295 突然キャラソンを歌い出す村3
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[>>50 静かに息を吸って吐く。]
ははは、そうさな。 貴様の薄皮一枚程度の厚み、という感じだな。
[いっそ寒気すらする爽やかな笑みを浮べてから] その座りきって壊死した肝と軽い脳に叩き込んでおけ このうつけが!!
[きれいなグラデーションを描いて邪悪な笑みに変わった。] [素直な謝罪と、この辺にいるのかの問いに 僅かに凄みを落として答える。]
ああ。部下が職務放棄したのでな。 俺自ら監視に来た。
(64) 2019/05/02(Thu) 21時頃
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[>>49 スピーカー越しの願いに 邪道院は黙ったまま。ただ鋭い視線を画面に投げていた。]
[タメ口には小さく、ほう、と不機嫌な声を零したが、 すぐに相手は敬語に変わった。セーフ。ノーカンだ。
画面に向ける鋭い目は、細めたまま。
切れかける通話。 閉ざした口を開こうとした矢先に、戸高の怒鳴り声が飛ぶ>>58]
[先程まで五月蝿かったのが、静かになったと思っていたら 急に怒鳴りだしたのだ。意識の外にあったせいで珍しく素直に驚いた。目を見開いて、怒鳴り駆けて行く戸高の姿を見る。>>58]
(65) 2019/05/02(Thu) 21時頃
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[スマホからは、六合の声が続いている。>>63]
―――は。聞けんな。
凡庸な誠意では、と言ったよな。 時間を作れ、六合攻芸。
[その傲慢な命令は届いたかどうか。 切れた通話に、スマホを仕舞うと 邪道院も戸高を追うように走り出した。]
(66) 2019/05/02(Thu) 21時頃
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お前が俺の車に勝手に乗っただけだ。
[走る戸高>>74へ追いついて、礼など言われたものだから邪道院は眉間に皺を寄せた。礼の割には不機嫌な声だ。普段であれば誠意が足りないと凄む所だったが、面倒だったのでやめておいた。 何せ今も走っているのだ。今日は何かと体力の要ることばかりしている気がする。]
他にも探させる。 お前が先に見つけたとしても 絶対一人で向かうな。 [部下達には連絡済だ。六合が言う事を聞いていれば、 そのうち見つかるはずだ。 ぶん殴る、とは言っていたが相手は吸血鬼である。 素人相手では無理だぞ、と忠告して。]
(78) 2019/05/02(Thu) 22時頃
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[叫ぶ戸高に眉間に皺を作る。 今日一体彼に何回同じ感想を抱いただろう。 「うるさい」のである。 …それでも、その苛立ちには理解が出来る。 確かに今走らされている自分も苛々している。]
[叫ぶだけかと思いきや、殴りかかりに行く>>77のだから、邪道院はまた素直に驚いた。 こればかりは吸血鬼の脅威を知っているか、知らないかの違いかもしれない。邪道院は相手が最高位の怪異だという事を知っている。(それでも顔を本気で二次元すると言うのだが。)だから、まさか本気だとは思っていなかったのだ。]
(90) 2019/05/02(Thu) 22時半頃
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[六道の傍に、宇津木の姿が見える。 何の手段を使ったのだろうか、本気でたどり着くとは思わなかった。よもや怪異の手を借りたとは、邪道院に思いつくはずも無い。 眉間に皺を寄せて睨みつける。]
[鋭い視線の先をすばやく宇津木から六合へ。 彼の様子を確かめるように、ぎろりとぎらついた目を向けた。
「時間を作れ」とは言ったが、 もし戸高の身に危険が及ぶなら 無理やりにでも引き剥がさねば成らない。]
(92) 2019/05/02(Thu) 22時半頃
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貴様がここに居る事への処分は 後にしてやる。
こっちに来い。 下がれ、宇津木孝之。
[せめて咄嗟の行動を移しやすい位置に。 視線は六合へ向けたまま。 自分の後ろに来るように顎だけで指し示す。
まさか一般人が二人も居るとは。 静かに舌打ちし、状況の悪さに傷の残る手を握る。]
(94) 2019/05/02(Thu) 23時頃
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ふん、その減らず口含めて 処分を考えねばならんな。 明日の朝日が五体満足で拝めることを感謝しておけ。 俺の気分次第では、暫くはその機会も無くなると思え。
[冗談交じりに隣に立つ宇津木へ、鼻を鳴らして吐き捨てる。視線は六合に向いたまま。最高位の怪異の脅威を舐めようとは思っていない。
本来であれば、戸高をすぐにでも引き剥がすのだが、これは褒章だ。自分よりも早く六合へ言いたいことを口にした戸高>>58への、「彼の気の済むまでは六合へ自由にさせる」という褒章だ。 六合と戸高の様子を監視しながら、宇津木に短く問う。]
…それで。吸血鬼には会えたのか。
(103) 2019/05/02(Thu) 23時半頃
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ジャーディンは、攻芸にアンコールした。
2019/05/02(Thu) 23時半頃
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[視線はまだ六合に向いている。 この場では、宇津木の無謀さを咎める事はしなかった。]
そうか。 …気になることはあるが、 今はそれを考えている場合ではないな。
[>>102 口元を覆う様に、眉間の皺を深くする。 あがる声はただの唸り声だ。やはり、もう時間はあまり無い。 六合が下がれば、邪道院は一歩、二歩と歩みを進めた。]
(114) 2019/05/03(Fri) 00時頃
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――神森を治める者として、 貴様の最期を見届けに来た。
始末はどうやってつける気だ。 六合攻芸。
[赤茶の瞳はまっすぐ反らさずに。 ただ己と戦い続けている六合へと向いている。]
(118) 2019/05/03(Fri) 00時頃
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さあな。 殺し方にもよるだろうが 少なくとも、何らかの痕跡は残すものだ。
[>>127 飢えに耐える六合に語らせるのは酷かと、宇津木へ視線を向けないまま口を開く。逆に理性を引き止める手段になるのなら、まだしもなのだが、果たしてどうだろうか。六合の様子を監視している。]
(130) 2019/05/03(Fri) 00時半頃
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[牙を生やして笑う顔>>135に、目を細める。 怒りではない。 失望でも、絶望でもない。 深く、暗く。それでも静かな色がそこに乗っている。]
…そうだな。
[震えも無ければ、声色が変わるわけでもない。 ただ答える言葉は短かった。]
(143) 2019/05/03(Fri) 01時頃
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ああ。わかった。 用意しよう。
[六合の願い>>136に、確かにひとつ頷いた。 無理ならいい、という言葉には静かに首を振る。]
………。
[ふと、視界の端に八家本の姿>>139に気付いた。 ぎろ、と一度怒気の混ざった視線だけを送る。 邪魔をするな、とでも言いたげに。]
(145) 2019/05/03(Fri) 01時頃
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[部下に連絡を取って、学校近辺の人よけを頼む。 そっちの方が六合にもありがたいだろうと判断して。]
朝までは、学校に人は寄せないようにした。 体育館は好きに使え。
そう言ったからには、 耐えて見せろよ。六合攻芸。
[はしゃぐような声>>142に六合に問う。]
だそうだ。アレは入れていいのか。
[今も相当の吸血衝動を耐えているはずだ。それでも負担を背負う気なら、なおのこと耐えろ、と言うしかない。]
(150) 2019/05/03(Fri) 01時半頃
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ほう。自覚はあったか。 結構なことだ、「おっさん」。
[隠し通す事を諦めた八家本>>154へ、 邪悪な笑みを浮べて言う。戸高>>153のおっさん呼ばわりに乗ったのはただの嫌味だ。堂々と職務放棄をかました事を忘れては居ない。]
いいや、許さん。
六合攻芸は、この通り耐えると言った。 体育館までこの状態を維持。 身をすり減らしてでも死に物狂いで耐えさせろ。
この俺が、その願いを通したのだ。 二度も背けばどうなるかはわかるな 背くのは許さん。働け。
[怒りの乗ったドスの利いた低い声で、横暴な命令を飛ばす]
(162) 2019/05/03(Fri) 02時頃
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[戸高と違い、銃を降ろせとも言わない。 吸血鬼の脅威を知っている邪道院は、そこまで舐めては居ない。
むしろこれは、厳しい処罰に等しい。 深夜勤務を強いている。 「最高位の怪異相手に、朝まで現状を維持しろ」 という、ブラック過ぎる命令だ。]
(165) 2019/05/03(Fri) 02時頃
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[銃口を降ろせ、と言う 戸高と宇津木>>153>>169の方へと声をかける。]
怪異はお前達が思う程甘くは無い。 六合自身も分かっているだろう。 これは保険だ。お互いの為のな。
ただ、願いは通す。 俺が叶えさせてやる。
[視線は前に向いたまま。 ぎろりと赤茶の目にぎらついた光を灯す。]
(172) 2019/05/03(Fri) 02時半頃
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期待以上の働きが無い限り、 今日の愚行、一生残る罪過と思え。
泣いて喜ぶがいい、俺の期待は天まで高いぞ。
[嫌味に嫌味を重ね、執事めいた動き>>171に苛立ちの残る視線のままふん、と鼻を鳴らし。] [六合の礼>>157には、視線を反らさずじっと見るのみ。]
[やがて、体育館への人よけの確保できたルートの確保が出来そうであれば、その旨を皆に伝え、邪道院は学園へ向かう車へと向かって歩き出していった。**]
(176) 2019/05/03(Fri) 02時半頃
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…あー。そういう頭ね。
[何を言っても「吸血鬼=殺す」なのだろう。会話にならないと判断し、諦めた。]
別に。馴れ合ってたから殺したのが意外だっただけ。
[元人間(吸血鬼絶対に殺すマン)と純粋な怪異と異世界人だ。そしてボクはずっとどっちにも入れなかった半端者だ。成り立ちもバラバラ故に理解できない部分も多いのだろう。]
まぁ、アンタが直接手出ししないってだけ
ありがたいよ。誕生祝アリガト。
[棒読みだった。]
>
理解した。面倒だなぁ。
[然し半分人間だった頃も碌な関係を築いていなかった。きっと何になっても何処へ行っても似たようなものだ。]
言われなくても。
絶対死んでやるもんか。
[ミタシュの声色は何処か取り繕ったものに聞こえた。何か企んでいるのかもしれない。然し貰ったものはありがたく使おうと思う。貢がれる事には慣れている。催促しなければ恩を返す事も無いだろう。]
……応援アリガト、オネエサマ?
/*
じゃあパパはキャラソニア人にしよ(便利)
そいえばミタシュの眷属になっててもなってなくても良いんだけど、既に半分血が入ってたからどうなるんだろう?的な…吸血鬼界について初心者でごめんね
≪食べたいなら、食べちゃえばいいのに≫
[魅了を乗せた音波で煽っていくスタイル]
……そうね。
折角眷属にしたのだもの。
死んだら、 …勿体ないわ。
[寂しい、と口にしそうになったのは…何故だろう。
それと、]
(オネエサマ、ね…… もし妹とかいたら、この子くらいだったのかしら。)
[そんなつもりでは言っていないだろうが、何となく思う。
純正ブルー族は見た目の成長が遅い。
メイよりは自分の方が年上かな?と推察していた。
性別誤認は続行中。]
/*
わあい またキャラソニアが縁故の坩堝に。(もう芝しかない)
わたしもそもそも眷属って何だろうね? って感じだし、イレギュラーを良い事に都合良い感じの後付けにしてもらって良いんじゃないかしら!
|
[帰りは再び戸高と一緒になった。 いつもの事とはいえ戸高の存在が五月蝿い(※友である)のと、移動がてら八家本へ吸血鬼の情報を共有するかと思ってそちらに乗ろうかと思っていたが、邪道院は六合の願い>>190を通し、横暴を通しはしなかった。 願いの理由を後で気付く。そういえば自身は右手に傷を作っている。わかりやすく餌の匂いがするのだろう。]
[…それがどこまで魅力的かと言う事を、 邪道院は真に理解をしていない。
土地の力を吸い上げて実る果実に、土の質は重要だ。 千年使い倒した邪道院家の土より、あの学園の土は勝っている。 己に宿る信仰は、グロリアのそれには遥かに劣る。 それをある意味、重く置き過ぎてもいた。
そして、怪異の鼻と食欲を、真に理解できては居ない。 出来る筈もないだろう。怪異の身体ではないのだから。]
(218) 2019/05/03(Fri) 16時頃
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― 車内 ―
[静かな車内。寝ると大あくびをした戸高が、そう時間も無いうちに自分からなあ、と声をかけるものだから、ぎろ、と凄む目を送る。 有言実行しろと言いたげだが、相手は目を瞑っていた。]
[八家本が作った弾は、 邪道院に知られないように作られたものだ。 だから、その弾の性質を。 彼を生かす方法がある事を、邪道院が知る由もない。]
………。
[問い>>198を出した彼は既に眠ったように見えた。 だから邪道院はその問いに答えなかった。]
(219) 2019/05/03(Fri) 16時頃
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[己の右手の傷に、包帯の上から静かに爪を立てる。 思いの外深い傷には、簡単に鋭い痛みが走る。
今のは甘えだと。己を罰するように。 己を律するように。]
(220) 2019/05/03(Fri) 16時頃
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[走る車にキャラソンが流れ始める。
この世で一番歌が似合う場所なんて シャワールームと車の中と相場が決まっているのだ。
ならば流れるに決まっている。]
(221) 2019/05/03(Fri) 16時頃
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♪ Standing at the forefront (この高みに立ち続ける) Even if limbs are crushed (その手足が潰れようとも) All I can do is hold on (この地に強く、立ち続けるだけ) Hold on… (そう、強く)
(222) 2019/05/03(Fri) 16時頃
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♪ 暗闇遠く生死の狭間 煙に消ゆ果てを睨む 全てが色褪せてしまう前に 痛みさえも追い抜いていく
輝かしかったものでさえ この手で壊していくんだ もう二度目はありませんように 願いでもなく刻み付けて All I can do is hold on, hold on
[痛みと疲労を身体の底に抱えながらも それでも、眠ることはしなかった。 赤茶の瞳は今、ただ前だけを向いている。*]
(223) 2019/05/03(Fri) 16時頃
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― 神森学園・体育館 ─
[起こす前に目を覚ましたので、 意味合いは目覚ましというより、9割暴力に近い 邪道院流アラームは使われずに終わった。]
[バスケに混ざる気は無かったので そのまま体育館奥のステージ端に腰をかけた。 端であるのは六合への配慮だが、 ステージ上に居るのは純粋に自分は高いところに居るのが 当然だと認識している為である。]
[夜だから、という訳だけではない。 学校周辺を人避けされた体育館は、 まるで世間から切り取ったように静かであった。]
(243) 2019/05/03(Fri) 19時半頃
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[>>231やがてやってきた戸高が、 ウォームアップをしながら、思い出を語り始める。
なんと言うこともない。 どこにでもある、どこにでもいる人間の 青春のアルバムであった。]
[それを五月蝿いと一蹴するわけでもなく、 相槌を返すわけでもなく。
ステージ端のピアノを見つければ、 おもむろに、けれど自然に、そして静かに弾きだした。 邪道院は今、その美しい青春のBGMになる。
片手だけのリフ。同じフレーズの繰り返し。 戸高の思い出語りは、ピアノの澄んだ音に乗っている…]
(245) 2019/05/03(Fri) 19時半頃
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