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ヘンなの… って 、あ、 あ〜…??
[そういえば、以前の転移者が来た時も、
なんかそういう変わった事があったような…?
でもそれとは違うかもしんないし、
まあいっか。ととりあえずは流した。]
あ、蝙蝠はオレだね。
・・・・・・・・・
最近吸血鬼が増えたから、蝙蝠の数も増えちゃって。
仕方ないコトなんだよね〜。
/*
よかったさんきゅーそのとおりです
そうそう、放課後かは解らない 時系列フリー(?)
合わせるとするなら生徒会の会議が終わった辺りの時間帯ですね
── 回想:***
[それは先日の夜の話だ。金色の月の下、スピード溢れるミュージックに乗るバトルソングが盛り上がりを見せる。]
(語り:金色の月が出ていた。追う者のニオイがした。彼に追いつかれて、吸血鬼として対峙した。ただそれだけの話。吸血鬼が居る所にハンターは現れる。しかしそれが、同級生の、しかもこーにゃんだったとは。にゃ〜。)
♪
鉤爪の夜 月明りは眩しく
黒猫は見つかった?
夜の散歩は廃墟でのステップ
NYA 朝がくるまで
殺し(あそび)合おう
(語り:襲い掛かってきたのはあいつの方だった。感じる殺意はあからさまで、思わず笑ってしまったのもバレただろうな。友人と知っても殺しに来る。知ってたよ、これがハンターだ。にゃ。)
♪
互いの思考交わる事なく(戦うからだ!)
オレの血が剣と化し襲い掛かる(熱いからだ!)
無数の蝙蝠と吐息の温度(宿命だからだ!)
笑っている この熱が続く限りは
(語り:心中に付き合う義理なんてないんだ。そうだろ?恐れがないからこそ隙が出来る事を、知っていたらよかったのに。ハンターなんだから。)
♪
このまま二人朝まで
そんな文句じゃ
喉も鳴らない
一対の痕をその首筋に
畏れを知れよ
(語り:"仲間"を増やしたのは久々だな… あれが仲間と呼べるなら、だけどね── )
[眷属を増やしたのは、何時の事だったか…
感慨にふける暇は、あまりない。
あの夜はこちらも満身創痍だったけど、
血を頂いたし問題はなかったといえよう。
さすがはハンターというところで、
銀なんて使われたら吸血でもしないと
回復もままならないのだ。
だから不可抗力で自業自得なのだ。
あいつが吸血鬼に。眷属になったのは。
ん?前にも似たような事をしたかもしれない。
まあいいか。
余計な情報だがオレの眷属なので、
蝙蝠を操れたりするのは勿論の事(?)、
猫にも好かれやすくなるだろう。]
[ハンターが殺しにかかってくるのは
いつものコトだし全然かまわないんだけど。
相手が眷属だとちょっと話は変わってくる。
なにせ身体能力が段違いになるからだ。
相打ち狙いなら特にその色は強い。
まあ最悪死ぬ前に逃げればいい。
そう考えながら、思考も行動も常に気楽である。*]
/*
[それなりに長く生きてはいますが、
過去の転移者とは接触がなくて。
でもきっと、そういうやつです。
ほら、わたし、繊細だから。]
……、なにか、心当たり…あるの?
[それから、続く言葉に、なるほど?
と、素直に納得してから]
仲間がいるって、…どんな、気持ちなのかしら
/*
生徒会の会議後サンキューなのよ!
[仲間なんていたことがなくて。
部活も、異世界でのパーティだって、
どれも経験した事がない話。
会話の相手に向けた言葉は、自然と
3人に向けられた言葉になったのかもしれない。*]
[恐らく別の場所での事だろうから、
知らなくっても無理はない。
オレは色んな場所を誰かと関わりながら、
転々としているからね。
繊細でもないし。]
ん〜〜〜、ないわけでもない かな?
さっき話してたキャラソニアからの異邦人、
そいつがこっちに来た時も、不思議な事が起こったなって。
[そんだけ。と言って、
吸血鬼が増えたとは言ったけど仲間が増えたとは言ってない。ので。]
…… 仲間が いる ねェ…。
ねーこーにゃん。
オレたちって仲間〜?
[なんて聞いてみたりした。]
実際、こーして話せる相手が増えたのは
ちょっと面白い気持ちではあるね〜。
[なんて。
六合を引きこんだのだって最近だ。
こうしてこの声で話すのなんて、
本当に… いつぶりだろう。*]
不思議な…、こと。
そう、なのね…
前は、どんなことが?
[ならば原因がわかれば力は戻るのかもしれないが
どうやって異世界キャラソニアへと戻れるかは
先ほどの会話を聞く限りではわからなさそうだった。]
ね…、ねこにゃん…?
[ねーこーにゃん、と、呼ぶ声。聞き間違えた。猫仲間の呼び名だろうか。]
…………、そう。
(そうね)
[胸の内でも、もういちど繰り返して
悪くないな、という気持ちと向き合う。]
…、…でもやっぱり まだ、すこし
不思議な気持ち。*
前は…なんだっけな、
でも他の怪異も影響受けてたのは
覚えてるんだよな。
[引き出しはあるのだが硬くて開かない。
混線ではなかった気がするけど。]
暴走が起きた子がいたり〜、
あ、犬も懐くようになったな?
[今回は犬は懐かないようだ。残念。]
ねこにゃん。
ね〜こにゃん。
[呼び間違えに全力でノった。]
雪女には、仲間は今まで
いなかったんだ?
[ふ〜ん、とやっぱり少し面白げな響きで。
不思議な気もちという言葉には、
少し笑って同意した。*]
……、他の…、怪異も
[それならば、スズはどうなのだろう。
と、友を思う間。]
えっ、暴走…ですか。
それなら、やっぱりわたしも…
ん??い、いぬ?です??
[暴走と結びつかなくて、疑問符ばかりがかえる。
ねこにゃん、と呼ぶ声は楽しそう、というか、
どこか猫がじゃれてるみたいに聞こえた。]
はい。
仲間が多くては…、
食事に困るでしょう?
[ね、と僅かに冷えた温度の声を乗せるが]
というのは、まあ、冗談半分で…、
そういう存在の必要性を感じていなかったのもあります。
ほかのお方はわかりませんが、
わたしは…、人の情念、思念、怨念が
長い月日を経て形になったようなモノ。
ですから、きっと、多くはいないのでしょう。
こうして、自分のことを話すのも
とても久方ぶりです……
ああ、でも
どうか、わたしの顔を見て…
わたしの正体を口にはしないでください
[それが人の耳に触れては、とてもとても
危険なことになってしまうから。]*
……?
ありがとう。
こっちか!
[
受ける怪異と受けない怪異は
居ると思うけど。個人差ってヤツ。
[今日の朝飼育小屋付近を見ていたのは
スズの様子を確認してたからだったが、
特別に変わった様子は見られなかった。
わざわざ声に出したりはしないけど。]
… あ? 寒いのってもしかして。
[キミのせいかよ。と声色に込めた。
今朝がた
ん〜? オレは普段は、猫と仲良しだからね。
蝙蝠もだけど。
たしかに…って、
雪女って何食べるの?
[ふわりと僅かぞくりとした温度を感じる。
成る程、雪女か。]
情念、思念、怨念 か。
じゃあ最初からそういうモノなんだな。
[キャラソニア出身者も産まれた時からそういうもののはずだ。あの口調からでは増やされたというわけでもなさそうだし。
── 元人間は、結局オレたちだけなんだなと思って、緩く口元だけで笑った。]
へえ。
…よく解んないけどオッケー。
ま、自分でも気を付けるコトだね。
[意地悪をするのが嫌いな訳でもないけれど、
他人を害する事が好きな訳でもない。
特に、独りぼっちの怪異には。
スズが居る事を知った時、
困るから排除しようと思わなかったのは、主にこの辺りが原因だ。 そんな事、決して口にも声にものせないけれど。
(そして、ハンターは自業自得で正当防衛だと思っているのでこの範囲に当てはまらないのだ。)*]
[素直に進む方向だけは変えてみたが、一向に九生屋にたどり着きそうな気配はないが本人は気づいていない……]
………
[殺意を纏って的外れな方角へ。
精神的な迷いだけは無く進んでいる。
そうしながら、攻芸はどこからともなく聞こえる声の会話を黙ってきいていた。]
吸血鬼がもう一体?
[殺す対象が増えたのか?]
そっちの声も吸血鬼だったのか?
なぜ日本語を知りながら
吸血鬼を知らない。
[攻芸は勉強ができる方ではない。勿論地理も苦手だ。世界地図のどこかにキャラソニアとかいう国があったとして、勿論自分が知らないだけだという可能性を見ていた。]
………
[絶滅危惧?
的外れな方角を進みながら眉根を寄せる。
そんなことを言われている国があるのか?
モグリなのか?]
[気配がまた別の方向へと向かう。
なんだか面白かったので、にゃふふと笑い声ひとつ。*]
いや〜、本物だなァ。
日本語を吸う……
[攻芸の知らない芸当であった。]
………
[本当に吸血鬼なのか?
確かめる必要が出てきたが――]
どこだ……!
[攻芸は九生屋の居場所へ向かうつもりで、或いは新しく増えた声の主であるキャラソニアという場所から来た誰かを探すべく、神森市を彷徨っていた。]
????
[聞けばもう一人の女の声は雪女のものであるらしい。
では、先程の吸血鬼という言葉をしらない外国人(多分)もますます怪しくなってしまった。]
………
[増えた蝙蝠であるところの攻芸は、確かに学園周囲を霧、あるいは蝙蝠の群れのような姿を変えて飛んだことがあった。噂になっていたらしい。]
俺は九生屋とは友達だが仲間じゃない。
俺が九生屋と勝利を目指すことはない。
[端的に九生屋に返答をする。
攻芸にとっては、仲間とは共に勝利に立ち向かえる者であるらしい。]
ねこにゃんじゃない。
こーにゃんと呼ばれている。
[最初は嫌がったあだ名だが、もしかするとアホなのか、自分で訂正をしておいた。]
[九生屋のようなひなたぼっこさえも可能な吸血鬼(
ともかく、日光で攻芸の肌は灼けていた。
肌を隠す服装であれば、日光をあびて一発でサラサラの灰になったりは現状していないことは九生屋の恩恵かもしれないと攻芸は考えている。
実際のところはなにも知らない。
なるようになったことが全てだからだ。]
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