44 【game〜ドコカノ町】
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なるほど、技の効果か―――…。
それは考え付かなかったなぁー。
[うーん、と頬を指で何度か掻いてから、言葉を続けた。]
でもね、あの時、あの『ヤニクっぽい何か』はこう言ったの。
『初めましてー。ヨーランダ。
そして、さよーなら♪』
そして、最後私にトドメを指す時。
あの『ヤニクっぽい何か』が何て言ったか 、アナタ覚えてる?
[カラカラ、と彼女は口の中でキャンディーを転がす。]
―現在・メインストリート―
[どこかのビルの屋上でごろごろ転がっていた。
ライトニングを探してステージをまわってみたが見つからなかったのだった。
というか、行けるステージが明らかに減っている。
その分……誰かが死んでるのだということは理解できた]
……このゲーム、ちゃんと終わるのかなあ。
[雑踏に混じって篠笛の音が聞こえる。
下の方からは話し声も聞こえる。
キャンディ、美味しそうだななんて思いながら、セシルとその周りにいるプレイヤーをぼんやりと眺めていた*]
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[ ちりり ] [ ちりり ]
[ 眉根を寄せる、視界に走るノイズが鬱陶しい ]
彼が何言ったかまでは、 別に聞いてなかったなあ。
[ 興味が無かったし、と ][ ちろり ] [ 口の中に頬張ったりはせずに、ちまりと飴を舐める ]
[ 何せ彼の評価はやる気なさそう で ] [ 無論、あれそれ好印象なわけもなく ]
(@30) 2011/02/22(Tue) 19時半頃
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[ 疲れた、とでも言うように ] [ ふい、と視線をネズミを戻した ]
[ ちりり ] [ テーブルの端にまた揺らぐ*ノイズ* ]
(@31) 2011/02/22(Tue) 19時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/22(Tue) 20時頃
『ばいばい。ヤニクの分まで、言っておくよ。ばいばい。』
[彼女は最後の言葉を口にした。」
いきなりヤニクが2Pカラーになって口にした言葉。
『初めましてー。ヨーランダ。
そして、さよーなら♪』
そして、彼が最後に発した言葉。
これ、『ヤニクの中にナニカがいる』と思うんだけど。
アナタどう思う?
だからアナタがこの世界をつくったの?って聞いたの。
いきなり2Pカラーになるなんて技やコマンド、聞いたことないし。
アナタが作ったのかなって思って。
[ちらり、とセシルの周りに集まる面々に目を向けた。
彼らはこの話を聞いて何を思うだろう。]
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[ ちりり ][ ちりり ] [ ノイズの煩わしさに 自ずと対応はいい加減なものに ]
僕、君ほど彼に興味ないんだよね。 2重人格とかなんじゃないの?
キャラクターとプレイヤーの人格を使い分ける。 そういう遊び方をする人も、いるみたいだし?
[ それに、と ]
もうひとつの問い。 あとは、自分で考えてみたら?
[ 聖書読め、って言ったよね?と ] [ 天使はもう質問に答える気は無い、とばかりに ]
(@32) 2011/02/22(Tue) 21時頃
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あーもう、うるさい!
[ ノイズと聞こえる声と ] [ それはどちらに対してだったか ]
[ ひらり ]
[ 紅を纏えば、姿は消えて ] [ ノイズ交じりに残る羽根は、じりりじりり、と ] [ あやうい歪みを*見せていた* ]
(@33) 2011/02/22(Tue) 21時頃
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[ふわふわうさ耳さんは、隅っこで立ち聞き。]
あ、そっか。
世界の成り立ち…天使…
って事は、セシルは天使で、その上に
神 様 がどっかにいるんだよ。
天使は、あくまでも使いっ走りで、一番えらくはないもん。
[だよね?って目で見てみた。]
[……屋上から見下ろせば知らない女の子がいた。
でもあのうさみみはヴェスパタインかな。中の人、女の子だったんだ]
神様かあ……。
[天使とかそういうのは詳しくないけど。
なんとなく納得した]
…当たってたらごほうびほしいなー。
[セシルが消えちゃったあとをみながら、ぽつり。]
[セシルのところに行ってみれば、志乃にヨーランダにリンダ、そして、オレとヴェス、ねずみのアシモフまで集まっていた。
そして、異星人の存在をみんなで訴えるけれど、
セカイのことも、セシルは聖書を読めと言って消えてしまう。]
――……ヨーランダ、さっきの話、もうちょっと聞かせてもらえるか?
[セシルが言ったあとも、聴こえるもの、見えるもの同士は情報交換しただろう。
ヴェスの、世界を創造したのは神…というのには納得しながら。]
セシルが去ったあとの羽根に手を伸ばす。それはぢりぢりとノイズを持って…。
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[ こつん ] [ 自販機の上、天使の足が機体を蹴った ]
[ 転がり落ちてくるコーラの缶 ]
……それっておいしいの? 飲んだこと無いんだよね。 身体に悪いってほんと?
[ はらり ] [ 散る羽根にはじりり、ノイズが混ざって ]
――→床彼大学第二学生会館ラウンジ
(@34) 2011/02/22(Tue) 22時半頃
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[刀が手元に戻って嬉しくないのかと聞かれたら、
それはもうやはり嬉しい訳で、
しかしながら、人の手によって戻って来ると、
負けた己の未熟を思わざるを得なくて複雑だとか。
ともかく、最後は懐の瑠璃色を大切そうに抱いて、
こっそりと胸を撫で下ろしたのだった]
……。
[『ヤニクの中のナニか』と聞けば、僅かばかり眉を下げ、
しかし、本人の口から出ない事を触れ回るのもどうか、
と思い、少しの間は黙る事にした]
キャラクターとは姿の変わった人達に、不思議そうに首を傾げつつ。
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[ それ以上 ] [ 騎士、と言葉を交わすことはあっただろうか ]
[ とん ]
[ 軽く、機体から羽ばたいた天使の姿が中空で ]
[ じりり ]
[ 激しく赤いノイズを散らした ]
(@35) 2011/02/22(Tue) 22時半頃
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[そして、ヤニクの視線の先、ヨーランダは消える。 同時にステージ異変が起こってくる。>>#6>>#7]
(@36) 2011/02/22(Tue) 22時半頃
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― きっとたどり着く自動ドアの先 ―
[そこにあるのは、小奇麗な待合室ロビー。 時間はわからないが、そんなに人は多くないようだ。]
――1075番のお客様、支払いカウンターにお越しください。
[そんなで放送が入り、何かが動く気配。 そう、人がいる気配はするのに、なぜか、それらは見えない。]
(@37) 2011/02/22(Tue) 22時半頃
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ヴェスパタインのほうにひらひら手を振った。そして――
[おもむろに、ビルの屋上から飛び降りた。
ふわふわした存在は、ふわふわと地面に降り立つ。
そして、違和を感じれば軽く辺りを見回した*]
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[ 赤い光 ] [ 放電現象にも視えるそれは、けれどよく見れば、 規則的な文様を描きながら 天使の周囲を取り巻いて ]
[ その禍々しい文様が全身に映し出される ]
[ 紅い瞳は 重たげに瞬いて ] [ 白銀の騎士の姿を見ただろう ]
[ けれど助けを求めるような言葉が、 その口から発せられるはずもない ]
(@38) 2011/02/22(Tue) 23時頃
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[ ただ、足掻くように動きかけた腕は、すぐに諦めたように落ちて ]
[ 姿は消える ]
[ さらり ][ 赤い粒子が残像のように残って ] [ それもまた風に砂がさらわれるように消えた ]
(@39) 2011/02/22(Tue) 23時頃
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ざわ ざわ ざわ ざわ ざわ ざわ [そう確かに、人がいる音はするのだ。]
(@40) 2011/02/22(Tue) 23時頃
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このお薬は、朝夕2錠づつですね。
あら、眠れないのですか。 湿布も出しておきましょうか?
領収書は再発行できませんので
診断書代含めまして、[[1d100 ]]37円になります。
入院のご準備はこの紙にあります。★印は売店でも買えます。
そこは介護士さんに相談されたほうがいいですね。
ああ、煙草は駄目よ
お母さん、ジュース
すみません、トイレはどこですか?
(@41) 2011/02/22(Tue) 23時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/22(Tue) 23時頃
…ちょ、やだ、なにこれ!?
バグってる!!??
[異変にいち早く気が付き、耳ぴるぴる。]
逃げなきゃ!レンダリングデータがおかしくなってる!
ここ脱出しないと、一緒に壊れちゃうよ!!
は
[急に世界は軋みはじめる…。]
え?なんだって?!バグ?
[その異変にいち早く気づいたヴェスの言葉を聞き返した。
とたん、カフェテラスにあふれ始めるのは、マンタ君。
それは、ぬいぐるみの亀裂から、ずるりと増殖し、そして、びちびちと跳ね始める。]
なッ……
でも、逃げるってどこに?!
[周りを見渡す。]
そんなのわかんないよ!
でも、ここにいちゃダメなの!
[そう叫んで駆け出す。
と、思ったら花柄トカゲに躓いてこけた。ぺしょり。]
…………あー……。
[うん、やばい。わかってる。
僕が騒いでいないのはヴェス……の中の人が騒いでいるからだ。
なんか、女の子が騒いでるのを見ると逆に落ち着かないといけないって思ってしまう。何故だろう。見栄かな。
今は僕(おとこ)の姿だから尚更かもしれない。騒ぎはしないもののきょろきょろっと辺りを見回して]
……あ、アレ。なんか出れそうじゃない?
何処に出るかは知らないけど……。
[少し離れたところにぽつんとある扉を、周りにいる人たちに示した。
……でも、一番最初にそこをくぐる勇気はなかった。だから、誰かが行ったら*ついていこうと*]
はい、アシモフ様、私もここにおります。
……お見えではないようですが。
[白い小さなねずみの、そっぽを見上げる視線に合わせ、
正面に浮いて、耳をそばだててみるものの]
私も、その『異星人』と言うのが良く、……――
[ふと、こめかみを指先で押さえ、眉根を寄せた。
嵐が起きたのも、丁度その頃]
ば、ばぐ? れんだ……
いえ、ともかく様子がおかしいのは確かです、
建物どころか街ごと崩れかねません……
[ノイズが砂と化し、ばらばらと降る。
増えたマンタくんの頭が一匹、ぼこんと割れて、
数十もの磯巾着が溢れ出た。
その中で、向こうに現れた自動ドアは、
ノイズを吐かずに静かに立って見える。
アシモフの小さな後ろ姿も、その向こうに消えた]
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―床彼大学医学部付属病院― [ 待合室のロビーには、院内図がある。 20階建のビル。上層階は入院病棟、下層階は外来。 地下には、食堂や売店、キャッシュサービス、休憩所。 そして長期入院患者の利用するであろう美容室 ]
[ どこにあるのも、音と気配、だけ ]
(@42) 2011/02/23(Wed) 01時頃
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ふぇっ!?やだ!!??イソギンチャクやぁ!!!
[こけぺしゃってるところにイソギンチャクがヌルヌルの触手を伸ばす。]
ひっ!?いゃっ!!ヤダ入って来ちゃダメぇ!!
[なんだか大変な事になってます。ちたちた。]
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