35 WWV 感染拡大
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あ……?
[ヴェスパタイン>>3に向けられた微笑み。 一瞬とはいえ、酷く優しげに見えたその表情に、小さく口を開けて凍り付く。 すぐにその表情は元に戻り、そして、問い返される。 答えるより先に、照明の電源が落ちて]
……わかる訳、ないじゃない……異常者。
[暗闇の中、弱々しく震える声で、ようやくその一言を絞り出した]
(6) 2010/10/31(Sun) 01時半頃
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[互いに一言呟いた後は、沈黙が落ちる。 微かに聞こえる、雫の落ちる音。 今なら手負いの相手も逃げられないだろうと思ったものの、動けないまま無為に時間を過ごす。 やがて、周囲は再び明るくなり]
他の何処かで……か。
[結局、自分は生きている。 ヴェスパタインの方も、致命傷という訳ではないようだ。 傷口に触れるようすを目を細めて見ていたが、不意に近付いて鋏に指を通し]
…………っ
[引き抜く方向へと、力を籠めた]
(14) 2010/10/31(Sun) 02時頃
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[ずるり、と鋏が抜ける。 肉と擦れるようなその感触は、余り気分のいいものではなかった。 手は溢れだした血に塗れ、更に紅く染まっていた]
なに……? ちょっと、なに言ってるの?
[男の左眼から窺い知れる愉悦。狂気。 そう、何も感じていなかったのではなく――悦んでいたのだ]
あ、あんた……それ、どういう……
[こちらに向けて差し出されたメス。 殺せ、と言葉を重ね迫る様子に、少女の体は震えだした]
あ、はは…… やる、やってやるわよ……!
[その手はメスに向かって伸ばされ。 しかし握り締める事は出来ず、ぽろりと取り落とす。 再び顔を上げた時には、はっきりと怯えの混じる表情で、ヴェスパタインを見詰めていた**]
(23) 2010/10/31(Sun) 03時頃
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―廊下/ヴェスパタインの研究室前―
[言葉の威勢とは裏腹に、一度落としたメスを拾い上げる事すら出来ず。 視線はヴェスパタイン>>27に吸いつけられたように動かない。 帰りたまえと促す声にも反応出来ないでいると、血に塗れた手がこちらに近付いて]
ひ……っ
[頬を滑るぬるりとした感触に、絞り出したような悲鳴が出た。 赤色は筋となって、少女の頬を異国の化粧のように彩る]
うあっ……どうして…… あたし、どうして……
[鋏を握ったままの手は持ち上がらない。 再びヴェスパタインに向かっていく気力はなく、かといって傍らのケイトに振り向ける感情も持たぬまま、ふらりと立ち上がり何処かへ歩き始めた。 頬と右手には、未だくっきりと紅が残る]
[どこかからメインプログラム>>@1の無機質な声が聞こえていたが、内容は頭の中を通り過ぎるばかりであった]
(39) 2010/10/31(Sun) 22時頃
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―廊下―
[呆然とした表情でしばし彷徨っていたが、クスクスと笑う声>>38が聞こえて立ち止まる]
誰かしら……?
[警戒する訳でもなく、ただ虚ろな表情でそちらに目をやった]
(41) 2010/10/31(Sun) 22時半頃
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…………?
[視界に入ったのは、血に塗れた――自分以上に返り血に染まった、男>>42]
な、に……?
[彼の体を染める血は誰のものか。 放送をきちんと聞いていれば事態の把握は容易だったはずだが、混乱したまま彷徨っていた少女からすれば、また別種の混乱に放り込まれただけであった]
あたし? あたしは……何を?
[自分の事を聞かれても、整理がつかず鸚鵡返しにする。 そして、頭の中に浮かんだ単語を、説明にならないままで口に出す]
殺す……殺され……そう、殺そうとして。
(45) 2010/10/31(Sun) 23時頃
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[ユリシーズ>>48は手が届かないくらいの距離で立ち止まった。 首を傾げる仕草をぼんやりと見詰める。 男を染める赤色。誰か一人の血なら、きっと致命傷に違いない。 それなら、今平然と目の前に立っている、この男は―― ようやく、思考が現在に追い付いて]
そう―― こ、こ、殺そうとしたのよ!
[ユリシーズに向けて、血に染まる鋏を構えた。 緊張で酷く声は上擦り、呼吸は前にも増して荒くなる]
あ、あんたはどうなの? 殺す側なの?
[それを聞いてどうするのか、自分でもわからないまま問いを口走った]
(53) 2010/10/31(Sun) 23時半頃
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好きで殺した訳じゃない?
[ユリシーズ>>56の言葉に首を傾げ]
ああ、そうか……『処分』、したって訳ね。 オスカー……『博士』を真っ先にやるとは思わなかったわ。
[今更思い出したというように頷く]
これは……この血は、ヴェスパタインのよ。 彼はまだ、死んでない。 そう……レティーシャ、死んだんだ。
[低い声にも特別反応を見せる訳ではなく。 むしろこの場で聞かされた二人の死に思いを馳せるように、少しだけ瞳を伏せる]
(65) 2010/10/31(Sun) 23時半頃
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[>>57 お姉様、と声を掛けられたのは、そんな時だったか]
あんたは……ホリー?
[視線は自然、紅く濡れたリボンの方へと向く。 それが何の色であるか、こちらの目には明白だが、ホリーはいつものように微笑んでいる]
あんた……ねぇ。 よく見なさいよ。これは何?
[首を傾げるホリー>>58に見せ付けるように、紅く染まった鋏を向けた]
(66) 2010/10/31(Sun) 23時半頃
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あんたね……
[警戒心もなく近寄るホリー>>70に、向けるのは苛立ちの眼差し]
痛い目見なきゃわからないのかしら?
[刃先に向けて伸ばされる指先。 鋏を開く。 そのまま閉じれば、指を挟みこめる位置]
(74) 2010/11/01(Mon) 00時頃
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……そうなの? 事故、かなにかだったのかしら。
[ユリシーズ>>73の曖昧な返事に、向けるのは残念そうな顔]
別に……疑ってたからした訳じゃない。 本当は、誰でも良かったんだけど―― そうね、ヴェスパタインには、切り刻まれてばかりで癪だったから。
[問いに対する答えは、要領を得ていたかわからない。 ただ、後者に対しては明確に違うと言えた]
……何?
[ホリーを見てユリシーズが上げた声を聞き、鋏の手を開いたまま止める]
危ない、とでも言うつもり? 案外優しいんだ。
(78) 2010/11/01(Mon) 00時頃
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――ヴェスパタインよ。 でももうすぐ、あんたの色も混じる。
[刃先に触れる手。>>79 刃を少女の肌から離さぬようにしながら引き下ろした。 力を籠めはしなかったものの、皮膚を切り裂くくらいの勢いはあっただろう]
(81) 2010/11/01(Mon) 00時半頃
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[ユリシーズ>>82の言葉に動きが止まる。 鋏を持った手はだらんと下ろしたまま。 視線はホリーを見詰めていて、彼の表情には気付かない]
そう……殺してやろうと思ってたわ。 あたしが――死ぬために。
(87) 2010/11/01(Mon) 00時半頃
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[鋏を握る。 カチン、と金属の立てる高い音]
ユリシーズ。だからあたしは、今だって。
[鋭い切っ先を、今度はホリーの喉元へ向ける]
そのためなら、殺してやりたいと思ってるのよ?
[瞳を細め、微かに唇の端を持ち上げる。 血液を眺める少女>>85に向かって]
そう、それはあなたの血。 これから、もっと見せてあげる。
(88) 2010/11/01(Mon) 00時半頃
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そうよ……。 だから、何だっていい。 あたしの息の音を完全に止める手段があるなら――
[ユリシーズ>>91の声にからかいの響きを聞きとるも、苛立ちは抑えて答える。 しかし、制止の言葉を掛けられれば]
どうして? 生きてても――生かしておいても仕方がないじゃない。 こんな風に狂わされて。
(96) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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[ホリー>>92をじっと見る。 けれど彼女からは、悲しそうな表情を返されて]
何よっ! 生きていれば幸せ……? そんなのは、痛みを知らないから言える事でしょう? 頭の中に幸せしかないあんたには、わからない!
[鋏を握る手に力を籠める。 ぷつり、と、小さな血の粒が浮かぶくらいまで。 それでも――彼女が向ける尊敬の眼差しは、変わらないのだろうか]
(97) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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現実……。
[ユリシーズ>>101の言葉に、唇を噛む]
それなら、どうして…… あたしには、与えてくれなかったの……?
[それはこの場の誰かにぶつけても仕方のない呟き。 瞳はふっと遠くを見詰めていたが、鋏を掴む気配にはっと意識を戻して]
ホリー? ちょっとあんた……
[頬を上気させた顔を見て、たじろいだように体を引く]
『助けろ』、って……お父様、オスカーがそう言っていたの? それは――
[こちらを見詰める瞳。一点の曇りもなく見えた]
(108) 2010/11/01(Mon) 01時半頃
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――それは、オスカーが望んでいる事を、一緒にして欲しいって言ったのよ。 オスカーはきっと……まだ、死にたくなかったから。 一緒に自分の命を助けて欲しいって、言ったんだわ。
[答えてから、ホリーの手からそっと鋏を引き離し。 彼女の肩を押しやって距離を置こうとする]
でも、あたしにとっては――違うの。 あたしを『助けたい』のなら、わかって。 その瞳を――こっちに向けないで。
[彼女の思考は、全て制御されたもの。 頭で理解していても、目と目を合わせれば湧き上がる感情が先行してしまう。 意を決して振り切るように、ユリシーズに向き直り]
本当に。 殺して、くれるの?
[嗤う彼の顔を、下から見上げた**]
(109) 2010/11/01(Mon) 01時半頃
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