280 【半突発】茨姫の眠る町で
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ん……。
[鳥の声が聞こえる。 夜明けを告げるその声に、寝ぼけ眼を擦りながらベッドから身を起こす。
薄らと目を開ければ、夏の朝の日差しが眩しい。 そして数日前から街に漂う、どことなくそわそわとした気配。 それがじきに歓声へと変わるのに、そう時間はかかるまい。 もうすぐ、祭り――それも、丁度百年目の――が開かれるのだ]
…。
[ベッドから起き上がって身支度を整えれば、さて、街に向かうとしよう]*
(105) 2018/08/05(Sun) 23時頃
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小僧 カルヴィンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(小僧 カルヴィンは村を出ました)
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[ 黒猫もここを気に入ってくれている。 >>99 それを聞いてベネットは嬉しそうに「そう」と笑む。 ]
おや、気に入ってくれた? 良かったよ、何が良いか正直分からなかったからね……。
[ 渡した絵本をめくり、 目を細めた青年に値段を聞かれ、 >>100 そう答えながらサッと慣れた手つきでカウンターから 古書のリストを引っ張り出すと絵本の欄から素早く 該当の絵本を見つけ出す。 そして示す金額は新品の絵本より少し低いほどの額。 状態がとても良いため、その値段となっていた。 *]
(106) 2018/08/05(Sun) 23時頃
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― 回想・ルーカスと>>97 ―
……そうね、100年の時。 偶然ではない、かもしれないわね……。
[ そう言って、目を細める。 今のところはいい、と言われ>>98、 老婆は満足そうに微笑んだ。 ]
分かりましたわ。 この旅が、良いものでありますように。
[ そう、ねぎらう台詞を投げかけ、 彼は店を出て行っただろう。 * ]
(107) 2018/08/05(Sun) 23時半頃
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[鬱蒼とした森を抜けて街に辿り着いた頃には、家を出た頃よりも日は高く昇っていて。 そして、賑やかな祭りの気配もより一層強くなっていた]
さて、と。
[いつものように顔馴染の宿屋で朝食を取らせてもらった後、しばらく街をうろつくことにした。 いつもならばこの後は買い出しをすませて昼過ぎには山の麓の家に戻るのだが、…今日は祭りだ。 買い出しは後にして、しばらく街を散策することにしよう]*
(108) 2018/08/05(Sun) 23時半頃
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うん、絵本はね、結構いいイメージくれるんだ。
[にっこり笑って、頷きひとつ。 何が良いか分からなかった、との言葉>>106にはきょと、と瞬いた]
そう? でも、ベネさんが紹介してくれた本で外れた事って、ほとんどないんだよね、俺。 だから、安心してお任せしてるんだよ、いつも。
[どこまでも軽く返しながら、財布を出して、示された代金を手渡す。 状態の良さは、売られた時の状態も去る事ながら、それを維持する店主の心根の表れのようにも思えていて。 その辺りもまた、ここに通う理由になっている……というのは、表に出した事はないのだけれど]
(109) 2018/08/05(Sun) 23時半頃
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……さて、と。 ベネさんは、これから出店の準備かな? いつもまでも邪魔しちゃ悪いし、工房、いつまでも空けておけないから、そろそろ行くわ。
[絵本を鞄にしまいながら、そろそろ戻る意思を伝える]
あ、今年もまた妙なの作ってみたから、気が向いたら見に来てねー。
[帰り際、宣伝めいた言葉を向けるのは、ここで見つけた本から着想を得た作品を見て欲しい、という思いから。 物言いからは、とてもそうは聞こえないのだが。*]
(110) 2018/08/05(Sun) 23時半頃
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[出店の支柱には、これまた倉庫で埃を被っていたランタンを取り付けて貰う。
その時に、兄より一つ年上の蝋燭やランタンを作る職人がいる事を話した。 >>47同じ南大通りに工房を構えている事。 祭りの時にだけ店先に商品が並べられる事。
――月や花の絵付けがされたものや、花の形を模るもの、少し不思議な形をしたもの。 それら一つ一つが違った香りをするのだと。
今年はどんな品が並ぶのか。 それも楽しみだと、手を動かしながら語った。]
(111) 2018/08/05(Sun) 23時半頃
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[作業が一段落する頃には、厨房から食欲を誘う香りがしてきていた。
食卓に並んだのは、 ライ麦のパンに、サイコロ状に切られたベーコンとじゃがいも、玉葱の入ったオムレツ。 烏賊のバジルマリネ、豆とキャベツのスープ。ピクルス。 真っ赤に熟したサクランボも一つの皿に盛ってある。 隣のパン屋から貰った赤い果実は、足が早いから、と すぐに食べられる分以外をジャムにしたのは昨日の事。]
買ってきた魚はフライとマリネにするんだ? マリネ、夜にはいい味になってると良いね。
[夕食が早いので軽めではあるが、量が足りないようであれば簡単に作られるものを用意するだろう。]
(112) 2018/08/05(Sun) 23時半頃
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ジェレミーさんは、うちの料理初めてだもんね。 お眼鏡に叶いますように。
[料理も美味しそうだと言ってくれていたから、きっと兄は張り切った筈だ。 食前に祈りを捧げてから、いつもより一人多い昼食が始まる。**]
(113) 2018/08/05(Sun) 23時半頃
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─ 北大通り ─
[北の大通りから城へ向けての進路。 その途中の店へと立ち寄り、土産の目星をつける]
今年の出来はどうだい? …祭までのお楽しみか、期待しておこう。
[馴染みのガラス職人への問いかけ、返る言葉に笑いながら返し、次の店へ。 そろそろ腹ごしらえも必要になる頃合か。 土産探しに食事処の選定も入る]
あの店は南の通りの方だったな…。 あちらは夕食でお邪魔するのも手か。
[思い起こすのは元気の良い看板娘がいる酒場。 祭の度に顔を出し、滞在の間の食事処にさせてもらっている。 直ぐに向かわないのは、まだ訪れたい場所が残っているため]
(114) 2018/08/06(Mon) 00時頃
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さて、何か珍しいものはあったりするかな。
[足を向けるのは古書店。 こう言う場所こそ、時折掘り出し物が見つかったりする。 歴史書然り、伝承をまとめたもの然り。 それ以外でも興味の向くものが見つかったなら万々歳だ]
そう言えば……詩集が欲しいと言っていたか。
[年頃になった妹は最近自分磨きに余念がない。 いずれ嫁ぐ身、教養も身につけたいようだ。 古書店でそれも探してみようと考えながら、足は迷うことなく古書店へ**]
(115) 2018/08/06(Mon) 00時頃
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[ >>93 の言葉を受け、]
ま、追加がねぇなら別の職でも探すさ。
[ ツケのことは黙っておいた。信用をいたずらに損ねる必要はない。 ただ、>>94 のセリフには少し面食らう。 ]
いい子だねぇ……。
[ やはり、純粋さには慣れそうにない。確かに大きな悪いことはしてきていないが……。 そも、悪いことには相応のリスクがついてまわる。 ツケは貯めたら払っておくもので、町を出る時には後腐れはなくしておく……そういう生き方が結局は後で上手くいく。 ……そう言えば南の安宿に泊まってはいるが、北には宝石店だの書店だの、高級そうな店が並んでいる。 祭り、ということなら、都会のお坊ちゃんでも来ているかもしれない……と、何気なく思いを馳せた。 都会では靴磨きだのなんだので仕事は多いが、賑やかさに疲れてしまう。……これくらいこじんまりした町の方が性に合うのだ。 ]
ま、悪ぃやつなら靴磨きやら壁の補修より、スリだの野盗だの選んだろうよ。
[ ぽつり、と漏らしながらランタンを手に取る。 ]
(116) 2018/08/06(Mon) 00時半頃
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[ グレンウィルさんを見送った後、しばし。 店を訪れる客に相手をしている。
紅い宝石について、尋ねられる事も、 少しばかり在ったけれど。 それについては、グレンウィルさんにした、 昔話以上の説明をすることはなく。>>72 >>73
少しばかり減ったバスケット。 昼に近づき、店には老婆以外、誰もいなくなる。 ふう、と溜息をついたとき。 ]
(117) 2018/08/06(Mon) 00時半頃
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……あら、いらっしゃい。
[ 店に来訪したのは、見慣れぬ若い女性の客。 どんな宝石が欲しいのかしら、と尋ねると。 いえ、宝石じゃなくて、店を探してる、との声。
成る程、此処に旅にきたけれど、 店の位置が分からない、ということね。 ]
……店の名前は?
[ そう問いかけて、返った声に、成る程、と。 ]
……その店は、この通りにはないわ。 南大通りに行かないと。 よかったら、案内するわ。
[ と、同行を申し出る、老婆。 ]
(118) 2018/08/06(Mon) 00時半頃
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[ そう言うと、若い女性は驚いた表情を見せる。 ]
……いいのよ。祭が近いと言えど、 今はすごくお客さんが少ない時間だし。 ちょっとくらい店を開けても、バチはあたらないわ。
[ そう答える。女性は申し訳なさそうに、一つ、頭を下げた。 ]
……ちょっとだけ、待っててくださる?
[ そう言って、例の紅い宝石を懐に入れ、 じゃらり、と音を立てながら、 奥の部屋とガラスケースに鍵をかける。 そして、店の前に『店主不在』、と書かれた、 小さい看板を引っかけて。 ]
それじゃあ、行きましょうか。
[ そう言いながら、女性と同行し、店を出る。 勿論、鍵をかけるのも忘れずに。* ]
(119) 2018/08/06(Mon) 00時半頃
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はは、そっか。 ここの本が少しでも君の糧になってるなら嬉しいよ。
[ 安心してお任せしてる、という言葉に >>109 ベネットは朗らかに笑ってみせた。 代金を受け取り、リストに売却済みの印をつける。 ]
あぁうん、そう。 まぁ出店と言っても店の前だから、比較的楽だけどね。 ……妙なのか、面白そうだ。是非見に行くよ。
[ フェルゼの言う「妙なの」。 >>110 彼の独自の感性の感じられるソレを毎年見に行くのも、 実は毎年の楽しみでもあった。 今年の作品はどんなものだろうか。 そんな事を考えながら、フェルゼを見送った。 **]
(120) 2018/08/06(Mon) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/08/06(Mon) 00時半頃
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[ >>111 のランタンをちらりと見て、へぇ、とため息を漏らす。 フローラの説明にも頷きつつ、ひとつ、まじまじと眺める。 ]
上手いもんだ。 これだけ手に職がありゃ、食い扶持には困らねぇな。
[ 口に出るのはまたしても金のことだったが。 ]
……そういや、蝋燭の店があったな。 そこまで気にしてなかったが、そんなに若いのか。
[ 職人の仕事場を荒らすつもりは元よりなかった。いくらジェレミーとて、彼らのこだわりに口を出すほど、野暮なつもりはない。 厨房から漂う香りに意識を向ける。食卓に並んだ料理を見れば、思わず喉が鳴った。 ]
……お、いい匂い。 それじゃ、遠慮なくご相伴に預かりますかね。
[ >>113 席に着き、思い出したように祈りを捧げる。たまに忘れてはいたが、今日ぐらいの幸運があれば祈るのも悪くはない。** ]
(121) 2018/08/06(Mon) 00時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2018/08/06(Mon) 01時頃
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― 北大通り→荊の城 ―
……それにしても、良い天気ね。 この祭は初めて? どちらからいらしたの?
[ 北大通りから南大通りに向かうには、 近い距離で行くには、どうしても、 荊の城の近くまで行く必要がある。 そんなお話しを投げかけながら、 まずは、城の方まで行く。
……この女性は、やはり初めて来た事。 そして、隣の町からやってきたという事。 それを、告げられる。 ]
(122) 2018/08/06(Mon) 01時頃
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それはそれは、丁度良い機会ですわね。 今年は、特別な年ですもの。
[ そう言いながら、老婆は話し始める。 昔々の、物語。 >>#0 >>#1 >>#2 そして、今年が丁度、茨姫が眠りについて、 100年経つ年、ということを。 ]
ロゼッタ城……通称、荊の城。 もしかしたら、この薔薇に囲まれた城を、 見ることが出来るのも、 今年が最後かもしれませんからね。
[ そう、彼女に伝える。 女性は困ったように笑った。 そのお話を信じているかどうか、曖昧な反応だった。 ]
(123) 2018/08/06(Mon) 01時頃
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……でも、折角ですし。 ロゼッタ城、見て行かれますか? こんな老婆でよければ、案内しますよ。
[ そう、申し出ると、女性は、興味がある、 そう答えた。 ]
……では、行きましょうか。 茨姫の眠る城へ。
[ そして、2人は荊の城へ辿り着く。* ]
(124) 2018/08/06(Mon) 01時頃
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そそ。 だからまた、何か面白そうなのあったら教えてね。
[朗らかな笑顔と共に向けられる言葉>>120に返しながら、ちゃっかりお願いをひとつ]
ん、じゃ、お待ちしてまーす。 またねー。
[どこまでも軽い調子で言いながら、ひらり、手を振り古書屋を出る。 肩の黒猫も挨拶するようににーぃと鳴いた]
(125) 2018/08/06(Mon) 01時頃
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─ 北大通り ─
さーてとー。 後は回る所ないよな……。
[古書屋を出て歩き出す。 思案の素振りと共に漏らした呟きに、黒猫がなぁう、と低く鳴いた]
お? あー、はいはい、わかってるわかってる、飯は抜かないよ。
[同居猫が低く鳴くのは、大抵は青年が物作りにのめり込んで寝食を疎かにする時。 それとわかっているから、苦笑しながらこう言って]
とりあえず、昼は例の如くでいいかなー。
[外で食べるとなれば、行く先は大体決まっているから。 青年の足は自然、南大通りへ戻る方へと向いていた。**]
(126) 2018/08/06(Mon) 01時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2018/08/06(Mon) 01時半頃
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― 荊の城 ―
……此処が、ロゼッタ城よ。 此処まで大きいとは、思わなかったでしょ?
[ なんて、そう伺ってみたり。 赤煉瓦の城と、塔。それが、薔薇の棘や蔓で、 覆われている。 ]
……広間までは入れるわ。
[ そう言って、案内されるがまま、 老婆と女性は広間まで入っていく。 ]
(127) 2018/08/06(Mon) 02時頃
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― 荊の城・広間 ―
[ 荊の城の広間。 100年前の話の碑も、 そこにあっただろう。
広間からの扉は、薔薇の蔓や棘で、 固く縛られていて。 ]
……その先を見たいかい? でも、それは出来ないんだ。
この呪いは、力業では絶対に解けない。 『運命の時』、『運命の子』。 それらが重なるときに、解くことが出来る。
薔薇の呪いが解けると言うことは。 茨姫が目覚めると言うことさ。 ……見てみたいねえ。その景色を……。
[ 老婆は、扉に手を添えて、そう呟いた。 ** ]
(128) 2018/08/06(Mon) 02時頃
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小僧 カルヴィンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(小僧 カルヴィンは村を出ました)
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[ ──── ぱん、 ]
[ たん、たたん ]
[ ぱちん! ]
(129) 2018/08/06(Mon) 16時頃
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