44 【game〜ドコカノ町】
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ふふふふ くくくく しししし
[楽しそうなコエ、出して。]
ぷれぜんと、おいしくおいしく、できているかしら?
[一つ目がかちりかちり]
(@0) 2011/02/25(Fri) 06時半頃
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[そして、鉄を踏むかつんかつん、という音にぱちりぱちりと一つ目が点滅する。 その背後に、その間近、その感覚……。]
しししし きききき ふふふふ
[忍び寄る忍び寄る それが誰かだと思えば、その姿にそっと変化しながら…。]
(@1) 2011/02/25(Fri) 06時半頃
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[彼女は『リュヌドと呼ばれた其れ』とドナルド――…彼もまた他のナニカに変わってしまったのだろうか――、の闘いをただ傍で静かに見守った。
飛んでくる血しぶきは、彼女をすり抜けて廊下に点々と紅い華を咲かせる。
黒い髪を見ながら彼女は思った。
『ヤニク』は今、どうしているんだろう。]
[赤い雪が降り止み、かつん、と冷たい音を立ててその場から立ち去ると、ようやく彼女は其の足を動かした。
紅い池の中に浮いているような、赤いパーカーを着た其の男の隣に膝をつき、紅く染まった髪に触れようとしたが、彼女の指は其れに触れる事は叶わず、確かに其処にある筈なのに、指先は何の感触も彼女には伝えてくれない。]
―――…
[彼女は一瞬悲しげな表情を浮かべたが、其の手を再び動かして男の頬を優しく、慈しむように撫でる。
アイスブルーの瞳から落ちた一滴が彼の頬に落ちたが、其れもまた、彼の身体に跡を残すことなく、彼の身体の中に吸いこまれていくように見えた。]
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[横に凪いだ斧に手ごたえはない。 なぜなら、フアァサァ…とその斧に降り立つのは一つ目の赤い鸚鵡。 あらたにその鸚鵡は攻撃されても、優雅にそれをかわしていく。]
プレゼント、ゼンブ、マダネ………
(@2) 2011/02/25(Fri) 07時半頃
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トコロデ、アナタノオナマエハ ナァニ?
(@3) 2011/02/25(Fri) 07時半頃
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森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林君森林
(@4) 2011/02/25(Fri) 08時頃
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――……シンリン?
[それは、少し掠れた高い声]
(@5) 2011/02/25(Fri) 08時頃
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モナリザは、しししし しししし しししし と鳴いた。**
2011/02/25(Fri) 08時頃
― 床彼大学付属病院:19階 ―
[彼女がエレベーターを降りた途端、黒い霧が彼女の視界を覆った。]
これは…?
[眉を寄せて怪訝そうに呟くと、霧の中で何かがきらり、と光った。
黒い霧の中でもわかる、紅。
鈍く光る、白銀の甲冑が、見えた――― ]
ライトニング!?
[彼女は思わず叫んだ。]
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― ライトニングの傍 ―
[おそらく、それから飛び立った赤い鸚鵡は、 羽根を赤い爪、白い手に変え、 フォァサァ…と、倒れたライトニングの横に舞い降りた。 現れる姿は、やはりリンダで……。]
ライトニング……しっかりして、起きて? 私を元に戻して?
[傍にアシモフはいただろう。その様子を見ただろう。 でも、それよりも、アシモフの見えない宙に向かい、そのリンダは、優しい微笑みをこぼす。]
(@6) 2011/02/25(Fri) 08時半頃
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―――っ!?
[ライトニングの傍に寄ろうとエレベーターを出た時、彼女の右手で黒い霧の中でぼんやりとした光が、明滅を繰り返している事に気付いた。
ちりり、ちりり、と鳴る蛍光灯の音。
誰かを待っているような、無人のエレベーター。]
これ――…は?
[誰かに説明を求めるように、仮初の姿を失った面々の顔をかえりみた。]
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[ライトニングは目を覚ましたのか否か。 リンダな者は、それから、宙をしばらく見つめて…。 それから、アシモフに話しかける。]
――……貴女は、誰に、傍に、
イテホシイ?
[アシモフの想う姿があれば、それに変わっていくだろう。]
(@7) 2011/02/25(Fri) 08時半頃
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>>15 [そこで聴こえるアシモフの間接的な願い。 それに一つ目の化けたリンダは、微笑んだ。]
ここをデタラ? デルツモリ?ナノカシラ?
(@8) 2011/02/25(Fri) 09時頃
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>>17
[その姿は変わっていくだろう。 アシモフの心の中にある『夏月』に]
[そして、きょとりとした眼差しで]
どうしたの?ハリ? 何言ってるの?
[そして、それはパジャマにスリッパという姿になる。]
今日はお見舞いありがとう。顔見て、たくさん話せてすごく嬉しかった。
(@9) 2011/02/25(Fri) 09時半頃
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ねぇ、ハリ。 ハリも病気になっちゃえば?そして、隣に入院しておいでよ? なぁーんちゃって。
でも、入院って、つまんない。
[それは、冗談のような口調だけれども。]
(@10) 2011/02/25(Fri) 09時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/25(Fri) 09時半頃
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>>19
[びゅん、とアシモフの振った重い一振りがその夏月の頭にヒットする。 もちろん、それは幻影だけれども、
夏月は、信じられないような顔をして、そのまま白目を剥いて、倒れた。]
私も、会いたいよ。 会いたいの。 いや、ずうっと傍にいてほしいの。
でも、それができないなら…。
簡単に約束しないで?
[それは、悲しげな声]
(@11) 2011/02/25(Fri) 10時頃
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貴女、ここにずうっといるって言ったじゃない? [そして、一つ目の頭がずるりとアシモフを向いた。]
貴女……ずうっとここにいるって、
契約したんでしょ?
[ふふふふ、と笑い出す。 それは、セシルとアシモフの契約を知っていると…。]
(@12) 2011/02/25(Fri) 10時頃
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ねぇ、貴女の本当の願いは?>>15 しししし しししし しししし
元気な人に病気の気持ちなんて、わかるわけないでしょう? 貴女、そうやって、
その子もあの子も傷つけていくのね? いいわ、貴女、とても、残酷。
[一つ目は、そういって、消える。]
(@13) 2011/02/25(Fri) 10時頃
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うわぁああああ!
[目の前で起こる酷い惨劇に驚いて動けない
先ほどの女性が赤いパーカーの男の側に蹲っているのを恐る恐る眺めながら]
大丈夫なですか?その人…
そうだ病院だしすぐお医者さんを捜せば助けられるかもしれませんね
誰か!誰かいませんかっ?
お医者さんいないんですか?怪我人です
助けてあげてください!
[6階中に響くように叫けんであたりにだれかいないか
必死で探す]
だれもいない、おかしいですね
このままではなんですし、一緒にどこかへ運びましょう
緊急治療を施せればきっとまだ
[しかし、廊下に戻ってきた時には先ほどの銀色の髪の女性の姿はなく。倒れた男は…**]
[病院を見回しながら…]
この病院は来た事あるような
---まあ どの病院も似たようなものだし
なんだったかな
[頭に浮ぶ キャンパスとナイフ 流れる赤い血]
なんのイメージ?
[大事な事が思い出せない
…それは
大切な思い出はプレゼントに篭めたから
閉じ込めたから ]
[プレゼントは自分にとって大事な物
ただ、大切に護りたい宝物]
― 7階・ドナルドとレティーシャを相手に ―
えぇぇ、いいよ。俺だってレティーシャ嫌いだもん。
[嫌われたから嫌いだと、単純な理屈を返す。
振り下ろされ、目の前で止まる斧。風圧でフードが飛ばされた。]
もぅ、髪が邪魔になるんだけど…
[ヤニクは腰に残る黒鞘をベルトから抜く。充分な鈍器になるし、攻撃を流す盾にもなる。
待たれているのだと分かると、尾が揺れた。ぽたり。血が零れる]
そう、ドナ兄。光栄だなぁ〜
あははは。ヤニクなんて、死んでしまえばいいっ
[透明な水が赤色を滲ませても、刃となり霧となり渦となり雨となり、ドナルドを襲い天井や壁を穿った。
右手を無理やり動かして。腕でガードするのも厭わない。肉が裂けるのも血が拭き出るのも、全て全てヤニクの身体。
だからリュヌドは気付かない。身体を自由に動かせる事を、リュヌドとして在る事を楽しんでいた]
楽しいね、ドナ兄。
これが君たちの言っていた…アノ子が言っていた『ロクヨン』なんだねっ
あはは
[鞘で受け切れず、肩に斧が突き刺さる。深く、深く。
折れた鞘をドナルドの額に――――――]
…ぁ れ…… …… ――
[HPが0に近い事など、気付かない…。
どう、と膝を床につき、そのまま倒れこんだ。
掴まれた髪の色は黒のまま。暗い赤の瞳に映るドナルドの顔。次第に閉ざされる視界…。
にこり
最期まで口の端を持ちあげて。息絶えた]
― 19階 ―
[そして、しばらくすると、また一人、扉を開け続けていた。
きっと、もう、131回、1901の扉を開けただろう。]
――……くっそ
[開けて、無人の部屋、また閉めて開ける。]
[何もできないのか、そう考えて歯がゆくなる。
あの3つのイメージに、誰にも言わなかったけど、背中の中心、背骨の周りがすうっと冷たくなって震えた。
そして、そんな感覚もある今なのに、
この扉はいくら開けても何もその中に存在を伝えない。
でも……]
――……こんな世界に、オレらを閉じ込めたってことは!!
オレらに用があんだろッ!!!
[また怒鳴りつける、その何もいない部屋に向かって…。]
― 7階・見下ろすはヤニクの死体 ―
[ゆらり身を起こす。立ち上がるも、身体は床にうつ伏せのまま]
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