子?
[思わずシメオンの言葉の一部を拾い小さく繰り返し、聞き取りづらい声にじっと耳を傾ける。 つまり恋?いや、語られる儘を聞けば役者とファンだ。しかしその執着はそれだけで済ませていいものなのだろうか。甲高く変わる声に籠もる情熱が凄い。 当人にしか分からないことで、どちらにしても自分にとっては。]
…………
[理解しようと考え、自分なりに思い描いてみた。 浮かぶのは人間じゃない、小学校の夏休みに、あの時。
その記憶に熱も温かさも無くて、俺には彼の心は分からない。]
(2) 2020/05/23(Sat) 01時半頃
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[個性的ながら重要な放送に皆はどんな反応をしていたか。
普段の調子なら服なんてどうしたらいいか分からないと騒ぎ出し友人たちに助けを求めていたところだが、いつもは浅く被りがちなフードをその赤色に引きこもるみたいに引っ張って、誰にも何も言わずに一人で校舎へ歩き出した。
昇降口から上がればライトを付けて、無意識的ないつもの足取りが何処かへ身体の持ち主を運ぶ。]**
(3) 2020/05/23(Sat) 01時半頃
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[闇の中、輝く光のように狂い咲き桜が舞い散っている。
風に乗って、くるくる…くるくる…
手を伸ばすと、光は淡くはじけて消えて…
そのまま息もできないような突風が吹きつけて―――]
―校舎内・購買―
ったた……腰打った……
ここ…は……
[はっと意識が戻った時、購買部イートインスペースの
机の下にずり落ちていた。
世界が変わる直前、地震が起こる直前に居た場所だ。]
夢…?
いや、俺は確かに狂い咲きの桜を見て、
幽霊とストラックアウトも――
[窓の外は穏やかな夕空
まだ太陽すら西に沈み切っていなさそうだ。
直前に会話を交わしたはずの後輩のフェルゼは居ない。]
……スマホは……っ
…二人とも通じないどころか圏外。
[手に持っていたスマホを開く。
表示には特に何の問題もなく、
時刻は平日なら放課後である事を示す。
そのまま通話モードに変更。
思いつくままにかけやすい相手…
ユンカーとウィレムにかけてみたのだが。
機械音声が二人そろって圏外である事を通知してきた。]
でも、俺はあの幽霊ストラックアウトが夢じゃないと知っている。
なぜなら…
ここに…………
しまったはずの餡バターサンドが入っていないから!
何故ならあの世界であげたから!!!!
[鞄をがぱっと開いて中身をチェックし直して
あるはずのパンがない事をしっかりと確認。]
そうだ。コリーンさん。
俺たちと一緒にストラックアウトをした転校生。
実在しているなら、この学校にいるはず…だよな。
無事を確認しないと。
[とりあえず周囲を探ったがそれらしい影はない。
転校生を探しに校舎内探索へと移行したのだった。**]
[あんなにも不安を覚えた足元の心地悪さは消えており。
気が付けば夕陽の差し込む廊下で立ち尽くしていた。
胸に抱える封筒、底の薄いスリッパ。
ああ、何も変わらない。変わっていないじゃないか。
無事に戻ってきた!と喜ぶよりも、悪い夢でも見てたのかなって、自分を疑う気持ちの方が強くなる。
よりによってミステリチックな冒険譚。
勝手に友達キャラまでつくっちゃったりして。]
…傘、借りにいこ。
[ペタンと踏み出した足が何かを踏んで滑った。
―――――あの時まき散らした書類がそこにはあった。]
妄想であってたまるか。
[彼女はあちらで出会った仲間の顔をひとつひとつ思い浮かべた]
[随分と長く廊下に立ち尽くしていたらしい。
不思議に思った教師が職員室から顔を出し“用がないなら早く帰りなさいよ”と促すくらいには。]
はぁ…そうします…
あ!まって先生!!
ピスティオ・アル…アル…アリ……
……2年B組て、どこですか?
[帰宅を促した途端にこれでは訝し気な顔をされても仕方ない。
それでも教師は2年B組の場所をコリーンにわかりやすく伝えてくれた。]
[意識がうすれる前に聞いた彼の声()を頼りに、2年B組の教室へと向かう。
待ち合わせしたわけではないけれど、どこに何があるか把握のできていない校内を闇雲に歩き回るよりは、ずっといい方法に思えたから。]
―2年B組の教室にて―
[教卓に貼り付けられた名簿にはピスティオの名前が記されており。
よくよく探せば他に見知った名前も見つけられたかもしれない。]
間違いないんやな。
…よかった。ほんまに。
[彼らが存在することも、自身が経験したことも。
夢物語じゃなかったということ。
ひとりじゃないとわかれば今まで張っていた気が抜けた。
かすかな期待を込めて廊下の見渡せる席に腰をおろす。
もしここにピスティオが来てくれたら。
もうしばらく、ここで彼を待つつもり。**]
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[いつでも他人事で真剣に考えたことなど一度も無かった、それで何の問題も無くいられると思い込んでいた。
頭が上手く回らない、恋愛事情に関心が無い。 それは青春らしい出来事の何もかも絶対に気づかないということではなく。時折校庭のあちこちで発生する空気は察していた。 でなければジャーディンの頑張りを期待を持って見守りはしないだろう。]
(23) 2020/05/23(Sat) 10時半頃
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[気づけば二階への階段に座って、両耳に手を当てていた。 塞ぐように?それとも、何かを聴こうとしているみたいに?誰かが見ていたらどう思っただろう。
立ち上がり三段飛ばしで降り立って、スマホのライトで四方を照らし思考する。 ここからだと備品室が近い。元々メルヤと行こうとしていた場所でもあり、行ってみることにした。]**
(24) 2020/05/23(Sat) 10時半頃
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―職員室―
そうなんですよー。
去年のアレがあるので、ちょっと長めに野菜の
監視しておきたいなって思いまして!
[購買から出て少し後、探しているコリーンとは
入れ違いのタイミングで職員室に到着している姿があった。
ついでなので、園芸部員として遅めの時間まで
学校内に滞在したい旨を申請。
そしてここからが自分的本題だ。]
そういえばー…
センセー、うちの学年に転校生が来るってマジですかー?
女子から校舎内で今度来る子と仲良く話したって聞いたんで
超気になったんですけど。
[さりげなく、不審者にならないよう教師から情報を引き出すターン。
連休明けから来ることと、少し前に書類を提出しにきたとの情報をGET!
クラスはまだ教えてもらえなかった。]
んー…一歩遅かったか。
―廊下―
戻る直前、女子同士で超仲良さげだったから、
校内のどこかに居るのは確定として…
あ、そうだ。
桜の画像ってどうなってたっけ。
ちゃんと残ってたらUPしないと…。
[歩きながら、幽霊の世界で撮影した桜をSNSに…と
話したことを思い出し、スマートフォンのアルバムを開いた。
(奇数ならデータ有 偶数なら無し 結果は――16(0..100)x1)
お…俺の自信作が…予測はできていたけれど…
儚い夢と…幻と…
まじすっげーの撮れたのに…
[残っていたのは、地震の前に撮影した野菜らしい謎の物体の記録と覚えの無い黒い画像だけだった。
がくり。壁に手をつき項垂れる。
そのまま停止していると、なんだか腕がもぞもぞ…]
…げ。モスキート。出現早すぎるだろうって。
危ない所だった…
ん…虫刺され…と、いえば…
[季節外れの蚊をぺちんと叩いて窓の外へぽい。
ふと記憶の蓋が開きかけて…現状を思い出し、そのまま転校生の探索を再開する事にする。]
―――へくちっ!!!!
なんだろう…鼻がムズムズする。
誰かピスティオは頼りになる奴だったとか噂でもしてたりして…なーんてことはないだろうけど。
幽霊やー!早くみんなを返せよー。
[ 声が聞こえているわけではないが、くしゃみ回路が作動して。天井に向けて語り掛けてみたりもした。]
一回教室にでも寄ってみるか。
ほぼ知らない学校だし、変な場所を移動している可能性は少ないと思うんだよな。
[偶然の判断ではあるが、補修だったタバサが顔見知りという事は教室などで合流していた可能性もある。
2年の教室へと向かうことにした。**]
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━備品室━
[職員室の隣りにあるその一室は倉庫にも近いが埃の被らない教材が目に付き、その名のとおりに学校に必要な品を置いて頻繁に出し入れしているのだろう。 使用されていない椅子や机、所狭しと棚が並び古い年度の卒業アルバムなども見受けられた。 放置されているようには見えないが、とても物が多くうっかり不必要なものが紛れ込んでもおかしくはない。そして、手にする必要が無いのならそれは奥へ奥へと追いやられ────
付けられた優先順位のままに忘れられてしまう。見つけてもらえなくなる。 誰もそれがどんな気持ちなのかなんて考えもしない。だって、大切じゃないから。
こうして生きた生徒を誘い込んで認識してもらえなければ未練が晴らせない七不思議も、似ているかもしれない。]
(44) 2020/05/23(Sat) 13時半頃
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[ところで再度言っておくと備品室にはとても物が多い。 そして侵入したのは、繊細さも賢さも無い男子生徒。]
何処だー?無いのかー?物多すぎだってここ!
[雑に棚からその上から引き出しから色々引っ張り出し、空き巣かという勢いでたっぷり散らかし、足の踏み場を自ら無くす作業をしながらでかい独り言まで口にし一人で非常に騒がしい。 そうして暫く作業をし幾度目かに手にした箱の中には、15が。]
(45) 2020/05/23(Sat) 13時半頃
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……うわ、すご
[他と比べて大きく白い箱から重たいその衣装を引き上げ、感嘆の息を吐く。白無垢だ。 恐らくは本当に式で使う高い高い金額のものよりは劣っているのだろう。厚みを感じる生地も、本来ならきっとさらに重い。 それでも学生の演劇と聞いて想像するようなペラペラのものじゃないし、自分には充分凄いと感じた。
なんか花の髪飾り──白い紫陽花だが、こいつには分からなかった──まで入っている。それを目の前に掲げたり白無垢を広げている内に、目立たない裏地の位置に何かを見つけた。タグだ。 学生で白無垢なんて作り上げる熱意は彼にしかないだろう。あと学校が持て余していたのも無理はない。]
(48) 2020/05/23(Sat) 14時頃
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[勝手に脳内で存在を確認している女子たちに順番に着せてみる。ウエディングドレスにしろと妄想内のタバサが文句を言った。
皆可愛いと思う、さぞドレスの方も似合うだろう。横に並ぶ男も誇らしいことだろう。でもやっぱり思考は他人事みたいだった。 皺を付けないよう精一杯丁寧に箱に戻して、そして。]
……これをどうしろと?
[要求レベル高すぎだろと、裁縫スキルもデザインスキルも皆無野郎は暫く呆然としていた。]*
(49) 2020/05/23(Sat) 14時頃
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━→1F東側階段━
[散らかり放題の備品室をそのままに廊下に出る、そこそこの大きさながら衣類しか入ってない箱は自分の腕には難なく運べた。 災害用の備えが入った箱からついでに懐中電灯を拝借し制服ズボンのポケットに突き刺してある。
随分時間を掛けたので皆も移動したのだろう。校舎には心做しか人の気配もあるようだ。 被服室に行けば多分集まっているだろうけど。
なんだか少し疲れてしまって、階段の低い位置に座って隣に箱を置く。 ストラックアウトも急かされながらじゃなかったし、まあ時間はあるだろう。
備品室にはあの衣装しか無かったので、一体どうしたものか考えることにする。]*
(79) 2020/05/23(Sat) 17時頃
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ヤニクは、ユンカーが何処にいるのかは知らない
2020/05/23(Sat) 21時頃
ヤニクは、ロイエが例の噂の黒髪美人なのだろうか?
2020/05/23(Sat) 21時頃
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━被服室━
[たっぷり様子見した時間にでかい箱を抱えて現れる。 もしまだジャーディンがそこにいて、まだ猫頭だったとしたら。]
……俺ジャーディンのそういうところ大好きだよ!!
[少しの間まじまじと眺めてからやたら大きな声で言っただろう。 因みに校庭でメルヤにも好きだと言ってるし基本的に誰にだって言う。関わりの多さで男相手が多いというアレなことにもなっているが。 何の深い意味も無い親愛表現でしかないのだ。
ヤニク・ペンディコスティに一番はいないから。]
(154) 2020/05/23(Sat) 22時頃
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[箱を置いて準備室に向かい、何やらぶつぶつ呟きながら漁る。 目的のものの他に、五本の黒い棒で正方形を作ったような形の何かを見つける。それ用と見ると小さいし二段だけど洗濯物とか干せそう。 ドラマで見たことある、こんなのに着物を掛けていた。多分衣紋掛けってやつ?あんな衣装作るんだからそれくらいあるか。
引っ張って被服室に戻り、白無垢を取り出してそれに掛けて清潔なタオルで全体を拭い始める。 まあ、箱に入っていたので埃は心配ないのかもしれないが年月も経っているので。色んな角度で眺めてシミや汚れがないか確認した。綺麗に畳まれていたし最初に保管した人がちゃんとしてくれていたのかな?
髪飾りのほうも同じように、こっちは花弁の合間や奥まった部分まで丁寧に拭き取って。最後に形を整えて元の箱に乗せて衣紋掛けの前に置いて。]
(155) 2020/05/23(Sat) 22時頃
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[膝を付き腕を組む、天の主に祈るか或いは神父に懺悔中のような姿勢で。]
神様ミューズ様シメオン様!! 俺がこの素晴らしい作品に出来ることなど大してありませんでした、お許しください!! 見つけました!!
[クソデカボイスで慈悲を求めた。]
(156) 2020/05/23(Sat) 22時頃
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ヤニクは、現れたシメオン曰く、【デザイン:4(0..100)x1 造形美:16(0..100)x1 趣味加点:17】
2020/05/23(Sat) 22時頃
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いやそれ悪いのあんただよね!? 俺出して拭いて飾っただけだよ!?
……あっ
[何から何まで覚えているのかは知らないが、これに関しては異物的衣装だから手が加えられてないことが分かったようだ。]
(157) 2020/05/23(Sat) 22時半頃
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俺にはこの衣装を見棄てることは出来なかったんだ…… 例え、何をしたらいいのか分からなくても……
[そのまま手まで床につき項垂れる。丁度帰れることになった時のピスティオそっくりの姿。 楽しい時はめいいっぱい楽しむ、頑張る時はアホなりに頑張る。 この時は全身で悲しみを示し、周りを見る余裕は無かった。]*
(159) 2020/05/23(Sat) 22時半頃
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―2年生教室前―
…よし。とーうちゃーく!
[夕暮れ時の校舎内。
時折すれ違う部活終わりの生徒には「忘れ物を取りに行く!」
などと言いながら。
2年生の教室の並ぶ廊下へとたどり着く。]
教室回る間だけ鞄は置いていくか。
[一度自分の教室に戻ることに決め、
ぱたぱたと音を立てながら廊下を進む
そして自分の教室へ…――――]
あれ誰か残って―――
あ!!居た!!!
[ 廊下側からもよく見える席に、探していた当人発見。
一瞬だけ指をさして口を開いたまま固まり、気を取り直して咳払い。]
初めましてこんばんは。
俺は2年B組園芸部のピスティオ・アルトゥーロ。
属性はジェントルマン。
幽霊とストラックアウト勝負をして見事1位の栄冠に輝いた
コリーンさん、で、いいかな?
あの変な世界は覚えてる?
[一応。相手が幽霊世界の事を忘れている可能性も加味して。
探るように自己紹介の挨拶をしてみた。
後、戻る前にタバサと交わした会話が
心に残りすぎていた為、ジェントルマンを付けるのは忘れなかった。*]
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ありがとう、図書館でジャーディンにビビってた子とビオトープ君……
[哀れな三年生に次々掛かる後輩からの同情の声>>164>>165、に一度だけ顔を上げ礼を言う。 普段なら流石にそこまで思ったまま口にしなかったが、とてもとても落ち込んでいたので。
因みにいつかウィレムと部室棟裏で会って何をしているのか聞いた時、ビオトープという単語しか覚えずに帰ったのは ちょっとこの残念な先輩の頭では難しかっただけで彼が悪いわけではないのだ。]*
(168) 2020/05/23(Sat) 22時半頃
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やっと見つけてもらえたのに元通りしまうなんて酷いことは出来なかったんだ……
[ちゃんと二人の名乗りは>>178>>179聞こえてる筈だが床を見ながらまだ泣き言を言い続ける。 故にフェルゼというらしい後輩がジャーディンや傍らのウィレムに視線を向けていたことは気づかずに。 しかし、脈絡の無い問いかけ>>180には身体が小さく反応して、そして。]
食べる!
[即座に起き上がった。一体どちらが先輩なのか。]*
(185) 2020/05/23(Sat) 23時半頃
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ありがとう、ビオト……ウィレム!
[咄嗟の動きに良い反応>>188、つい何か言いかけたけどこちらもちゃんと呼べましたとも。 差し出されたミルクキャンデーを受け取り包装を破り、即座に頬張る。
甘いものは女子のようにやたらと食べはしないけど、確かに疲れが癒やされるというものだ。]
帰れたらまた見に行くから、今度は優しく教えてくれよ
[未来のことを語るのは機嫌が治った証拠。すっかり幸せそうに口をもごつかせていた。]*
(194) 2020/05/23(Sat) 23時半頃
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あれ、ジャーディンもそんな感じなの
……あれ?
[七不思議の九番目(八番は俺)になりそうな姿のジャーディン>>186の悪態は少し意外な内容。 二度目の不思議そうな声は彼の様子だったのだが、何か言いたげに見てくる視線に彼は何を思ったか。]
……
[まあそれを皆の前で被っている時点で相当貴公子が剝けてるか。 友は野暮なことを言わずに親指を立てておいた。 俺はやっぱりそっちのお前のほうがずっと良いと思うよ。]*
(195) 2020/05/23(Sat) 23時半頃
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[それはともかくと、一体酷評されたらしいこいつの衣装はどれなのかと辺りを見渡してある一点で目が止まる。 異国めく海色は>>152被服室の何処に置かれて、もしくは飾られていただろう?]
何あれ凄い良くない?誰の?
[出来は37点でも声はでかいのがこいつ。隅にいる誰かにも聞こえただろう。 そんなことをしていた直後かな、結果発表は。]*
(196) 2020/05/23(Sat) 23時半頃
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[選ばれたのは女子二人でした。割と妥当。 二人が何を考えているのかは知らずにその瞬間は笑顔で拍手していた。]*
(200) 2020/05/24(Sun) 00時頃
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でも俺なんて一切何もしなかったよ、合わせただけ凄くない? 布になんかするだけがアレンジでも無かったんじゃないかな。シメオン先輩が満足したならそれで良いと思う
[応えたヘザー>>206を見て、もう一度飾られた青を見て、ぱっと笑い思ったままを口にする。]
ヘザーちゃんは芸術の才能があるんだな
[と言ったのは演奏技術も彼女はあるから。 それから何気なく思いついたように一言続ける。]
あれ、君に似合いそうだね
[二つともギラつかず主張し過ぎない落ち着いた色彩で、彼女の髪とも少し違い きっと青ばかりでも悪くないだろう。]*
(210) 2020/05/24(Sun) 00時頃
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━二度目の別れ━
[不甲斐ない結果となってしまったが、他の生徒、特に女子二人>>#12が頑張ってくれた。 シメオンは機嫌良さげなので自分がしたことはともかく、衣装を見つけてあげたことには喜んでくれたのだと思いたい。
彼の背越しに窓の向こうの桜が見える。>>#13揺れた枝がまるで彼に応えたように見えた。 最期までその金髪の少年は彼らしいままで遠ざかる声と共に消えてゆく。
名残惜しい心地と、良かったと思う本心。
その中に苦いものがあり続けたのは、シメオン・アディンセルが自分には無いものを多く持っていたから。
もう誰もいない窓辺に深く頭を下げた。]*
(214) 2020/05/24(Sun) 00時半頃
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━ヘザーと━
そこまでしたんだ?ヘザーちゃんは優しいね
[謙遜から前向きな言葉に変わって>>213喜ばしいことだと思い、また一つ褒め言葉を重ねる。 そう、少し物静かなだけ。ヘザーだってジャーディンと同じで普通の高校生だ。
才能に関してはまだ、自信が無いのだろうか。 水泳部に専門的なことなんて分かる筈もないけど、今向き合っているのは自分だったから自分が思ったことを伝えればいいと考え、笑ったまま頷いておいた。 似合うかどうかについても、同じように。
ジャーディンに必要なのが素を出すことなら、彼女の場合は自信なのかもしれない。]
俺、あの衣装なんだか凄い好きだなって思う。海っぽいし だから見つけてくれて、いいアレンジをして見せてくれて良かった。ありがとう*
(218) 2020/05/24(Sun) 00時半頃
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[刻々と陽は暮れていく。
さすがに次の一手を考えるべきかと思案していた頃合いに彼は現れた()。
覚えているかと問われたなら首を傾げて。]
すんません、ジェントルマン属性はちょっと存じあげないです。
…トルネード投法のピスティオならばっちり記憶にあるんやけどね?
[そう言ってにっかりと笑った。
たったこれだけのことで、何もかもを覚えていることがピスティオにも伝わっただろう。]
コリーン・テイラー。
わたしも2年やから、コリーンでええよ。
[よろしく、右手を伸ばして握手を求めて、それから]
ピスティオ、見つけてくれてありがとう。
[感謝の気持ちを言葉にした*]
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[忙しなく別れを惜しむ面々と言葉を交わす彼女>>217にも 全く話したことは無いながら、ちょっと遠くから手を振ってみた。
良かったね、って言いたげに笑いつつ。]*
(220) 2020/05/24(Sun) 00時半頃
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あー、あのトルネード投法、見られてたんだ。
初手で格好悪い所を見せてしまったか…あはは。
[オーバーリアクションで頭に手をあて
天を仰ぐ振りをしてみた。]
了解。それじゃコリーン。
どのクラスなのかは先生から聞けなかったけど
同級生としてよろしくな!
[差し出された手を握り返し、握手をしてから
左手で親指を立てるポーズ。]
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