158 雪の夜に
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[人間は、人を殺す事と人を喰らう事を、 往々にして混同するものだ。]
(*11) 2013/12/29(Sun) 02時半頃
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嬢ちゃんに、何を重ねてる?
[悲嘆にくれるように、顔を覆った女に問うた。]
(76) 2013/12/29(Sun) 02時半頃
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[問いかけに、女は覆う手の隙間から旅人を見上げる。]
―――…、
[答えてはいけない。 素性を町の誰かに知られてしまえば、 船に乗っていられなくなるかもしれない。]
…名前も知らない…人殺しの女だ。
[罪を赦されずに、全てを奪われ処刑された石の姿。]
……あたしの…母親さ。
(77) 2013/12/29(Sun) 02時半頃
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[そして、老人の告白に女は絶句する。 そして、ああ、と零れた吐息はどうしようもなく、 ただやるせないような感情のせいだった]
……あなた、だったの。
[弟の正体を暴いたのは、 再び湧き上がりそうになった問い、 けれどもうそれは無意味だ。
本能的に気づいていた。 あるいは信じていたといえるのかもしれない。 ――彼にはそんなつもりはなかったのだ、と]
(78) 2013/12/29(Sun) 02時半頃
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[滲んだ双眸から、頬を伝い落ちていく。 その生ぬるい水が何か、思い出すのに時間がかかった。
語られる言葉はなんて残酷なのだろう。 もう取り戻せないほどの時が既に流れている、 その苦い後悔を再び味わわせるものだ。
けれど――、 溢れるこの涙は後悔でも絶望でもなかった。 痛みを伴うけれど、もっと温かで柔らかで]
……ティム、ごめんなさい。
[自分はずっとこの町をことを、忘れてしまいたかったのだ。 悲しみや辛い記憶と共に、優しい思い出までも葬ることになるとしても。
けれどそれは出来なかった。 女は結局、切り捨てるにもしがみつくにも、 どっちつかずだったのだ。 無為にただ、時だけが流れて]
(79) 2013/12/29(Sun) 02時半頃
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ありがとう、
……ね、あなたが待っていてくれたこと、 嬉しかったわ。本当よ。
[握る手に、何かを押し付けられて、 眠りに老人の目蓋が閉じるのを、女は見つめていた。 零れるものはとまらぬまま、蒼の瞳は柔らかな形を描く*]
(80) 2013/12/29(Sun) 02時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/12/29(Sun) 02時半頃
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[何故、人狼は人を襲うのだろう。 人間を憎むような理由があるからなのだろうか。 それとも単純に生きて行くため、人が動物を殺して肉を食べる様に、人間を食べないと生きていけないのだろうか。 それとも他に理由があるのだろうか。 人狼が、生きていくために必然的に人間を襲わねばならないとするならば。 その事を責める権利はあるのだろうか。 それがもし、自分と全く関係のないところで起こった出来事であれば…、仕方が無い事だと、そう思えるのかもしれない。
自分と関係が無いのであれば。]
(81) 2013/12/29(Sun) 02時半頃
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……成程。
[息をつく。 行きずりの旅人くらいにしか話せない話題だろう。>>77 外に漏れる心配がない、という意味ではうってつけだ。]
けど、あんたが今度の何を守ろうが、 それとこれとは同じにはならねぇだろ。
それでも良いって、思ってる?
(82) 2013/12/29(Sun) 02時半頃
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…そりゃそうさ。 でも―――…
[きっと女は、証明をしたかったのだ。 死んだ母親が生きて赦される未来もあったのだと。 少女を助けることで、自分に納得させようとした。
旅人の言葉は謎掛けのようだ。 段々女の頭の中は混乱していく。
"もしも"の話だった筈なのに、 目の前の男が、本物の人狼に見える。]
―――…なんだい? 何かを明かしちまいたいって顔してるよ、
(83) 2013/12/29(Sun) 03時頃
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…もう、今更隠すことでも…ないんじゃないかい? なあ、ヤニク…。
[覆っていた手を外して。 暖炉の灯で艶の乗った旅人の瞳を見つめた。]
(84) 2013/12/29(Sun) 03時頃
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[人間も、人間を殺す。 そう思うと、向けられるものが牙であったとしても、刃であったとしても、結局相手に対して持つ感情は、然程変わらないのかもしれない。
ゆるす事は難しい。 けれど、人を襲わねばならない理由がある、という点においては、そういった感情を向けられながらも生きなければならない事を憐れだと思ってしまう気もした。]
(85) 2013/12/29(Sun) 03時頃
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[人狼は何処までが人間で、何処までが人ではないものなのだろう。 人間を襲っても、そこに罪悪感等は覚えないのだろうか。 勿論、それぞれの性格にもよるところではあるのだろうが…… ]
……
[誰が悪いのだろう。 そんな事をぼんやりと考えるが、結局答えを得る事はできないまま。 ただ、壁の向こうの2人の無事を祈った。**]
(86) 2013/12/29(Sun) 03時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/12/29(Sun) 03時頃
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知って、意味がある事だとも思えないけどな。
――人間の悪い癖だぜ?
[なお悪いと解っていて、知りたがり、言いたがる。 同じ形をしているから、あるいは、していなくとも、 理解が出来るかのように思い込む。]
[肯定はホレーショーの襲撃への関与をも認める行為だ。
手を伸ばすと、女の細い首に指が触れた。 その爪は、いつの間にか鋭いが、まだ痛みはないだろう。]
(87) 2013/12/29(Sun) 03時頃
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……――俺は、
正体を知った人間を生かしておいた事はないよ。
(88) 2013/12/29(Sun) 03時頃
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/* 訳:セレスト襲撃セットしました */
(-41) 2013/12/29(Sun) 03時半頃
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/* 何人かヤニクとくっついた事あるけどやっぱこいつイケメンチップですね… (全く関係ない話
(-42) 2013/12/29(Sun) 03時半頃
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/* 村でここまで喋ったのも久し振りだったし、久し振りに村も建てたんですが… 実は人狼騒動はまともに参加できたのは私が始めてRP村に入った村以来でした。 その時も狼はヤニクだったね…それがあるのでなんか人狼騒動といえば狼ヤニクみたいなイメージがちょっとあるのでした。
(-43) 2013/12/29(Sun) 03時半頃
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/* 中身予想が合っているとしたらまた俺が喰う展開か、 って思うと腹筋がピンチ */
(-44) 2013/12/29(Sun) 03時半頃
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[謎掛けのようだった旅人の言葉が解かれていく。 ああ、やっぱり。 謎が解けて靄の晴れていく頭の中でそう思う。 悲鳴は零れない。 首に手を伸ばされても、不思議とこわくはなかった。 ただ、動くことができなかっただけかもしれない。
目の前の男は同じ姿のように見えるのに、 人間ではない―――…人狼だった。]
(89) 2013/12/29(Sun) 03時半頃
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―――…そうか。
[これが―――…辿りついた、答え。 そのまま爪で裂かれるのだろうか、 女は、ヤニクを見上げて、眉を下げて笑った。**]
……なあ、
(90) 2013/12/29(Sun) 03時半頃
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……これを最後に、もう船乗りは襲わないでくれ。
(91) 2013/12/29(Sun) 03時半頃
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/* 投票どうすらばわからない件
(-45) 2013/12/29(Sun) 03時半頃
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[ヒューの瞼が、ひくひくと動いた。]
……?
[薄目をあけた。一瞬の混乱。 周囲で人間が、慌しく働いているのが分かった。
――船のなか。 嵐だろうか。 起きなければ――
それが、慣れた暮らしを思い出しただけの短い夢に過ぎないと、ただの錯覚であると、あっけなく知る。 ここは、水面に浮かんで揺れることはない、陸に建てられた診療所の一室。 働いているのは、医者達だった。]
(+31) 2013/12/29(Sun) 03時半頃
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[うつろに視線を彷徨わせ、ホレーショーと同室に入れられているのだと気が付いた。 彼は無事だろうか。怪我の具合はどうだろう。 無事でいて貰わなくては―― それらを確かめる事も叶わず、視界は医者達の腕で遮られた。 何かを、噛まされた。 体が押さえつけられている。 括られているのかもしれない。]
ふ、
[息が漏れる。困惑する。 大声はあげられなかった。 *上げられたのは、苦しげなうめき声だけ。*]
(+32) 2013/12/29(Sun) 03時半頃
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[目の前の人狼に、襲わないでくれ などと 言えるはずがなかった。
だって、
女は、
あの小さな人狼の少女を、自警団に差出したのだ。]
(-46) 2013/12/29(Sun) 03時半頃
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[へなりと眉の下がる笑みに、結んだままの唇を弧にする。 音なく息で笑う。 暖炉の薪がぱちりと爆ぜ、それを映し込む青鉄の瞳が 濡れてあかあかと染まるのを、セレストは見ただろう。]
[飢えた獣は獲物に温情をもたらさない、 あるとすればそれは、速やかに抵抗を排して肉を喰らう技術、]
[間近の顔に口を寄せた。]
(92) 2013/12/29(Sun) 04時頃
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[喰い裂かれる苦痛と恐怖に、いつまで笑っていられよう。 教えてやろう、どうしようもなく解り合えない事もあると。]
[――例えばちょっとした手違いで、 喰われ、死にかけた女が一命を取り留めたとしても、 それは己が知った事ではないし、]
[捕食する本能が恍惚と笑みに彩る。]
(*12) 2013/12/29(Sun) 04時頃
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. さてね。
[なけなしの懇願すら―― 応える義理のないことだ。**]
(93) 2013/12/29(Sun) 04時頃
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―――…報いってやつかね…。
(-47) 2013/12/29(Sun) 04時頃
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/* ところで個人的に悪役はえろ気必須だと思うのですが、 自分がやるとなかなかえろ気が出ませんどうしましょう! */
(-48) 2013/12/29(Sun) 04時頃
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