人狼議事


298 終わらない僕らの夏休み!

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[さっきまでの恐怖も何もかも忘れて。]


[己の身の内を焦がし燻り続ける炎を押し宥めながら祭りに浮かれた人いきれや石畳を行き交う下駄の立てる音に耳を傾けていた。
社の何処からか響くくぐもった水音…と言うには濁り切たノイズのように届いたそれにゆるりと眼を向ける。

生者の体に流れる血潮や息吹の持つ熱には程遠いただひたすらに冷たい何かが其処にあって。
嗚呼……これは、と焼け付いている癖に酷く冷えた心に一つ刻んだ。

此処には自分と同じようなものがいるんだ。

もう一つ、それに寄り添うような これは生者の気配に思える。

だって命の炎が暖かく周囲を照らしているように見えるもの。
たまたま、同じ社に足を踏み入れて距離が近付いた事でこの邂逅を察する事が出来たのだろう。

ノイズの内容までは耳にする事が出来なかった。]

ハ、ッハハハハ、ハハ!!なあんだよろしくやってんじゃん
素敵だね、ああ素敵ィ……いいねえ、そう言うのウラヤマ。


[死が二人を分かつまで、と言うけれど。
その死すらも乗り越える絆ってやつ。
私も欲したら手に入るだろうか?とクツクツと笑みを零した。
否、零れたものは笑みなどと言う柔らかなものではない、ただ煮えたぎるような何か。

自分の領分を侵さぬのであればあれは自分の預かり知らぬ事だ、と思っておけばいいのだろうか。

漏らした溜息が神聖な筈の境内の風を焦がす。
きっと屋台や何かの煙に紛れてしまうだろうけれど暫く焼け焦げたような匂いが風に混じっただろう。]


[その声がきこえたとき、あたしは一番最初に『怒っている』のだと判断した。
つぎに感じたのは、焦げ付くような熱さだ。
わらっているような音なのに、溶かした鉄みたいだった。
沸騰した金属のようなくせ、どうしようもなくひえている。

あんなにぐつぐつとはなすのに
その誰かは、とっくにもう手の施しようなく死んでいる。



新聞に死んだひとの名前が書かれる。
あの灰色の一覧をあたしは思い浮かべた。

あの笑う誰かは、いつ死んだのだろう。
熱した鉄はいつか冷えるもののように思っていたから
あのひとも、もしかして
つい最近、死んでしまったのだろうか?]


 
 鄒ィ縺セ縺励>……?

[分厚い濁った音があたしから発しているとも気づかないで、あたしはただ耳が聞こえにくいせいだと思いながら「うらやましい」と言われたことを上手く理解できなくて、音だけは鸚鵡返しになぞろうとしていた。

あたしの人生には、誰かを見てはそう思うことばかりがくっきり刻まれてきた。
秋山先輩を好きになってからは、いっそう深くなって、いたいほどだった。
もう終わった短い一生ながら、自分がどう、なんかより、誰かより劣るばかりの一生だ。

すこし童顔なところが可愛い先輩。頭がよくて泳ぎの上手い先輩。野球のうまい先輩。我慢せずに嫌いなものに悪態をつける人もきさくで明るい人も、こうと決めたらまっすぐに覚悟をきめて飛んでいけるあの子も。みんなみんな、あたしにとってはうらやましいものだった。]


[欲しいことがあるらしいことは分かるのに、その燃える鉄がどんなものを欲しがっているものが、じゃあどんな形の何なのか、あたしにはいまひとつ想像することができなかった。

あたしという未練ばかりの水たまりは、あの燃える鉄のように「あたらしくほしいもの」を思わない。

ここにあるのは、
「かつてほしかったもの」ばかりなのだから。**]


[社を離れる間際、ゴブリと何かが沸き上がるような音が追って来たような気がした。
問いを投げかけるような響きだった。
もしかしたらあちらも私の事感じ取れたのか、と考えながら町の中を歩く。

夏の終わりの、私の秘密が保たれたままの世界を過ごす。
其処に過ごす人々も一緒に閉じ込めて、そこから出さない。
これでいいじゃん、完璧なままで───9月1日を一度過ごした記憶のある彼らの方が異物なのだ。
此処から出たいの?どうして?ずっと夏休みのままで、お祭りで、受験とか挫折とか失恋とか、そんな苦しみも絶対にやって来ないのに。

受験勉強が無駄になっちゃうのは気の毒かな?
でもこれからは今日みたいにたくさん遊べる───エミちゃん達みたいにずっと受験生のまんまのつもりで勉強し続ける人達を尻目に。]


[ねえ楽しいじゃない、楽しいよ、そうしよう?
ッハハハ!大丈夫私がずっとずっと遊んであげるから。

それはとても甘くて優しくて魅力的な想像で、ああこう言うのをきっと甘美と言うのだろうな。
煮え立つ胸の奥がもっと沸き立つみたい。

ああ、でも……ほんの少しだけ、それでは得られないものがある、と囁く声がする。
胸に空いた穴からそれが忍び込んで来て煮えて元の形もわからないくらいに溶け出した私の真ん中にあるものを冷やすようだ。
そこから罅割れて脆く崩れてしまいそうで、燃え燻る掌で胸を押さえた。**]


【人】 甲板員 デリクソン

…………は!?

― 図書館 ―

[『余りにも覚えのある』メッセージに嫌な汗をかいていた次の瞬間、名前を呼ばれた気がして振り向いた。(>>166)]

(192) 2019/09/03(Tue) 18時頃

【人】 甲板員 デリクソン

…………なンだよ、明加か。びっくりさせんなよ。
一応ここ図書館だぜ?

[隣のクラスの明加だった。
中学も一緒だったけど、随分と外見が垢抜けてしまった気がする。髭も伸びっぱなしのオレに言われたくもないかもしれないが。]

(193) 2019/09/03(Tue) 18時頃

【人】 甲板員 デリクソン

あれ、会長じゃねェか。
何だ、図書館デートってヤツか?『今日も』祭りやってンのによ。

[生徒会長の会堂がひょこりと顔を出す。(>>182)
明加も図書館には似つかない外見になってしまったが、会堂と一緒ならまぁ分からなくもない。

何より、オレ自身が一番図書館が似合わない脳筋な訳なんだが。]

(194) 2019/09/03(Tue) 18時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

えっ?

[『本当に9月1日?』との問いに思わず固まる。

今朝の出来事、そしてさっき来たメッセージの事を思い出して――――――――]

(195) 2019/09/03(Tue) 18時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

は、はは。会長、なんか疲れてるンじゃねェの?
な、なんならオレと一緒に疲れに効くストレッチでもやってくかい?

[いや、これは『夢』だと言い聞かせる。
たまたま『偶然』が重なっただけだと。]

(196) 2019/09/03(Tue) 18時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

な、何なら少し、外でも出て気分転換するか?
ほら、祭りもあるしよォ。

[笑顔を作ろうとするも、顔は不自然な笑みになってしまい。
オレがおかしいのか、それとも会堂(と明加?)がおかしいのか、それとも…………

とりあえず体を動かしていたい。このままジッとしていたら、おかしくなってしまいそうで。]

(197) 2019/09/03(Tue) 18時半頃

[もう、水の中でくぐもるような声だけでは、恐怖にとらわれない。
 その声の主が、おおよそあたりがついているからかもしれない。

 くぐもるような声、だけでは。]


[だから、そこにもうひとつ、ごぼごぼ煮えたぎるような声がしたのは、さっきの数倍驚いた。
 びくん、と大きく肩を跳ねさせて、思わずレイ姉に縋りつきそうになった。
 ぎりぎり密着するくらいで止められたのを褒めてほしいけど、誰にもわかるはずのない現状を誰も褒めちゃくれない。]

なっ、んだよぉ、よろしく?
そういうの……って、こういうの?

[頭の中に聞こえてくる声、っていうくらいだから、自分に向かって言ってるんだろうけど。
 よろしくやってるとか、ウラヤマしいとか、そういう風に言われることがすぐには思い浮かばなくて――
 一瞬の間のあと、レイ姉のことを見上げた。
 いやいや、姉と弟(みたいなもの)だし。無理あるし。
 そう思ったけど、照れ臭いしちょっと離れておいた。]


[そして、そのレイ姉が――いや、レイ姉っぽい"水"の声が、返事をするように頭の中で会話しようとしたのに、また驚いた。
 なんなんだ一体もう。
 そこの二人で話せるんなら、勝手に巻き込まないでほしい!]

何なの。
なんで、なんでさぁ、俺の頭ン中で話してんの……

[きもちわるい。きもちわるいきもちわるいきもちわるい。
 理解ができないことってこんなにきもちわるくて怖いってことを、身をもって知った気分だ。
 だからせめて、理解しようと聞いてみるけど。
 返事があったらあったで、やっぱりきもちわるいとは、思う気がする。]


【人】 甲板員 デリクソン

おい、おまっ、やめろって!!!
だからここ図書館だっつってんだろ!!?

[『デート』は完全にオレの失言だった。
しかしキレ散らかした明加(>>200)をなだめるように、外へ出る。

ある意味普段頭を使わないオレの眠気を覚ますにはいい一撃だったかもしれない。]

(212) 2019/09/03(Tue) 19時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

『会堂と同じ』っていや、オレ以外にも似たようなのがいるってことかソレ。

[何でこういうことになったのかは分からないが、どうやら会堂も明加も変な夢を見たのか、オレと同じような体験をしていることは何とか理解できた(>>198 >>199)

兎に角、オレのオフクロや野球部の連中とは違うってことなんだろうけど。
どちらにせよ、野球部連中とは祭りに行くことにしている。神社に行かない理由は無いのであって。

少しも進んでいないストレッチの本を書架に戻し、オレは図書館を後にすることにした。]

(214) 2019/09/03(Tue) 20時頃

[隣に肩がくっついてきた。颯成も多分不安なんだろうとあたしは思った。どこからら聞こえてくる熱した鉄のような燃え滾る人の声におどろいたんだろう。()]

 
 あの莠コ縺ッ縺ュ、豁サんで繧九s縺?よ


[あの人はね、死んでるんだよ。
あたしは颯成を安心させようと声をかけた。耳がおかしくて自分の声は聞き取れなかった。見上げてくる颯成の目にあたしの顔はどんな風にうつったろう。おねえさんだから優しく隨代≧縺薙→縺悟?譚・縺溘°縺ェ?あたしには自分の顔を見ることはできない。ていうか……あたしの顔はどんな顔だったっけ。]


[――あたしはあたしの顔がわからないことを意識した途端、あたしの頭まるごとが、固まった黒い油か泥のように真っ黒になって零れそうになっていた。ほんの一瞬の妄想や幻覚みたいな出来事だった。

千早ちゃんと会うころには、まるで当たり前みたいにあたしの顔は戻っている。]


 頭縺ョ荳ュで、誰か話て繧の?

[あたしは、あたしが頭の中ではなしているうちの一人だと考えていなかったから、颯成がなにを怖がっているのか嫌がっているのか不安がっているのか不思議がっているのかがわからなかった。
ひょっとして、最初の9月1日、あの時手を取った時にこちら側にひっぱりこんでしまったんだろうか。颯成にはいきている人のあたたかさがある。まだ死んでいないはずなのに。]


 逵ゥ縺励>窶ヲ ……


[あたしは千早ちゃんとの会話の間ぶつぶつと周囲で誰かが囁き声でつぶやいているのを聞いていた。ぶつぶつした声はあたしの頭の周囲のあちこちから聞こえていて、とくに意味のなさない言葉なのかそれとも意味のある言葉なのかあたしには聞き分けられそうもなかった。そのぶつぶつした独り言のさざめきのひとつが自分から出てきているものだとは、あたしもおもわなかった。]


 縺?>縺ェ縺…… 縺ゥ縺?@縺ヲ縺ゅ◆縺励?………
 縺?>縺ェ縺…… 縺?>縺ェ縺……


【人】 甲板員 デリクソン

『カキーン』

(238) 2019/09/03(Tue) 22時頃

【人】 甲板員 デリクソン

いよっし。

[レフトフライを順調に処理する。
ランナーはタッチアップをして、一死二塁、三塁。点差はまだ3点ある。まだ慌てる時間じゃない。
さっきのワイルドピッチも傷にはならない。

そして、もうひとつ、]

(241) 2019/09/03(Tue) 22時頃

【人】 甲板員 デリクソン

[三塁手のグラブから、ボールが、こぼれる。]

まずい、三塁フォロー入れ!

[オレはこぼれた白球を三塁に向かって、全力で投げる。]

(245) 2019/09/03(Tue) 22時頃

[鳥居から参道を通り境内へと抜ける道に渦巻く風に酷く焼け焦げた匂いが混じる。

屍の肉を焼いているような、溶けた鉄を熱する炉のような、地中から溶け流れるマグマのような。
形容された言葉通りにも、またその何れでもないようにも感じられる熱に混じり、ぐらぐらと何かが煮え立つ音。

再び距離が近くなったのか、濃厚になった気配は社で寄り添う二つの存在に己を主張はしない。

ただ、どうしたって焦げ付いた匂いが漏れてしまう事と零れ落ちる不快な哄笑は抑えきれなかった
───二つに向けたものではなかったけれど。
それはクツクツと、ぐつぐつと、炎のようなそれ自身を絶え間なく自嘲し、灼いているのだ。]


【人】 甲板員 デリクソン

[オレの送球を捕球したグローブは、かすかな差で届かず(>>232 >>233)、オレたちはピンチを迎える―――]

(247) 2019/09/03(Tue) 22時頃

【人】 甲板員 デリクソン

えっ、あっ、悪ィ悪ィ。何食おうか考えててな。

[明加の不満そうな声で(>>239)現実に引き戻される。
それどころか、会堂さえも随分と後ろまで引き離してしまった。]

はは、まだまだオレも捨てたモンじゃねぇな。

(250) 2019/09/03(Tue) 22時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

――――――まだまだ、な。

[昨日だか、夢だか分からないが岸の言葉が胸に引っ掛かる。(>>0:127)

後輩たちは本当にオレの事を待っているのだろうかと。
オレはなんだかんだでまだ『あの日』のままで、動けないままで――――――]

(252) 2019/09/03(Tue) 22時半頃

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