43 朱隠し
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[艶っぽい声が、腕の内から聴こえれば、
抱き締める腕に力がこもる。
逃がしたくないとでも言いたげに]
……くすぐったい、か?
[再び囁く声には、意地悪な響きが混じり]
嫌……か?
[問いかけと共に、耳朶に甘く歯をたてた]
嫌…では…ありま…せん…
…っあぁ
[問いに答えるのにも切れ切れになる。
耳朶を甘噛みされてさらに声が漏れる]
華月斎…どの…
[顔をあげ、縋るような目で華月斎を見つめる]
[今までに聞いた事のない一平太の声に、
内に湧き上がる欲情が、男の欠けた穴を埋めていく。
これが"欲しいもの"だったのかと、こころの奥の冷静な自己が悟る。
と、同時に。
芯から滾る想いは熱く]
[縋るような眸に、ふ、と息を吐いてわらう]
――… なんだ?
[右腕は、きつく一平太を抱き寄せたまま、
左手で、長い前髪を梳いた。
左右の違う色を、互いの吐息が混じる距離で、いままでに無いほどに間近で見詰める]
[華月斎に今までにない距離で見つめられ
一平太の中で何かが弾けた]
か…華月…さい…どの
あなたをもっと…知りたい…
[一平太はそっと目を閉じた]
俺を……もっと?
[赤褐色の奥で、焔がちらちらと揺れる
目を閉じた一平太の唇に、自らの唇を重ねる。
柔らかな口付けを、次第に深く繋がろうと、
舌を唇の合間に侵入させ、本能のままに暴れさせた]
んっ…くぅ…
[華月斎による深い口付けで蕩けそうになる
ようやく口が離れると]
そう…華月斎殿を知りたい…
華月斎殿が…ほしい…
[今度は自ら華月斎に口付ける
深く…深く]
[息苦しさを覚えるほどに、深く舌を絡み合わせる。
唇の合間から漏れる声と吐息、粘膜の擦れる感触に思考は翻弄されていく]
――…っ、は……
[再び唇が離れれば、間に白い糸が伝う。
荒い息を抑えながら微笑んで、一平太の貌を覗き込んだ]
そんな可愛い事を謂うな……
[一平太を軽く抱き上げて、耳元で問いかける。
今すぐがいいか、少しだけ我慢した方が良いか、と]
[とんとん、と。
竹の羅宇を叩く。
真鍮から灰が、はらはらと零れる。
辺りは既に明るく、夜目が利かずとも互いの顔が判るほど。]
…………おい。
はよう、歩け。
[ふう、と一息吐くと。
煙管を仕舞い、定吉の腕を掴もうと手を伸ばす。]
[すり抜けることはないだろう。
即ちそれは、妖しの世へと足を踏み入れた証――]
[答えを待つ間さえもどかしく、
男は一平太の体を畳の上に組み敷いた。
何か言葉を言われれば、こう返す――]
――お前が可愛いのが悪い――
[再び口付け、舌を捻じ込んで。、
性急にまさぐる手が、着物を寛げ、剥いでいく。
着物のうちに仕舞いこんでいた"土産"がころりと転がれば、藤のやつ、と軽く睨むも、唇は弧を描く]
[首筋か、あるいは鎖骨だったか。軽く着物がはだければ見える位置。
朧の"痕"を思い出せば、真似るように同じ位置に柘榴花の色をした印を残した]
そっちが歩くん早すぎなんやー。
[憎まれ口をたたきながらも、慶三郎が本当に置いていくような真似はしないのは知っている。と、手を伸ばされ、腕を掴まれて]
……あ、持たれたー。
よしよし、これで迷う事はないなあ。
…こうやって手を引かれるんも久しぶりやねえ。
[もう人には戻れない。けれど、懐かしさが先に立った。]
儂ぁ、疲れとるんじゃ。
はよう帰って、寝たいんじゃ。
[年寄り特有の身勝手な文句を吐きつつも。
定吉の言葉に、ふ、と眼を細める。]
よう迷子になっとったからの、お前さんは。
[掴んだ腕は、最後にそうしたときと、えらく違う感触で。
相変わらずに見えても、時は経っているのだと、実感する。]
――ほれ、あともう少し。
きびきび歩け。
[そのまま腕を引いて、歩き出す。
下駄を鳴らして向かう先は、紅葉散る庭。]
はいなあ。案内ありがとさんやった。
ん、俺もたくさん歩いて疲れた気がするから寝る。
[あまりありがたくなさそうに礼を言いつつも、歩調をかなり早めて進む]
この里、思ってたより大きかったから…
や、もしかして俺がちっちゃかったんかな?
[けらけらと笑う。
…しかし、一人だと未だに迷いそうな気がしてならない]
そや、外は冬やのに、ここは秋やった。
……赤いの、きれーやね。
外から来たもんには、広く思えるんじゃろな。
慣れりゃあ、里自体が身体の一部のようなもんに成る。
[尤も、それはこの老い耄れが里で過ごした膨大な時の流れと。
その妖しの本質が、そうさせているのだけれど。]
……綺麗か。 そうか。
[薄く笑んで。]
[紅に埋もれるようにひっそりと佇む、
さほど大きくはない木造の家屋。
その戸口を開けて。]
ウトが戻るまでは、儂の家に居ればええ。
なあに。 すぐ戻る筈だが、の――
[ここへ至る前に交わした聲を、思い返し。
少しだけ、浮かない顔をした。]
こういうことをするのは、はじめて、か?
[火照る体を押さえ込み、右手が露になった下肢をなぞる。
そこはどれほどの熱量を蓄えていたか。
擦りあげ、弄り、もっともっと、と昂ぶらせていく。
上がる声は、塞いだ互いの唇にくぐもるだけ]
[一平太が果てるまで、手を止めるつもりなど、無い。
そも、静止の声も聞こえぬように、口を塞いでいるのだけれど]
[手を、腹の上を汚しただろう白濁を、指先で拭って。
唇を離せば、赤い舌で舐める。
一平太の表情を見詰めながら、味わい、ごくりと音を立てて嚥下した]
[手に残る僅かなそれを、藤乃助の土産の椿油と共に後穴へと擦り付け、
指を一本、沈める。
胸のちろりと舌先で転がしながら。反応を見逃さないように、まるで穴でもあけたいとでも謂うように、視線はずっと、一平太の貌を捉えたまま。
拡げるように、感触を確かめながら慣らし、二本目を一平太の内へと。
今度は、内側の好い場所を探し当てるように、蠢かせる]
[唇で声を塞ぐ事はなかった。
一平太が、叫び、喘ぎ、悶える声が聴きたい。
けれど、声をあげるだろう一平太の耳元に、囁く]
あまり大きな声を出しては、藤乃助たちに聞こえてしまう。
[聴かれても構わない、啼かせた声を聴かせたいとさえ思うけれど。
快楽を楽しむために煽る1つにしてしまう心算]
[男も着物を寛げて。
取り出した熱ははちきれそうなほどに反り]
――… 一平太。痛かったら、済まない。
[告げる声は、僅かに掠れていたか――もう、限界だった。
開いた場所に、自身を埋めていく。
繋がりたい、欲しい、貪りたい、虐めたい、全部。
ぐちゃぐちゃに熔けて固まった熱病が、本能を突き動かす]
[白濁と油の混じる中を打ち付ける、その度に、熱い息が漏れる。
余裕の無いまま感じるままに、
深く、繋がり。
視界が白く染まるまで、その時は*続いた*]
そんじゃ、頑張って慣れるわー。
しょっちゅう迷子になって、その度に迎えに来てもろてたんじゃ、かっこ悪いもんなあ。わざと隠れて、探しにきてもらうんも楽しいかもしれんけどね?
[かくれんぼのようだとくすりと笑う。
里が体の一部のようになるまで、果たしてどのくらいの時が必要なのか、知る由もないが]
うん?赤い葉も黄色い葉も綺麗だから好きやで。
[自然と笑みかえして]
[華月斎に組み敷かれ、着物が脱がされる
途中藤之助がくれた椿油の瓶が転がる]
んっ…むっ…
[一瞬焦りはあったが、すでに口が塞がれた今となっては
恥ずかしいも何もない。
華月斎の唇が離れた頃には空気の足りない頭では何も考えられずただ空気を求めて荒い息をするばかり
初めてかとの問いにも答えることが出来ず―]
はぁ…はぁ…
あっ…んんっ…んぐーっ!!!
[華月斎が熱を持った一平太自身を弄る
その動きが激しくなるに連れて声を上げたくても再度唇を塞がてるゆえに 聲が出ない。
できることといえば華月斎の背中に回した手に力を込めることくらい]
はあい。お邪魔しますー。
[紅葉を眺めながら、大人しくついていき]
わかった、自分の家やと思って寛いでく。
ん、祭りは今日で終わりやからね。すぐ来るやろ…って。
……どしたん?
[老妖が僅かに浮かない顔をしたのを目ざとく見つけ、首を傾げた。
その後は、幾つか言葉を交わした後、しばらく縁側に座って紅葉を眺め。
いつの間にか、横になって転寝してしまっていた*だろう*]
[一平太が果てるとその精を舐めとる華月斎…その煽るような視線に恥ずかしさが
増し、目をそらす]
華月斎……っあぁあああっっ!!
[話しかけようとするも一平太の中に沈められた指に聲が叫びに代わる]
あぁぁ、かげっ…つ…さ…んぁあああああっっ!!
[されたことがない事のゆえに当然痛みが先にくるのだが、
やがて謂われ得ぬ快感がざわざわと躰の表面を這うようにのぼってくる]
いやっ…っぁあ…華月…っさ…あぁぁぁっ!
[藤之助に聞かれるといいつつニヤリと煽るような笑みを浮かべる華月斎]
そんなっ…こと…言われて…もっっ…ぁあああああ
[聲を抑えようとしても、それを許さぬと謂わんばかりに動きを早めてくる]
………――!
[目を覚ますと、藤之助にしっかり抱き枕にされていた]
此処は……。
[周囲に視線だけを巡らせる。
見知らぬ部屋だが、一体どこなのかなど、考えるまでもなかった]
……不覚……。
[いっそ、記憶が飛んでいてくれれば良かったのに**]
[華月斎の楔が充てがわれゆっくり中に入ってくる
いくら解されていたとはいえ、躰を引き裂かれそうな感覚に叫びを上げる]
いたぁぁあああああ…か、かげつさっ…んぁあああ
[華月斎の動きがやがて痛みから快感に代わり圧倒的な快感が襲う
華月斎の背中に意図せずに爪をたてる]
ああぁぁぁ…っ…かげっ…かげつっ…
[名を呼びたいと思っても意味のない聲しか出てこない
華月斎の動きが激しさを増す…一平太も喘ぎが大きくなる…
藤之助と朧が隣にいるということなど考える余裕はとうになくし
お互い、自らの快楽に溺れてゆく…
それは二人の意識が無くなるまで*続いただろう*]
[意識は落ちてなかった、否二人の声に眠気はどこかに逃げていったというのが正しいだろうか。
ともかくあの土産は二人の間をも滑らかにしてくれたようだ。
一方腕の中にはすやすやと平和そうな寝顔、無性に悔しくて浴衣を剥ぎ、いくつか痕を増やしてから元通りに隠して抱きなおす]
起きたら覚えていろよ。
[とりあえず次に華月斎達と顔を会わせたときの反応を楽しみにして寝る努力をした]
……いや。
ウトの奴、ちいーと疲れとったようでな。
張り切り過ぎだの。
[首を傾ぐ定吉の頭を、ぽむと軽く撫でる。
祭が終わったら、ゆっくり休ませてやらねばなるまい、などと思いながら。
それでも、一抹の不安は拭えずに居た。]
春、か――
[しかしいまはもう、寝てしまおう。
久方ぶりにヒトの前で、長いこと姿を保っていたのだ。
枯れかけの老体には、堪えた。]
[井戸水を一杯飲み干し、纏められていた髪を解く。
少し、伸びただろうか。剪定が必要やもしれない。]
おい。
儂ぁ、寝――
[縁側へと声を掛けたときには、先に寝遣られて居ただろう。]
……こいつ。
[呆れた様に息を吐きながらも、ふ、と笑んで。
敷いた布団の横まで引き摺って、なにもしない。
この家に寝具は一組しかないものだから。
しかし若者にけっして譲ったりしないのは、老体ゆえの身勝手さか。]
[はたりと倒れ込むように布団に横になり、瞼を閉じる。
はて、酒の在庫はいかほどだったろうか、などと思い巡らせながら。**]
……さむい。
[北風よりましとはいえ、秋風も充分冷たい。体が冷えて、目を覚まし。寝ぼけ眼で、自分の隣りにある布団と、そこで眠る慶三郎の姿をしばし見つめ]
…………。
[当然のように布団に侵入すると、すぐに寝ついた。ぬくい。]
…………。
せまい。
[半分夢の中から、隣にあるものを押し遣ろうと手を伸ばす。]
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