298 終わらない僕らの夏休み!
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あ、なるほど! 願い川に叶い橋、ですもんね。
あんな伝承があるなんて、 知らなかったのでびっくりしました。
[ 安住先輩から送られてきたメッセージを思い出し、 ははーんと納得顔の千早である。 未だに噛み砕けていない部分も多いが、 伝承の部分は千早でも理解ができたので。]
(117) 2019/09/09(Mon) 17時頃
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[ モノを運ぶ手伝いくらいはしようと、 椅子になってるクーラーボックスを見下ろしつつ、]
なんなら、忘れちゃった人たちにも、 声だけかけてみましょうか。
願掛けなんて意味わかんないでしょうし、 川には近づけないにしても、 このおかしな9月1日の関係者、ですし。
[ 来てくれるかもわかんないですけどねって、 ほんの思いつきを口にしながら。
塾の先輩の連絡先くらいなら、 千早だって知っているのだし。**]
(118) 2019/09/09(Mon) 17時頃
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師範棋士 千早は、メモを貼った。
2019/09/09(Mon) 17時頃
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― 空き地 ―
え。レンタルとかもしておいてくれたんですか? すご。ありがとうございます。
[だから彼女は少し到着が後になったのだろう。 うーん、ループするとすっかり決め打ってしまえば、好きなものも食べたい放題だ。あまり気にせず美味しいものを食べるのもいいのかもしれない。とはいえ、9月2日がきちんとやってきて、お財布がすっからかんになっていたとして昨日の自分に文句もいえないけど。
さて――場所も決まってしまった。 いよいよ逃げ隠れはできない。]
花火した公園、ですね。 や、なんかBBQっていえば山か 水辺のイメージあって……。
(119) 2019/09/09(Mon) 17時半頃
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[堂々とやってきた愛海先輩にも白状することにきめる。 別に先輩に内緒にしたかったわけではない。 あのグループチャットで言うのが憚られたのは、文章にできなかったのもあるけど、会長とか雛子先輩とか出口先輩とか、ほら……なんか恥ずかしいじゃないか……お気持ち表明みたいな……。] ………えと、 秋山先輩を、BBQに、誘っていいですよね? 溺れちゃやだし。 他のみんなも、誘ってみるわけだし………
[まごまごと言う。水泳部の人にはけっこう知られているのだが、あたしは秋山先輩に片思いをしている。]
………ほんとは、お祭りに誘おうと思ってたんです。
[なんて、まごまごと返事をした。]
(120) 2019/09/09(Mon) 17時半頃
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[そして、あの願い事を書いた紙をどうするのかをきき、ああ、とあたしは頷いていた。]
ああ、『願い川』だから。
[灯篭流しみたいなイベントだと愛海先輩が言う。 愛海先輩が纏めていた伝承関連のルーズリーフにも、随分死にまつわる話が多かったようだ。言い様も丁度いいといえば、丁度いいのかもしれないな。 9月1日、この時のあたしはまだ、この9月1日に『死者』が関わっているとすら、まだ知らない。]
じゃ、流すのは橋からにします? 『叶い橋』だし……
[願いが『願っただけ』で終わっちゃ困る。 叶わなければ意味がない。 あたしはそれに妙な既視感を感じている。
愛海先輩に紙を手渡して、願い川で溺れた秋山先輩のことを考える。近づけないように「まずは」あたしには、することがある。]
(121) 2019/09/09(Mon) 17時半頃
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レイは、マナが昨日プールでめちゃめちゃ青春をしてたことを思い出す。
2019/09/09(Mon) 17時半頃
レイは、千早ちゃんには感謝しきりだ。
2019/09/09(Mon) 17時半頃
レイは、オスカーの体調もちょっと気にしている。水分とって落ち着いたかな?
2019/09/09(Mon) 17時半頃
マナは、レイが白状したのを聞いて、目を見開いた。全然気づいていなかったのだ。
2019/09/09(Mon) 20時頃
マナは、レイが秋山くんとBBQ中二人きりになれるようにと考えを巡らせている。
2019/09/09(Mon) 20時頃
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ええ、『願い川』と『叶い橋』です。 伝承に則って橋から落とすのが作法でしょうね。 BBQが終わって無事な解散を見届けてから、希望者でやりましょう。 私に託してくれても構いません。
[秋山くんを始め、記憶を失ったメンバーへの声がけをするという提案には頷きを返す。 願掛けをするなんて言ったら、笑われるだろう。 この内容であれば、首を傾げられるか]
それでは、誘っても不自然ではない人から誘いを掛けると言うことでよろしいでしょうか。 秋山くんは、澪ちゃんが誘うように。 そして、私は不自然ではない相手がいないので器具の受け取りをします。 ボックスの方はお願いしても?
[ぽんぽんと、ボックスを叩きながらそんな事を言った]
(122) 2019/09/09(Mon) 20時半頃
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他にも、やりたい事があったら何でも言ってください。やり残しがないよう。 ヒナコさんのように、何時か何処かで誰かが事故にあっていたなんて可能性もあるのですから。 わかってからでは、遅いこともあるのです。
[目の上に手をかざし、空を見上げる。 *今日も空は青く、今日も日差しは暑い*]
(123) 2019/09/09(Mon) 20時半頃
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――空き地――
[岸姉に迎えられて、ひらひら手を振り返す。 レイ姉が忘れ物>>92とか勇気>>94とかいうのは、はじめはそれこそ?をいっぱい並べて聞いていたけど、夏への未練>>95、と聞こえてきて、ようやくなんとなく合点がいった。]
つまり、誰かに未練があって、夏休みを終わらせるわけにいかなくて、シューネンみたいなやつで、1日を繰り返してるって感じ?
んー……
[自分なりに解釈した答えを口にしてから、ううん、と唸った。 未練。未練。未練。]
(124) 2019/09/09(Mon) 21時頃
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俺は、ないなぁ、やり残し。 そりゃ、夏休みが長いほうが嬉しいけどさ。 お祭り行って花火やってプール行って、今日これからBBQかもじゃん? 俺的には今めっちゃ充実してるって感じ。
だんだん忘れられてくのは、ちょっと悲しいけどさ。
[悩んだ末に、頭のユルさを露呈した。]
(125) 2019/09/09(Mon) 21時頃
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[そしてそんなパリピモードなもので、未練とか何とかの話より、BBQの準備>>98って方に、ぱっと目を輝かせた。 網とか炭とか、そもそもどういう道具が必要なのか、よくわかってないけど、ひとつわかっていることがある。]
? BBQって言ったら、肉食うもんじゃないの?
[何食べたいかに対する、男子中学生としての揺るがぬ答えだ。]
(126) 2019/09/09(Mon) 21時頃
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[そこに現れたるは、救世主の姿。 明らかに食材感を醸し出しているクーラーボックスを抱えて空き地にやってきた愛海先輩は輝いて見えた。 さすが、提案者。 中身も道具も、すでにしっかり準備されてるらしい>>114。]
すご。 え、これ、割り勘でお金出したほうがいいやつ?
[量によっては9月の小遣いにも食い込むだろうけど、いいんだ、どうせ明日には元通り。 なんて幸せなんだろう!]
(127) 2019/09/09(Mon) 21時半頃
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みんなも呼ぶの? そっか、多いほうが楽しいしね。
[>>118まあ、自己紹介からになりそうなのが気がかりだけど、別にいいや。 レイ姉に連れて来てもらった、でだいたい事足りると思う。 肉の取り分が減るけど、それは買い足せばいいのだし。
それくらいのつもりでいたら、岸姉たちには別の思惑があったらしい。 秋山先輩も誘う、からの一連の流れを聞く。]
(128) 2019/09/09(Mon) 21時半頃
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[今日の予定がきまった。 BBQにみんなを誘い無事に解散したあと希望者で願い川に叶い橋から願いを書いた紙を流す。
あたしはそれで納得し、秋山先輩に送る文面を考える。 文面を考えながら止まる手。でも、『早い方が得だ』という千早ちゃんの教えに従うことにして、考え込むのは敢えてやめてみることにした。
『 秋山先輩、BBQやるんですけど来ませんか? 出口先輩とかもいますよ。』
あたしと出口先輩てなると、当たり前に意味不明だろうから『何のあつまり?』て返事があって、『俺祭行こうかと思ってたんだけど笑』と返事がある。
まだ、色よい返事が貰えなさそうな気配……『具材のリクエスト受け付けますから、遊びにきて下さいよー』と更に続ける。まだ秋山は若干面倒くさそうにしていて………]
(129) 2019/09/09(Mon) 21時半頃
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[ たった、ほんのそれだけ。
あっけなく、 結果すら無関係にあたしの願いは成就した。
あたしの未練は『解決できた』ともいえる。 ]
(130) 2019/09/09(Mon) 21時半頃
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[これで明日がこないなら?
きっとその場合、あたしのやり残しとは、自分でも考えていないようなところにあったのだろうから。
それはまた、もし明日がこなかったら?の話だ。]
(131) 2019/09/09(Mon) 21時半頃
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[ああ、9月1日の宍井澪はまだ気づいていないらしい。
こんな、たったこれっぽっちのことで、
この街は今日もループしていたことに。]
(132) 2019/09/09(Mon) 21時半頃
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[9月1日のあたしはそれも気づかずに、じゃあなんていえば来てくれるかなを、必死になって考えている。
千早ちゃんや愛海先輩の助けが借りられるのなら相談もして、どうにか秋山先輩をBBQに誘うことが出来た。
雛子先輩へのお誘いは、出口先輩や千早ちゃんに頼むことになったのかな。(けど、ずっとメッセージはないままだ。返事には期待できないのかもしれない)生徒会長も出口先輩か愛海先輩あたりが丁度いいだろう。あるいは、秋山先輩にやってもらうのもいいのかもしれない。
研人と根岸も誘ったほうがいい、となって、塾用のグループメッセージを使って、千早ちゃんと二人多少強引に引き込もうとすることにした。
『BBQやるから来てよ。めっちゃ肉食べれるよ。』
と書く。研人あたりが食いついてくれて、流れで根岸を誘ってくれないかなあとたしは期待しているけど………]
(133) 2019/09/09(Mon) 22時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2019/09/09(Mon) 22時頃
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― 公園 ―
[バーべキューの準備をして、3度目の9月1日に花火をした公園に行った。 愛海先輩がレンタルしたバーベキューセットをセッティングして、必死に風を送って炭に火をつける。
愛海先輩持参の肉や魚介や野菜に加え、商店街で他に食べたい食材があれば買い足し、重たいから飲み物を分けて持った。
謎のあつまりだったから、秋山先輩だけでなく、首を傾げた人もいたと思う。
誰か気づいていた人もいるかもしれないけれど。 ここに居る人全員は、有名人だからって理由なんかも含めて、あたしにとっては、みんな知っている人だった。
巡る9月1日の忘れ物だったのかもしれないし。 或いは、9月1日のあたしがあずかり知らぬどこかで何かを望んでいたのかもしれないし。 所詮、あり得ない繰り返しのことだから、明確な理由なんて、わかりっこなかったのだけど……]
(134) 2019/09/09(Mon) 22時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2019/09/09(Mon) 22時半頃
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[レイ姉のはにかむみたいな言葉を聞いて、ようやく、ようやくほんとうのレイ姉の「いいひと」候補が誰なのかわかった。 そう、つまりこの瞬間>>120までわかっちゃいなかったのだ。 いいかい男ってのは誰が好きだの囃し立てるだのが好きな割には本当の本質については驚くほど鈍感なもんだ。 秘めたる恋心なんて察せやしない。]
……そっか。
[そっか、と思ったのは、そのまま口に出てた。]
(135) 2019/09/09(Mon) 22時半頃
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[根良井川に紙を流す、というのは、さっき見た伝承のまとめから予想はしてた。 橋の上から落とす計画には賛成だ。 うまく落ちてくれればいいと思う。]
俺、荷物持つよ。
[>>122愛海先輩ですら誘うのが不自然でレンタルした道具を受け取りに行くというなら、見知らぬ中学生なんてもっとだ。 となれば出来る仕事は、男手としての荷物持ち。 それも出口先輩には負けるだろうけど、先輩にはお誘いの仕事があるはずだと、手伝いたがった。]
(136) 2019/09/09(Mon) 23時頃
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[目の前の網の上には肉、野菜、魚介が並べられ、煙がもくもくと上がっている。 肉や魚の脂や貝などの水分は、その身の上じゅわじゅわと泡立ち、時折炭の上に落ちてはジュッと小さく音を立てる。 それぞれがそれぞれのタイミングで美味しくなったところをトングでつまみ上げ、近くの者が持つ皿の上に乗せて、時折自分もつまむ。 颯成少年は体が肉を欲しているような発言をしていたので肉多め、出口くんはいっぱい食べるだろうという偏見のもと五人前ぐらい乗っけてやる。 澪ちゃんの皿の上には二人分乗っけた後、視線で秋山くんの方へと促したりなどした]
(137) 2019/09/09(Mon) 23時頃
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― 公園 ―
[もう網の上には色んな食材が置かれて、じゅうじゅう焼き始められている。
颯成や愛海先輩にも、あたしが勝手に好きな人を知られてしまった後だ。 どうやら愛海先輩は、ホントにこのループを青春として楽しもうとしている変わった人らしい。 空き地でどんぐりみたいに丸い目をすこし大きくしたあとは、その言葉通りにあたしの恋を応援してくれているようだった。
あたしのお皿には、二人分の食べ物が乗る。 どんぐりみたいに丸い目は、今度は秋山先輩のほうを視線で示していた。
どうやら、彼女なりに考えてくれたらしい『あたしと秋山先輩を二人きりにする方法』をためしてくれていたらしい。
あたしは愛海先輩にすこし顔をあかくして、どうにかぎくしゃく頷いて、秋山先輩に食べ物をすすめにいった。]
(138) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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― 公園 ―
[バーベキューも終わりに近づき、炭と化してしまった哀れな破片達を集めて網から取り除く。 解散してそれぞれの無事を見届けたら、川に願いを流しに行く事になるだろう。 それで、9月1日が終わるかはわからないけれど。 なんだかんだで、毎日やりたかったことをやらせてもらえた。 行かなかったはずのお祭りも満喫したし、花火だってすることができた。 プールではとてもはしゃいでしまったし、今日のBBQだってみんなと楽しめた。 そのどれもが、繰り返しに巻き込まれなければやりたいとも思わなかったものだった。 だから、この夏にやり残した事も惜しむ事も私にはない。 初めから、そして今も]
[でも、今日も、もし、居てくれたなら。 デザートのチョコミントアイスを食べながら、*ここに居ない誰かを思う*]
(139) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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[ふたり分の焼けた肉を持って、秋山先輩の方へ向かうレイ姉の背中に、かるく手を振って見送った。 がんばれ姉貴分。]
……ふは、
[その後ろで、肉多めの皿持って、少しずつ肉を胃に収めていた。 しっかし、山ほど量が積まれた出口先輩の皿を見てると、それだけで満腹になりそうなくらい。]
(140) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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― 空き地 ―
おいっすおいっす。
[結構時間がかかりながらもオレは願いを書いた紙を持って空き地にやってきた。 これまでの経緯もクソも正直真面目にこの『ループ』について調べてたと言うよりは普通に過ごしていただけであって。逆に感心するばかりであった。
むしろ、やり残しがあるんだったら花火の時点で満たされているワケであって。どうしてまだオレが『9月1日』を繰り返しているか聞きたいくらいである。]
(141) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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──公園へ──
[ 手分けして声をかけられる人に声をかけて、 みんなでBBQをするため公園に向かう。
千早にわかるのは、 塾の先輩達の連絡先くらいで、 根岸先輩なら強くお願いすればきっと。なんて、 失礼なことを澪先輩に提案してみたりもする。
とにかく、やれるだけのことはやった。 ……と思う。少なくとも千早はそう思う。
すこぅしメンバーが変わってるだけの、 なんだか充実した夏休みの一幕。
秋山先輩に食べ物を勧める姿を視界の隅に見て、 千早は笑いながら、トングを振りかざしたりして、 焼く係の交代を鹿崎先輩に訴えていた。]
(142) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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なんだバーベキューやンのか? よーしパパ張り切っちゃうぞー力仕事も頑張っちゃうぞー
[そういえば満たされてないという意味では肉はあまり食ってなかったかもしれない。 ただ、吉野家とかでは味わえない、コピペとは思えないようなスペシャルな思い出は出来るかもしれない。 自分でも何を言ってるかわからなくなってきたが、貴重な力仕事プレイヤーとして、よく働き、よく食べ、オレはバーベキュー奉行としての地位を確保しつつあったのだ。]
(143) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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[ 結局のところ、千早は9月1日を楽しんだ。と思う。]
(144) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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[ ここで解消されたのは誰の思い残しでしょうか。 夏の忘れ物でしょうか。未練でしょうか。 千早の与り知らないところでも物語は巡る。
さあ、お腹がいっぱいになったら、 願いを叶えてもらいに行きましょう。*]
(145) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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師範棋士 千早は、メモを貼った。
2019/09/09(Mon) 23時半頃
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いやまぁ、これぞ夏の思い出って感じよな。 ホレホレ颯成、いっぱい食べないと大きくならないぞ。いっぱい食べて次世代の夏呼西のエースとして活躍するんだ。
[そこまで言ったところで、 オレのやり残し、可愛い後輩を野球部に入れることなのか? ふと首を傾げて―――――――]
(146) 2019/09/10(Tue) 00時頃
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