44 【game〜ドコカノ町】
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[腕の中から抜け出され、にこにこと微笑んだ]
あぁ、残念。
(0) 2011/02/22(Tue) 02時半頃
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[ヨーランダの左手が、腰の小太刀にかかる。 店看板のネオンの明りで、ヤニクの姿に気付くだろう。
髪の色は黒く、肌は白く、そして目は――――]
初めましてー。ヨーランダ。 そして、さよーなら♪
[腰の村雨を抜き、袖口から1本のペーパーナイフを柄に添えて、構えた]
(2) 2011/02/22(Tue) 03時頃
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― ショッピングモール・ジャスカ堂 床彼店 ―
[左手を振るえば、何本もの水のナイフが浮かび上がり。
―水ノ刃―
ネオン看板の複数の色で、それは不気味に光っていた。 ヨーランダを指差せば、すっと一斉に彼女に刃先を向けて。脚に腕に肩に腹に背中に、突き刺さった。
ヨーランダも構えた小太刀でナイフを落とすも、刺さる本数の方が圧倒的に多く。ぐらりと傾いだところへ、ヤニクが飛び込む。 下段に構えた村雨が突きあげられ、彼女の胸を切り裂き、次いで床から吹き上がる水柱に、体が宙に舞う。
―逆サ雨―
宙を舞う彼女目掛けて跳躍し、落下のタイミングを合わせて身を捻り、回転する。 龍の尾が彼女を捉え、レジカウンターへと叩きつけた]
(5) 2011/02/22(Tue) 03時半頃
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バシーン ――カウンターへの衝撃
ベキリ ――骨が折れる音
トサリ ――蓋が取れ、こぼれ落ちるポップキャンディー
[HPゲージが赤へと突入しても。血が流れて視界が遮られても。 ヨーランダは腕をのろのろとあげ、小太刀を構え続ける]
――ねぇ。もっと抵抗してよー。 俺はヨーランダ、君と戦いたいのにー。
[ぷくぅと頬を膨らませて、拗ねる。セシルの方へ顔を向けて。 きょとんとする顔に>>@1、また頬を膨らませた]
(6) 2011/02/22(Tue) 03時半頃
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―――…一撃で終わらせてよ、キミは腕が悪いなぁ。
[あの世に片足を入れながら、彼女は苦笑気味に呟いた。]
無駄に相手を苦しませるなんて、悪趣味だよ?
[それは、やはり暗殺者としての言葉。]
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[軽い足取りでヨーランダに寄り、村雨を小太刀に当てて跳ね飛ばす。 肩口に刺さったままのナイフを踏みつければ、水で出来たそれは他愛もなく形を崩した。
耐え切れずに上がる悲鳴。にこり微笑むと、頭上に浮かぶ「♪」]
ばいばい。ヤニクの分まで、言っておくよ。ばいばい。
[柄に添えられたペーパーナイフがキラリと光り。
村雨でヨーランダの胴を斬り付けた]
[最期に浮かぶ彼女の笑みに
―――ヤニクの頬に涙が零れた**]
(7) 2011/02/22(Tue) 03時半頃
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[あぁ、むやみにナイフを飛ばすんじゃなくて、もっと足の腱を狙えば。
頚椎を叩き折れば。
あそこの動脈を切れば。
ヤニクの攻撃を受けつつ、そんな事を考えてしまう自分に苦笑いした。]
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……
[村雨を鞘に収め、ポツリ呟く]
――思ったより、楽しくない…。
[次第に崩れ落ちるフードコート。はらりはらりと落ちる白い羽根に目を瞑り、吹き飛ばされるままに任せた――]
→2へ。
(8) 2011/02/22(Tue) 03時半頃
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あぁ、やっと終わった?
[ふわり、と身体が軽くなったような。]
にしても、ひどい有様だなぁ、これは。
[自分の身体を見下ろして呟く。]
暗殺者って、優しいよね。
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― 床彼大学第二学生会館ラウンジ ―
[光溢れる広いラウンジに、転がるように辿り着く。 眩しさに顰める顔は褐色の肌で。凶[[omikuji]]なポスターを2枚も目にしてしまった]
……えーと。…あれ? [首を傾げて辺りを見回す]
ヨーラ?
[――――名を呼んでも。彼女はもぅどこにも居ない**]
(9) 2011/02/22(Tue) 04時頃
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[くすくす、とヤニクの口から漏れ出る誰かの言葉に、笑う。]
だって、わざとそういう風に殺されたんだもの。
― 床彼大学第二学生会館ラウンジ ―
[自分の名を呼ぶ『ヤニク』の声を聞き、目から涙が落ちた。]
ばぁか。
[誰に向けられた言葉だったのだろう。
彼女はラムネ味のポップキャンディーを口に入れると、そこから姿を消した。]
[カフェテラスで志乃が様子を見に行こうという。
どうしようかと考えて
奇数:行く 偶数:行かない19(0..100)x1]
[いずれにせよ、そののちセシルを探すだろう。
自分の偽者がいる、それはお前の仕業かと。]
― 実験棟と志乃と行ったあと ―
[志乃は一緒に戻ってきただろうか?
セシルを探しにカフェテラスに戻る。]
――……?
[まさか、着替えているとか思いもしないから、すっと入って 驚きの声をあげた。]
[そう、その着替えを悪いと思ったのは、
もしかすると、セシルは女性なんじゃないかと思っているから。
でも、同時に焼きついたのは赤い文様…。]
お前……その赤いの、なんだ?
[思い出すのは赤い鸚鵡。]
/*
はい、おはようございます。むらたてです。
昨日のログにも書いておりますが、
ただいまモナリンが墓下面子に化けて徘徊中です。
もし、モナリンが偽者演じてもいいよ?!な方はその承諾をメモにて願いします。
いや、それは勘弁してください!な場合はそう言っておいてください。ちなみに、昨日のような、あれれな動きとかもっと酷い動きされるかもしれません。
― カフェテラス ―
[セシルの答えはない。だけど、なんとなく、怒っているのはわかるから。
というかいつも怒らせてしかいない気がするけど…。]
またあとで、訊きにくる。
ちゃんと教えろ。
[きっとますます腹立たせる言い方だとは気がついていない。
そして、またみんなの様子を見に行く。]
彷徨っている魂があるならば、そこに惹かれていくだろう。
…きゃっ!?
[それはヴェス様が倒された後。
殻が割れる、というか…何処かのシュールな四コマ漫画にあったようなシークレットヴェス様が脱げたみたいに、小柄な人影が零れ落ちる。
多分レティシャとたいして変わらないくらいのちっちゃい子が、うさ耳ヴェス様のコスプレ…というか、それをひらふりゴスロリアレンジしたような格好。]
うわーん、ヴェス様がやられちゃったー。
[倒れてるヴェス様の亡骸に縋ってみーみー泣いてる。]
[そして、見つけたのは、小さなウサ耳の女の子。
何かぐしゃぐしゃのものを抱きしめて泣いている。]
――…お前、どうしたの?
[その背中から話しかける。
ナユタのままで、服はぶかぶかのもののままで…。]
…ぅ。
[振り向いた。見上げた。目が合った。]
きゃぁぁーー!!、!、!、やだ、やだみないで!!、
[いつかみたいにめっちゃ慌てててしてしぺちぺち。
うー、とかいって慌ててヴェス様っぽくキリッてしようとするも、
どう見てもSDです、本当にありがとう。]
…なんだ、貴様か。
[声色作るもなんだか甲高い。]
[なんか、その子は慌てた、
そしてキリッてなった。
その次に吐いた言葉は偉そうだった。]
――……あー
[そう、さっきいた男がリンダだと言った。
なら、これはきっと……。]
お前、ヴェスか……。
[そして、深いため息]
だったら、悪いか。
[むう、と上目遣いに見上げる身長差。]
…違うもん、中の人だもん。
ヴェス様はこんなチンチクリンじゃないし、泣き虫じゃないもん。
[小柄だけど、少女と言うにはちょっととうが立った年頃。
ぷくー、と幼い印象な表情で拗ねた。]
いや、悪くはないよ。
うん、ありがとうな。お前のおかげで少し、戦えた。感謝している。
[ちんちくりんの泣き虫とまでは言ってないけど、幼く拗ねる様子。
年がわからないけど、年下?な感じでそうじゃない感じ。
いずれにしろ、女の子なんだなぁ、と思う。]
別に、お前のためじゃないし。
そのナユタは超強くてカッコ良いんだから、そうじゃなきゃ嫌だっただけだし。
感謝される筋合いなんかないもん。
ヴェス様やられたくなかったから、スイッチの場所ドナちゃんに教えたし…
そっか。カッコ悪くてごめんな。
[そして、ドナに教えた、という言葉でふと、とまる。やっぱりそうか、と…。]
――…でも、さ
オレ、お前から信用できるって言われたときは嬉しかったんだ。
[そう、一番悲しかったのは、
だから、何かあったら頼ってほしかったのだけれども。
多分、それは自分の弱さが原因で…。]
だから、ありがとうな。
ヴェスパタインに丁寧をお辞儀をすると、ほいじゃ、と背中を向ける。
や、ちょ、待ってよ!
なんでおこんないの!?
そうじゃなきゃ、何かモヤモヤして困るんだもん!
こんなひどいんだよ?なんで???
だってさ、頼れるゲームじゃないんだ。
最後に立っていられるのは、一人だけ。
…ずっと一緒に居て、好きになっちゃったら、最後に戦わなきゃならない時、倒せないもん。
だから、その前に他の人にやってもらえば、ナユタと戦わなくて済む、っておもったのは…否定しない。
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