280 【半突発】茨姫の眠る町で
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
|
たいへん、たいへん、たいへん!
(0) 2018/08/02(Thu) 00時頃
|
――それはもう、100年も昔の話。
(#0) 2018/08/02(Thu) 00時頃
この町にある、大きな城。
其処に生まれた姫、「キャサリン」。
彼女は誕生のお祝いに、この国のあらゆる土地に住む魔法使いから、
贈り物をもらい、幸せに生きる筈でした。
11人の魔法使いの贈り物を受け取った時、
突如、そこに宴に呼ばれなかった13人目の魔法使いが現れ、
怒りをあらわにこう叫んだのです。
「私を招かないなど、良い度胸をしているな!
貴様らに与える幸せなどない! 運命を呪うがいい!」
そして、13人目の魔法使いは、生まれた子、キャサリンに呪いをかけたのです。
「15歳の誕生日、彼女は紡錘に刺されて死ぬ」と。
それを聞いた12人目の魔法使いは、その呪いを書き換えます。
「姫は死なない。100年の眠りにつくだけだ」と。
(#1) 2018/08/02(Thu) 00時頃
そして、15年後、この赤煉瓦の塔の天辺で。
忌まわしくも、呪いの通り、姫は眠りに落ちてしまいました。
城は薔薇の蔓や棘で覆われ、誰も入ることが出来ないほどに。
キャサリンはいつしか、「茨姫」と呼ばれ、
眠る城もいつしか、「荊の城」と呼ばれるようになりました。
年月が経つ毎に、彼女の存在は曖昧になり、
100年が経過しようとしている今、その真偽は誰も分からない。
けれど、キャサリンは今も眠り続けているかもしれません。
今も、王子様を待ち続けて――。*
(#2) 2018/08/02(Thu) 00時頃
|
[ むかしむかしの、ものがたり。 ]
(1) 2018/08/02(Thu) 00時頃
|
さて、それはそうと。
この町では毎年開かれる夏祭り「月光祭」。
今年もあと2日で開かれることとなります。
この町の大通りは、賑わいを増しています。
露店を開いたり、芸をしたり。
それを楽しみにする住人や旅人たちも多いでしょう。
さて、今年の月光祭。
いったい、どうなるのでしょうか――?*
(#3) 2018/08/02(Thu) 00時頃
|
― ビアンカ宅 ―
[ 朝の光が射し込む、ある夏の日。 ビアンカ・メルツァーは何時ものように、 店に置く焼き菓子……クッキーを作っていた。
かまどの火がゆらゆらと揺れる。 そこで焼けたクッキーは、多少色ムラはあるが、 そこがまた美味だと評判らしい。
ただの宝石店だと味気ない、と。 初めはほんの趣味で始めたことだったが、 今では宝石店の傍らに置いてあるクッキーが、 老婆の店のちょっとした名物にもなっていた。
程なくして、クッキーは焼き上がる。 それを見た老婆は、思わず笑みがこぼれたのだった。
……――今日は、焼き色が良い。** ]
(2) 2018/08/02(Thu) 00時頃
|
/*
村建てが声を掛けていた方々(3名)の入村を解禁します。
村建てから伝えられたパスワードを入力し、入村してください。
3名の入村が確認された後に、パスワードを解除し、飛び入り参加を募集します。
お早めの入村、宜しくお願いいたします。
(#4) 2018/08/02(Thu) 00時頃
|
【人】 紐 ジェレミー くぁ……かったりぃ。
[くせ毛をかき上げ、男は眩いばかりの陽光に目を細めた。]
ああ、そろそろ祭りか。うるせぇったらありゃしねぇ。
[大通りからは歓声が響いてくる。祭りを心待ちにした華やかな喧騒が、生ぬるい風に乗って届く。……男は、ふん、と小さく鼻を鳴らした。 男、ジェレミー・バーナードがこの町に辿り着いたのは、ほんの数週間前のことだった。 とはいえ、ジェレミーは幾度も住処を変えてきた無頼漢。住み着く気などは毛頭ない。ただ、次の住処を探すほどの路銀も、稼ぐ「宛」も、今のところはからっきしだ。 宿屋の主人にはまた頭を下げなければならない。これ以上ツケを溜めるなら追い払われかねないだろう。]
(3) 2018/08/02(Thu) 01時頃
|
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2018/08/02(Thu) 01時頃
|
― とある古書店 ―
[ 北大通りの外れ、あまり掃除の行き届いていない古書店があった。 店主の青年は緩慢な動きで古書の整理をしている。 2日後、この町で一年に一度の夏祭りが行われるのだが、 青年はその祭りに出す出店の商品を選んでいた。]
あーっと……あれと……これは、まぁ持ってっても大丈夫でしょ。 祭り関係、歴史、おとぎ話……祭りの流れで売れると良いんだけど。
[ 青年の選書は、店的にも市場的にも価値の低いものばかりで、 その中から祭りに関連していたり、子供受けしそうな物を選んでいた。 雑に言ってしまえば在庫処分なのだ。]
はぁー……これ残ったら持って帰るのも面倒だよなぁ……。
[ 青年のため息で空気中の埃がチラチラと舞った。 **]
(4) 2018/08/02(Thu) 01時頃
|
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2018/08/02(Thu) 01時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/08/02(Thu) 01時半頃
|
[ 老婆の焼いたクッキーは、いくつかある紙袋へ。 4,5個ほど入ったクッキーの袋。大体6,7袋くらい。 それを詰めたら、手提げバスケットに入れる。
出かける前に、やらなきゃならないことは、もう一つ。 窓際の植木鉢に、水を与えること。 山に流れる、1ヶ月に2度汲む小川の水。 それが、大きく開くピンクの花の栄養になっていた。
バケツに溜まっている水を、柄杓で少しずつ花に与える。 随分と、慣れた手つきで水をあげていた。
ふと、その隣にあるインテリアが目に入る。 紫水晶の原石。 紫に白が混じる置物。ただし、 只の置物ではなく、これは不思議な力があり、 時折老婆もこの紫水晶と心を通わせている。 人だけでなく、石にも魔術は宿る。 老婆は、それをよく知っていた。 ]
(5) 2018/08/02(Thu) 16時半頃
|
|
[ さて、花への水やりを終わった後。 そろそろ、店へ出かけようか、と。 老婆はバスケットを片手に外を出ようとし、 ふ、とその手が止まる。
そういえば、暫く読んでいない本があった。 なんてことはない、ガーデニングの手法を、 魔術を使わずに育てる手法を懇切丁寧に載せた本、 「園芸百科 ―魔術を使わずに育てる―」。
本の状態も悪くないから、売るかあげるかしようか、と。 祭が始まってしまうと、混雑するだろうし。 老婆はその本もバスケットに入れ、扉を開ける。
朝の光が、肌を包み込む。 それなりに心地よかった。* ]
(6) 2018/08/02(Thu) 16時半頃
|
|
― 北大通り・古書店「緑園の冠」前 ―
[ 老婆はそこに至るまで、歩いていく。 途中出会う人は、よく見る人。 そして、あまり見ない人……旅人もいた。
挨拶されれば、にっこり笑って返そうか。 そして、老婆は古書店前へ辿り着く。 ]
……こんにちは。 まだ、ちょっと早かったかしら?
[ 老婆は、少しだけ扉を開けて、そう呼びかける。 もしかしたら、まだ開店していないかもしれない。 まあ、その時は後で来るまで。 開いているならば、遠慮せず入りたいが、 さて、どうだろう。
……ひとまず、店の中にいる青年と、 相も変わらず汚れている店内は目に付いた。** ]
(7) 2018/08/02(Thu) 16時半頃
|
|
― 北大通・古書店「緑園の冠」店内 ―
[ 商品の選定もあらかた済み、後はゆっくり出店に出す 古書を運びやすい様にまとめておこうか。そう思いながら 腰に手を当てぐぐっと反り凝った体をほぐす。 すると、店の扉の方から、品のある老女の声がした ]
あぁ、こんにちは……おや、確か「Roze」のご婦人。 早いっちゃ早いですけど、問題ありませんよ。 出店の準備をしてたんで、普段より埃っぽいんですけど、 良ければどうぞ、入ってください。
[ にこりと、緩く笑むと青年、ベネットは老女の為に 適当な椅子を探し用意した。 常連の中には年老いた者も多い上、そうでなくとも、 鑑定に時間がかかることもあるので 簡単なテーブルと椅子は元から置いてあるのだ。 **]
(8) 2018/08/02(Thu) 19時半頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/08/02(Thu) 19時半頃
|
― 自宅 ―
[ 今年も、この時期がやってきた。 そう、今の季節は夏。 モニカ・アーベントには楽しみにしていることがある。
それは――…… 隣町で毎年開催されている夏祭り「月光祭」。 モニカは毎年この時期になると、月光祭を楽しみに日々を過ごしている。 ]
今年もやっと、この日が近づいてきた!!! ずっと楽しみだったんだよね…!
[ 普段は家族や友人と一緒に行くのだが、あいにく今年は皆の都合がつかず一人での参加となる。 ]
こういうお祭りって、知り合いといろいろ喋りながら見るのが楽しいんだけど……まあ仕方ないか。 帰るときに何かお土産でも買おうかな。
(9) 2018/08/02(Thu) 20時半頃
|
|
[ そういえば、と記憶を辿る。 確か去年は、のみの市で食器を買った。 少し古めかしいものや歴史がありそうな物品が大好きなモニカは、骨董市やのみの市を見つけると長い時間物色し、気に入ったモノを片っ端から買い込んでいく癖がある。
……なお、家族も皆そういった性格であるので、これは確実に遺伝だろう。 ]
去年は食器買ったなぁ…。 良い感じのお皿を見つけたのよね。 今年は何買おうかな…。 屋台もいろいろあるから一日中飽きないし、ほんと最高!!!
[ ちなみに、屋台だと去年はオレンジのジェラートが一番のお気に入りだった。 ]
どうせだったら準備してる所も見たいし、今年は数日早めに行ってみようかな?
[ 祭り当日に地図は入手できるが、先に目星をつけておいたほうが効率良く回れる。 いかんせん当日は人が多く、場所の確認にも手間取るだろう。
モニカはそう考え、それなりの貯金と必要な荷物を用意し、家族に早く向かう旨を伝えて家を出た。 ]
(10) 2018/08/02(Thu) 20時半頃
|
|
―南大通り・茨の城前―
[ 仕事を探すには、人通りの多い場所が手っ取り早い。何かしらの依頼を受けようと、大通りへ歩き出す。 ジェレミーの仕事は多岐にわたる。迷子探し、浮気の調査、暇人の話し相手、詐欺じみた占い、ちょっとした力仕事、喧嘩の仲裁……ともかく、身一つでできることなら何でもいい。 ふと、少々古臭い造形の、薔薇に包まれた城が目についた。 ]
……待ち合わせにはちょうどいいんだがなァ。
[ そびえ立つ赤煉瓦の塔を仰ぐ。薔薇の棘は閉ざされた窓を覆い隠し、何かを守っているようにすら思えた。 ]
別嬪のお姫様でもいりゃあ、口説いてみるのも悪かねぇ。
[ そんなのがいればの話だが、と肩をすくめ、高くなりつつある日の光に目を細める。 休憩でもしていくか、と、広間に向かった。 ]
大衆向けに広間だけは入れますよーってか。いかにもな観光地だねぇ。
[ 歩きながら、ポケットの中の貨幣を確認する。まだ、今日の食事代くらいは何とかなりそうだ。 ]
(11) 2018/08/02(Thu) 20時半頃
|
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2018/08/02(Thu) 20時半頃
|
[ こんにちは、という青年の声 >>8に、 老婆はにこり、と笑ってみせる。 ]
……ごめんなさいねぇ。 こちらも店があるもので、どうしても。
[ なんて、返せば、入店を薦められる。 それでは、と遠慮無く。老婆は店内へ。 ベネットの店へ足を運ぶのは、月に3,4回程度か。 店内に置いてある椅子に腰掛け。 老婆は一息つく。 ]
……出店の準備。忙しそうね。 ベネットさんは、今年は何を出すの?
[ そんな、他愛も無い問いかけを投げかける。 なんなら、お話しのお供にクッキーもいかが、 と、バスケットの中の紙袋を一つ掲げながら。* ]
(12) 2018/08/02(Thu) 20時半頃
|
/*
事前連絡頂いた3名の方の入村の確認がとれました。
鍵を開放し、飛び入り参加を募集します。
なお、開始時期は【参加者が全員埋まった日の23:00】です。
集まらなかった場合でも【8月6日の23:00】に開始します。
その日の【22:30】に人数の確定を行います。
飛び入りを4名募集しますが、早期に埋まった場合は2名ほど飛び入りを追加するかもしれません。
みなさんのご参加を、お待ちしております。
(#5) 2018/08/02(Thu) 21時頃
|
ビアンカさん、貴女ならいつでも構いませんよ。
[ からからと笑いながら答え、老女が椅子へ腰かけるのを 慣れた手つきで手伝うとベネットは反対側へと回る。 老女の問いを受けながら >>12 冷えた夏バテ防止の茶を用意した。 ]
ふふ、Roseの忙しさに比べればぜんぜん。 今年も、まぁ重要度の低いあたりで売れそうな 本を幾つか、ですかね。 ビアンカさんの所はどうされるんですか?
[ 氷の入ったガラスのポットからグラスに茶を注ぐ。 木彫りのコースターに乗せ、ビアンカに差し出した。 *]
(13) 2018/08/02(Thu) 22時頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/08/02(Thu) 22時頃
|
あら、あら。 よろしいの?
[ クッキーのバスケットをテーブルに置く最中。 夏には有り難いプレゼントを頂く。 そんな台詞を返しながらも、>>13 老婆は遠慮せずに、その冷茶のグラスを手にする。 折角だし、いただいてしまおう、と。
忙しさは敵わない、と言われれば、くすり、と笑う。 本来ならばこんな老婆よりも、 若いベネットの方が忙しくなっててもいいのに、ね。 なんて、頭によぎってしまって。 ]
……重要度。普段売れなさそうな所から。 っていうところかしら。 祭だものね。人が来れば繁盛すると思うけど。
[ そう言って、冷茶を一口。 ]
(14) 2018/08/02(Thu) 22時頃
|
|
[ 『ビアンカさんはどうするのか』>>13 そう尋ねられると、その目の黒が大きくなる。 ]
……私? やぁねえ。 こんな老婆に出来る事は少ないわ。 お祭りではしゃげる年でもないし、ね。
皆が楽しんでいる所を見る。 私には、それで充分よ。
[ ビアンカの店は、月光祭の日は、休む予定。 かといって、出店をする訳でもなし。 少しだけ、離れた所で見守る。
彼女にとっては、それで充分だった。* ]
(15) 2018/08/02(Thu) 22時頃
|
|
―茨の城・広間―
……さて、どうするか
[ 祭りを楽しむほど若くはないが、祭りと言えば稼ぎ時だ。 喧嘩も起こるかもしれない。迷子や失くしものは当然増える。力仕事も入用になるだろう。 広間を見渡すが、朝だからか人はまばらだ。 ]
涼むのは終いだ。いっちょ稼ぎに行くか。
[広間を後にしようと、ふと、石碑が目に留まる。 そこには、掠れた文字でおとぎ話が綴られていた。 「それはもう、100年も昔の話」──……と。 ]
塔の上で眠るお姫様、ねぇ……。まぁ、俺ァ王子様なんでガラじゃねぇがな。
[ ひととおり目を通したが、肩をすくめてその場を立ち去る。 口説き文句ぐらいにはなりそうだ、と、頭の隅には置いておいた。 *]
(16) 2018/08/02(Thu) 22時半頃
|
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2018/08/02(Thu) 22時半頃
|
―町外・街道―
[ しばらく歩くと、巨大な赤煉瓦の塔が見えてきた。 ]
お、見えてきたね…! やっぱりあのお城、遠くから見てもすぐ分かる。 大きいよなぁー。
1年ぶりに来たことになるのか。 …ふふっ。今から当日が楽しみになってきた!
[ 『ロゼッタ城』、通称『茨の城』。赤煉瓦の塔の存在感により、遠くからでもその城の存在は目視できるだろう。 歴史的な建物が好きなモニカは、月光祭の度にロゼッタ城へ向かう。 薔薇の棘等に囲まれた城だが、広間までは自由に入ることができる。 祭りの喧噪から離れたそこは、モニカにとっていつも祭りの休憩所になっていた。 ]
到着ーっと。 さて、まずは…
[ 町に到着したモニカは、ここ数日お世話になるであろう宿を探すことにした。 *]
(17) 2018/08/02(Thu) 22時半頃
|
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る