43 朱隠し
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえる。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2011/02/09(Wed) 12時半頃
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其の村には一つの言い伝えが有った。
雪が村を覆う季節になると行われる、
山に棲むと言われる神を慰撫する祭りが行われている間は、
「決して夜に一人で出歩いてはいけない」と。
(#0) 2011/02/09(Wed) 13時頃
「山の神はとてもとても寂しがり屋。
外を歩いている人間がいれば、
温もりを求めて其の人間を山へ連れて行ってしまうだろう。
だから決して、夜に外へ出てはならないよ」
もう還暦を疾うに過ぎた老翁は、
まるで怪談を口にするかのように幼子たちへと語る。
(#1) 2011/02/09(Wed) 13時頃
祭の間は二つの世界の境界が、とても曖昧になってしまうから。
努々気を付けなければならないよ、と。
口を酸っぱくする老翁に元気よく返事を返す子供達。
とんてんからり。
ぴーひゃらら。
寺の方から聞こえる祭事の楽の調べに背を促されるように、
子供達は一人、また一人とそれぞれの家へと戻っていく。
(#2) 2011/02/09(Wed) 13時頃
―――そうして、皆が返っていく中、
ぽつんと残るお面を被った子供が一人。
「ずっと昔の約束。
果たしに来たよ――…]
すい、と。差し出される小さな手。
その小さな手を前に、老翁は―――
(#3) 2011/02/09(Wed) 13時頃
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[薄暗い座敷で、擦り切れた文芸誌の頁をめくっていた黒髪の少年は 風に乗って聞こえてきた祭り囃子に気づき顔を上げる。]
……ああ、もう始まったんだ。
(1) 2011/02/09(Wed) 15時半頃
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[そう呟くと、右側に僅かに傾いていた姿勢を直した。
あまり日に当たらないので青白い肌と、黒い髪黒い瞳。此れと言って目立つ特徴の無い風貌の少年だが、一つ誰の目にも明らかな目立つ特徴が有る。
其れは、左足の膝より少し先が『無い』と言う事。 いわゆる、片輪。]
(2) 2011/02/09(Wed) 15時半頃
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― 山・アヤカシの里 ― [―――…りん。
巨木の枝の上、鈴の音が一つ。 だらりと下げた足首に結わえた鈴が、風の悪戯でその音を響かせた。 下界を見下ろせばあれは祭の灯りだろうか。 ぽつぽつと寺の周りに浮かぶ、光]
今年もまた、祭が始まるのか。
[狐の面の下、 透明な声が言葉を紡ぐ]
(3) 2011/02/09(Wed) 15時半頃
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[少年は畳の上を膝を擦りながら移動する。 用意しておいた風呂敷包みを斜め掛けに背負い結ぶと、また膝を擦りながら四つん這いで土間へと向かった。]
──お婆様、祭りのお供えに行って参ります。
[台所に居た祖母に声をかけてから草鞋を履く。左足には履けぬので、右足にだけ。脱げたり転んだりしないようしっかりと結んだ。 立てかけてある松葉杖を手に取ると、其れに掴まりながら立ち上がり。 自宅を出て、松葉杖二本と右足を交互に動かしながら*神社へと向かう。*]
(4) 2011/02/09(Wed) 15時半頃
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[おーい、と。 巨木の下へと声を掛ける。
人の命の営みから外れた存在――アヤカシ。 その同胞の彼らへと、祭の始まりを伝えるために]
(5) 2011/02/09(Wed) 15時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/02/09(Wed) 15時半頃
ウトは、巨木の枝から飛び降りると、一番乗りは自分だと謂わんばかりに人里へと下る。りん、と鈴の音を響かせながら**
2011/02/09(Wed) 15時半頃
楽士 ウトは、メモを貼った。
2011/02/09(Wed) 15時半頃
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― 山・アヤカシの里 ―
[―― ひぃ ら ひら ひらり ――]
[男の周囲に舞う色とりどりは、造りモノの、蝶。
それらは紐や糸やで釣られている訳でもなく 骨ばった指先が、くるり、と、宙を遊ぶ度 それに誘われ鮮やかにはためいて。
その光景は、まるで奇術。 しかしそれを見つめる男の眸に、特別な感情は無い。 男にとっては見慣れたもの、当然のことだから]
(6) 2011/02/09(Wed) 17時半頃
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[ざり、ざり、と。 軽やかに舞う蝶には不釣合いに砂利を踏みしめ歩く音を聞きながら。 目的無く散歩していた男は、上から聞こえてきた声>>5に、顔を上げた。 里で恐らく最も大きな樹木の近く、飛び降りた狐面とすれ違う]
――… そうか。 もう、そんな季節だったか……
[口を開く。 漏れた声は、すっかり忘れていた、そんな様子で。 ぽり、と頭を掻くと、ゆっくりと方向を変えて、一番乗りを目指す鈴の音の後を追う]
(7) 2011/02/09(Wed) 17時半頃
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― 家の中 ― [祭囃子の音の方に顔を向ける]
祭り…か
[外にいるときには決して見せない暗い顔で呟く]
(8) 2011/02/09(Wed) 17時半頃
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門下生 一平太がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(門下生 一平太は村を出ました)
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[この夏に天涯孤独になった男に祭りを愉しむ気分はなかった]
それでも…
[一人で鬱々としていても仕方ない…祭り囃子の鳴る寺に出かけようと*支度をする*]
(9) 2011/02/09(Wed) 17時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/09(Wed) 17時半頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/02/09(Wed) 17時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/02/09(Wed) 17時半頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/09(Wed) 18時頃
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― 奉公先・廊下 ―
[ 歳よりも幼く見える風貌。 眼差しが、宙を泳ぐ。 雑巾を絞る手のあかぎれがチリチリと痛みを訴える]
笛が鳴ってる。 にいさんが消えてもう2年、か……。
[ 2年前、忽然と消えた兄を思い出す。 山の神に連れて行かれたんだと皆は言う。 一人残された、春松はこうして奉公先で雑務をする日々。
――すきなひとが、できたんだ。
わらって言った兄の横顔が綺麗だった。 きっと兄は、山の神に恋をしたのだ。]
(10) 2011/02/09(Wed) 18時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/02/09(Wed) 18時頃
丁稚 春松は、メモを貼った。
2011/02/09(Wed) 18時頃
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――そげん大声出さんでも、聞こえとる。 [ゆうらり、と。 ひとこえ残し、風に消える。**]
(11) 2011/02/09(Wed) 19時半頃
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浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2011/02/09(Wed) 19時半頃
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[ 雪明かりに仄かに照らし出された夜道を、ひとり歩く。 向かう先は、音のする方。 祭囃子の聞こえる方へ]
「ちょいと、ちょいとアンタ! こんな時間に地居合い何処へお行きだい?」
[ 家の中から、老婆が呼ぶ。 その窓を一瞥し、何も答えぬままでまた歩を進める]
……………。
[ やや暫くして、背後で、ぴしゃりと窓の閉められる音がした]
(12) 2011/02/09(Wed) 21時半頃
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[ゆるり、ゆるりとした歩みではあるが、気がつけば件の地はもう目の前。
神隠しの言い伝え──。 別に、信じているわけではない。 しかし、嘘と断ずるつもりもない。 いや寧ろ……]
……何を愚かなことを。
[ひとりごちて首を振り。 長く連なる石段に、足をかけた]
(13) 2011/02/09(Wed) 21時半頃
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