295 突然キャラソンを歌い出す村3
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――回想:三年教室前>>28――
ヨリックちゃんは話のわかる子で助かるわぁ。
[何でもなくないことを頑なに何でもないことにしたがるどこかの誰かさんとは大違いだ。 青い瞳のこと、いずれ話すというのにひとまずは安堵のため息。]
ねえ、原因って言うけど、普通の人間にこんなこと出来るものなの? こんな、その……
えっと、その前に、人間よね?
[3年の針子りりあ。申し訳ないけど、ついさっきまでは"見知らぬセンパイ"だった。 だから、アタシが知らないだけで、そういう事ができるヒトだったって言われたら、全然納得出来ないけど、まあそうなのねとしか言いようがない。現実見ちゃったし。
でも、人間じゃないっていうのは、ちょっと話が違う気がする。 嫌とかいいとかじゃなくて、人間じゃない存在ってホントにいちゃうのね、っていうような意味で。]
(46) 2019/04/30(Tue) 16時半頃
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えっ、それとももしかしてまだその価値観なのアタシだけだったりする!?
[口にして、それから改めて冷静になって、あたりを見回して質問を重ねた。 人間じゃないってことが特別に感じてるのって、アタシだけなの?]
こんなに教室凍って、街に雪降って、ニュースになって、歌い合ってそのまま透明になって消えちゃったのに、みんな冬に待つとかまた会おうとか言ってるし穏やかに見守っちゃってる雰囲気だし、怜奈ちゃんも普通に受け入れて戸高センパイ蹴ってるし、ねえアタシだけなの!?
ねえどうなのセンパイ!
[嘘でしょどうなってるの神森学園! 横にいるヨリックちゃんはもう完全に訳知り顔だし、とりあえず一番現状一般人に近そうな戸高センパイに話を振ってみたけど、ここで同意が得られなかったらアタシそろそろ心折れそうかもしれない。]
(52) 2019/04/30(Tue) 17時頃
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――もうちょっと回想:三年教室前――
コーちゃん? えっと……
[テンパってるうちに朝の出来事を聞かれて>>67、当然の流れなのに少し言葉に詰まったのは、崩れてなくなる傷を見てしまったから。 今思えば、あれも"ヒトじゃない"ってことになるのかしらと過ぎる。]
……うん、傷は大丈夫そうだったよ。 けど、授業には出ないで、帰っちゃった。
[たぶん、嘘にはなってないと思う。 帰ったかどうかは知らないけど、この学園には今はもう、いない気がしてる。 おせっかいしかできないアタシには、どうしてあげるのがよかったのか、まだわからない。]
(81) 2019/04/30(Tue) 18時半頃
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アタシ、コーちゃんに何にもしてやれなかったけど。
[もどかしさは消えてないけど、アタシのやり方じゃ、本当の傷は治してあげられそうにない。 金城センパイに見せた笑顔は、ちょっと情けなかった。]
(82) 2019/04/30(Tue) 18時半頃
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ウザがられてんならやめればいいじゃないの。 愛しのイトコちゃんなんじゃないの?
[>>68距離感を詰める一方じゃダメなこと、こうやって他人事になればわかるのにね。 呆れてため息つきながら、背中から落ちないようにコートの位置を直す。]
アナタみたいな年上の子生んだ覚えないなよ……ってヤダ汚い! ちょっと、アタシのコートに鼻水つけないでよね!
[お母さんみたいなんて言うのに文句の一つでもつけようと思ったら、でっかいくしゃみにかき消された。 ホンット、こんな子生んだ覚えない!]
(83) 2019/04/30(Tue) 18時半頃
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ま、こんなふうに寒くなることはもうなさそうだし、連休明けでも何でもいいけど…… ちゃんとキレーに使ってよね。
[コートの貸し借り>>69については別に構わないけど、たった今前科があったところなので、キレーに、のところはことさら強調しておいた。]
(84) 2019/04/30(Tue) 18時半頃
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――それから:夜――
[ヨリックちゃんの詳しい話が聞けたり、金城センパイと戸高センパイがコーちゃんのことについて話をするなら、その場に残って。 ついでに、怪異(ってゆーの? 針子センパイたちのこと)のことが聞けそうなら、せめて周りと認識が同じになる程度まで聞いて>>52。 一通りの一日を過ごしたあと、アタシは学校に向かっていた。
だって、ヨリックちゃんの言うことが正しければ、昼の騒動より恐ろしいことがこれから起こるってことでしょう?>>30 アタシに何が出来るかなんて全然わかんないけど、このまま部外者じゃもういられない。 歌が世界を捻じ曲げれる>>29ってんなら、アタシが捻じ曲げてやるってのよ!
――なんて意気込みで来たけど]
(93) 2019/04/30(Tue) 19時頃
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キャアアアアアアアア!!!
[夜闇を劈くアタシの悲鳴。 いやだって仕方なくない!? 異様な数のコウモリが教室の窓叩いてんのよお!!?>>86 屋上にまた知らない何かがいる>>89なんてこと露知らず、アタシはあらん限りの声を上げた*]
(95) 2019/04/30(Tue) 19時頃
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――ちょっと戻って:三年教室前>>94――
え。やめないの。 嫌がられてるんでしょ? 嫌われカウント上がってんじゃ……まあいいけど。
[他人の家庭環境に口出ししてもしょうがない。 怜奈ちゃんが可愛いかどうかで言えば、もちろん可愛いけども。 アタシがイトコならウザがられるより懐かれる方がずっといいわ。]
苦労するわね、怜奈ちゃん。
[怜奈ちゃんがその場にいれば、直接彼女に向けて。 もう離れていたなら、呆れたため息とともに独り言。]
(104) 2019/04/30(Tue) 20時頃
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[それからコーちゃんが部活をやめる>>97とかいうのを聞いて、アタシはいよいよ心配を募らせた。 だって、ずっと話題になってたし、楽しそうだったの知ってるから。 言いたいことはだいたい『言ってることが同じ』>>1:302な金城センパイ>>103が言ってくれたので、割愛するとして。]
なんか頼んのも癪だけど、落ち着いたら生徒会長あたりにも聞いてみましょうか。 最低限、学校ごとやめんのは勝手に出来ないって、さっき言ってたしね。
[そして、学園の生徒である以上身元や状況くらいは把握されてるはず。 さっき出て行った会長を追いかけるなんて野暮はしないけど、タイミングが合えばと頭の中にメモした。]
(105) 2019/04/30(Tue) 20時半頃
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――そして夜>>102――
イヤアアアアアッッ!!!!!
[夜闇を劈くアタシの悲鳴第二弾。 だってアタシに向かって雷が! 雷が落ちてきてんのよ! 知ってる!? 人間は光を避ける技術なんて持ってないの! 幸いイメージしてたほど痛くもなかったし全身が一瞬シビれたくらいだったけど、直撃したら普通死ぬんじゃなかった!?]
……あ、アタシ死ぬのかもしれない……
[手の届かないところに来てるって、聞いてはいたけど>>1:410。 こんなことになってるなんて想像できる? アタシはこの現象が屋上にいる何かのせいとは未だなお露知らず、校庭の真ん中で世を儚み崩れ落ちた*]
(106) 2019/04/30(Tue) 20時半頃
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[校庭の真ん中、世を儚みながらアタシは昼間聞いたことを思い返していた。 (雷が一発で終わったっぽいことと、コウモリがこっちに来るわけじゃなさそうなのが救いだったわ)
あの大寒波が人間に起こせることかといえば、普通はノー。けど、気がかりなことがある>>115。 ただ、問題なのは針子りりあが人間かどうかじゃない。 今まで普通の生徒でいられたのに、今日はできなかったことのほうが問題。]
(151) 2019/05/01(Wed) 00時頃
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[アタシにとっちゃ、どうでもいいところは全然どうでも良くない気がしたんだけど。 確かに言われてみれば、別に今までは問題なかったんだもの。人間かどうかより「なんでこうなったか」のほうが大事よね。
でも、そうしたら、コーちゃんは?]
(152) 2019/05/01(Wed) 00時頃
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[コーちゃんはバスケ部でバケモノみたいに強くって、だからこそ戸高センパイも気にかけてた。 休学中に何があったかは知らないけど、昨日突然部活を辞めることにしたって。
それから、今朝よ。 あんなふうに肌が灼けて、でもすぐに治ってた。 これこそ『今まで普通の生徒でいられたのに、今日はできなかった』ってことじゃないの。 触られるのも、嫌がってた気がする>>131。 傷のせいだと思ってたけど、そうじゃなかったとしたら?]
(153) 2019/05/01(Wed) 00時頃
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……こんなこと、してる場合じゃないわ。
[探さなきゃ。どこにいるかなんてわかんないけど。 頭の芯がすっと冷えた気がして、立ち上がる。 冷静になったら急に視界が広がったのか、点々と落ちているコウモリが見えた>>142*]
(154) 2019/05/01(Wed) 00時頃
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――校庭――
[ぱらぱらと落ちているコウモリたちと、今なお窓に集ってるコウモリたち。]
なんか、ねえ。 普段だったらキモチワルイけど、こうなったらさ。
何かやってくれそう、なんて感じしなくも……なくない?
[誰に聞いてるんだか、特に誰もいないけど。 急に増えたコウモリたちと、急に起きた異常事態。 関わりがない気がしなくて、すう、と息を吸う。 歌に力があるんなら、今こそ貸してもらわなきゃ。]
(169) 2019/05/01(Wed) 01時半頃
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♪ ホントの ホントに 歌に力があるんなら
神森学園の コウモリさん 話なんて 出来なくてもいい アタシをどこかに連れて行って
聞こえるでしょう Hide & Seek 隠れた鬼を見つけたいの 聞こえたなら Hansel & Gretel 道案内を おねがいよ
(170) 2019/05/01(Wed) 01時半頃
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[歌は届いたのか、届いちゃないのか。 コウモリがいくらかざわざわとしたあと、どこかで咳き込むような音がした>>168。]
誰!?
[はっと振り向いても、すぐそばには人の気配はない。 ビビり過ぎな気がしなくもないけど、誰かいるなら心強いし、会っておきたい。 咳の聞こえた方を探るみたいに、校舎の裏手の方へ向かう。 コウモリが数羽、先導するみたいに飛びはじめた。]
(181) 2019/05/01(Wed) 01時半頃
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コウモリって鳴くのねぇ……
[先導するコウモリ>>185を追いながら、ぼんやり思ったことをそのまま口にする。 思うだけで止めときゃいいんだけど、口に出してないとなんか不安な気分なのよ。 だって夜の学校でコウモリに向かって歌ってんのよ? どう考えても不審者だし駆除対応されんのはアタシの方じゃない!]
こっちでいーわけ?
[聞いてみたって、話が出来るわけじゃないから返事はない。 ただ、一本の木の手前でくるくると旋回するみたいに止まった。]
(191) 2019/05/01(Wed) 02時頃
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[その木の根元、確かに人影があった。 黒のタキシードにマント、オールバックにまとめた髪。 それは――]
……え、
[見たことないような、金色の瞳。 片腕から血が出ていて、力なくだらんと垂れている。 この姿、でも、やっぱり]
(192) 2019/05/01(Wed) 02時頃
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――――……誰?
[もしかしてコスプレの変質者の方ですか?]
(193) 2019/05/01(Wed) 02時頃
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いやいやいや誰でもよくなくない!?
いや100歩譲って誰でもよかったとして、吸血鬼ってどういうことよ。
[>>194コウモリは帰っちゃうし、つまりはここに連れてこられたんだろうし、何よそれ。 コウモリ使いとか、ほんとに吸血鬼みたいな――]
え? ……いるの、吸血鬼?
[たぶん昨日までのアタシだったら、秒で110番だったんだけど。 この神森で何かが起きてるのは確からしいし、昼にあんなのを見たばっかりだから、万が一があるんじゃないかって、思ってしまう。]
(199) 2019/05/01(Wed) 02時半頃
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えー……まあ、そう、かも? 誰だかわかんないのは、キモチワルイけど……
[>>201知り合いじゃない。確かにこんな知り合いはいない。 知り合いだったらまず、こんな空気になってないし。]
証拠とかはもう別に、本物ってんならもういいんだけどさ。 でもそしたら、なんていうか、知り合いでもないのに血ぃ吸われるってのも、ちょっとヤなんだけど。 ほら、その、なんだっけ。 吸血鬼に血を吸われると吸血鬼になるとか言うし?
[実際の吸血鬼の生態なんて知らないけど、ほんとに吸血鬼がいるってことは、そういう噂も本当でもおかしくなくない?]
(206) 2019/05/01(Wed) 03時頃
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[えっ、なんか隣の子も吸血推奨してる?>>204 えっその子の血を吸うのでは何かダメなの? もしかしてお仲間さん?]
えっと……これアタシやっちゃっていいやつ?
[だってほら吸血鬼って人類の敵なとこない? 吸血鬼が弱ってるのって人類的にはむしろオッケーなとこない? 不安しかない状況に、もうひとりの方に視線を向けてみたけど、無言のままだった。]
(207) 2019/05/01(Wed) 03時頃
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知り合いだったら、まぁ……? 怪我してるし、血の一口でどうにかなるなら、やぶさかじゃない感じ?
[実際吸血鬼の知り合いはいないので(目の前のそれが知り合いだとはまだほんの一欠片も思っちゃいなかった)、憶測でしかないけど。 だんだん弱っている姿が可哀想に見えてきてるし、これがよく知った友達とかなら、とっくにアタシの献血は終わってた気がする。
だから、溜息と一緒に立ち上がるの>>212を見て、アタシも意を決した。]
(214) 2019/05/01(Wed) 03時半頃
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ん〜〜〜〜〜、ねえ、これさ。 アタシが血をあげたら、どうなるの? あ、吸血鬼にならないのは、今聞いたけど。
例えばアナタが元気になって、その結果誰か死んだりする?
[吸血鬼は人間の血がどうしても必要。 それはどうしても変わらないらしい。難しい問題だ。 でも。]
アタシが血をあげても、アナタが助かるだけで、アタシも吸血鬼にならない、誰も傷つかないんなら、あげてもいいわよ。 アナタが人間かどうかが大事なんじゃなくて、アナタがどういう風にしたいかがきっと、大事なんだと思うし。
[針子センパイもコーちゃんも、ずっと普通の生徒だった。 なら、この吸血鬼もそうなりたいかもしれないじゃない。 それならいいかなって、思えた。]
(215) 2019/05/01(Wed) 03時半頃
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こういう時って、どうすんの? やっぱ首? それとも一口なら指で良かったりする? あ、傷って痛む? そしたら利き手は嫌かな……
[隣の女の子も、やっちゃっていいかについて頷いたことだし、何かもうやっちゃう空気なら、やっちゃえ、みたいな? そう思ったら急に協力したくなってくるから、変なもんよね。]
(216) 2019/05/01(Wed) 03時半頃
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ウツギは、そういえば吸血鬼の一口って献血一回分とかだったりしないかしら……とひとり考えている。
2019/05/01(Wed) 03時半頃
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解んない……
[その答え>>219は、いっそやる気満々になってたアタシを、一気に冷静にさせた。 そっか、吸血鬼だものね。解んないわよね。]
んでもそれって、正当防衛ってやつでしょ? 追っかけてきたやつと戦って、その結果……っていうなら。 誰かを殺しに行くとかじゃなくて、その。 やられたらやり返すみたいな? 0か100かで言えば50:50?
[なのにアタシは、必死に言葉を探して吸わせようとしてた。 このヒトが、解んないって言ったから。一回嘘つくだけで吸えるはずなのに、解んないって言ったから。]
100じゃないなら、もう別にアタシは――
[いいよ、って言おうとした。 だって結局、何だって一緒よ。人助けした相手が、未来殺人を犯さないなんて保証、一般人でもないわけだし。 逃げるって言うなら別に、ねぇ。]
(224) 2019/05/01(Wed) 04時頃
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え。 なんで。
[ユキちゃん、って。]
なんで、名前――
[吸血鬼って、なんとかノートみたいに名前もわかったりするの? でも、このヒトが呼んだのは、アタシの本名じゃなくて、知り合いしか呼ばないはずの、いつもの呼ばれ方。]
(225) 2019/05/01(Wed) 04時頃
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ウツギは、クシャミの普段の姿を、目の前の吸血鬼に重ねるように思い出している。
2019/05/01(Wed) 04時頃
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やられなきゃやり返さないってことでしょ? それなら50:50ってことにならない?
[>>226普通はならない。 けどそう従ってるのは、もうアタシはこのヒトに、血を吸ってもらいたがっちゃってるんだと思う。 だからもう。 そう言おうとしたときに、名前を呼ばれて。 その返事を聞く前に、誰がの足音がした>>223。]
……暁センパイ? えっと……もう、体調とか、いいんです?
[想定外の訪問者に、一瞬思考が止まって、的はずれなことを聞いた気がする。 一応、使おうと思えば敬語とかも使えるのよ、アタシ。]
(227) 2019/05/01(Wed) 04時半頃
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……送ってく? のは、まあ、別にいいんだけど……いります?
[アタシ的には、そりゃあ体調が悪いなら帰り道は付き添いたい気持ちはあるし、暁センパイとふたりきりなんて、結構夢みたいなとこあるけど。 センパイには会長がセットみたいな雰囲気あるし、昼の様子を見てたら、もしかして近くにいるんじゃないかとすら思うわけ。 だから、必要/不必要の確認をまず先に。 それから]
じゃあ、はい。 早めにさくっとやってちょーだい。
[帰りかけるもうひとりの体調不良>>228に、左手を差し出した**]
(229) 2019/05/01(Wed) 05時頃
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♪♪ 知り合いでもないけど 友人でもないけど 困ってるんなら理由次第で、吸血鬼(バンパイア) 助けるくらいはしたっていい
それに
もし知り合いだったら もし友人だったら 困ってたんならいつだって、吸血鬼(バンパイア) 助けるくらいはなんでもない
[>>232跪かれて、手を取られる。 これってプリンセスとかがしてもらうやつじゃないの? 気恥ずかしさは一瞬、すべては歌に溶けて昇華されていく。] ♪♪
(260) 2019/05/01(Wed) 13時頃
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♪♪ 何が違う? 誰かとアナタ 知ってる? 知らない? それだけだったら 今知り合ったで充分よ!
だから
通りすがりの怪我した誰か 助けただけよ おかしくないわ こんなことしかできないけれど ごめんなさいね blood cure……
[ちくりと牙が刺さる痛みは僅か。 一口の甘露は丁寧に舐められて、血もにじまずそれっきり。] ♪♪
(261) 2019/05/01(Wed) 13時頃
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……どういたしまして?
[何だかあっけないくらいに終わってしまった吸血に、物足りないような気持ちを感じつつ。 助かったと言われれば>>234、定型文を返す。 ただ、これでおしまいって、別れ際のこと。]
(262) 2019/05/01(Wed) 13時頃
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[『ありがとにゃ』 言われた一言で、感じていた面影がぴったりと重なる。 幻視する、昨日までの日常と猫の影。]
……や、やっぱ、待った!!
[立ち去りかける背中を振り返る。 待たせてどうすんの? なんてのはまだ考えてない。 あんま考えても無駄、って、学園一のチャラ男が言ってたし>>248。 ホントに、知り合いが人間じゃなかったとこでそーですかって感じだわ。 そんなこと、今この瞬間はどうでもいい。]
(263) 2019/05/01(Wed) 13時頃
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このまま別れたら、アナタ、逃げちゃうんでしょ? どこも行かないって選択肢は、ないの?
[逃げるって言うから血をあげたのに、逃げないでほしいなんて、自分でも何言ってるかわかんないけど。 今ここで別れたら、アタシ、友達がひとりいなくなっちゃうってことじゃない。 そんなの、アタシが許せない!*]
(264) 2019/05/01(Wed) 13時頃
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――夜:学園の裏手の木>>302――
……殺されるのに、見送れって言うの。
[逃げなきゃ殺される、としか言われてないけど。 もうすでに殺されるような状況ってことだし、逃げきれるかなんてわかんない。 そうやってゴネたところで、別れの瞬間は ぱちん と一瞬>>254。]
(343) 2019/05/01(Wed) 19時半頃
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――……、
[残されたのは静けさだけ。 アタシは大きくため息をついて、それからぱん!と両頬を叩く。 今やりたいことをする。それには、変なセンチメンタルなんていらない。]
ねえ、暁センパイ。 会長の連絡先って、わかるでしょ?
[残された暁センパイに、コンタクトを頼む。 もちろん、自宅まで送って行こうとしながらのこと。]
(344) 2019/05/01(Wed) 19時半頃
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[最終的に、邪道院官の私用端末に
『吸血鬼の追いかけ方って、知ってる?』
という旨のメッセージが届く*]
(345) 2019/05/01(Wed) 19時半頃
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[>>357返信までは、それほど時間は空かなかった。 知らないとは返ってこない。この言い方は、知ってる言い方だ。]
『追いかけたい吸血鬼がいるから聞いてるの』 『九生屋シュウに会いに行く』
[今度は名前を出した。 学園の生徒のことになれば、会長の動き方も変わるんじゃないかと思うから*]
(365) 2019/05/01(Wed) 20時半頃
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……うん。 助けられたかどうかは、まだわかんないけどね。
[追われて殺されそうになっている身を、救えたと言っていいのやら。お礼を言われる>>391のはちょっとくすぐったい。 同じ怪異として。見覚えのない着物姿の女の子は、やっぱり怪異らしい。 ヒトの慣れとは強いもので、もう少しも驚かなくなっている。 アタシがシュウちゃんを助けたのは、ヒトに害がないってわかったからじゃない。 ただ『助けたかったから』。それだけのことになってた。 ヒトも怪異も、何も変わらない。]
もちろん。ついてきて。 何ならアタシがいたところで、何にもならない可能性のほうが高いしね。
[アタシは薬くらいにはなるかもだけど、追っ手を払うとかそんな技術は持ってないし。 もしかしたら、怪異のほうが力になるかもしれない。 そんな話のさなか、またスマホが震える>>389。]
(397) 2019/05/01(Wed) 22時半頃
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[届いたメッセージは簡潔に突き放すよう。 もう、と文句を口にしてから、メッセージを返す。]
『オーケーわかった』 『官ちゃんを探せば会えるってことね♪』
[一文目だけなら、聞き分けのいいかわいらしい生徒だったかもしれない。 けどお生憎様、そんなに御しやすい覚悟で聞いちゃいない。 任せておけってことは、接触するってこと。 瞬間移動で消える吸血鬼より、ずっと簡単に探せそうだった。]
(399) 2019/05/01(Wed) 22時半頃
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とはいえ、どうやって探しましょうかね。 会長さまの居場所とか行きそうなところとか、知ってる?
[そばにいる暁センパイと怪異ちゃんに同時に聞いてみる。 わかる、探せるなら御の字。でなくともいざとなれば地主の御曹司だし、ケーサツに駆け込むのもナシじゃない。 まあ、なるべく大事にしたくないのでそれは最終手段だけど。 アタシが取れそうな手段といえば、副会長に合わせて連絡をとるくらい*]
(400) 2019/05/01(Wed) 22時半頃
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スズちゃんね。 アタシは宇津―― ユキでいいわ。
[>>410どうせ通名で呼ばれるならと、フルネームを名乗るのをやめた。 シュウちゃんがそう呼んでいたのを、聞いていたはずだし。]
強くなくったって、アタシより出来ることもあるはずよ。 血だけしかないアタシより、ずっとね。
[もともと自分一人じゃ0人力だったかもしれないところに、+1でも10でもあれば心強い。 すっかり戦力になったつもりでカウント中。]
(421) 2019/05/01(Wed) 23時頃
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ねー。 ホント、失礼しちゃうわ。 いつかあのキレーな顔をぎゃんぎゃん言わせてやりたい。
[そっけない、という感想に同意で頷く。 改めて言うけど、邪道院官のことは嫌いじゃない>>1:226。 好奇心と興味が尽きない対象なだけ。]
そう? そんなにおかしいこと言ってる?
[>>411邪道院官が怪異にとってどういう存在であるか、認知が足りない。 アタシはあくまで『守られる一般生徒』でしかないから出来るということも知らずに、疑問形。]
(422) 2019/05/01(Wed) 23時頃
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ホント!?
[探す方法、追いかける方法>>414。 どちらも持っていると知れれば、連れて行くどころか連れて行ってもらう方になる。 アタシはラッキーに声を跳ねさせて、スズちゃんの内心知らず素直に喜んだ。]
探しに行きましょ、あのいけ好かない猫ちゃんを。
(424) 2019/05/01(Wed) 23時半頃
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でもまあ、その前に暁センパイには帰ってもらったほうがいい気はしてるんだけど……
どう、しま、す?
[センパイの体調が良くはなさそうなのは、隣にいて感じてる。 今もなるべく、家の方向をそれとなく聞きつつ向かっているつもり。
でもその反面、かの生徒会長と、大変仲がよろしいらしいことは察している。 自殺願望とまで言われる環境に身を投じようとしているのを見聞きして、どうしたいって言うタイプか。 そこまで知るほど仲がいいセンパイでもなく、様子伺いはずいぶん弱々しくなった。
行くっていうなら連れてくつもりはあるけど、たぶんなんかもう死ぬほど怒られるだろうな、というのは想像に難くない。 正直、さっきのメッセージ送るのよりこっちのほうがずっと恐ろしいわ*]
(426) 2019/05/01(Wed) 23時半頃
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ふふ、呼べたら呼ぶわ。
[>>435とっちめるとか何とか、仮にも彼と仲のいいセンパイの隣でする話じゃないかもしれないけど。 まあ、アタシの生徒会室での態度は知られてるはずだしね? 噛み付いてみようとしてるとこも、何度か見られてるはず。]
え? 高いとこ? 苦手じゃ、ないけど……
[怪異のことを受け入れてはいるが、怪異そのものを認知したのは今日が初めてなので、スズというこのオンナノコのかいいが、どう"移動"するかの検討はついていない。]
(450) 2019/05/02(Thu) 00時半頃
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ウツギは、ヤカモトにアンコールした。
2019/05/02(Thu) 00時半頃
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え、頭?
[下げてて、と言われて反射的に頭を下げる>>481。 俯き気味になるから、自然と視界は狭まった。 だから、スズちゃんが消えたのもはっきりとは見られずに――]
っ、きゃあ!?
[羽音と共にやってくる強風。 肩に何かがぶつかった、と思った。掴まれているというよりも、衝撃のほうが大きく感じたせい。 そのまま、重力に反するみたいに空へ、空へ。]
(491) 2019/05/02(Thu) 02時頃
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う、うそぉ……
[高いところは平気とはいったけど、この高さでヒモなしバンジーは絶対にごめん。というか即死でしょこんなの。 肩はガッツリ掴まれてるみたいで、落とされるとも思ってないけど、風圧空気圧で足元が煽られるのは、結構怖いものがあった。 腕を上に伸ばして、掴まれそうなら大きな鳥の脚を掴もうとする。 上を見たらもっふもふだったけど、反対に下を見られる気はしない。 足が竦んだところで、震えを伝える足場すらないのは不幸中の幸いかしら。]
(494) 2019/05/02(Thu) 02時頃
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[そして。]
………………うん…………
[>>484ぐるぐると繰り返された旋回の後、邪道院官を発見してくれたらしい声には、三半規管を破壊される勢いで振り回された男子高校生の、格別にグロッキーで弱々しい返答がかえった。 大丈夫、意地で夜の神森市に胃の中シャワーは降らせてない。]
(495) 2019/05/02(Thu) 02時頃
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♪ Flying High! はじめてなのよ 地面より空が近いなんて
Going High! 目が回りそうよ 全速力で駆けてく Shooting Star
つかまったまま 目を閉じて 3.2.1.でキミのもとへ 夢みたい? ホントのこと どこまでも行けそう―――― ♪
[飛行中、スズの歌声に交じりながらBGMのように流れていたスピードチューンが、意識とテンションの低下とともにフェードアウトしていく……]
(497) 2019/05/02(Thu) 02時頃
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……で、えーと、ここどこ。
[>>484スズちゃんがいた、と言いながら追い続けているものを、恐る恐る目を開けて確認してみれば、車だった。 車は移動中で、どこかに向かっているのは間違いないにせよ、行き先の検討はすぐにはつかなかった。
高度は最初よりずっと下がっていて、死への直結感は少ない。 少ない、けど。]
(あ、やっぱダメこれ)
[視界の変化と実際の移動量と高低差に身体がついていかない。 胸のあたりの気持ち悪さに耐えかねて、視界OFF。 目を閉じてさえいれば、多少マシ*]
(503) 2019/05/02(Thu) 02時半頃
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――神森遊園地――
[スズちゃんに掴まってどれくらい経ったのか。 車は停まって、結果アタシたちも止まる。 ばさ、と滞空のために羽ばたいた風を受けて目を開ければ、そこに広がっていたのは]
神森遊園地――……?
[観覧車。ゴンドラ、メリーゴーランド。 神森に住んでる人間なら、一度は見たことある場所。 そこの一部が荒れて、一部が煙を上げている。 戦ってる。すぐに分かる様子だった。]
(528) 2019/05/02(Thu) 04時頃
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ねえ、あれ!
[その観覧車に、不自然な影がある。 ヒトの形のような影。
声を上げれば、スズちゃんも気づいたかしら。 車に乗った地上組より、高度のある場所に行くのはこちらのほうがきっと早い。 観覧車目指して、ばさり、大鳥が舞い――]
(529) 2019/05/02(Thu) 04時頃
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[杭の投げられるその瞬間を、変えることは出来なかったけれど。
軌道が風向き次第なら。 手元に微かな震えが走ったなら。
羽ばたきは、着信は、どう作用するだろう*]
(530) 2019/05/02(Thu) 04時頃
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[投げられた杭が身体を貫くのを見た。 杭に押し出されるようにして倒れる身体を、酔ったとかそんなの忘れて追いかけてもらう。 心臓の正確な位置なんて知らない。 ほんの少しでもいい。急所を逃れられたら、あるいは。 そんなふうに願うアタシって、もしかしなくてもすっかり吸血鬼寄りね。]
シュウちゃんっ……!
[誰かが、シュウちゃんの身体を受け止める。 このヒトが、追手ってやつなんだろうか。 アタシは、縋るように名前を呼ぶことしか出来ない。]
(534) 2019/05/02(Thu) 04時半頃
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[そして、そこにはもうひとり。]
コーちゃん……?
[今朝からずっと話題になっていた、バスケ部のエースがいた。]
(536) 2019/05/02(Thu) 04時半頃
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そりゃそうよ。 血をあげた友達が殺されるって言ってんのに、わかったってそのまま送り出せるわけないでしょ。
何もできなくっても、さ。
[困り果てたみたいな声>>538には、こっちもしてやったりな気分になった。 表情は、たぶんすごい情けない笑顔になってたと思うけど。]
……ねえ、死んじゃうの?
[聞いたのは、追手さん>>535の方にだった。 優しい言葉も嘘も希望的観測も、ないほうがよかったから。]
(539) 2019/05/02(Thu) 05時頃
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フツーよ。 友達なんだし。
[人がいいなんて言われて、肩を竦める。 ま、友達認定のなかった状態で血をあげたのは、フツーじゃないかも? けど、時効よ、時効。]
ヤカモト、ヤマト。
[知らない名前。ふたりには、きっと関係があるんでしょう。 アタシにとって大事なのは、そんな誰かのことじゃなくて、震えそうな訴え>>542と、このままなら死んじゃうっていう言葉>>544のほう。]
(547) 2019/05/02(Thu) 05時半頃
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スズちゃん。 ちょっと、脚、借りていい?
[確認の形にしたけど、返事があるないに関わらず、アタシは彼女の爪先に左手の親指を引っ掛けて、皮膚を裂いた。]
ッ、……!
[痛いのは、数瞬。あとは、血がぽつぽつと落ちるばかり。]
これなら、どう?
(552) 2019/05/02(Thu) 05時半頃
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[拒否されてしまえば、それで終わりの数雫。 ただ、しにたくないという願いに、少しでも手を伸ばしたかった、知る限りの小さな抵抗。]
(554) 2019/05/02(Thu) 05時半頃
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…………、
[ひと舐めもしないで、ありがとうって言われた>>556。 その意味くらいは、わかるつもりでいる。 薬にくらいなればと思ったけれど、本当に、何の助けにもならなかったらしい。
拭われもしない血の雫が、はた と落ちた。 突然、眩しいくらいの金色の光が、満ちて]
(565) 2019/05/02(Thu) 06時頃
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[次に目を開けた時には、もう九生屋シュウはいなかった。
さっきみたいにどこかに消えたんじゃなくて、会えなくなったことを直感で悟る。 細い溜息くらいしか、出せなかった**]
(567) 2019/05/02(Thu) 06時頃
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