20 Junky in the Paradise
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──どこいくの?
[不満そうに顔をしかめて。 逃げる男を追いかけようと、マーゴから手を離して、 立ち上がればそこで、時計が鳴り響きだした。]
あれ。
(61) 2010/07/14(Wed) 23時半頃
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これ、誰が死ぬか分からんよう。夢見がちの方が良かったのかなぁ 俺自害したほうがいいのかしら? いまデフォルトのままスティブソなんだけど
(-26) 2010/07/14(Wed) 23時半頃
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たす、け、
[恐怖に震える千鳥足で走るから、椅子やらテーブルやらにぶつかり、はね飛ばす。 壁も、天井も、ワインボトルも。全てが今のヘクターにとっては恐怖の対象。]
あ、サイラス!!
おい! 起きろよ、スティーブンがやばい!!
[そんな中で浮かび上がるように、見知った顔を見つけて駆け寄る。だが揺すり起こそうとしたその体は……すでに冷たい。]
そ、んな、嘘だろ……?
[彼の死因が薬物の過剰摂取によるものか、それとも誰かに殺されたのか……。そんなことは今のヘクターには判断できず。]
うわぁあああああ!!
[逃げ出した先は、元の大広間。]
(62) 2010/07/14(Wed) 23時半頃
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邪魔してるのは何時だって自分なのにね ほんと莫迦なんだから
[スティーブンの言葉を聴けば呆れて呟くも、 問いにはヤニクを見詰めて瞬く]
アタシ? ふふっ 悪魔に天国は似合わないでしょう?
女王様の犬とは遊び足りなかったし 冥府の犬と遊びにいこうかな
[云うも冥府が何処に在るのか知る筈はなく、 伸ばされる手に気づけば手指を伸ばして触れる]
心配して呉れるの? ほんと変なヒト
(+67) 2010/07/14(Wed) 23時半頃
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[ヴェラがぼそりとつぶやくのにも、 不思議そうに首をかしげる。 悲鳴が上がるのも、音楽の一部の様。]
さっきまで、
二人とも
同じことして
同じもの見てたのに。
[壊れた時計。燃えた壁、焼かれた肉。 壊れた身体。ぶちまけられた胃の中身。 そこら中に散らばっている赤い血液。]
(63) 2010/07/14(Wed) 23時半頃
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そろそろお開き、でしょうか?
[正気に戻りつつある――或いは、元々正常ではなかった――面々を見ながらぽつりと呟く。 視線は悲鳴を上げる男の――最期に見た記憶のある男の行く先を追った]
(+68) 2010/07/14(Wed) 23時半頃
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……足りないのかな。
(*16) 2010/07/14(Wed) 23時半頃
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[薬で保っていた体調は、現実に帰れば失血により目の前が暗くなって思わず窓枠に手をついた。掴んでいたガラスが肉に刺さる。 時計の鳴き声もヘクターの叫び声も耳にうるさく、脳みそを揺らす。
目を凝らして見えるのは、走るヘクターと佇むスティーブン。 意味不明なものに対する不快感は体の底から上がってきて息苦しさに変わる。この場から逃げ出したい。そう思っても足が動かないのは血が足りないからだろうか。
この場から逃げられるのならば― 掌の肉に突き刺さるガラスを、今一度見つめた。 室内で呟くスティーブンに]
死んでる、とは思わなかったから。
[だから騒がなかったんだと、弁解するように返した]
(64) 2010/07/14(Wed) 23時半頃
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[狂った様に鳴り響く柱時計の音。 まるで澱んだ時が一気に流れ出すかの様に、 溢れかえる時の氾濫が齎す混乱]
キレイだわ とても キレイ
ホウカイの音が聴こえる 壊れて イク
[ノーリーンの呟きは恐らく予想通りなのだろう。 残る人間は少なく時は動き出したのだから]
最後は華やかだといいのに
(+69) 2010/07/14(Wed) 23時半頃
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嘘だろ、なんでここなんだよ……。
[走った先は、逃げ出したはずの大広間で。自分が来た方向に走ってしまったということに気づけずに、嫌な汗がだらだらと流れる。]
ループ、してる……?
[ならばマーゴも生き返っては居ないかと。ささやかな希望を込めて見やった先は、先ほどと変わらぬ地獄絵図。]
あ……。
[酒を飲んだ翌朝のように、ぽつり、ぽつりとよみがえる記憶。 自分が蹴り壊したのはなんだったか。殴ったのはなんだったか。炎の中には誰が居たのか。自分が抱きしめたとき、サイモンは、まさか。]
……なぁ、スティーブン。
[ぽつり、問うた。]
……殺したのは、マーゴだけだよな?
[願うように。確認する。]
(65) 2010/07/14(Wed) 23時半頃
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墓荒らし へクターは、風来坊 ヴェラの言葉を聞いて、すがるような視線を向けた。
2010/07/14(Wed) 23時半頃
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あの人ハ──どうなるんだろう?
[生者たちの混乱と恐慌─一因は自分の死体にもあったりするのだが─を見つめながら呟いた言葉は、マーゴに向けられたのか否か。]
[触れた手をそっと、けれどしっかりと繋いだ。自分の意志でこの手を離すつもりはなく。]
(+70) 2010/07/14(Wed) 23時半頃
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いざとなったら自害!自害! しつつもガラスをどっちか二人に投げる気も満々。 美しくないね!
(-27) 2010/07/14(Wed) 23時半頃
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そうですね。 永遠に、傷痕として残るなら。 ――きっと、消えてしまった方が。
[マーゴの言葉を耳にして、それに返すともなく呟いた]
(+71) 2010/07/14(Wed) 23時半頃
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ループかわゆすwwwwwwwwww ちょっとツボにはいったwwwwwwwwww
(-28) 2010/07/14(Wed) 23時半頃
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女王様を蹴ってたのも? 犬だったのも?
覚えてないの?
… … 虫はもう大丈夫?
[ふらふらとしているヴェラを見やり ただ、首を傾げて、 走り回るへクターをぼんやりと見ている。]
(66) 2010/07/14(Wed) 23時半頃
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何もかも、終わってしまう?
[3人の生者をただ見ているしかできぬまま。]
(+72) 2010/07/14(Wed) 23時半頃
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[見回す、いや、見回したつもりはないけれど目に入る。 黒く焦げた少女の遺体、原形をとどめないぬいぐるみ、得体の知れないぐちゃぐちゃ、……目立つ赤。]
……おなじこと、って、なに。
[目を閉じるとすぐに襲いかかってこようとする何体もの化け物たち。どうにか耐えたくて薬を探す。先ほどの薬はまだ残っているというのに、摂取したての強烈な感覚が消えてしまえば、それはただ精神の不安定さを煽るだけの効き目しか持たない。]
(67) 2010/07/15(Thu) 00時頃
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[繋がれた手を見て三度瞬くも解く事はなく、 ヤニクの言葉に喧騒の方へと顔を向ける]
また誰か来るんじゃないかな だってみんな未だ醒め切ってないみたい
スティーブンがこないとイイけど
[呟きはスティーブンの死を願わぬからなのか、 彼との再会を望まぬからなのかも曖昧]
(+73) 2010/07/15(Thu) 00時頃
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[殺したのは、殺人犯はスティーブン。 その認識は事実のように脳に刷り込まれてゆく。 震える手に握るガラスはぶれて、炎を反射してキラキラと輝く。
これで、殺せば、助かるのだろうか。殺されることは無いのだろうか。 スティーブンの言葉を思い出す。 帰って行った人たちはみんな死んでしまったのか。 誰がいたか思い出そうとしても頭は働かず、出てくる映像は― 誰かの首を絞める、自分の映像。 思わず頭を振る。]
違う、殺してないっ 俺は殺してないから、きっと。
[きっと周囲の人間には判らぬ言葉を吐き出して、 >>66聞こえてきたスティーブンに噛みつくように言葉を返す]
覚えてる、覚えてるけど 虫を潰そうとしたけどっ
(68) 2010/07/15(Thu) 00時頃
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でも俺は人を殺してないよな?誰も殺してないよな?
[女の首を絞める映像が頭から離れない。立ち止まったヘクターにも同じような縋る視線を向けて]
(69) 2010/07/15(Thu) 00時頃
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ヘクター辺りは既に傷がいたそう
[ 脅え ] [ 逃げ ] [ 惑う ]
カラダは一番無事っぽいのに
[ノーリーンの言葉に返すともなく、 ヘクターの様子を眺めて呟く]
(+74) 2010/07/15(Thu) 00時頃
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……もうちょっと早く、スムーズに動けたら良かったかな……。 始動が遅くて申し訳ない。
(-29) 2010/07/15(Thu) 00時頃
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[疑問に猫背の男は、酔っ払いが記憶を手繰るように 指を、ひとつひとつ──ゆっくりと折りまげる。]
いち、にぃ……さん……、…
[そこまで数えて、途中でやめ、 床で"寝ている"ものを見まわす。]
… それじゃ、数が、あわないね。
[見下ろした手のひらは殴ったときにか、 赤くなっている。]
大丈夫、へクター? 顔色悪いよ?
(70) 2010/07/15(Thu) 00時頃
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アタシを殺したのはスティーブンだけど… 可能にさせたのはアナタなのに
忘れちゃったの?
[スティーブンが穿った痕の他に傷痕はないけれど、 ヴェラに首を締められた事も今は覚えている。 聴こえぬ声を囁く声音は酷く優しくて微かに愉しげ]
(+75) 2010/07/15(Thu) 00時頃
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おなじことって、違う、俺は、そんな……
パーティだって言われたから来たんだ! みんなでクスリ決めて騒ぐ、いつものやつみたいな、邪魔の入らない場所で!!
[叫ぶ。めちゃくちゃに声を張り上げて。]
俺は違う、俺はなにも……っ!!
["殺してないよな"、と隣の男も同じことを問うているのが聞こえる。ああそうだと肯定しようとして。彼が自分が水をかけた相手……マーゴと共にいた相手だと、気がつく。]
……う、あ、ちがう、お前だって、マーゴを……!!
[誰も信じられないのではないかと、狂った頭は恐怖に駆られる。]
マーゴのこと、血まみれに……!!
(71) 2010/07/15(Thu) 00時頃
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ヤニクは―――終わらない方がイイ?
[生きる者達を見て零されるヤニクの言葉に、 ゆらりと首を傾けて彼を見詰めた]
(+76) 2010/07/15(Thu) 00時頃
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……そうだ。
俺がここに来たことなんて、誰も知らないんだ。
[ドラッグパーティに行くなんて、軽々しく人に話すことではない。 バンド仲間も今日のことは知らない。サイモンも、サイラスも、居なくなってしまった。]
……二人とも、居なくなれば……!!
[力の強そうなヴェラから? 狂気をはらんだ視線が二人を行き来する。]
(72) 2010/07/15(Thu) 00時頃
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おなじこと?
[疑問に返り血のシャワーを浴びた男は、 床を見回して、壊れた時計を見て 背中から"折れた"ように見える身体を見て 首を傾げた。]
─── 覚えてないの?
[そこにいる二人に、黒い眼はたずねる。]
(73) 2010/07/15(Thu) 00時頃
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おぼえて、ねーよ!!
[叫んだ声は、悲痛。]
(74) 2010/07/15(Thu) 00時頃
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どうしよう^^^^
(-30) 2010/07/15(Thu) 00時頃
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