299 さよならバイバイ、じゃあ明日。
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ロゴスが無残な姿で発見された。
ソランジュが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ソルフリッツィ、イナリ、コーラ、インティJr、モイ、ンゴティエク、ギロチンの7名。
>>1:124
[ ────ぽん ぽぽん ぽん ]
(#0) 2019/10/10(Thu) 00時頃
[その日、街には綺麗な花火がうちあがった>>1:124。
華やかで、すくに消えてしまう可憐な火の花だ。]
[ ぽん、ぽぽぽん。 ぽぽぽぽん。]
[きらきらと色のついた火の粉が一瞬の命を燃やして
そうして、ひゅうんと暗さへ消えていく。]
(#1) 2019/10/10(Thu) 00時頃
[色つき風船がいくつも空を飛んだみたいに。
その、誰かが作った色がはじける空をみたなら、
なんと晴やかなのだろう。と
お祭りのようだと、
祝日のようだと
そんな風に思うものもいたかもしれない。]
(#2) 2019/10/10(Thu) 00時半頃
[いくつもはじけて、空を見上げたものを楽しませて
そうして、それから、そのうち。
誰が、どれだけ、いくら待っても、
やがて、次の火の花は、咲かなくなる。]
(#3) 2019/10/10(Thu) 00時半頃
[はじけるような、楽しい音が続かなくなって。
、
あとには、しーんとした時間が、いずれ、また**。]
(#4) 2019/10/10(Thu) 00時半頃
宝珠 コーラは、メモを貼った。
2019/10/10(Thu) 01時頃
コーラは、99(0..100)x1回欠伸した。*
2019/10/10(Thu) 01時頃
宝珠 コーラは、メモを貼った。
2019/10/10(Thu) 01時頃
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[街の外れの湖のほとり。そこに一軒のあばら屋が建っている。 傾いた柱にも、壁の代わりとばかりに掛けられた簾にも蔦が這い、廃墟と言って差し支えない様相で辛うじて建っているその小屋が、イナリの住処だった。 風通しの良好な――いささか良好過ぎる物件だが、しかし全身をもふもふの柔らかな毛で覆われているイナリは一切気にする様子もなく。火にかけた鍋の中身を柄杓でぐるぐると掻き混ぜている。時折掬って粘度を確かめては、また掻き混ぜる。それを延々と繰り返している。
鍋の中身は、夜空のように青い。
透明な湖の水と、星を砕いたような青色。それからいくつかの、磨り潰した草の根やら何かの粉やらを混ぜて、どろどろになるまで煮溶かして。 粉屋で見立ててもらった青色>>0:23は、少し他の材料が混ざったところで濁ることなく、一層深さを増していく]
(0) 2019/10/10(Thu) 01時頃
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ああ、この深く美しい青。 やはりソランジュに頼んで正解でした。
[たった一度しか使われないとしても。 否、ただ一度きりだからこそ。
ようやく納得する出来になったのか、狐はうっとりと溜息をついて火を止めた。 それから、側に畳んで置いていた白い布を広げる。いつも狐が狩衣の下に着ている青い着物と同じ仕立てのそれを、青色が満ちる鍋に浸す。 浸しては、よく絞って隣に置いた色止め液のたらいに浸し、また青い鍋に浸す。 それを何度も繰り返すうち、白い着物は鍋の中身と同じ、深い青色に染まっていく。
狐は一通りの作業を終えると水辺に出て、すっかり青くなった前脚を洗い始めた。 洗いながら、狐は何かが連続して爆ぜる音を聞いた。白い耳がぴくりと動く。]
おや、花火ですか。
(1) 2019/10/10(Thu) 01時頃
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[見上げた空の、街の方の方角で。 お祭りのような花火が咲いていた。 それが誰の作ったものであるのか。 その下で何が起こっていたのか。 見通すことなどできないまま。
狐は花火を眺めた。遥か高い空で弾けた光が、狐の白い貌をとりどりの色に染めた。 そうして音が止んで、周囲に静けさが戻った頃。狐は洗い終わった前脚を振りながら立ち上がった。]
(2) 2019/10/10(Thu) 01時頃
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さて。
[狐は、雨乞いの約束>>0:32>>0:73を忘れてはいない。 仕入れたばかりの榊の枝を取り出して、湖の浅いところへと足を踏み入れた。
狐は足先が浸るほどの、ごく浅い場所で立ち止まる。 榊の枝の先を水面につけては、葉で湖水を掬い取るように滑らせて、勢いよく真上に振り抜く。 白い狐は節をつけてうたいながら、その動きを繰り返した。]
雨たもれ 雨たもれ やさしき朋に 慈雨たもれ 雨の色せしかの朋に 雨求むる吾が朋に
[月の下で跳ね上げられた水が雨のように落ちるたび、無数の波紋がきらきらと輝いては消える。まるで戯れ踊るように。狐は日が白むまで湖のほとりで跳ね回っていた。**]
(3) 2019/10/10(Thu) 01時頃
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ファッ!? 何事、何事ンゴ!?
[突然、ぽんぽんと軽い音。 その上、空が明るくなったりした。
路地裏も照らされ、何か怖いモノが襲いかかってきたのかとびくつく軟体動物であったが、空に浮かんでは消える花火に気づいて落ち着きを取り戻す。]
……ンゴ。 アレは空に咲く花ンゴね。
[なぁんだ、と以前見たことのあったものをしばし見物。 弾んだ音、色とりどりの花、それらはすぐに消えていく。
その花と共に消えた命があったなど、誰が想像出来ようか。**]
(4) 2019/10/10(Thu) 15時頃
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鳳凰の実 モイは、メモを貼った。
2019/10/10(Thu) 16時半頃
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[葬儀屋は、粉屋によく通っていた。>>1:111 見送りが婚姻の華やかなものであっても。 ひっそりと悼むような物哀しいものであっても。 生命の数少ない、送り出しの時は飾られるものだ。]
つぅ〜るとかぁ〜めがす〜べった。
[ただ、葬儀屋の送り出しが。 旅路の最後の瞬間に添えるものというだけ。]
後ろの、 ……おや?
[残念ながら、粉屋は軟体生物だった。 だから、近付いてきていても、音らしい音もない。 葬儀屋が気付いたのは、自警団のキミだった。>>1:116]
(5) 2019/10/10(Thu) 19時頃
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[それから遅れて、跳ねる姿を見る。>>1:112]
やあ、そらんじゅ。 やあ、そるふりっつぃ。
[一つ、手を挙げて応じる。 尋ねられた事には、小さくながらも頷いた。]
こぉらからの手向けを差し入れたら、だったから。 今ならまだ、間に合うよ。
[誰宛、と聞くのも野暮ったい。>>1:117 葬儀屋に手向けの話をするのだから。 自ずと、その意味は絞れてしまうものなのに。 舌足らずのようなスペルを、じぃと見る。]
……ヴェルだよ。
[寂しげな水跳ねの音では掻き消えないよう。>>1:118 葬儀屋は粛々として答えた。]
(6) 2019/10/10(Thu) 19時頃
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[そう、答えたくらいだったんだろうか。 もう少し後の事だったかもしれない。 比翼の音に向けた視線の先には、竜がいた。>>1:123]
ろごすまで、来たのか。
[粉屋の元から転がり落ちた黒い塊。 それが何なのか……葬儀屋は知らなかった。 ただ、膨らんだものが破れる時よりも大きな。 ぽんっ、という破裂音に危機感が警鐘を鳴らした。]
…え。 あ、ぁ……?
[危険だ、とは認識したけれども。 慣れていなければ、咄嗟に身体は動かない。]
(7) 2019/10/10(Thu) 19時頃
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[どういうものか知っていた粉屋の方が。 咄嗟に動けたのもそういう訳だったのだろう。 葬儀屋は、何処か白昼夢のようにさえ感じていた。]
…………そ、 そらんじゅ……?
[ついさっきまで話していた者が突然、 目の前で弾けた事実が、飲み込めなくて。>>1:125 あまりに呆気ない事に現実味がなくて。 半透明の欠片を掬いあげる手も震えていたような。]
こんな、こと、って……。
[葬儀屋は見送る者である。 だが、看取ったことは今まで一度もなかった。 よく知る者が、初めての看取る相手になったのだ。 ───『死』は分け隔てしない、と知っていた。 正しく『知っているだけ』だったのだ。]
(8) 2019/10/10(Thu) 19時頃
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[───命を灼いた華は、場違いなほど美しかった。]*
(9) 2019/10/10(Thu) 19時頃
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[……暫くして。 葬儀屋が我に返った後で。 飛び散った欠片は全て、集めるのだけれど。]
……あーあ…。 ソランジュに、ロゴスまで、行ってしまうのか。
[魂の亡骸を、そうっと撫ぜた。 葬儀屋は今さら泣かないけれど。 きゅう、と眉尻を下げる事くらいはあった。]
また、寂しくなるんだね。
[ヴェルを送り出したら、また準備をしなければ。 葬儀屋は、溜めていた息を小さく掃き出した。]*
(10) 2019/10/10(Thu) 19時半頃
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鳳凰の実 モイは、メモを貼った。
2019/10/10(Thu) 19時半頃
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[やあ。と軽く挨拶をする。 手向けがまだ間に合うと聞けば、軽く頷いた。]
そうか。 すみれの花を後で持っていくよ。 ……きっと、似合いだと思う。
[ソルフリッツィは、草屋で自分の食事以外にも、時々花を買う。 とりどりのそれは平らに広げて、分厚い本に挟んであった。 いつも自分より先に逝ってしまう街の人々に備えて、家にはいくらかの押し花を置いていた。 いなくなってしまう住人に似合いと思う一輪を選んで、送るのだ。]
(11) 2019/10/10(Thu) 20時頃
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[その後だ。 翼が風を切る音がして、モイスチュアからそちらに視線を向けた。 探していた白竜が、ソランジュを見つけてかちょうど降りてくるところだった。 ぽよんと跳ねたソランジュから零れたそれが、火薬の弾だと知っていたら、彼を抱えて飛び退るくらいのことはできたかもしれない。
が、花火は無情にも、ぽんと弾けることで存在を主張した。]
……!!
[危ない、と思ったのと同時、身体が動いていた。 モイスチュアを守るように、前に出る。 が、まさかソランジュまで、火薬からこちらを守ろうとするなんて。]
(12) 2019/10/10(Thu) 20時頃
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ソランジュ、
[ぽん、ぽぽん。 花火はソランジュの下でいくつも弾け、ゼリー状の身体を突き抜けて空中に花を咲かせる。 それはあまりにも残酷に綺麗で――言葉もなかった。 名を呼ぶ声も、細く震える。
止めようにも、身体は凍りついたように動かない。 動いたところで、ゼリーで湿気ることもなかった花火を、どう止められたろう。 ただ呆然と、弾ける火薬玉を見て――]
(13) 2019/10/10(Thu) 20時半頃
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[かちかちと、小刻みに鎧を鳴らしていた。]
(14) 2019/10/10(Thu) 20時半頃
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[目の前で命が消えていった事実に、硬直は長く。 死んだ。無邪気な粉屋も、眩い白竜も。 それも、こんなかたちで。あっけなく。
今までも、こうして消えていたのだろうか。 毎日ひとり、なんて決まり事のように受け入れていたけれど、こんなに残酷な。]
(15) 2019/10/10(Thu) 20時半頃
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っ……、ああ。
[震えて、ふるえて、自我を取り戻したのは、モイスチュアが『行ってしまうのか』と口にしてからだった。 自覚が襲い来て、じっとしていられなくなる。 欠片を集めるのを、手伝いながら。]
……ああ。 手向けの花を、増やさないと。
[集めた欠片や、ロゴスを連れて行くのに手が必要なら、手伝おう。 何か、何かしていたかった*]
(16) 2019/10/10(Thu) 21時頃
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─ 草屋、その後 ─
[狐が草屋での用事を果たした後に、鳥はのっそりと立ち上がって、>>1:79 しんなりした毛玉の顔(?)を見下ろした。別に食べようと思ったわけではない。]
おい、助手よ。ちゃんと生きているか?
葬儀屋なら、ここからは もう帰って行ったぞ。
[自分が驚かせたのだとはカケラも想像していないまま、そんなことを鳥は言った。]
(17) 2019/10/10(Thu) 21時半頃
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しかし、葬儀屋も助手も、ずいぶんと小さいな。 ちゃんと食っているか?
[>>1:103 鳥は、猛禽の自分へ葬儀屋が大きい。という感想を抱いていることは知らない。知らないが、葬儀屋よりも大きな鳥は、死者を送り出す二人について、小さい。と逆の感想を持っている。]
いつか、すべての者の上に、 必ず平等に来る── とは言え。
小さいもの、弱いもののところに 「死」は急ぎ足でやってくるだろう。
[話しかけた葬儀屋が口にしていたことを思い返せば、どこか冷めたような口調を思い出す。]
(18) 2019/10/10(Thu) 21時半頃
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[鳥はそれから少し、しゃがみこむようにしたままで、葬儀屋の助手であるギロの前で、黙り込んだ。葬儀屋には「死」へ伝言を託してある。話すことがあれば。条件付きではあったが、葬儀屋はそれを引き受けてくれた。]
……。「死」が、おそろしくは、ないのか。
[「小さい」姿を思い浮かべながら、ぽつりと零された言葉は、疑うというには探る気配が薄く、さりとて感想というには対象の答えへの執着が滲んだ音をしていた。 葬儀屋を頭において零した言葉は、期せず、ギロへの疑問のようにもなった。しんなりした綿毛にそれが聞こえているかどうかにかかわらず。]
(19) 2019/10/10(Thu) 21時半頃
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インティJrは、沈黙している。彼にしては、珍しく長く静かだった。
2019/10/10(Thu) 22時頃
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[小さな助手に零した疑問は、葬儀屋には伝えていない。 伝言を受けてくれたことについて、ありがとうと返事をしたくらいのものだった。]
………… わからんなぁ。
[綿毛に、翼でふぁっさぁと風を送る。 他人のことだ。考えてみても手ごたえにたどりつく類の事ではなかった。
鳥は思考をやめて立ち上がる。]
(20) 2019/10/10(Thu) 23時頃
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草屋!! 場所の提供助かった。 おかげで元通りの白い我である。
カラフルは狐が持って行った為、 キチンと絨毯は緑のままだ。
[コーラに礼を言って、鳥は看板のかかった入り口から外に向かった。それから、ゆうゆうと空を見上げ、]
!!!!!!!!!! !!!!!!!
おおーーーーーうっ!?!?!?
[ぽんっと空に咲いている花に、高らか声を上げた。 それはとても壮麗な火の花だった。]
(21) 2019/10/10(Thu) 23時頃
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