295 突然キャラソンを歌い出す村3
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……謝る必要なんてないわ。
[呆れた様子のミタシュ>>231に、少し眉を下げた。]
アタシたち、結構アナタのこと助けたくなってるし。 官ちゃんとかヤマモトさんはわかんないけどね。
[言葉を尽くして語りかけるのを見る>>233。 官ちゃんの傷は、決して笑い話にはできないけど。 ここでただ負けるヒトじゃないとも思ってるから、戸高センパイが救急車を呼ぶのを待つ。]
(237) 2019/05/07(Tue) 23時頃
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─ 上空 ─
[全弾を命中させて仕事を果たした男は 標的が落下していった地上を眺めやる。
旋律が流れてくる>>207。いっとき 視覚を奪われて垣間見るのは ここではない、本物の異世界だ。]
[地球には無い満天の星空。] [火を噴くドラゴン。] [護られていた財宝の山。] [荒くれ者たちが酒瓶と椅子で殴り合う酒場。] [それを観戦を楽しみながら下品に笑う馬鹿たち。] [絢爛豪華な王城と城下町。] [無数の魔水晶が煌めく地下洞窟。] [針のような山地から見下ろす景色。]
(238) 2019/05/07(Tue) 23時頃
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[どれもこれも神森とは違う。 或いは価値観の根底から違った
もう一つの世界だ。]
(239) 2019/05/07(Tue) 23時頃
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[けど、予断を許さない状態で待つっていうのは数秒で焦れる。]
……ねえ、救急車待つより、運んでもらっちゃったほうが早かったりしない?
[ここにはスズちゃんもいるし、何ならヘリもある。 傷のあるヒトに上昇下降の反動がどれだけ影響あるかは、焦る思考の範囲外だった。]
(240) 2019/05/07(Tue) 23時頃
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[これが、ミタシュがくそったれだが >>1:172 それでも帰りたい。と そういっていた故郷なのだろう。
ミタシュが故郷とはあまりにも違う、この世界のことを、向こうがどう思ったかは知らない。 男が聞いたこの世界のミタシュからの感想は、点の辛い>>1:332>>1:333 食レポくらいのものだ。]
……別のやり方選べんかったンか。
頭の回転早くしすぎて バターにでもなったんと違うか
[悪態をひとつ吐く。]
(241) 2019/05/07(Tue) 23時頃
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>>233
――――……、
好きな思い出、綺麗って言って貰えるのは悪くないわね。
[汚い所は隠して、綺麗な部分を歌ったからこその Fantasia(幻想譚)だったから、当然と言えば当然だが。 それが胸を打ったなら、間際の悪運は健在なのかも。]
(242) 2019/05/07(Tue) 23時半頃
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……貴女は良いとしても他が黙ってないんじゃない? 正直、私、全然反省とかそういうのしてないわよ?
[なんて、周りを見渡してみるけど、どうも納得済みと 言った様子の顔がちらほらと。 グロリアのおかげか。 それとも、その周囲の者まで「超いい人」なのか。]
――――… やっぱり、この世界、変だわ。
[それが、この世界への感想>>241の総括だった。]
(243) 2019/05/07(Tue) 23時半頃
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>>234
……なんか落ち着かないから言っておくけど。 私はあっちでもう死にかけてて、貴女の歌がこっちに 引っ張ってくれたからたすかった。
だから、その事については謝らなくて良いの。
[言いながら、観念したように差し出された手>>234を 取ってミタシュもまた歌い出す――――]
[そう、あの日>>0:57、その手に縋った時のように。]
(244) 2019/05/07(Tue) 23時半頃
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♪
カウントダウンの前から仮面も着けず 正体隠さず ありのまま
「three, two, one…」
三拍子(トリプルタイム)刻んだ鼓動は エス・オー・エス 蒼銀の髪は波打つ円舞曲(ワルツ)
悠遠の空間を跳び 委ねた身は そのまま…
シャ・ラ・ラ 踊りましょう 月明かりの下 夜風に流され Shining Days...
♪
(245) 2019/05/07(Tue) 23時半頃
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♪
君の指先で パンドラの匣は開かれる 最後に残った希望は 僕達のファンタジー
ああ その手をとって 世界の果てのその向こう
もうそろそろ(ここでおわかれ) この舞台から逃げ出そう
さあ カーテンコールは誰が為に
「Thank you , lady...」
♪
(246) 2019/05/07(Tue) 23時半頃
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[スズは邪道院官の近くに(追い払われない程度の距離を保ちつつ)蹲り、丸い鳥の目で見つめた。 強い光を宿した赤茶の瞳。傷を負い、息を荒らげながらも銃を向け続ける姿>>236は、怪異であるスズから見ても異様で、異常で――
”にんげん”の強さを体現しているようだ]
(247) 2019/05/07(Tue) 23時半頃
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─上空・ヘリ─
[邪道院がミタシュに相対する間は、 部下は横やりを挟まなかった。 正確には、ミタシュの動きに、銃を構えて ──間に合わないのを悟った>>213。]
………………………
………………………
………………………
[天を仰いだ。]
(248) 2019/05/07(Tue) 23時半頃
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[>>243 その言葉に、 膝をついていた邪道院がは、と嘲る様に笑った。]
そうとも。 っ、 黙っては、きいてられんな。
お前は、謝らねば、ならぬよな。 なあ、ミタシュ=セイリュ。
[手に持った銃を捨て、無理矢理腹に力を入れて立ち上がる。その身体がふらつけば、グロリアがこちらを振り向いて、空いた手で支えようとした。
その隙にグロリアの懐から銃を奪う。八家本が持たせた、聖油が出る対一般人向けの水鉄砲>>26だ。]
(249) 2019/05/07(Tue) 23時半頃
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[運ぶ、という宇津木の言葉>>240に、立ち上がって羽を膨らませる。気合十分だ!]
あたしでよければ、運ぶよ! ……ヘリの方が揺れないかもしれないけど……
[ちらっと上を飛ぶヘリ>>238を見上げた。多分その方が傷に優しい気はした]
(250) 2019/05/07(Tue) 23時半頃
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[『自分の失点』と、それを数える。上司がどう考えるかは、横に置いたうえで『自分個人の独断』として。
同時に、インカムマイクで、邪道院につなぐ。]
護る護るて仰る、その、ご自分の身が いっちばん、護れて いらっしゃらんようですけども
[部下から、邪道院に向ける声には嫌味が混じる。 上司が怪物(にんげん)なのは知っている。 誰のために何のために動くのかも見ていればわかる。 ──だから、危なかったしいのだ。と苛立ちは今は腹の底に収めるだけに留め、]
── マイクを広域収音に切り替えて ボリューム 最大にしていただけますか
[そう邪道院に伝えつつ、八家本は運転席でちょっとした操作をした。]
(251) 2019/05/07(Tue) 23時半頃
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[空を飛ぶヘリの腹部が空き、 スピーカーがそこに釣り下がる。
そこに邪道院が持っている マイクの音声を繋ぐ。
>>235 流すのは、金城グロリアの歌だ。]
[月の色はまだ金色のままだ。 歌が流れるなら、広く周辺にまで 伝わるようになるだろう。]
(252) 2019/05/07(Tue) 23時半頃
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俺も、詳しいわけでは無いが。 生徒会で、没収したもので、見たことがある。
その手のゲームというやつは ロスト、というものがあるらしいな。
[肩で息をしながら、にた、と邪悪な笑いを浮かべ。]
(253) 2019/05/07(Tue) 23時半頃
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[地上のミタシュの言のようには>>231 謝ってもらうような必要を、 男自身は、感じてはいない。]
──犬猫を拾う。て、決めたんなら、 最後まで面倒見てもらわンとやろ
ゴメンナサイ、とか言われてもな。 口先でなら何とでも言えるわ
[──グロリアから頭を下げられても、下がる留飲は男ひとり分だ。この惨状を、どうにかするぐらいでないと、つり合いなどとれまい。]
(254) 2019/05/07(Tue) 23時半頃
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神森の民に、恐怖を巻いた。命を奪おうとした。
未遂、とはいえ、 貴様のやったことは、当然罰があるべきものだ。
、 その強欲な腹。 暫く、他所の宝を奪う欲も出ない程。 腹でも、下しておけ。
[その顔…もとい口の中めがけて、銃のトリガーを引いた。 目一杯聖油を浴びせようとした。]
(255) 2019/05/07(Tue) 23時半頃
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誠意見せるんなら、 行動で示してもらいませんと。
[ブラック労働を強いられている部下は、まるっきり公務員に取り締まられる側のような台詞を吐いて、スピーカーから流れててくる、地上の歌を聴いている。]
(256) 2019/05/07(Tue) 23時半頃
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――――――は?
[反省の無いミタシュ。 また邪道院がなんか言ってんな……>>253>>255 くらいに聞いていたが、]
(257) 2019/05/07(Tue) 23時半頃
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――――ァッヅゥウウァアァゥアアアア!!!??
[歌い終わりで開いていた口に、目一杯の聖油。 熱いわ、痛いわ、銀弾を噛み止めた時の傷に沁みるわ。]
――――――――〜〜〜〜〜〜!!!!
[食道と胃もしっかり刺激にやられた。 グロリアと手をつないだまま、ずっこけ、のた打ち回り。]
(258) 2019/05/07(Tue) 23時半頃
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邪道院さぁ!? アンタさあああああ!?!?
[空いた側の手でグラウンドの砂を掴み、 邪道院の腹に向けてブチ投げる。 弱っているとはいえ吸血鬼のパワーで。]
(259) 2019/05/07(Tue) 23時半頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2019/05/08(Wed) 00時頃
ウツギは、ミタシュが思ったよりは元気そうなのに、自分の懐にある銃も撃ったほうがいいのかなと思っている。
2019/05/08(Wed) 00時頃
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[没収したゲームはダンジョンゲームだった。 ダンジョンで死ねば、アイテムがロストしたり ステータスが下がったり、レベルが下がったりする。 というものだった。
なるほど。宝探しをして失敗すれば、そうなるのか。
俗世の遊びに疎い邪道院が雑に覚えた文化だった。
彼女は、「冒険心」と言った。 ならば、ふさわしい裁定はこれだろう。
―――何故なら、言葉もわからぬ 小気味のいい楽し気なあの歌に、 少しの望郷を感じたのだから。]
(260) 2019/05/08(Wed) 00時頃
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ヤカモトは、ミタシュが苦しむぶんには、もはや ざまあ 以外の感想はない。
2019/05/08(Wed) 00時頃
小鈴は、ミタシュをちょっとだけつついてもいいだろうか…と思っている。
2019/05/08(Wed) 00時頃
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[刺さったままのナイフに砂が勢いよく当たり、その刺激で折角立ち上がったのも、また地に膝をつく羽目になる。砂が傷口を刺激して滅茶苦茶に痛いし、多分衛生的に良くない。]
〜〜〜〜〜〜〜ッ、 、賊徒紛いの、道化、風情には ふさわしい、裁定だろう、がぁ…!!
俺の恩寵に、咽び泣け!!
[ぎろ、と怒りの目をのたうち回った吸血鬼に向けた。]
(261) 2019/05/08(Wed) 00時頃
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…………うっわ。
[邪道院、こと生徒会長さまが銃?の引き金を引くと怜奈の事を噛んだ吸血鬼の人がのたうち回っていた(>>257 >>258 >>259)
流石に自分もエラい目にあったし、悪びれもしてないし、おイタにはお仕置きが必要だとは思うが。 この絵面何処かで――――――]
(262) 2019/05/08(Wed) 00時頃
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>>261 うっさいバ〜〜〜〜〜〜〜カ!!!!!!!
[実際ちょっと涙目だった。]
―――!!! ちょっと、何まだ道化とか言ってんのよ!? 退職届受理したとか言って、未練たらたらなの!?
[その後も暫くのた打ち回ったり――――― (他から追い聖油や追い突きもあったかもしれない。)]
―――――――、(ぜえはあ)
(263) 2019/05/08(Wed) 00時半頃
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―――…… これで勝ったと思わないでよね!!!
[吼えた。]
はあ…… もう、馬鹿らしい。 こんなとこ長居したくないわ。
――――……ねえ、グロリア、
(264) 2019/05/08(Wed) 00時半頃
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――― 私、そろそろ「帰る」わ。
(265) 2019/05/08(Wed) 00時半頃
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ミタシュは、お願い、と言ってグロリアを見つめた。*
2019/05/08(Wed) 00時半頃
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か、会長……!?
[邪道院会長が銃のトリガーを引きました>>255。 わたくしの持っているものと同じ、聖油を撃つものでしたが、ミタシュさんは叫び、苦しんでいます>>258。
けれど、気のせいでしょうか。 会長もミタシュさんも、苦しんで倒れそうなはずなのに、どこか活き活きして見えたのです>>259>>261。]
(266) 2019/05/08(Wed) 00時半頃
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