44 【game〜ドコカノ町】
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[なんか、その子は慌てた、
そしてキリッてなった。
その次に吐いた言葉は偉そうだった。]
――……あー
[そう、さっきいた男がリンダだと言った。
なら、これはきっと……。]
お前、ヴェスか……。
[そして、深いため息]
だったら、悪いか。
[むう、と上目遣いに見上げる身長差。]
…違うもん、中の人だもん。
ヴェス様はこんなチンチクリンじゃないし、泣き虫じゃないもん。
[小柄だけど、少女と言うにはちょっととうが立った年頃。
ぷくー、と幼い印象な表情で拗ねた。]
いや、悪くはないよ。
うん、ありがとうな。お前のおかげで少し、戦えた。感謝している。
[ちんちくりんの泣き虫とまでは言ってないけど、幼く拗ねる様子。
年がわからないけど、年下?な感じでそうじゃない感じ。
いずれにしろ、女の子なんだなぁ、と思う。]
別に、お前のためじゃないし。
そのナユタは超強くてカッコ良いんだから、そうじゃなきゃ嫌だっただけだし。
感謝される筋合いなんかないもん。
ヴェス様やられたくなかったから、スイッチの場所ドナちゃんに教えたし…
そっか。カッコ悪くてごめんな。
[そして、ドナに教えた、という言葉でふと、とまる。やっぱりそうか、と…。]
――…でも、さ
オレ、お前から信用できるって言われたときは嬉しかったんだ。
[そう、一番悲しかったのは、
だから、何かあったら頼ってほしかったのだけれども。
多分、それは自分の弱さが原因で…。]
だから、ありがとうな。
ヴェスパタインに丁寧をお辞儀をすると、ほいじゃ、と背中を向ける。
や、ちょ、待ってよ!
なんでおこんないの!?
そうじゃなきゃ、何かモヤモヤして困るんだもん!
こんなひどいんだよ?なんで???
だってさ、頼れるゲームじゃないんだ。
最後に立っていられるのは、一人だけ。
…ずっと一緒に居て、好きになっちゃったら、最後に戦わなきゃならない時、倒せないもん。
だから、その前に他の人にやってもらえば、ナユタと戦わなくて済む、っておもったのは…否定しない。
あ?
[振り向くと、おたおたしてる姿。]
怒ってどうなる?
もう、オレのナユタは終わったんだ。仕方ないさ。
[だったら、なぜ、まだナユタのままなのか、そんな疑問は残るけど…。]
ひどいのは、
ひどくされるのは、慣れてる。
それに、お前のこと、信用させられなかったことが一番辛いからな。
うん、オレ、お前のこと、結構好きだったみたい。
ごめんな、せっかく予告までしてくれてたのにな、甘ちゃんじゃ駄目だって。
[だから、頑張ろうと思ってたけど、
やっぱり弱くて………。]
そんなゲームってことも知らなかったからさ。
ま、でも、もう、しょうがないさ。
[聴く言葉に困った顔をする。]
オレはお前と戦うつもりはなかった。
そして、オレは誰にも負けるつもりもなかった。
実際は弱かったけどさ。
[それはいろんな矛盾をはらんでいる。だけど…]
この世界をどうにかするのが一番だ。
セシルのゲームにただのることを考えてたわけじゃない。
お前となら、そうできるってあの時は思ってた。
今は、だから、せめて、
セシルをなんとか説得して、
どうにかしなきゃって思ってる。
それがオレのやることだ。
[そして、また、歩き出す。]
セシルは、
なんか、放っておけない。
[ステージを見る。
なんだか、どこも、少しずつだけど、
ゆがんでいるようにもみえてきた。
イメージが重なるのは、あの、手からみえた。素肌からみえた、赤い文様。]
…えと、その……。
[言われた中に、なんか聞き捨てならない事が含まれてたような、そんな…]
う、うん…なんとかしなきゃなのは、分かってる。
ここからじゃ、なんとかならない?
そだね、セシル…
ハッキングでもされてるのか、色々おかしい気がする。
あの子なら、甘いものチラつかせたらくるんじゃない?
なんとかしなきゃいけないことしか、わからない。
でも、オレはなんとかする。
[ぽろっとまだ生きていた時の本音が毀れた。
でも、今は、その部分はざっくりと傷つけられてしまって、そしてそれは、もう乾いて過去になっている。]
[もっと素直になれたらよかったのか。
ゲームほったらかしでべったりになっちゃいそうで、それは違うと思ったんだ。
何が正解かなんて分からないけど、間違っちゃったんだなとはおもう。]
…なんとかしよ!
ヴェス様じゃないからいろいろ頼りになんないとおもうけど、やれる事あったら色々協力する!
[何処かへ行くなら、パタパタついてく。]
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>>12
ライトニング…貴方も、私を欲しがってくれる?
[口唇を放したけれども、紡ぐのはそんなより誘う言葉で…。]
ねぇ、お願い。 いいの、貴方ならいいの。
弱い私を包んで?
助けて?
[そして、自ら着衣を乱しながら、その顔を抱き寄せる。 手はしなやかにライトニングの着衣も乱そうと動いて…。]
貴方が欲しいの。お願い私を守って、 元の世界に戻して?
[そのまま、茂みで息を乱して重なる姿。そのことを知るのはきっとセカイをまだ握るセシルだけ。*]
(@15) 2011/02/22(Tue) 09時頃
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[そして、ライトニングがまた眠りにつけば、そっと起き上がる華奢な裸体。 リンダだった顔がすうっと、ヨーランダに変わる。 そして、みるみるその衣もツーピースのライダースーツに変わっていく。]
ふふふふ くくくく しししし はははは きききき
[そして、転移していく先は?……*]
(@16) 2011/02/22(Tue) 09時頃
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…あ、そういえば、エイリアン。
[一つ目の、異星人。思い出したら怖くなって耳びるぴる。]
ナユタに化けた一つ目エイリアンに襲われた。
[途中までは襲ってたのは伏せた。]
セシル、それになんかされた、とかは?
セシルは、会おうと思えば会えるみたいだ。
なんとかしよう、には頷いて。
エイリアン?オレの?
[さっき志乃からもきいた偽自分情報に片眉をあげた。]
そいつがお前を襲ったのか……
ちっ、オレ最低だな。
だけど、異星人の存在ってのは、あるっぽい。
ポプラにはそういう痕跡情報が落ちてくるらしいんだ。
[セシルがそれに何かされているんじゃないか、にも同意しただろう。]
―実験棟からメインストリートへ―
[しばらくナユタと共に探し回った末、カフェに戻ると]
すみません……!!
[慌ててくるり、回れ右。
その後ろ姿は見る者が見れば、
教室の廊下に並んで立たされた図を彷彿とさせただろう。
隣でナユタが赤い文様について問うのに顔を向ける。
以前は、首元に文様はなかった――それどころか、
水族館で見た時は赤かった手首も、最初は文様がなかった]
ウッカリしてた。
ナユタ無事だって思って安心しちゃって。
偽者だなんて疑わなかった。
[しょぼん。]
…ポプラ、が?
[ちっちゃくても必死だった姿を思い出す。]
え、わ、ちょ、それバレたら、ポプラ危ないんじゃ!?
…………
[ナユタが去った後、恐る恐る振り返る。
セシルの顔は不機嫌だっただろう、多分]
私も、気になります。
ナユタ様が戻られたら、お話を伺っても構いませんか。
[まるで身を蝕むようではないか。
それから、やって来たアシモフの言に、目を点にした]
……――私が『異星人』?
[ざわり、胸中に不安が揺らめいた**]
うん。今はポプラが心配なんだ。
あいつ、ちまっこいし、泣き虫だし…。
[ポプラが危ない、の言葉には苦々しい顔をした。]
あいつを守らなくちゃいけなかったんだ。オレは!!
[不甲斐ないとばかりに拳を握り締めた。]
今は、向こうには何もできない。
でも、異星人の存在が確かなら、
それがこのゲームに干渉してるってことだろ。
[まるで、小説のような話だけど…今は、それ以外考えられなくて…。]
やっぱり、鍵を握るのはセシルだと思う。
[結論はそれで…。]
そだね、セシルなんとかしよう。
[うーってかんがえこんで、]
やっぱ、甘いもので買収?
[残念な頭はその程度でした*]
― ドコカノ町のドコカ ―
……何アレ。
[自分が其処に居た。
いや、じぶんと瓜二つのヨーランダが其処に居た。
ぱっと見、カスタマイズも一緒に見える。]
―――…ユーレイ、じゃないよねぇ?
だって、私ここに居るし?
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>>+36
[そして、ヨーランダの姿のモナリザが宙に向かって微笑んだ。まるでそこに誰かがいるように。]
私はヨーランダ。 キミは誰?
しししし
くくくく へへへへ
ああ、貴女、貴女は誰の元に行きたい?
[宙に向かい、そう話しかけた。]
(@17) 2011/02/22(Tue) 10時頃
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それは私がアンタに向かって言いたい言葉だわ。
[キミでもアナタでもない呼び名で呼んだ。]
さては、昨日の志乃、アンタね?
[ようやく何かが繋がったような気がした。
だからといって、この姿を変える不気味な存在の正体が何かなんて彼女には分からなかったが。]
セシル。
[名前を答えた。]
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>>+37
あら、その子は駄目だわ。 だって、一番可愛い子だもの。
しししし ふふふふ きききき くくくく きききき くくくく ふふふふ はははは
[そして、ロリポップ一つ、包みを開けて咥えこむ。 それを卑猥に舐めながら…眸が一瞬一つ目になって、それは笑みの形を作った。]
(@18) 2011/02/22(Tue) 10時頃
|
あ――――…
[一つ目になったバケモノをまじまじと見詰めて]
あのさぁ、えっちくキャンディー舐めるのはいいんだけどさぁ。
その下品な笑いは止めてくんないもんかな?
[彼女も口の中でキャンディーをからからと転がす。]
|
[そして、首をかくんかくんさせてから、またヨーランダそのものの姿に戻る。]
他に、要望がないのならヤニク[[who]]のところにでも行く?
[口のロリポップをからから転がしながら。]
(@19) 2011/02/22(Tue) 10時半頃
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