人狼議事


43 朱隠し

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メモを貼った。


─藤之助宅(庭)─

 ……ん?

[布団をはたいていると、空の一点が暗くなり、その下だけ、霧のようなものがかかっているように見えた]

 何だあれは。

[アヤカシの里ならではの気候だろうか。
 あとで藤之助に訊ねてみよう]


[自宅に到着すると、先ほどまでの甘い空気は何処へやらてきぱき片づけをはじめる朧を眺め縁側でぼんやりする]

茶でも入れてこよう。

[ついでに茶請けも探すと出てきたのは金平糖。
ぽりぽり摘みながら住み慣れた巣の崩壊を見守った]


[一箇所だけに現れた雲の事を問われると慶三郎の家の方な気がして首を傾げる]


あれは、アメフラシかな。そういう種類のアヤカシもいるんだ。

[まさか、新たに来た誰かがその種類だろうか?]


メモを貼った。


 雨降らし?
 色々なアヤカシがいるものだな。

[そういえば、一平太は何に転じたのだろうと考えながら、布団叩きを持ったままで藤之助に歩み寄る]

 さてと、これで少しは落ち着いたか。

[腰に手を当て、部屋の中や庭を見回すと、満足げにひとつ頷いて]

 藤之助、私にも……。

 ───!

[茶を、と言いかけたところで、びくりと身を震わせ、硬直した]


色々いるからな、アヤカシにも。

[金平糖をもぐもぐしながら、勤勉すぎる朧へお疲れと茶を差し出し。
急に硬直する様子に首を傾げ、抱き寄せようと腰に手を伸ばし]

……どうした?


 ───ひっ?!

[腰に触れられ、声が裏返った。
 と同時に、足下にポタリと何かが零れ落ちる]

 ふ……ふじのすけ。

 風呂は、どこだ?

[気を抜いた途端に、体内に注ぎ込まれていたものが、内股を伝い流れ落ちたらしい]


[一気に挙動不審になった姿をみて、茶を飲む]

ああ、さっきの。
風呂はこっちだ、上れるか?

[案内しようと手を差し出し、動くと不味いようなら抱き上げて風呂場へ]


 あぁ、だいじょうぶだ。

[若干棒読みになりながらも、雪駄を脱いで縁側に上がる。
 しかし、足運びがかなり不自然だ]

    う、っ。

[藤之助の手を取ったところで、またポタリと]


[帰る二人を見送るのは、風呂の沸いた頃だろう]

性、っ、て……! う、うむ……

[朧のように言葉を詰まらせたものの、
 男よりも”経験”豊富(な筈)の藤乃助に頷きはした。
 まじめな発言には、同じ転じた身である一平太を心配すれば当然の事]

ああ、何かあれば頼らせてもらおう。


[藤乃助と朧の背を見送って、家へと戻る。

 皿を片づけなければ、汗ばんだからだを包む着物も洗って、布団も干しておきたい。それに――…

 やるべき事はおおい。
 けれど、ゆっくりと、焦る事は何もない。
 二人きりの時間が始まる*]


[ぎこちない動きで縁側に上がる様子を面白そうに眺めていたが、待っていたら日が暮れてしまうかもしれない]

そうやって部屋中垂らして歩く気か?

[焦れた末がばっと抱きかかえ、風呂場まで強制連行。
浴衣も脱がして中へ]


 だ……っ!
 誰の所為だと……!

 …………!!?

[抗議するのとほぼ同時に、抱きかかえられ、そのまま風呂場に連行された。
 普段の怠惰ぶりからは想像できぬほどの手際で浴衣も脱がされ、浴室へ]

 藤之助〜〜!

[ちょっと恨めしそうな視線を向けた]


顔かどこかにかけたほうが良かったか?

[しれっと答えるとこれまた手際よく自分も脱いで一緒に入ると手桶でお湯を汲み]

奥まで指を入れないと洗えないよな、さあ。

[とてもよい笑顔で尻を向けるよう促し、こればかりはどれだけ抵抗されても習慣として慣らすつもり]


 いや、それは……!
 ……………。

[しかし、藤之助のものをかけられた自分を想像し、うっかり赤面してしまう]

 ……。

[顔を隠そうとするように、藤之助に背中を向けて、風呂桶に両手をかけると、僅かだけ腰を持ち上げ]

 これで、いいか……?


[赤くなる顔に次はかけてみようと心に決め]

力は抜いていろよ。

[先ほどの白濁がそのままの窄まりに指を伸ばし、ついでに背中の痣をべろりと舐める]


メモを貼った。


 ……っ!

[力を抜けと言われても、指が侵入し、掻き出すような動きをされれば、どうしてもびくりと締めつけてしまう]

 ……ッ藤……!

[これでは、また欲しくなってしまう。
 自分で始末するからと、身体を反転させようとしたところで、背中の痣に舌の感触が]

 ひッ!

[びくりと、背が反り返った]


[風呂に入るように言われ]

まぁ…そうですねこのままではさすがに…

[軽い口づけにくすぐったいようななんとも言えない気分になるも共に入ると…の言葉には苦笑するだけ

藤之助と朧が帰るというので見送りに出るが
 二人の睦まじいやりとりに微笑んでいた
(性云々の話は聞き流した)]

風呂が沸いたようです…華月斎殿お先どうぞ

[自分は後で入るつもりで]


そう締められると出せないだろう?

[指を動かし何度も押し込んで掻き出す。解す仕草と同じそれを繰り返すうちにじわりと熱が下肢に集まってくる]


翼のようだな、不思議な痣だ。いっそ翼が生えたら面白いのに。

[浮き出た肩甲骨へかりりと歯を立て、我慢できなくなってきたことを告げる]


 そうは言ってもだな……。

 ……痛ぅッ……!

[歯を立てられ、身を竦める]

 こらっ……!
 それでは、何の為に風呂に来たのか……!

[僅かに抵抗をみせるが、本気には程遠い。
 寧ろ期待の方が大きいことは、すぐにばれてしまうかもしれない]


メモを貼った。


メモを貼った。


ここで止めて部屋に行っても、また中に出す。
二度手間じゃないか。

[止めるという選択肢は存在せず、指を引き抜いて既に起き上がりかけるモノを押し当てると直ぐにでも飲み込まれそうで]


後ろからというのもしてみたくてな。

[何の為に風呂場に来たのかは最早どうでも良く、部屋に向かう手間すら惜しい]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


 まったく。
 ものは言い様だな。

[観念したかのように息を吐き、首を擡げて後ろを向いて]

 拒むどころか、嬉しいとすら思ってしまう私も、どうかと思うが……。

[口吻を欲するように、薄く唇をひらいた]


丁稚 春松は、メモを貼った。

2011/02/18(Fri) 23時頃


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